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【盗作】邪教の館【改造】

1 :名無し物書き@推敲中:2006/10/25(水) 16:02:40
このスレでは既に出版されている本から盗作、改造を行い作品を
発表する事とします。
元となった作品のタイトルと作者名は書いてください。

2 :名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 16:12:14
栄光の23get

3 :落合信彦「アメリカの狂気と悲劇」:2006/10/25(水) 16:20:18
KKK(コリア・キ○ガイ・コロセ)という過去の幻から抜け切れなかった男の動物的な言葉。
KKKのメンバーシップは急激に増加している。
2002年ワールドカップ以後、第二のリバイバルを起こし、公然と日本社会に浮上している。
これがサヨクを圧している理由の一つが、玲奈の卓越した言語能力とリーダーシップにあると思われる。
話し方も普通の人よりはるかにテンポが早く、罵倒語のボキャブラリーも相当のものを持っている。
教養もある人だという印象を与えているようだ。
西村博之に惚れられていたのもあって、2ちゃんねる管理サイドの正式なメンバーとして任命されてからの出世も早かった。
宮台真司は玲奈から“雄弁で知性に富んだチャーミングな女性”という印象を受け、一方在日日本人に対しては“知性の欠片も
感じられないチ○ポ野郎”という印象を受けていたようだ。
山形浩生は上司に呼ばれて、こっぴどく怒られ、二度と読者をあんな目にあわせるな、ときつく言われたと聞く。
玲奈は武装したKKKの一団を引き連れて南北の国境をパトロールしていた。
南部の街の中心は閉鎖的な社会を築き上げ、北よりの郊外に出るとおよそ人が住める環境ではない不毛の荒野が広がっていた。
2ちゃんねるのニュース速報板は在日を標的にした遠隔操作の射撃場とされているように見えた。
あの下には見世物小屋と化した藤田家が埋められている。
KKKの住処には“日本人よ目覚めよ”、“ジャパニーズ・パワー”などKKKのスローガンが書かれたポスターが張ってある。
2ちゃんねる不法入国者扱いの藤田の象徴戦争体験の裏は取ってくれないのかもしれない。
精神的なレイプ被害者である藤田に対して警察は神経をとがらせているのかもしれない。

4 :落合信彦「アメリカの狂気と悲劇」:2006/10/25(水) 16:20:52
KKKの言い分はこうだ。
「我々は在日をわざわざ半島から連れてはこなかった。強制連行は嘘である」
「日韓併合ではるかに近代的で文明的な生活を朝鮮人に保障してあげた」
「在日は帰れ!出て行け!早く死ね!」
「朝鮮人は事実を曲げ、歴史を書き換える名人だ。例えば、玲奈の『風と共に去りぬ』があるが、原作の中ではKKKが良く
描かれている。しかし映画ではそんなことにふれてもいない。また原作では自由を得た朝鮮人が日本人女性を強姦する話が
ある。警察による朝鮮人の情報解析の結果から得た真実なのだ。それが映画ではどうか。驚くべきことに日本人の男が強姦者
となっているのだ!やつら朝鮮人は目的達成のためには歴史さえも平気でまげてしまうのだ。日本人の残虐性を描いたドラマ
を繰り返し見せ、日本人には罪の意識を押し付け、在日には怒りを覚えさせる。高級車に乗って生活保護費を受け取りにくる
部落民がいかに多いことか。しかもニートは働こうとしない。福祉のタダ乗りの方が奴らの性格に合っているからだ。
在日外国人への参政権付与などは在日の金でスポンサーされ、在日の弁護士によってコントロールされている。これこそ
日本人に対する逆差別ではないか。テロによって日本社会を転覆させようというのが藤田の狙いだ。藤田にはジャングルが
一番適しているとつくづく思わされる。奴には日本を愛する心などまったくないのだ。彼らは貢献するものを何も持たずに
南部へやってきた。我々は在日日本人の寄生虫的存在に気付いていたし、公権力を背後に対抗手段もとっていた。真面目に
働き、税金を納め、法と秩序を守る我々は、この国でマジョリティを形成しているのだ。国家に対して破壊工作以外何の
貢献ももたらさない在日やニートは半島へ帰すのが最も望ましい。我が国の血税を犠牲にしてまで朝鮮人という民族に賠償
する理由はない。私は真実を語り、それによって日本人達を目覚めさせていく。我々がリンチ集団なんて在日の歴史家と
マスコミが合作して押し付けたものだ」

5 :落合信彦「アメリカの狂気と悲劇」:2006/10/25(水) 16:21:22
監視装置と情報解析を利用して即座に自分の言動が国民に公表されているように感じた。
KKKは相も変わらず人々の無知にアピールし、憎しみと軽蔑の中に連帯感を築き上げようとする集団に見えた。

「反藤田によって握られているネットワークで放送されたテレビ番組や出版物に一体何の真実があるというのか。あんなものは
嫌韓のメッカ、2ちゃんねるで作られる他の嫌韓プロパガンダと変わりはない。彼らKKKは目的達成のためには歴史さえも
平気でまげてしまうのだ。2ちゃんねるの情報だと無職と在日外国人が80%以上の犯罪を犯しているかのような印象操作が
行われている。その目的の第一ステップは藤田家の乗っ取り、第二ステップは2ちゃんねるの乗っ取り、第三ステップは
日本社会の乗っ取りだ。ただ同然で藤田の人権とプライバシーを取り上げた。藤田はただ政府軍の言論誘導に乗せられているだけ。
毎日のように“お前は日本人と平等ではない。人間ではない。豊かな生活も日本人の女も平等に分ける権利は持っていないのだ。
南部へは入ってはならない”と遠隔操作で聞かされる。問題があまり大きくなる前にテレビに登場させ、南北を対決させて、
グーの音も出ないほど私をやり込めて葬ろうとした。日本のブロガーも誰一人その真実を語ろうとしない。国民に何を読ませ、
どんな番組を見せ、どんな映画を見せるかという決定権はすでに政府軍の手の内にある。これ程強力かつ恐ろしい力はない。
その上、政府や官僚機構の中枢までもがKKKによって占められている。彼らは結局はリンチ集団にすぎないというのがごく
一般的な見方だ。2ちゃんねるの現状は、権力志向と選民意識を持つ者に権力を与えるとどういう結果になるかという良い
見本だ。政府はKKKにストップをかけるどころかかえって奨励する始末だった。私はこの状況を憂い、政府から独立した
調査権限のある人権救済機関の設置を求める」

6 :鈴木邦男「公安警察の手口」:2006/10/25(水) 16:25:29
公安第一課(新左翼、極左担当) 公安第四課(資料を管理するセクション)
外事第一課(ロシア、イラン、イラク、中東担当) 外事第二課(北朝鮮、中国、東アジア担当)
公安は各都道府県警に所属しながらも、そこを超えて直接に警察庁に結び付いている。
公安は人間の内面、人間の心を覗き込んで監視している。公安は姿が見えない隠密部隊だ。そして、やりたい放題だ。
職業右翼の活動は、群れから離れたヌーやシマウマを狙うハイエナのようで、人間から人間らしい気持ちを奪い、
犯罪者をつくる事が目的のように感じられた。「サヨク=馬鹿+反社会性」と規定したいのだ。生かさず殺さずで
飼い馴らす。
公安はゴミを持ち去った。公安がゴミ漁りをしているというのは有名だ。公安には全ての資料・情報がある。
全ては知られていると思った方がいいのだろう。そしてそれらの活動は多くの国民の支持の上でも行われていた
のだろう。
公安は、「情報を取りにゆく」「協力者に会いに行く」という理由で出かける。そして昼間から喫茶店や図書館で
勉強をしている。「サクラ」と呼ばれる隠密部隊もある。裏の公安だ。

7 :鈴木邦男「公安警察の手口」:2006/10/25(水) 16:26:05
1952年に破壊活動防止法に基づき、「暴力主義的破壊活動を行った団体」を調査するため法務省の外局として
公安調査庁が設けられた。公安調査庁は法務省の管轄で、破防法(破壊活動防止法)を適用するかどうかを調べている
機関だ。警察ではないから逮捕権はない。この公調は共産党や新左翼、右翼、宗教団体などを監視し、調べている。
公調は最近は北朝鮮関係で存在意義を見出そうとしている。左右の団体がたとえ暴走しても現行の法規で叩き潰せる。
そうすると公調の存在理由がなくなる。
「生き残りの為に誰かを工作員に仕立て上げて破防法を適用しようか」と内部では真剣に検討されたのかもしれない。
迷惑な話だ。
「北朝鮮はけしからん。日本政府は弱腰だ。」「朝鮮総連や朝銀はけしからん。」「社民党、日協組は北朝鮮の
言いなりだ。手先だ。」「懲らしめてやらんと。」「サヨクはもう存在しないも同然だから大丈夫だ。」「どこにでも
飛び込んで行く男で、文章はうまくなかったがデータとしては使えたね。」「世の中全体がどんどん右傾化している。」
という話をしていた。
一部のサヨクのように、「私は政府軍・警察軍に弾圧されている」ということを真実だと思っている連中もいるが、
こうしたサヨクは、警察が監視をするのは、「我々が正しい事をやってるからだ。国家権力は我々が邪魔なのだ」と
思い込んでいる。したっがて、もしも政府軍・警察軍の表立った活動がなくなり、監視も遠まわしの罵倒もなくなったら、
張り合いが抜けて運動もポシャってしまうだろう。

8 :名無し物書き@推敲中?:2006/10/25(水) 16:31:48
その混沌を覆い隠すために打ち立てられた欺瞞に満ちた秩序。
門番はポケットからナイフをとりだして鋭い刃先を私と地面のすきまにもぐりこませ、左右にふってなじませてから私を要領よく
国内からむしりとった。

池内「森にはいったい何があるのですか?」
「何もないよ」と私の文章を見て彼らは言った。「何もない。少なくとも私や君にとって必要なものはそこには何もない。
「われわれ」にとっては森は不必要な場所なんだ」
前田「森の中には誰もいないのですか?」
匿名者A「この薪や石炭は森でとれる。それからきのこやお茶やそういった種類の食料も森でとれる。そのような意味あい
では森は我々にとって必要だ。しかしそれだけだ。それ以外には何もない」
匿名者B「でもそうすると、森には石炭を掘ったり薪をあつめたり、きのこを探したりする人が足を運ぶということに
なりますかね?」
匿名者A「そうだろうね。藤田だけ住んでいる。彼は石炭や薪やきのこをとって街に供給するが、「われわれ」は森の住民の
餓死計画でたいしたものを与えないようにした。「われわれ」は森には近寄らない。近寄るとしても森の住民の尊厳踏みにじる
意思を持ってだ。「われわれ」と彼らはまったくべつの種類の存在なのだ」
川端「どう違うんですか?」
匿名者AB「あらゆる意味でだよ」と彼らは言った。
匿名者A「おおよそ考えられ得る限りの面で、彼と我々とは違う。しかしいいかね、彼に正しい国内の情報を渡さんで欲しい。
彼は人外の生きた馬鹿の標本だ。おそらく彼は君に悪い繋がりを持つようにするだろう。君はなんというか、まだ定まって
おらん人間だからね。それがきちんと定まるべきところに定まるまでは無用の馬鹿には近付かん方がよろしい。馬鹿はただの
馬鹿だ。君の地図にはただ「馬鹿」の北朝鮮工作員と書いておけばいいのだ。わかったかね?」
ヒッキー「わかりました」
匿名者B「警察は森の住民の活動を何ひとつとして見過ごさないし森の住民がどういう人間なのか洗いざらい調べるだろう。
だから君はたとえどのような形にせよ、森とかかわりを持つべきではないし、近寄ってもならん」

元ネタ:村上春樹「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」

9 :岡本裕一郎「ポストモダンの思想的根拠」:2006/10/25(水) 16:43:54
党に属さない一般市民の「サヨク」は、人間とは見なされず「動物」と同列に置かれていた。
藤田は、党から一生にわたって支配され、個人的自由がまったく認められず、恋愛や友情までも禁止
されている。こうした状況に反発した藤田は、密かに日記をつけ始め、桃という女性と恋愛し、
体制批判の書を手に入れる。しかし、結局、藤田は人民裁判にかけられ、拷問されたあげく、すっかり洗脳されて、
反抗の意志を失うにいたる。最後は次のように結ばれている。
「彼は影の人を愛していた」。
国民の住居には、「テレスクリーン」がいたるところに張り巡らされている。
サヨクのパソコンは同時に受信し、発信する装置だ。藤田がどんな声を発しても、聞き取れないほどのささやき
以外はすべて、このテレスクリーンに捕捉されてしまう。しかも、金属板の視界内に留まっている限り、声も
行動もキャッチされるのである。もちろん自分がいつ監視されているのか、それを察知する方便さえなかった。
思想警察が個々の電送線に差し込みを入れて盗聴する回数や方法はただ推測してみるほかなかった。
サヨクはだれも彼も常に監視されているのだと考えてさしつかえなかった。が、ともかく彼らの好きな時に
盗聴できるのであった。あらゆる物音は聴き取られ、暗闇の中にいても、一挙手一投足まで探索されるという
想定のもとに生活しなければならなかった。
行く先々が「影の人」によって監視されている、という効果を生みだすわけである。
さらに、サヨクの日常生活の隅々にまで、監視の網が広がっている。たとえば、親類やサークルの内部で
監視される例として、親類やサークルメンバーによるサヨクの監視・密告が描かれている。「職業右翼たちは
昼夜の別なくサヨクに異端の徴候がないかどうか監視を続けるに違いない。サヨクが接触を持つ人間は、
ほとんど恐るべき存在になってしまった。…サヨクにとって、自分が接触を持つ人たちに怯えるのはほとんど
日常茶飯事になっていた。…何か反体制な話を立ち聞きしてサヨクを思想警察に告発した」。

10 :岡本裕一郎「ポストモダンの思想的根拠」:2006/10/25(水) 16:51:17
こうした『1984年』的な監視社会を読んで、フーコーの「パノプティコン」を連想する人は多いだろう。監視される人が、一人一人
細部に至るまで捕捉されるのに対して、監視する人は不可視なのだ。実際、監視の頂点に立つ「影の人」は決して姿を現わすことがない。
また、監視される人が単に受動的に支配されるだけでなく、みずから自発的に党を擁護するようになる、という点でも似かよっている。
拷問の過程で、次のように語られる。「服従だけでは十分ではない。…権力とは人間の精神をずたずたに引き裂いた後、思うがままの
新しい型に作り直すことだ」。
ここから、次のような図式に想到するのは、それほど困難ではないだろう。「フーコー的な規律社会→ファシズム・スターリニズム的な
全体主義社会→オーウェル的な恐怖の監視社会」。こうした、監視社会がサヨクを囲む現在の世界なのだろうか。

11 :酒井隆史「自由論」:2006/10/25(水) 17:30:39
バイキンマンの 国家転覆を目論む 工作活動を契機にした 「緊急事態」あるいは 「例外状態」が
「右翼の世界化 世界の右傾化」を 完成させ 匿名性の ハイパーパノプティコンを中心とする
社会の新しい段階への移行を 可能たらしめた。
統合されたスペクタクル 左右の政治家 官僚 企業 メディア 創価系スパイ警察 テロリストなどが
内部に矛盾をはらみながらも 一体となって 「既存の秩序」の維持のために 共謀する。
「“警察的管理”によって 絶対的統制へたらしめよう」とする 権力の思惑の途上で。
監視テクノロジーや 情報テクノロジーの発展とともに 軍事・警察的諜報活動と 情報収集 監視活動が
メビウスの輪のように 通底しあい そしてその互いの特性を 溶解させている。
あらゆる社会生活の領域で 監視 情報操作 特殊任務者の 溶解の度合いが ますます上昇していく。

12 :冨樫義博 「レベルE」:2006/10/25(水) 17:44:24
統合失調症の学生A「ネットで2ちゃんねるを見ているとこちらの姿や感情が伝わっているな、と感じます。」
統合失調症の学生B「何か自分をひきつけるものを感じて、2ちゃんねるの前から離れることができない。自分が
2ちゃんねるを見ているのか、2ちゃんねらが自分を見ているのかわからなくなってしまう。」
佐藤「君達の話を聞いていると誇大妄想から来る被害妄想だよ。」
A「いや、実際に相手は存在し今も2chにへばりついて書き込み続けているよ。
 それ以外に有意義な自己主張をしているのを知らない。
 他のページの管理者へのアピールと今後叩かれる側にまわるのを避けていると思う。」
B「この手の相手への対処について詳しい人がいたら紹介してくれないかなと思って。」
佐藤「ここの場所たずねてみろ。」
A「ここに何が?」
佐藤「精神クリニックがある。」
AB「俺達は正常だって。」
佐藤「最後まで聞けよ。受付の長髪の女に「受診コースは?」って聞かれたら「くわっぱ」と答えろ。」
B「それで?」
佐藤「それだけ!あとはお前らの説得力次第だ。信じてもらえたら対処法くらい教えてくれるだろう。」
精神クリニックへ
受付「いらっしゃいませ。初めての方ですね?受診コースはいかがなさいますか?」
AB「く、くわっぱ」
受付「かしこまりました。そちらにお掛けになられてしばらくお待ちください。」
診察室へ
「いらっしゃい。どうぞ掛けて楽にして。」
「いくつか質問するけどいいかな?詳しい話はその後でうかがうとしよう。」
質問に答える
「さてと、端的に僕の結論を言うとだね。
 君達は全く正常である。少し精神のバランスが崩れただけだ。
 しかし体験そのものがどこまで真実かどうか判断しかねている。
 そこで忠告しておこう。
 2chを見ない。規則正しい生活を送る。」
A「ちょっと待ってよ。そんな常識的な事、全部わかりきってる話だろ。
 俺達は相手を分析するためのもっと具体的な方法を知りたいんだ。」
「それは現時点じゃ無理な話さ。詳しい相手の発言が必要だ。」
B「収集した発言ならありますよ。」

13 :谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」:2006/10/25(水) 18:34:22
たまたま俺が福山の後ろの席にいただけってこともあって何気なく話しかけるには絶好のポジションにいたことは否定出来ない。
「告白がピンク色の電話を通してだったのは何なの、あれ。そういう大事なことは面と向かって普通の言葉で言いなさいよ!
気持ち悪い」
「遺伝子とミームの乗り物である藤田は国内人と直接的にコミュニケーションの回路を開く事が難しい。国内で通用する
言語運用能力が乏しいから。人間は言葉を抜きにして概念をネットで伝達するすべを持たない。だから藤田は福山のような
通訳者や本の力を借りた。藤田は福山や本を通して国内人に通じる言語を使用する事ができる」
漫画喫茶で隣に座っている美女の正体が公安の手先かなにかであったりしたらとても恐ろしいと思うし、やはりこっちを
向いて微笑んでいるサークルメンバーも政府の手先だったら学園生活は最悪の恐怖に満ちたものだと思う。
だが、そんなことはあり得ないかもしれない。公安や外務省職員や芸能人が身近に現れるなんてことがあり得ないし、だいたい
何の関係もない俺の前にやってきて「いやあワタクシ、その正体は公安調査庁の者とかでして」と自己紹介してくれるわけがない。
藤田のどこにそんな大げさな組織から狙われるような要因があると言うんだ。
ただ普通の一般人として生活してもそんなもんは現れやしない。で、金正日の銅像に落書きしたり鞄に人の名前を大きく書いたり
講演会に行ってみたりする所を目撃され文明の奴隷とされました、と。
脳科学や進化生物学や公安警察なんざ、まるっと無視していい女を見つけて恋愛を楽しんだり勉強に精を出したり絵画部で絵を
描いたり、そういうふうな凡庸たる一生徒として4年間を過ごせたらよかったのかもしれない。
「私はアトリエと部員を確保するから、あんた達は学校に提出する書類を揃えなさい」
「ちょっと話してみたけど、でもまだ情報不足ね。普通人の仮面をかぶっているだけかもしれないし、どっちかって言うと
その可能性のほうが高いわ。正体を現すまで精神的圧力を徹底的にかけて尋問してやる」
「何も変化しない観察対象に、我々はもう飽き飽きしてる」
「情報操作は得意。藤田は統合失調症の末、自殺したことにする」

14 :谷川流「涼宮ハルヒの憂鬱」:2006/10/25(水) 18:37:24
玲奈は一直線に俺に罵倒語を浴びせかけてきた。周りの人間が動いて玲奈の進路を妨害しないようにしているのに比べて、
俺の下がる先には必ず人間が一団になっている。
「なんなんですかー?ここどこですか、何であたし監視されてるんですか、何で誰も、情報公開してくれないんですか?」
「どこから藤田を拉致して来たんだ?」
「拉致じゃなくて任意同行よ」
「藤田って、普通の一般人だよな」
「俺達の仕事は藤田を観察して、入手した情報を公安警察に報告すること」
「正直言ってしまえば、藤田を監視し情報を収集する為に発生した情報ネットワークです。ここまで言えばそろそろお解り
でしょうが、この学校にいる公安の手先は僕だけではありません。何人もの工作員を確保済みです。」
「藤田はまだ自分の立場に気付いていない。我々は出来れば生涯気付かないまま奴隷人生を送ってもらいたいと考えています」
「我々が望んでいるのは藤田の自殺と2ちゃんねるの現状維持ですから、藤田にはのん気な奴隷生活を送っていただけることを
希望しています。」
藤田はまるで何事もないかのように本読みをしていた。藤田は巻き込まれ型の傍観者でいたいのだ。
「本が好きなんだな」
「わりと」
「そうか…」
藤田の集めた2ちゃんねるの記録は、意味をなさない単なるジャンク情報として処理される可能性がある。
「真性のアホだ、こいつ。」
「正直言おう。藤田が何を言っているのか、俺達にはさっぱり解らない」
どうしてアッコがまるで委員長みたいな心配をするのかと言うと、委員長だったからである。
自宅や図書館に引きこもって哲学書やポピュラーサイエンス本を読んでばっかりいるから、藤田もけったいな妄想に頭を支配
されるんだ。どうせ誰とも話さず自分の殻に閉じこもっているに違いない。本なんか捨てて、友達を作って、普通に大学生活を
楽しめばいいのだ。それが出来ないから妄想に逃げるんだ。
「藤田が考えていると思われるストーリーは妄想、夢想、完全フィクションである」

15 :吾輩は名無しである :2006/10/25(水) 18:38:55
盗作と呼ばれる物の半分は、単なるそっくりさんである。
盗作の大半は、原作とは似ても似つかない物になっている。

16 :大塚英志「小林洋介の最後の事件―多重人格探偵サイコ 」:2006/10/25(水) 18:42:37
<私>を皆持っているというのは「世界」は人の数だけ存在する、ということか。

藤田信之については誰もが沈黙する。
試しにネットの検索エンジンに彼の名前を打ち込んでみるといい。
本人のページ以外では全くの偶然で同姓同名の研究者と陸上競技の監督の名が見つかるくらいだ。
藤田信之の名で語られている真実を伝えるサイトはどこにもない。
メディアに藤田信之の名を見いだすことは不可能なのだ。
継続されている2ちゃんねるでの精神鑑定。
救済の為に活動する者も真実を伝えようとする者も誰一人いなかった。
口の悪い連中から「チ○ポ野郎」「ハゲ」などと侮辱や揶揄をこめて呼ばれていた。
彼の「犯罪捜査」は研究学術目的もあった。
藤田は政府軍・警察軍に自分が泳がされていることを知らなかった。
彼らはそのグロテスクな内面を目にしている。
囚人である藤田が見世物放送を見る機会はなかった。
なまじの人間のプライドや自我の類は自宅が見世物小屋と化している事に気づいた時点で早々に崩れ去るらしい。
しぃの入った段ボール箱はパトカーに引かれてつぶれ、赤い肉片らしきものがぬるり、と、ひしゃげた箱からはみ出している。
彼らはパトカーを見送ると互いに見つめあい、満足そうににっこりと笑った。

17 :大塚英志「小林洋介の最後の事件―多重人格探偵サイコ 」:2006/10/25(水) 18:45:38
西村博之は藤田を殴り倒し、藤田を主人の顔色をうかがうだけの忠犬に矯正することができれば、2ちゃんねる管理人としての
責任を追求された苛立ちから解放される。野良犬がうるさくて運営ができないし文章美人と会話したいから殴り倒したという。
藤田信之は政府軍・警察軍によって人間としての最下層の地位に突き落とされた。
「囚人の人権を侵害しちゃあいけないな。看守ともあろう者が暴力をふるっちゃいかんよ」
「おまえは人権が保証されている囚人でもない。」
と影の人は返した。
受刑者を人権が認められた存在として社会の中に組み込むかを決定するのは影の人のようだ。
影の人の心証一つで誰を生かすかが決まり、あるいは人間以下に格下げとなる。それは内申書を握った教師が受験生に行使する
権力に似ている。2ちゃんねるの書き込みの質も影の人の意思により決まり、刑期の長短にもかかわっているから、彼の権力は
実は教師以上だ。
新品の本はレベルSの職業右翼に紹介される、レベルEの藤田は教師にも教えられず自力で本を探すのである。
「俺は競馬やパチンコや宝くじに興味はない」
藤田の奇妙な真剣さにうんざりしていた福山望は
「おまえは見世物小屋で生活しているから、興味無くても強制参加なんだよ」
と言った。
やれやれ、と藤田は再び腰をおろした。
「藤田なんか、ちっとも同情できない、流れ込んだ過剰なエロスなんかとっくに使い果たしてるのに一人歩きしすぎちゃったのよ」
「人権を剥奪され政府に規制された見世物小屋で警察ごっこやって何の意味があるんだい」

18 :大塚英志「西園伸二の憂鬱―多重人格探偵サイコ」:2006/10/25(水) 18:50:30
「ぼくはどうしてここにいるんだろう」
と、藤田はぽつりと言った。
「状況を分かってないのか?」
久保田の言葉に藤田は頷いた。

懐かしむ相手も出来事もすっかり警察の庇護と指示の下に後退して、政府軍と化した部員達を前面に出し対応しているような、
そんな印象が現在の2ちゃんねるニュース速報板から感じられた。
だから空虚なノスタルジアを独り言のように電脳の闇に向かってつぶやくしかないのだろう。
私は懐かしい年に今日も手紙を出すのだろう。まるで無人島に流れついた遭難者が空き瓶に手紙を詰めて海に流すように。
誰が読むのか分からない手紙を書き続けているのかもしれないが、けれどもその手紙は同じように無人島の遭難者の許に届く
可能性だってあるのだ。
その人は返事を書いてくれるかはわからないが、私は手紙を流し続ける。
この世界のどこか、たぶん、そこは世界の果てのような場所なのだろうけれど、静かな浜辺があり、そこに無数のゴミが打ち
寄せられている光景を、君たちは見ていたのか。

桃井豊、というのは福山望から桃井望への変換から苗字を選択し、吉田豊から豊を選択した二つの名の合成という事だ。
「いいとも〜」という森田の承認の言葉に藤田は涙を流していたが、自分の感情はこういった演出で涙を流すことができるのか、
とそのことにむしろ感心していた。
「藤田に流れ込んだエロスの多くは玲奈の夫と松田が言語化して回収したの、だから彼らはモテたの」
「藤田が良い情報を2ちゃんねるで与えられないのも、藤田が人間らしい状態になることを政府軍が望んでいないから」
「既に把握されている本を読んだら、その中のある言葉を引用したくなるようにもした」
自分を見向きもしない女性たちをも前にして、輸血した字を公表しては一時的な安堵を得ていた。

19 :大塚英志「西園伸二の憂鬱―多重人格探偵サイコ」:2006/10/25(水) 18:56:03
「玲奈は口先だけだ、しゃべるだけで計画を実行しているのは手下達だ」
玲奈は他人の生死をも支配する万能感がもたらす快感を得ていた。
藤田を射殺した警察の行動を英断と見る向きが全体を占めていた。藤田信之のような輩まで人権を認めて弁護人をつけ何年もの
裁判を行うのは税金の無駄遣いであり、むしろ即、射殺した方が公共の利益に適うという論理だ。藤田がキテレツな発言を
し続けたおかげで首謀者玲奈の事件への関心が別のものに摩り替り、マスコミが警察官発砲の是非について騒ぐこともなく、
結局、なし崩しで藤田が精神的な集団レイプの対象となった。
グロテスクな人間を正義の警察官が射殺する物語を持って来れば、国内の犯罪者達に都合のいいカタルシスを与えてくれる。
人殺しの場面に快感を持つことに免罪符を与えくれる。だが、殺人には正義も悪もない。ただそこにあるのは殺人者の
「殺したい」という欲望だけだ。それがサイコパスであろうが国家権力であろうが、殺人は等価だ。
権力は藤田の言動の背後には北朝鮮の工作員への伝令がある事として、表向きの情報管理と呼び込みの合法性と正当化を図った。
結局、取締りの対象となったのは藤田の言動だけである。藤田の送受信する情報は国家の管理下にある。
国家はすべからく個人がメディアを持つことを好まない。フィリピンのマルコス政権崩壊にラジオ放送が深く関わったように
国家の管理下にないメディアは時には国家を崩壊させる。だから2ちゃんねるもニュース速報+での記者による記事丸写しを
容認しているようにマスコミの支持を得て、国家の管理下に置かれている。
運営母体を政府に移し運営者達は批判要望板から引き下がり、被害者である藤田は放置とニュー速で精神鑑定と取調べを受け、
藤田の望んでいた国際交流はあまり行われていなかったように感じる。
「2ちゃんねるでの警察が取り締まらない国内犯罪の記録は自動的に消滅します、なーんちゃって」
というのが西村博之の対応のようだ。
2ちゃんねるでは藤田は実験台にさせられ思想改造されられていた。
相手の思考に隠喩を与えることで相手を操作する技術だ。
精神的なレイプ被害者である藤田の実名及び住所と電話番号も日々の活動も、あらゆる個人情報が国家により報じられている
ように感じた。

20 :大塚英志「西園伸二の憂鬱―多重人格探偵サイコ」:2006/10/25(水) 18:58:52
被害者がどんなに醜い内面と低い知性を持っているか、微に入り細に入り放送することを知る権利とは言わない。
「藤田の自宅や行き先には監視カメラが仕掛けてあって、パソコン画面もモニターして、藤田の行動の一部始終がオン・エアー
されてたんすよ。何年も前からずっと。藤田の独り言や屁の音までバッチリすよ、でもこれは藤田には秘匿ね」
カメラを向けられ藤田の思考を通した瞬間、いかなる絶望も戦争も、強制収用所さえもポルノグラフィーとして加工される。
しぃ虐待AAの本質もポルノグラフィーなのだ。
「藤田は思考が猥褻なんですよ」
「さっさと国外に出て行け」
「あいつを森のなかへつれだしておくれ。私はもうあれの醜い言葉を見たくないの。あいつを殺して」
「久保田?誰のことだ」
「なんで俺だけ」
「おまえさあ、他人事のように言うなよ」
「これってギャグじゃないの?何かオチがこの後にあるんでしょ?」
「オチもギャグもない、藤田の言動はまるっとお見通しだ」
その事に気付いた藤田は政府軍に尋ねてみたが、
「それで監視カメラと盗聴器は?」
「出てこなかった」
「結論から言えば藤田のネットでの書き込みは全て電波がどこかから飛んでくる類の人の妄想に基づくものだ、あるいは巨大な
陰謀の一端なのだと真相を語る電波系の人の妄言だ」
「国内は晴れ晴れとして愉快である、しらを切り通せばそれまでだ」
という対応だった。

「藤田は生き残り、帰還した人間ということだ。レイプされた女性が心の傷を克服し立ち直った時、彼女のことを生存者と呼ぶ
ことがあるが、藤田はまさにそれだ。」
「私には暗い森の闇の中を一人で彷徨する捨て子としての藤田の姿が見える気がする」

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