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2ちゃんだけのかまいたちの夜 PART2

1 :矢島 透 ◆OS2v2MPiG. :04/06/10 18:31 ID:Rh0el7RQ
ついに、PART2に成りました。
前スレでは、スパイ編(2ちゃん版)、葵編、オーナー編、至魂会編等
のたくさんの、ストーリーがかまいたちの夜という、物語に加えられました。
さらに、かまいたちの夜3そして、犯人発見編(仮名)などが進行中です。
かまいたちの夜を知っている方、知らなくても興味を持った方はぜひ参加してください。
ルールまたリンクは2〜5あたりを参照してください。

2 :矢島 透 ◆OS2v2MPiG. :04/06/10 18:33 ID:Rh0el7RQ
ルール もちろん荒らし、煽りは放置してください。基本的にゲームのネタばれもやめてください。・「かまいたちの夜」を題材にしたストーリーを2ちゃんねるのみなさん達が作っていく小説です。

・かまいたちの夜なら1でも2でもかまいません。オリジナルストーリーも歓迎です。

・基本的にはリレー形式で話を展開させます。が、書き手の意思優先です。

・何日もたって話の続きがかかれない場合、ほかの未選択の部分から始めてもかまいません。

・自分で続きを書く気のある人は宣言してくれると助かります。


3 :矢島 透 ◆OS2v2MPiG. :04/06/10 18:36 ID:Rh0el7RQ
参考にしてください。
2ちゃんだけのかまいたちの夜(前スレ)
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1072705225/
かまいたちの夜〜AA編〜 
http://aa.2ch.net/aastory/kako/1028/10281/1028195077.html
かまいたちの夜AA版〜ドーナツ島のわらび唄〜
http://aa.2ch.net/aastory/kako/1037/10375/1037536178.html
かまいたちの夜 〜AA編〜 Part3
http://aa.2ch.net/aastory/kako/1045/10459/1045925675.html
かまいたちの夜 〜AA編〜 Part4
http://aa.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1059494094/l50
リアル かまいたちの夜(サウンドノベルツクール)
http://www7.ocn.ne.jp/~trance/snt.htm
かまいたちの夜〜戦国篇〜
http://hobby.2ch.net/warhis/kako/1027/10273/1027307722.html
犬小屋
http://inuhei2004.hp.infoseek.co.jp/
「鳩のなく夜」
http://www.h6.dion.ne.jp/~yatufusa/
かまいたちのペンション
http://www.geocities.co.jp/Technopolis/2693/kamai.htm
万年床
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Bingo/6071/
雪の日のペンション
http://www3.to/yukinohi-pensyon
煉獄-かまいたちの夜2 another-
http://homepage3.nifty.com/varitra/kama2another/index.html


4 :矢島 透 ◆OS2v2MPiG. :04/06/10 18:38 ID:Rh0el7RQ
あと、かなりキモい、私が作ったダメダメヘッポコサイト
http://f33.aaacafe.ne.jp/~shorter/
2ちゃんだけのかまいたちの夜(意見・要望・感想)掲示板
http://9028.teacup.com/kamaitati/bbs


5 :矢島 透 ◆OS2v2MPiG. :04/06/10 18:41 ID:Rh0el7RQ
公式サイト

チュンソフトのページ
http://www.chunsoft.co.jp/
かまいたちの夜 internet
http://www.kama-f.jp/
テレビドラマ版「かまいたちの夜」公式サイト
http://www.tbs.co.jp/kamaitachi/
かまいたちの夜2公式サイト
http://www.kama2.jp/
かまいたちの夜2プレミアムサイト
http://premium.kama2.jp/

6 :矢島 透 ◆OS2v2MPiG. :04/06/10 18:45 ID:Rh0el7RQ
かまいたちの夜のすばらしい音楽が聞きたい方

8音ラジオ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/8705/

7 :名無しのオプ:04/06/11 16:15 ID:6TBEukxg
僕は絶句してしまった。
 そして、非日常的な事態に正常な思考ができなかった。
 「なに、簡単なことだよ。お前は黙ってるだけでいいんだ。それだけで2千万円だ。
 お前も金は必要だろう?学生は金がないもんな。ガールフレンドもいるんだろ?大事に使えよ」
僕は真理との明るい未来を想像した。仮に僕と真理が結婚したとしよう、それで、僕が定職に就きさらに、
2千万円もの財産が初めから有れば、この不景気の中でも、無駄使いさえしなければ、少しは裕福な生活も出来るだろう・・。子供に私立受験をさせることだって可能だ。……そうだ。殺された人は、僕の知人ではない。
 世界では罪のない人が大勢殺されている。
 大方このバラバラ死体もこいつの相棒か何かに違いない。
 僕には関係のないことだ。死んで当然の人間なのだ。そう思い、自分を納得させた。
 「……金は……」
 「ん?」
 「金はいつ手に入るんだ…?」
 「おお、その気になったか!金はな、まだ手元にないんだ。
 明日の朝、ここに着くよう郵送しているんだよ。お前には届いたらすぐにくれてやるさ。
 さ、わかったならさっさと出ていきな。あとでまた会おうぜ。……おっと、ついでにこれを頼む。」
 美樹本は僕に一枚の紙切れを差し出した。
 「今夜、12時、誰かが、死ぬ?!」
 「犯行予告だよ。つまり、この死体が発見される予定の時間さ」
 「これを、どうしろと…?」
 「適当な部屋に入れとけ」
 「どうやって?」
 「馬鹿か?ドアの下から差し込んでおけばいいだろ。さ、行ったいった。
 ちゃんとやっておけよ。俺の完璧な作戦が崩れちまうからな。ヘマしたら…わかるな?」
 
 ……僕は美樹本の部屋を後にし、
 ……今度こそ、姿を目撃されることなく、自分の部屋にたどり着いた。
 
 そして、2千万円への期待感と、人殺しを見逃した罪悪感を背負いながら、
 OL三人組の部屋のドアの隙間に例の紙切れを差し込んだのだった。


8 :名無しのオプ:04/06/11 16:28 ID:6TBEukxg
僕は、とりあえず食堂に行くことにした。
勿論、食欲が有るわけではない、あんな恐ろしいことが有ったのに、食べ物が喉を通るわけなかった。
しかし、食堂に行かなければ、あとあと僕は、怪しまれることになる。
僕は、渋々と足を運んだ。色々な、食べ物がテーブルに置かれた。
普段、ならすぐに、かぶりつくのだがそうゆう気には、勿論なれない。
真理が何か話していたが、頭がボーとしていて、何も聞いてなかった。
「透!大丈夫?何だか青白い顔をしているわよ?」
無理もなかった、真理だって僕と同じ立場に成ればこうなるに、決まっている。
食後も、僕はずっとボーとしていた。
いつもなら、だいだい僕は、話し手だが、今日は聞き手に回った。
その時、フロントの電話が鳴り始めた。
「はい、『シュプール』です」
小林さんの大きな声は、ぼく達の座ったところまで良く聞こえてくる。
「ああ、美樹本さまでしたか。夕食は、あいにく終わりましたが、お部屋は取ってございます。
……はい……はい……駅のあたりですか。そこからですと、車で3、40分はかかると思いますが……
しかも今雪のほうが相当ひどくなってますから……」
「今頃来る人がいるみたいね。雪で遅れたのかしら」
真理がささやく。




9 :名無しのオプ:04/06/11 16:29 ID:6TBEukxg
美樹本……!
名前を聞いてぼくは戦慄した。
同時に、わけがわからなかった。
ただの同姓なのか?
“あいつ”なのか?
もし、そうだとしたら、なぜ?
なぜわざわざペンションに戻ってくるんだ?
また疑問がわいてくる。
とにかく、ぼくは余計なことをしゃべらなければいい。
「きっとそうだよ。迷って遭難、てなことにならなきゃいいけどね」

「……そうですか。では、おまちしております」
小林さんが電話を終えたところへ、二階から中年の夫婦の男性の方が降りて来た。
「テレビつけても構わへんか?」
気さくに聞いてくる。
「ええ。どうぞ」
ぼくが黙っていると、代わりに真理が答えた。
今は誰とも、話をしたくない。
ぼくは、一人で考え事をすることにした。

まず“あいつ”は誰なのか?
田中と名乗りチェックインし、美樹本と名乗った。
とりあえず、美樹本と呼ぶことにしよう。
殺された人は誰なのか?
……わからない。
殺されたのは本物の田中さんなのか?それとも別の誰かなのか?
そして、いったいどこから2千万円という金額が出たのか?
……銀行強盗でもしたのだろうか。
二人で組んで銀行強盗をし、相方を殺し、金を独り占めにする。
そして、検問に引っかからないように金を宅配便で人里の少ないここへ送れば……。
だめだ。わけがわからない。


10 :名無しのオプ:04/06/11 16:30 ID:6TBEukxg
「すみません。部屋に戻ります」
  部屋でひとりになりたかった。

ぼくはそう言い放ち、階段へ向かった。
「透!どうしたの?なんだかさっきから様子が変よ。体の具合でも悪いの?」
「……真理。ぼくはどこもおかしくないよ。ただ……今日は、たまたま独りになりたかっただけさ」
「……やっぱり変よ。いつもの透じゃない。さっきだって……!」
「真理ちゃん」
香山さんは真理の前に手を出し、「抑えろ」とジェスチャーをしながら言った。
「透君も、今日は1日中スキーしとったんやろ?そら、なれんことしたらつかれるわ。
今日はお疲れさんやったな。わしらのことは気にせんでいいから。
明日、気が向いたら、一緒に飲もうや。な?ほな、おやすみ」
「透君、何かあったら遠慮なく言ってくれよ」
「…………」
小林さんまで心配してくれているらしい。
「みなさん、すみません。……おやすみなさい」
ぼくはその場で軽く礼をして、階段を上った。
……誰とも話したくなかった。……真理とさえも。

ぼくは、自分の部屋の前に立つと、ふと“あいつ”らがいた部屋を見た。
田中と名乗ってチェックインした美樹本と、バラバラにされた誰か。
ぼくは、なぜあんな取引を承諾してしまったのだろうか。
考えながらぼくは自分の部屋に入った。
勢い良くベッドに倒れこむ。


11 :名無しのオプ:04/06/11 16:31 ID:6TBEukxg
やわらかく、ひんやりとしたそのベッドは、ぼくを新雪のように包み込んだ。
そのまま永久に深い眠りに着きそうな、感覚を覚えた。
何について考えていたんだっけ?
……そうだ。なぜあんな取引をしたか、だ。
人が人をおもちゃのようにベッドの下に放り込むという、
異常な後継を目の当たりにしたせいもあるだろう。
……しかし、ぼくの思考回路を完全に狂わせたのは、
“あいつ”の殺気に満ちた、冷徹な目だ。
ぼくはとっさに思った。下手に動いたら殺されると。
助けを呼ぼうとしても、声が出なかった。
会話するだけでも必死だった。
それくらい、ぼくは恐怖に支配されていたのだ。

ガチャ、バタン!
ドアの開け閉めする音が聞こえた。
同時に話し声も聞こえる。
OL三人組だ。
大きい声で、こちらまで筒抜けだ。
「私、ケーキ食べたかったんだー!」
「あの雑誌に載ってたケーキでしょ?」
「ミシシッピ・マッドケーキね。夕食があんなのだったから楽しみね」
キャッキャと騒ぎながら階段を下りていった。

……ぼくは、もう寝ることにした。


12 :名無しのオプ:04/06/11 16:32 ID:6TBEukxg
真理……。
そこにいるのは真理か?
真理は壁にうつ伏せで寄りかかっていた。
「真理」
真理の肩に手を乗せる。
ぐらりと、添え木のないアサガオのように崩れ落ちる真理。
喉は真一文字に切り裂かれている。
後ろを振り返ると、そこに美樹本はいた。
「だめじゃないか。約束は守らなきゃ」
そう言って美樹本はぼくの喉にナイフを突き刺す。
ごぼごぼと、ぼくの喉から熱い血が流れ出した。
真理……ごめんよ……ぼくのせいで……
真理……
真理……

ぼくは勢い良くベッドから起き上がった。
体中から汗が吹き出ている。
「夢……か」
すごく、現実味のある夢だった気がする。
ぼくはこの夢が現実にならないよう、祈った。
手元の時計を見る。
9時過ぎか……まだ数十分しか寝ていないようだ。
もう一度、眠りにつこうとしたそのときだった。

ガシャーン!!!!

ペンション全体が静かになった気がした。
どこかでガラスの割れた音がしたからだ。
どうやら、ぼくの部屋ではないらしい。
ガラスの食器を落としたにしては音が大きい。
窓ガラスが割れたのだろうか?


13 :名無しのオプ:04/06/11 16:33 ID:6TBEukxg
何か異常があるかもしれない。
とりあえず、部屋を出ることにした。
部屋を出ると、真理、香山夫妻、OL三人組、小林さんがぞろぞろと階段を上ってきた。
「透!透は大丈夫?!部屋には異常は無い?」
真理だ。
「ああ、ぼくの部屋には異常はないよ」
「良かった。私、自分の部屋の様子、見てくる」
パタパタと足音を立てて、部屋に向かっていく真理。
香山夫妻も、OL三人組も部屋に戻り、異常が無いか調べている。
小林さんは空き部屋を調べるつもりらしい。
……ぼくは談話室に戻ることにした。
完全に目が覚めてしまったこともあるが、
なによりも気分転換をしたくなったからだ。
一歩、階段を下りる。
何者かが前にいる。

14 :名無しのオプ:04/06/11 18:58 ID:6TBEukxg
……“あいつ”がいた。
付け髭はしているが、この冷酷な目は美樹本だ。
やはり、さっきの電話はこいつだったのか。
いったいどうやって、別人として、もう一度ペンションに入ったのだろうか?
わからない。
ぼくは恐ろしくなり、自分の部屋まであとずさりした。
美樹本は子供に言い聞かせるような、優しい声で言う。
「そんなにびびるなよ……まだ何もしゃべっちゃいないんだろ?」
ぼくは、激しく頭を縦に振った。
「よし。その調子だ。くれぐれも怪しまれるんじゃないぞ」
そう言い残し、美樹本は自分の部屋を調べにいった。

入れ違いに、真理、香山夫妻、OL三人組がそれぞれの部屋から出て来る。
やがて空き部屋を調べ終わった小林さんと、美樹本が廊下に出てきた。
みんなの表情を見れば、何もなかったらしいことは読心術の心得がなくても分かる。
「みなさん、異常ありませんでしたか?透君も大丈夫か?」
小林さんの言葉に、ぼくは黙ってうなずく。
「……とすると、後は一部屋しかないな」
そういって、ある扉を見つめる。
あの、バラバラの死体がある部屋だ。
ぼくは、自然に息を呑んでいた。

15 :名無しのオプ:04/06/11 19:02 ID:6TBEukxg
「そういえば、あの脅迫状、もしかしたらあの人が書いたのかもね」
真理が、ぽつりともらす。
「脅迫状って何?」
勿論、知ってはいたが、知らないふりをした。
「透が寝ていたとき、OL達の部屋にこんや 12じ だれかが しぬ
なんていう、脅迫状があったの!」
「そっそうなんだ・・・ところでさっき、言ったのはどういう意味?」
「誰かを、その部屋で殺したのかも……」
他の人達には聞こえないよう、小さな声でささやく。
……そういえば。
あのバラバラ死体には血の気がなかった。
だから、ぼくは最初、マネキンか何かだと思った。
少なくとも、あのバラバラ死体は殺されてから結構な時間が経ったものではないだろうか?
「まさか。それに、まだ9時過ぎだよ?あの脅迫状がいたずらじゃないとしても、
予告の時間は12時じゃないか」
「そうだけどさ。だいたい犯行予告なんてのは、捜査陣を惑わすために出すものでしょ。
透、江戸川乱歩とか読んだことあるでしょ?」
……まだ考えるべきことはあった。
そう、“あいつ”はなぜ、わざわざ脅迫状を作ったのか?
ガラスの割れる音は“あいつ”の、美樹本の仕業なのか?
そうだとしたら、なぜ、死体を発見させるような真似をするのか?
「お客さま!田中さま!」
小林さんは、意を決したように歩み寄ると、扉を強くノックした。

16 :名無しのオプ:04/06/11 19:04 ID:6TBEukxg
しばらく待つが、返事はない。
耳をすましていると、中から何かが風であおられているような音がする。
「お客さん!」
小林さんはどんどんと扉を叩いた。
が、やはり返事はなかった。
やはりこの部屋にいるのは、あのバラバラ死体だけなのか……
小林さんはドアノブに手をかける。
「駄目だ。鍵がかかってる」
小林さんは少しためらったが、やがて手にした鍵を鍵穴に差し込んだ。
かちりとロックの外れる音がする。
「失礼します」
小林さんは一応そう言った。
また、あのバラバラ死体を見ることになるのか……
「あの」
「どうしたんだい?」
「いや、やっぱりなんでもないです」
やはり、もう一度、死体を見ておく必要があると思った。
「そうかい?じゃあ開けるぞ」
空けた途端、その部屋がおかしいことはみんなに分かった。
ドアの隙間から、ひどい冷気とともに、一陣の風がぼく達の間を吹き抜けたのだ。
室内からは、ばたばたと揺れるカーテンの音と、ガタンガタンと何かが叩きつけられるような音。
「お客さん!」
小林さんが手を放すと、ドアは風に吹かれて勢いよく開き、壁にぶち当たった。
改めて見てみると、ぼくの部屋と同じツインの部屋だ。
シングルはないので一人客もツインを使うことになっているのだ。
開け放たれた窓から吹き込む雪が、狂ったように乱舞していた。
重いカーテンが、カーテンレールから引きちぎられそうなほど、ばたついている。
窓際のベッドに少し雪とガラスの破片が散らばっているだけで、人の姿はなかった。
あるわけがない。殺されているのだから。そこにいるのは死人だけだ。
「お客さん!田中さん!」
小林さんは叫びながら、入り口脇にあるバスルームの扉を開けた。
ぼくは小林さんを尻目にベッドの付近へ近づいた。

17 :名無しのオプ:04/06/11 19:04 ID:6TBEukxg
窓のほうから音がした。
振り向くと、ほとんど枠だけになった窓が外側の壁に叩きつけられている。
後ろには真理と小林さんがいる。
意を決し、ぼくはベッドの下を見た。
……何もない。
「そんなばかな」
おもわず声にもらしてしまう。
「ばかなって何が?」
どうやら真理にだけ聞こえてしまったらしい。
「いや……」
真理の言葉を受け流し、窓に近づいた。
雪やカーテンが、ビシビシとぼくに当たる。
ふと足元を見ると、そこに“マネキン”はあった。
窓とベッドの間は、数十センチ開いている。
その床の上に、マネキン人形の部品のように落ちていた。
黒い布から突き出た手首。その上に無造作に置かれた土気色をした足首。
そして青黒い顔の近くにはサングラスが落ちている。


18 :名無しのオプ:04/06/11 19:06 ID:6TBEukxg
「なんてこった……こりゃあ……こりゃあ……死体だ。人間の死体だ!」
小林さんはもはや全身に吹き付ける雪も気にならない様子で、叫んだ。
ぼくと真理は声も出さずに、雪の積もり始めたその死体の山を見ながら立ちすくんでいた。

……十分後。
ペンション『シュプール』の泊り客とスタッフは全員、一階の談話室に集まっていた。
あの死体を除いて……。
死体を見たのはぼくと真理、それにコバヤシさんだけだった。
後の人は、小林さんが部屋から追い出してしまったからだ。
真理と小林さんは、見たものを説明できるほどの余裕はなさそうだ。
脅えながら熱い紅茶をすすっている。
美樹本は何食わぬ顔をしている。
あの冷徹な目からは考えられないほど、人がよさそうだ。
それもそうだ。詐欺師がうそつきと呼ばれては話にならない。
あいつは一般人の顔を持つ、いわばプロの犯罪者なのではないだろうか?
「ねえ、いい加減何があったか教えてくれてもいいんじゃないの?」
ぼくは小林さんをちらりと見たが、みどりさんの言葉が耳に入っている様子もなかった。
ぼくは……

A 犯人の名前を告白した。

B 混乱しているふりをした。

(さあ!物語の始まりだ!次のヤシ選択しる!)

19 :名無しのオプ:04/06/11 19:26 ID:6TBEukxg
A 犯人の名前を告白した。
言ってしまえば、楽になれる。大丈夫、ここには全員揃ってるんだ。
さあ、勇気を出して、言うんだ透!
「みなさん、聞いてください、僕は田中さんを殺した犯人を知っています」
それを言うと、みんなが一斉にこっちを見た。
美樹本さん・・、いやこんな奴をさんずけするひつ用はない。
「それは、美樹本さんです。」
一瞬、沈黙が起こった。
「な、何を言ってるんだ君は?僕は、君たちより遅く来たんだぞ?
僕が、殺ったなんて、酷い言いがかりだ!」
ここで、負けてはならない。僕は、言い放った。
「じゃあ、その、アゴのひげは、何なんですか?
付けひげでしょ!取れるはずだ!」
僕が、言い終わると美樹本さんは笑い始めた!
「そうだよ!そのとうりだ!俺がやったんだよ!だがな貴様らは最悪の結末
を迎えることになった・・」
そう言い終わると、僕に銃を向けた。
さらに、俊夫さんが、小林さんを掴み銃を向けた」
くそっ!グルだったのか!

A 降参する
B 一目さんに、自分の部屋に向かう

20 :名無しのオプ:04/06/11 20:43 ID:0bONhsXO
A 降参する

銃を持ってる相手に逃げようとしても無駄だ
そう悟った僕は降参することにした
「すいません、僕が悪かったです!許してください
警察にも絶対に言いませんから」
僕は土下座をして美樹本に頼んだ
「馬鹿野郎っ!今さら土下座したって遅せぇんだよ
お前が黙ってりゃ、こんなことにはならなかったのによ
悪いけど俊夫以外の奴らは全員死んでもらうぜ」
美樹本がそう言い放った瞬間、皆に戦慄が走った
「私のことは気にしなくていいから
こいつらの好きにさせないでくれっ!」
小林さんは顔を引きつらせながらも精一杯、強がってみせた
僕は…

A 美樹本に飛びかかった

B 俊夫に飛びかかった

C 「香山さん、得意の地獄車を披露してください!」

21 :名無しのオプ:04/06/14 19:53 ID:kmPnURiN
A 美樹本に飛びかかった
勇者の飛びかかる攻撃!ミッキーに1ダメージ!
ミッキーの攻撃!銃撃!0721919ダメージを与えた。
勇者は息絶えた・・・。

22 :名無しのオプ:04/06/17 18:14 ID:eY85VeY3
1さん乙!

23 :名無しのオプ:04/06/18 17:10 ID:eCPCLs7F



24 :名無しのオプ:04/06/18 20:19 ID:eCPCLs7F


25 :名無しのオプ:04/06/19 01:33 ID:m16XD9FR
 これ、新しく書き始めてもいいの? まだ続いてる?

26 :名無しのオプ:04/06/19 10:48 ID:2J5nul3n
>1  新スレオメ
>25 いいんじゃないかな > 新規

27 :名無しのオプ:04/06/22 18:34 ID:A7Zk3J37
< 
<  美樹本ですけど!!だれかいませんか!!

  ∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨\  /∨∨∨∨∨∨∨∨∨∨
          /:|.       | |     /:|
        /  .:::|       ∨    /  :::|
        |  ...:::::|           /   ::::|
       i       ̄ ̄⌒゙゙^――/    ::::::::|
      /_,,___       . _,,,,__,_     :::::::::::\
      /   ゙^\ヽ..  , /゙   ¨\,.-z   ::::::::::\
      「 ●    | 》  l|  ●    ゙》 ミ..   .::::::\
     /i,.      .,ノ .l|  《       ..|´_ilト    ::::::::::\
    / \___,,,,,_/ .'″  ^=u,,,,_ v/..       :::::::::::::l!
    |            ̄ ,,、         i し./::::::::.}
   |  /  ,,____ _,/ ̄ \ \      ノ (  ::::::::::|
    |  |.. | /└└└└\../\  \    '~ヽ ::::::::::::::}
      .∨.|llllllllllllllllllllllllllllllllllllllll|           ::::::::::{
    |    |.|llllllllllll;/⌒/⌒  〕          :::::::::::}
     |   |.|lllllllll;   ./ .   . |          ::::::::::[
     .|   |.|llllll|′  /    . |    .|      :::::::::::|
     .|   |.|llll|    |     .∧〔   /    :::::::::::::/
    / }.∧lll    |    ../ /  /   :::::::::::::::::\
   /   /| \┌┌┌┌┌/./ /:::      :::::::::::::::::\
      ( ゙゙^^¨^¨゙゙¨  ̄ ̄ ̄ /:::::::::::         ::::::::::\

28 :名無しのオプ:04/06/22 23:40 ID:NQr+SI6l
邪魔だ 消えろ,    

    ,;;;;;'                            |/、 '"ヾ,   / /_
     ;;;;;;''                            |/|  l/─‐‐、=‐''"/''''''ヽ
    ;;;;;;;                             冫ヽ,  / /:ヽ=/:::::::::::::::ヽ   
   ;;;;;;;;                               ゙ヽ、 /‐'":::/=,|:::::::::::::::::::
   ;;;;;;;                            /:::://::::::/'"  | |:::、::/::::::::
   ;;;;;;;                          ,,-‐'"、/|ヽ,,-''"     lヽ、ヽ:::::::::
   ;;;;;;;                         / :::::::::/  ̄||   ___/'"‐-,ニlヽ:::
   ;;;;;;;;                         | :::::::::::|   llニ二二|"  /ヽ/   ヽ
   ;;;;;;;;                  ,、 /|,、/"ヽ、::::::,,,-ヽ/ニ二二二|  /、/  /
   '';;;;;;,                 | l,,,| |/ |::::::::::::l''"  | |ニ二,,-‐─ヽ-//   /"
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29 :名無しのオプ:04/06/22 23:53 ID:12UVK1+j
>>27>>28
 松中しく、ワロタ。

30 :名無しのオプ:04/06/24 18:51 ID:GOuc0Zeu
なんかPART2になってから活気がなくなったね。
part2ができたって事知らない人が多いのかな

31 :名無しのオプ:04/06/24 22:05 ID:9MhOYzAY
レトロゲーム板のかまいたちスレで似たようなことやってるから
みんなそっちに行っちゃったんじゃない?

32 :名無しのオプ:04/06/25 18:37 ID:5t9R62gZ
なんか、落ちていく・・。

33 :名無しのオプ:04/06/25 20:51 ID:ZZEklXC/
もしかしてミステリー板のこのスレあんま知られてない?
家ゲー板にもレゲー板にもここのリンクが貼られていない…

34 :名無しのオプ:04/06/26 00:03 ID:rUM4EOhp
知られてないと思うよ。
てか、前スレに誘導なかったよね?

前スレにいた人もこのスレが立ってる事知らないのかもよ

35 :代打名無し:04/06/26 02:37 ID:Vbb6Z3OX
 ソファに寝転んで小説を読んでいる。暇だった。ゆるんで、無意識のうちにあくびが出てしまう。
もう、何週間依頼がないだろう。もともと強力なコネクションがあるわけでない僕たちの事務所は、ある意味、無謀な見切り発車だったのだろうな、と改めて思い知らされる。
 もともと探偵稼業なんてものに安定を求めること自体間違っているのかもしれないが(仕事に困らないのは出来の悪い探偵小説の主人公ぐらいのものだ)、
それにしても最近の日照り具合は酷かった。必死でためておいた蓄えを切り崩し、何とか生活しているが、それも
そろそろ限界のようだった。何か、どんなことでもいい――そう、例えば泥臭い浮気調査とか、婚約相手の身辺調査とか。
とにかく、特売のカップラーメンを三食すするこの生活からは抜け出さねばなるまい。仕事を選んでいる余裕などあろうはずもない。
 ――と急に後ろから声がかかる。ちょうど窓際のこの事務所唯一の机の方からだ。
「透、コーヒー淹れてくれない?」
 透。僕の名前だ。名字を付け加えるなら、矢島透。そしてたった今僕の名前を呼んでいたのが、
「真理……」
 小林、真理だ。振り向いてみると、先程まで読んでいたらしい文庫本を机の上に伏せ、僕の今寝転んでいるソファのさらに奥を指差している。
その指の延長線上にはコーヒーメーカーがある。

36 :代打名無し:04/06/26 02:39 ID:Vbb6Z3OX
 彼女の一応の肩書きはここの探偵事務所のおける、「所長」だ。ちなみに僕のポジションは「助手」らしい(要は体のいい雑用、小間使いだ)。
「忘れたの? 経費節減。もううちには嗜好品に回せるようなお金は残ってないんだよ」
 ため息混じりに語ってみせる。もうちょっと危機感があってよさそうなものを……。
「ちぇ。もうちょっとうまくやりくりしてよ、透。まったく、仕事の出来ない男はいつまでたっても結婚なんて出来ないよ?」
 そう言うと、伏せていた文庫本をまた取り上げ読み始めた。ちょっと待って、俺のせい?
 やりくりがどうこうといった次元の話ではない。地道な仕事をこつこつこなせばこんなに困窮することもなかったはずだ。
大体そんな大掛かりな事件がいくつも起こるほど世の中物騒じゃない。文句を言ってやりたいのだが、反撃されることを考えぐっと我慢する。
 とにかく何らかの依頼を受けねば、いい加減事務所の家主さんも痺れを切らしかねない(もう半年は家賃を滞納している。いままで追い出されなかったのは
奇跡としか言いようがない)。首が回らなくなるとはこのような状態を言うのだろう。

 コン、コン。

 ふいに、控えめな、ノックの音がした。僕と真理はほぼ同時に顔を見合わせる。依頼人だ!
 僕はソファから飛び起きると、入り口ドアへ駆け寄った。そして、妙な宗教の勧誘ではないことを祈り、やや汗ばむ手で
ドアを開けた――。


37 :代打名無し:04/06/26 02:42 ID:Vbb6Z3OX
 スレの活性化を願って、ネタ投下。真理の探偵物語。文章読みづらいけど、
勘弁してくれ。ああ、慣れない事したら肩こった。

38 :名無しのオプ:04/06/26 23:46 ID:FpXt9I93
おつかれさん。

39 :名無しのオプ:04/06/27 00:37 ID:9LDnMVR/
ドアの向こうにいたのは美樹本さんだった。
「なんや、相変わらずしけた顔やな。
貧乏ならせめて明るく振る舞ったらどうや。
そんな顔してると依頼人も逃げていくで」

余計なお世話だ。美樹本さんとはある事件で知り合った。
それほど仲良くなったわけではないが、馴れ馴れしい口をきいてくる。
その馴れ馴れしさは関西人だからというより彼の人柄だろう。
だが今の事務所の経済状況を考えると、今の口ぶりには頭にきた。
口調も自然ととげとげしくなる。
「何の用ですか?忙しいんですよ。冷やかしなら帰ってください」

「まあ、そうつっけんどんにしなさんな。いい儲け話を持ってきてやったんや」
美樹本さんはそう言って真理にニヤリと笑いかける。

「いいわ。とりあえず話を聞きましょう。奥へどうぞ。
透、お茶ふたつね」
真理と美樹本さんは事務所の奥の応接室へ入っていった。

お茶を命じられた僕は面白くない。僕を何だと思っているんだ、
そう思いつつもお茶を入れてしまう自分が情けない。

40 :名無しのオプ:04/06/27 01:20 ID:BPd+0JRZ
香山だけじゃなく美樹本も関西人なの?

41 :代打名無し:04/06/27 01:34 ID:h7YGiHAU
 美樹本さんは関西人違うよねえ……。

42 :代打名無し:04/06/27 02:29 ID:h7YGiHAU
>>36続き
 僕は内心の興奮をおさえ、ドアを開けた。しかし――。
「あれっ?」
 驚きから、思わず声が出た。
 予想とは違い、誰もいない。そこにあるはずの人影は、僕の視界にはなかった。
悪戯かな……。もしそうだとすれば相当に悪趣味な悪戯だった。
「……透」
 後ろから呼ばれて振り返る。僕の名前を呼ぶ声には、困惑がこもっていた。
 やれやれ、といった風に真理は額に手をあて、肩を落としていた。僕と同じく落胆しているようだった。
「悪戯みたいだね……。まったく、どこのどいつだよ」
「違う。前……って言うか、下」
 顎でしゃくってみせる。「は?」僕は間抜けな声を出しながらも示された方向に視線を落とす。
「……えーっと」
 なんと言っていいのやら。僕は言葉に詰まった。
 僕の前に、というか下にちょこんと立っていたのは、小学一年生くらいの小さな女の子だった。
身長は、僕の股下辺りがせいぜいだろう。長い髪を、ゴムで一つにまとめている。
「こんにちは」
 少女は無邪気な笑顔とともに、そう言った。

 僕は……

 A 「こんにちは」とりあえず挨拶を返した。
 B 「あの、真理?」意見を求めるように、真理に視線を送った。
 C 「…………」何も言わず、そのままドアを閉めた。

43 :名無しのオプ:04/06/27 22:26 ID:3veTBNmW
>>42
C 「…………」何も言わず、そのままドアを閉めた。

 するとどうだろう、なんともいえない物悲しい歌が耳に直接響いてきた

また他人を 裏切りそうで
出逢う事が この頃は恐いんだ

淋しさは 辛いけど
鍵をかけ部屋の中にいる

Silence・・・僅かな音も無い
メリーゴーランド
流れる景色 憂いてる

生きるには重過ぎた過去
誰かをいつも傷つけた

Silence・・・真っ白な空の下
メリーゴーランド
独りで今日も廻してる

BAD END  「孤独の太陽/In My Room」

44 :代打名無し:04/06/29 00:00 ID:BlJEllzM
>>42続き

B 「あの、真理?」意見を求めるように、真理に視線を送った。

 真理は口を真一文に結んで、こちらに歩み寄ってくる。そして、僕を押しのけ、
少女の前で少しかがみ、視点をあわせると、言った。
「お嬢ちゃん、何か御用かしら?」
 真理の言葉に少女はうなずく。
「はい。お願いがあるんです」
 お願い。僕はよく分からず、少女にどういう事か聞こうと、口を開きかけた。
が、すんでのところで真理に制される。困惑している僕を尻目に真理は言った。
「お嬢ちゃんはいくつ? お名前は?」
「ユリです。年は、六歳」
 少女ははきはきと答える。それに対して、真理は優しく続ける。
「うん。小学一年生、かな? 一人、だよね。ユリちゃん、学校は? 今日はお休みじゃないでしょ」
 そういえば最近、曜日の感覚が鈍っていたので気づかなかったが、今日は全くの平日。
確か木曜日だったはずだ。
 真理に学校をさぼっていたことを指摘され、少女はばつの悪そうにうつむいた。
ドアの影に赤いランドセルがちらりと見えた。
「学校の先生も、もしかしたらお母さんも、凄く心配してるんじゃないかな」
 真理がそう言うが、少女はうつむいたままだ。

45 :代打名無し:04/06/29 00:02 ID:BlJEllzM
「今度はお母さんかお父さんと一緒に来てね。そうしたら、いくらでも相談に乗ってあげられるから」
 さりげなく宣伝する、真理だった。僕は小声で真理に質問する。
「あのさ、お願いが何なのかくらい聞いてあげたほうが良くない? なんか、かわいそうだよ」
 ふん、と鼻で笑い、真理も小声で返事をする。
「バカね、まともに相手にしちゃったら断るにも断れなくなるでしょ。お願いの内容がなんにしろ、面倒なことになるのは目に見えてる。こういうときは軽くあしらって深く話を聞かないようにするのは一番よ。良心の呵責なんて受けたくないもの」
 いたいけな少女を軽くあしらうような人間が良心を語るのは全くもっておかしなことなのだが、言いたいことは分かるような気がする。今の僕たちに慈善事業をやっている余裕などないのだ。
 と、ふいに少女は半分泣き出しそうな声で、搾り出すように言った。
「お母さんに、話したもん。探偵さんに探してもらおうって。でもお母さん聞いてくれなくて。ジョニー、どこいっちゃったのかな?」
「ジョニー? 誰、それ」
 思わず聞いてしまった。口に出した後で、しまった、と後悔した。真理は小声で、バカ、と呟く。怒っているというより、あきれているような声色だった。
「うちで飼ってるネコなの。ジョニーって名前」
「ふうん」
 そっけなく返事をしておく。これ以上話を膨らませると、良心の呵責と戦う羽目になる。
もうすでに手遅れの感が否めないが。

 しかし、ジョニーか……。

A また、微妙な名前をつけたものだ。
B 昔どこかでそんな名前の猫を見たような……。
C ジョニーといえば、やっぱりロッテのあの人のことだろ。


46 :名無しのオプ:04/06/29 00:16 ID:wAjV0JNJ


47 :代打名無し:04/06/29 00:55 ID:BlJEllzM
C ジョニーといえば、やっぱりロッテのあの人のことだろ。

「ジョニー黒木ぃぃいいい!!!!」
 熱狂的な千葉ロッテファンの僕は無意識のうちに叫んでいた。
 真理とユリちゃんの冷たい視線を感じる。うわ、思いっきりひかれてるよ。
 場の空気を少しでも変えないと……

A「ジョニー、か。おもしろい名前をつけたね」
  僕はさわやかに笑いながら、そう言って場の嫌な空気を吹き飛ばそうとした。
B「昔どこかでそんな名前の猫を見たような……。ねえ、真理?」
  僕は、話のすり替えでなんとかごまかそうと努力した。


48 :名無しのオプ:04/06/29 01:32 ID:wAjV0JNJ
b


49 :代打名無し:04/06/29 02:04 ID:BlJEllzM
わざとネタっぽい方を選んでるだろ……。まあ、いいけどね。

50 :名無しのオプ:04/06/29 02:05 ID:wAjV0JNJ
真面目路線の方が代打名無し氏やりやすいかい?

51 :代打名無し:04/06/29 02:19 ID:BlJEllzM
いや、好きに選んでくれて構わないよ。じゃ無いとかまいたちでやる意味ないし。

52 :代打名無し:04/06/30 01:08 ID:1rIrY7qo
>>47続き
B「昔どこかでそんな名前の猫を見たような……。ねえ、真理?」
  僕は、話のすり替えでなんとかごまかそうと努力した。

 真理はどこか胡散臭げに僕を見ながら、
「ジェニーよ、ジェニー。『シュプール』の。ジョニーじゃない」
 と答えた。あまり話のすり替えはうまくいかなかったようだ。むしろユリちゃんなどは
先程よりも露骨に僕に警戒心を見せている。参ったな……。
 かくなる上は――
「ジョニーか。面白い名前をつけたね」
 僕はさわやかに笑いながら、そう言って場の嫌な空気を吹き飛ばそうとした。
 正直微妙な名前だと思うのだが、そんなことは全く表に出さない。この少女に
どう思われようが実際どうでもよいのだが、変人だと思われたまま帰すのは僕としても
面白くなかった。
 結果として、この作戦は成功を収めたようだった。少女はえへへと照れ笑いを浮かべて、言った。
「私がつけたの。かわいい名前でしょ?」
 うん、とあいまいな返事をしておく。嘘はつきたくなかった。
 しかし困ったのはこの状況だ。軽くあしらうつもりが、ずいぶんと深入りしてしまった。
あなたのせいよ、とでも言いたげな真理の視線が痛い。
 どうしようか、と真理と目で相談していると、どこからかガサゴソという音が聞こえた。
その音源は案の定ユリちゃんだった。ドアの影においてあるランドセルから何か取り出していた。
「これ、ジョニーの写真です」
 そう言って背伸びをしてこちらにその写真を掲げる。写真は、毛並みのいい黒猫が眠たそうに
あくびをしているところを撮ったものだった。ほのぼのした雰囲気が伝わってくる、なかなかの
作品だった。思うにこれはその道のプロが撮ったものだろう。

53 :代打名無し:04/06/30 01:09 ID:1rIrY7qo
「このこがいなくなっちゃったの?」
 真理がユリちゃんに聞く。おいおい、軽くあしらうんじゃなかったのかよ。
「うん、……じゃない、はい。一週間前から、いなくなっちゃったんです」
 空を仰ぐようにして話していたユリちゃんが、不意にうつむく。僕は泣き出してしまわないだろうかと
冷や汗をかきながら、ユリちゃんの話を聞いていた。
「生まれたときからずっと一緒で、こんなこと一度も無かったのに……。
ごはんちゃんと食べてるかな、悪いおじさんにいじめられたりしてないかな……」
 すると真理が慰めるように、ユリちゃんの頭を優しくなでた。
「分かった。お姉ちゃんたちが探してあげるから。元気出して」
「おっ、おい、真理。どういうことだよ。さっきは面倒なことはごめんだって」
 小声で耳打ちする。しかし、言いながらも僕は納得していた。慈善事業だってかまわない、
それで誰かの笑顔が守られるならそれだけで幸せなことだ。お金よりも大切なものが世の中には――
「方針転換よ。あれを見て。……そう、ランドセルの中。お財布が見えるでしょ。あれ多分、ブランド品よ。
子供にあんな高価なもの持たせるなんて、この子の親は相当な金持ちだわ。猫探し終わった後で適当に吹っかけて
高額報酬ゲット。どう?」
 彼女の中には無いらしい。僕はふうと深いため息をつく。いいさ、いままでだって何度も裏切られてきたし。
 こうして僕たちは、黒猫のジョニーを探す、という依頼を小学一年生の少女から受けることとなったのだった。

54 :代打名無し:04/06/30 01:12 ID:1rIrY7qo
 ところで、このスレ、何人くらい人いるの? なんか二〜三人しかいないような……。

55 :名無しのオプ:04/06/30 13:22 ID:BUyEPlNO
他の板のかまいたちスレのURL貼ってくれませんか?
なぜだか、かちゅーしゃで検索しても蜜からないんですよ・・・

56 :名無しのオプ:04/06/30 14:01 ID:t2Iu+PoQ
やだ

57 :名無しのオプ:04/06/30 17:02 ID:XYAAtd20
【かまいたちの夜】ぼくの名前は透
http://etc2.2ch.net/test/read.cgi/charaneta/1081764066/l50

58 :名無しのオプ:04/06/30 19:41 ID:Wj10o71Q
>>55
レトロゲーム板には貼ったよ

59 :名無しのオプ:04/06/30 19:47 ID:Wj10o71Q
あんまり貼りすぎると宣伝orマルチウザいといわれかねん

60 :名無しのオプ:04/06/30 20:45 ID:TEr9CLOu
>>54
前はけっこう活気があったけどね

61 :代打名無し:04/06/30 23:50 ID:1rIrY7qo
* * *
 本間総一郎は、薄暗い公園の茂みに隠れ、そのときを待っていた。
 すでに夕日はその姿を消し、代わりに淡い月の光と周辺に数個ある街灯だけが
唯一の頼りだった。せっかく一時間も前からここで張っているのだ。逃す手は無かった。
 たれ込みがあったのだ――。ある大企業のトップと、暴力団関係者の密会が○×公園前の料亭で行われるらしい、とのことだった。
正規の情報筋ではないので真偽のほどは甚だ怪しいのだが、本間はその企業のトップと暴力団の癒着に関して
一ヶ月近く調べており(前々から噂はあったが誰も尻尾をつかめずにいた)、ほぼ間違いないと考えていた。
しかし、と本間はため息をついた。何で俺はこんな仕事をやってるんだろうな。フリーのカメラマンなどという仕事の内容は、その言葉のイメージからはとうていかけ離れたものだ。
泥臭くて、人と人の一番汚い部分を常に見続けなければいけない。
 芸能人や政治家などのお偉いさん方のスキャンダル写真を撮り、それを週刊誌に売りつけ、日銭を稼ぐ。正直、やっていてむなしく思えてくるときがあるし、やめてしまいたいとも思った。
それでもこんな仕事を続けているのは自分の夢を諦めきれないからだ。
 たった一度でいい。一度でいいから自分の撮った写真で個展を開きたかった。
 何か大きなスキャンダルを撮り、一度にまとまった金が入ればそれはあながち夢のまた夢というわけでもない。とにかくこんな仕事、一日でも早くやめて自分の写真を磨くことに専念したかった。
 足元でかさかさ音がする。見るとそこには、真っ黒な猫がいた。首輪に見覚えがある。いつだったか、俺は知り合いに頼まれこの猫の写真を撮った。人懐っこい猫で、撮影を始めてすぐになついてきたので驚いた覚えがある。確か名前は……
 その猫を抱きかかえて、首輪を見る。名前が彫ってあった。ジョニーとあった。こんな妙な名前の猫など早々いない。やはり、間違いない。飼い主の家から、この公園はかなり離れている。車を使って三十分、といったところか。
「おいおい、こんなところでこんな時間に何やってんだ?」
 意味も無くジョニーに話しかける。はたから見れば、たいそうおかしな人間に見られることだろう。しかし、今の俺にはどうでもよかった。


62 :代打名無し:04/06/30 23:52 ID:1rIrY7qo
 そろそろ、タレ込みの指示する時間だった。俺は全神経を集中させてそのときを待つ。俺の足元で眠り始めた黒猫などは、無視する。
 遠くから、車の走り寄る音が聞こえた。音からして他の車とは違う高級なものだ。黒い外車。本間は車にはあまり詳しくなかったので名前までは分からなかったが、
庶民が乗る車とものが違うのは嫌でも分かった。
 車は料亭の前でとまった。すっとかばんからカメラを取り出す。一般に言われるカメラではなく、いわゆるデジタルカメラという奴だった。最近は技術の進歩から、撮った写真の画質もかなりいい。
手軽さも手伝って、本間はこれを愛用していた。
 車から、男が一人降りてきた。企業のトップ。よく見るとかつらをつけているようにも見えるその頭はてかてかと光っていた。
近くに寄れば、ポマードか何かのにおいがしてきそうな、そんな風貌だ。写真を二枚、三枚と立て続けに撮った。
 それを出迎えに出てきた男。あからさまにその道の人、という感じではない。一見どこにでもいそうな普通の男だ。
年は二十台後半といったところか。どうせ下っ端だろうなと思いつつも、また、写真を撮る。証拠には違いない。
 ガサ、ガサ、ギシ……
 人の気配を背後に感じたのは、そのときだった。背筋がぞっと凍りつく。今すぐに振り返って後ろを確認したいのだが、体がうまく動かない。
「兄ちゃんやな? 俺たちの事こそこそ嗅ぎ回っとったんは」
** *
「本日未明……発見された……遺体は……にすむ本間総一郎さん……警察では……殺人と事故の……捜査を……」


63 :代打名無し:04/06/30 23:54 ID:1rIrY7qo
61の最後の部分。「しかし、今の俺にはどうでもよかった。」は
「しかし、今の本間にとってそれはどうでもいいことだった。」です。訂正します。


64 :代打名無し:04/06/30 23:58 ID:1rIrY7qo
 重ね重ねすみません。いくつか一人称と三人称がごっちゃになっている部分があります。
脳内変換するか、スルーでお願いします。

65 :代打名無し:04/07/01 00:06 ID:xHpNHc+l
>>53続き、訂正。

* * *
 本間総一郎は、薄暗い公園の茂みに隠れ、そのときを待っていた。
 すでに夕日はその姿を消し、代わりに淡い月の光と周辺に数個ある街灯だけが
唯一の頼りだった。せっかく一時間も前からここで張っているのだ。逃す手は無かった。
 たれ込みがあったのだ――。ある大企業のトップと、暴力団関係者の密会が○×公園前の料亭で行われるらしい、とのことだった。
正規の情報筋ではないので真偽のほどは甚だ怪しいのだが、本間はその企業のトップと暴力団の癒着に関して一ヶ月近く調べており(前々から噂はあったが誰も尻尾をつかめずにいた)、
ほぼ間違いないと考えていた。
 しかし、と本間はため息をつく。何で俺はこんな仕事をやってるんだろうな。フリーのカメラマンなどという仕事の内容は、その言葉のイメージからはとうていかけ離れたものだ。
泥臭くて、人と人の一番汚い部分を常に見続けなければいけない。
 芸能人や政治家などのお偉いさん方のスキャンダル写真を撮り、それを週刊誌に売りつけ、日銭を稼ぐ。正直、やっていてむなしく思えてくるときがあるし、やめてしまいたいとも思った。
それでもこんな仕事を続けているのは自分の夢を諦めきれないからだ。たった一度でいい。一度でいいから自分の撮った写真で個展を開きたかった。
 何か大きなスキャンダルを撮り、一度にまとまった金が入ればそれはあながち夢のまた夢というわけでもない。とにかくこんな仕事、一日でも早くやめて自分の写真を磨くことに専念したかった。
 足元でかさかさ音がする。見るとそこには、真っ黒な猫がいた。首輪に見覚えがある。いつだったか、俺は知り合いに頼まれこの猫の写真を撮った。
人懐っこい猫で、撮影を始めてすぐになついてきたので驚いた覚えがある。確か名前は……
 その猫を抱きかかえて、首輪を見る。名前が彫ってあった。ジョニーとあった。こんな妙な名前の猫など早々いない。やはり、間違いない。飼い主の家から、この公園はかなり離れている。
車を使って三十分、といったところか。
「おいおい、こんなところでこんな時間に何やってんだ?」
 意味も無くジョニーに話しかける。はたから見れば、たいそうおかしな人間に見られることだろう。しかし、今の本間にとってそれはどうでもいいことだった。


66 :代打名無し:04/07/01 00:07 ID:xHpNHc+l
 そろそろ、タレ込みの指示する時間だった。本間は全神経を集中させてそのときを待つ。自分の足元で眠り始めた黒猫などは、無視する。
 遠くから、車の走り寄る音が聞こえた。音からして他の車とは違う高級なものだ。黒い外車。本間は車にはあまり詳しくなかったので名前までは分からなかったが、庶民が乗る車とものが違うのは嫌でも分かった。
 車は料亭の前でとまった。すっとかばんからカメラを取り出す。一般に言われるカメラではなく、いわゆるデジタルカメラという奴だった。最近は技術の進歩から、撮った写真の画質もかなりいい。手軽さも手伝って、本間はこれを愛用していた。
 車から、男が一人降りてきた。企業のトップ。よく見るとかつらをつけているようにも見えるその頭はてかてかと光っていた。近くに寄れば、ポマードか何かのにおいがしてきそうな、そんな風貌だ。写真を二枚、三枚と立て続けに撮った。
 それを出迎えに出てきた男。あからさまにその道の人、という感じではない。一見どこにでもいそうな普通の男だ。年は二十台後半といったところか。どうせ下っ端だろうなと思いつつも、また、写真を撮る。証拠には違いない。
 ガサ、ガサ、ギシ……
 人の気配を背後に感じたのは、そのときだった。背筋がぞっと凍りつく。今すぐに振り返って後ろを確認したいのだが、体がうまく動かない。
「兄ちゃんやな? 俺たちの事こそこそ嗅ぎ回っとったんは」
* * *
「本日未明……発見された……遺体は……にすむ本間総一郎さん……警察では……殺人と事故の……捜査を……」


67 :代打名無し:04/07/02 01:09 ID:nNv+3a/l
>>66続き
「ううん……」
 僕はラジオのアンテナを、前に後ろに右に左にぐるぐると回し、その具合を確かめている。どうにも、聞こえがよくない。
ところどころ雑音が入り、聴こうと思っていた夕方のニュースもほとんど何を言っているのかすら分からなかった。
「どう、直りそう? ……無理っぽい?」
 真理はソファにもたれながら、そう言う。僕はため息一つとともにそれに答える。
「ダメっぽい。どこが悪いんだろ。見た目、何も変わってないんだけど。もう買ってからずいぶん経つし、寿命かな」
 このラジオは僕が中学生の頃に買った私物だった。
 しかし、困ったことになった。このラジオは、僕たちの事務所と世界を結びつける唯一のものだった。
テレビやパソコンなどといった物はここには無い。予算の都合だ。
 僕は諦めてそれのスイッチを切り真理の向かいのソファにどかりと座り込んだ。雑音だらけのラジオが消えると思いのほかこの事務所は静かになった。
それは真理が半分眠ったようにソファにもたれているからなのだけど。
「あのさ、真理」
 ほおづえをつきながら考える。ユリちゃんから頼まれた、猫探しの件についてだ。いったい、どうしたものか。
「んん?」
 真理は緊張感の欠片も無い返答をし、倒れ掛かっていた上半身を前に起こした。「何?」
「猫のこと。ジョニー。一体どうやって見つける? はりがみ貼ったり、消えたらしい周辺で聞き込みしたりとか?」
「まあ、待ちたまえ、ワトスン君。今ちょうど考えているところさ。この程度のこと、私の頭脳にかかれば……」
 どうやら、肉体労働はお断りよ、ということらしい。確かに今僕の挙げたことは誰にでも出来る――そう、それこそ小学生にだって――ことである。
 ただ、だからといってそれが一番確実な方法であることには変わりない。まさか、僕一人で探させる気じゃないだろうな。
「誰がワトスン君だよ。そうじゃなくて……」
 とりあえず、どうしようか。

A ラジオを修理に出しに行こう。プロならば直せるかもしれない。
B 迷い猫のはりがみを作ろうか。ただ、問題は真理が協力してくれるかどうかだ。
C 今日のところは、とりあえず帰宅だ。勤務時間終了。アフターファイブは譲れないぜ。


68 :代打名無し:04/07/02 15:23 ID:nNv+3a/l
なんか俺のオナニースレになってるな。誰もいないみたいだし、もうやめるわ。

69 :名無しのオプ:04/07/02 16:23 ID:48EeUvqH
>68
今日初めてここにきて読んだ。
つづけてくれるとうれしいな。おもしろいし。

70 :名無しのオプ:04/07/02 18:21 ID:q26dCc56
>>68
やめないで。返事してなかっただけでちゃんと見てるよ。
私と69さんのほかに・・・・・そうだな、1000人は見ているんじゃない。

71 :名無しのオプ:04/07/02 19:17 ID:x9bWbYIK
>代打名無し氏
俺も読んでるよ。続投求ム。
ただ、もう少し小まめに改行して貰えるとありがたいっす。

>1000人は見ているんじゃない。
↑なんかツボに入ったw
実際ROMの人ってどれくらい居るんだろ。

72 :名無しのオプ:04/07/02 19:57 ID:D0C/Spvv
俺も見てますよ
俺にできるのは43みたいなくだらんことだけなので
頑張ってください


73 :肝心なことを忘れてた:04/07/02 20:02 ID:V8PrYF0t
>>67の続きは A で

74 :代打名無し:04/07/03 01:04 ID:pvUNCbgj
>>67 千人は見ているそうなので(笑 続き書きます。

A ラジオを修理に出しに行こう。プロならば直せるかもしれない。

「とりあえず、さ。これ、修理に出しに行かない?」
 壊れてしまったラジオを示しながら、僕はそのように提案した。
 もうなかなか遅い時間だし、今から何かをするにも、出来ることの範囲はかなり狭い。
 それならばとりあえず今日のうちに確実に片付けられることを。
「ううん、そうねえ。直すなら早いうちがいいか。直らないなら直らないで
代わりのものも必要だしね……」
 真理はそう言ってため息をつく。代わりのものにまわせる予算が無いことを憂いでいる
様だった。僕も全く同じ思いでううんと唸る。
 まあ、ともかく、電気屋だ。修理代がいくらかかるか、代わりのものがいくらするかは
そのときになって考えることにしよう。
 僕は真理を促し、事務所の戸締りを確認すると、ラジオを手近の紙袋にいれ、
この場を後にした。
 なるようになるさ――いや、なるようにしかならない、かな。

75 :代打名無し:04/07/03 01:28 ID:pvUNCbgj
「あー、こりゃあダメかも」
 バイトらしい若い兄ちゃんは(といってもまだ僕らだって二十台だけど)
茶色の髪を右手でかきながら、無責任な口調でそういった。いや、彼には
なんの責任も無いのでこのような言い方は間違っているかもしれない。
 何が悲しくて、こんなにつんつんしていなければならないのだろう。
自分の生まれ持っての人格のせいだとは考えないようにしたい。悪いのは
お金だ。……お金の無い僕たちか。
「古い型のですからね……。どこかの部品がいかれてたとしても、それの
代わりがなかなか、ねえ?」
 最後の方はやや濁した口調だった。僕の血走った目を見たからかもしれない。
「どうにも、なりませんか」
 あはは、と店員は苦笑いを返してきた。
「買い替え時だと思って、ね? 最近はいいものがたくさんですよ」
 そう言って近くの商品郡を指差す。僕はその指の動きにつられてそれらの商品と
値札をみる。いち、じゅう、ひゃく、せん、まん……。見なかったことにしよう。

 真理は備え付けの自動販売機の前で缶コーヒーを飲んでいた。
面倒なことは僕に任せ、一人リラックスしているのだから、許しがたい。
ぜいたくは敵だ、と僕は戦前に使われたキャッチフレーズを叫びたい衝動に駆られた。
 しかし、すべて僕に任せるなら何のために一緒に来たのか分からない。
「ダメだって。もう買い替え時だそうだよ。まいったね」

76 :代打名無し:04/07/03 01:40 ID:pvUNCbgj
「……仕方がないわ。しばらくは我慢しましょう」
 真理はそれだけ言った。飲み終わったのか、空き缶をゴミ箱に捨てる。
ガコンと金属のぶつかり合う音がして、それは中におさまった。

77 :名無しのオプ:04/07/03 04:03 ID:b3CAgwAE
http://members2.tsukaeru.net/kuroneko/cgi-bin/source/No_0549.jpg

78 :名無しのオプ:04/07/03 05:27 ID:fCda5+0c
なんか情景が想像できて面白い!
引き込まれる様な文章に文才を感じます。
多分かま好きなら見てる人も結構いると思う。

79 :名無しのオプ:04/07/03 14:57 ID:5lW1zVrB
私も読んでます。面白いです。

80 :名無しのオプ:04/07/03 17:32 ID:UWs5VrQA
>>77
ギャーーーーーーーーー!!なんだこれ!!!
ちょっと真理チックだな。

あ、ところで、私も拝読しております。がんばってくださいね

81 :名無しのオプ:04/07/03 21:00 ID:pmGH7rw+
名無しさん一人では見てるだけになってしまうのでみんなが簡単に話を
続けられるようにこっちは分岐ありで進めましょう。


「あはっ、透ったら、雪だるまみたい」
僕はゴーグルを外しながら体に付いた雪を払い落とした。
A「どうせ僕はすべるより転がる方が似合ってますよ」

B「そんなに太ったかな?」

C「雪だるま?どうして僕が雪だるまなんだ?」
僕は、小一時間問い詰めなければならないと思った。


82 :名無しのオプ:04/07/03 21:28 ID:oNYo3vVH



83 :代打名無し:04/07/03 22:17 ID:pvUNCbgj
>>81
ありがとう。助かる。明日辺り次のをあげられれば、と思っています。

84 :名無しのオプ:04/07/04 00:02 ID:RpPiOsNT
これって、例えば今なら
>>81さんの書いた分岐から
>>82さんが選んで、
次は誰が書くかは、自由なんですか?
それとも、>>81さんが書かなきゃならないんですか。

85 :81:04/07/04 00:08 ID:Sm5rWmKd
好きなように続けてくれて結構です。
そもそも81の文はかまいたちAAスレからとってきたものだし・・・・

86 :名無しのオプ:04/07/04 00:46 ID:ysWReznQ
じゃあ書きます。


C「雪だるま?どうして僕が雪だるまなんだ?」
僕は、小一時間問い詰めなければならないと思った。

「い、いやね冗談じゃないの。透って短気ね。」
真理のどこまでも尊大な態度に僕は苛立ちを隠せなかった。
A「チッ」僕はこれ見よがしに舌打ちをした。

B「もうペンションに帰ろう。スキーは二度とやりたくないね!」


87 :名無しのオプ:04/07/04 01:09 ID:pBB6Ro5l


88 :名無しのオプ:04/07/04 01:58 ID:ysWReznQ
B「もうペンションに帰ろう。スキーは二度とやりたくないね!」

僕はそう吐き捨てた。
「あらそう。私はまだやってくから透一人で帰ったら?」

A ふざけやがって、真理のヤツ!!
「ああ、分かったよ!!先に帰ってるよ。!」

B「ご、ごめん。気に障ったんなら謝るよ・・・」
僕は真理に嫌われたくない一心で真理に許しを乞うた。


89 :名無しのオプ:04/07/04 13:29 ID:pBB6Ro5l
選択ばっかで悪いが A

俺もそのうち書いてみようかな

90 :名無しのオプ:04/07/04 13:53 ID:GrDrMshf
A ふざけやがって、真理のヤツ!!
「ああ、分かったよ!!先に帰ってるよ。!」

売り言葉に買い言葉、勢いで帰ることにしたものの
よくよく考えれば車のキーを持っているの真理だ、
そのうえ雪がかなり激しくなってきている・・・どうしよう?

A今からでも遅くない、戻って真理にあやまろう

Bスキー場を後にする車も多い、送ってもらえるよう頼んでみようか

C気分は八甲田山の高倉健!雪中行軍歩いて帰る!

91 :名無しのオプ:04/07/04 14:24 ID:RpPiOsNT

これが一番おもしろそうだから。

92 :名無しのオプ:04/07/04 14:30 ID:RpPiOsNT
http://trance14.hp.infoseek.co.jp/kamai3.htm
これって、。。。ネタ???

93 :名無しのオプ:04/07/04 16:18 ID:/m1UYhCF
ネタって書いてるな・・・事実ならうれしいのに

94 :名無しのオプ:04/07/04 16:32 ID:/m1UYhCF
Bスキー場を後にする車も多い、送ってもらえるよう頼んでみようか

だんだん雲行きも怪しくなってきた。こりゃ今夜は吹雪だな。
僕は急いで車を探した。しかし、みんな帰った後らしく車が見あたらない。
僕が真理に謝ろうか考えている時、車のライトが見えた。

A僕は車に近づいていき運転手にこう言った。
「すいません、ペンション『シュプール』まで乗せていってくれませんか?」

B僕は車に近づいていきストックを運転手の首に突きつけ、こう言った。
「車を降りろ、言っておくが俺はお前を殺すこともできるんだぜ!?」

C僕はやっぱり真理に謝ろうと思い、真理のいる所まで戻ることにした。

95 :名無しのオプ:04/07/04 16:57 ID:RpPiOsNT
オーソドックスにA。
乗っている人は、そうだな、香山夫妻と予想

96 :名無しのオプ:04/07/04 16:59 ID:RpPiOsNT
あ、ごめんなさいねさっきから選んでばかりで。
機会があれば書こうと思いまつ

97 :名無しのオプ:04/07/04 18:40 ID:31R5iHVz
運転手は美樹本。南は既にシュプール。

98 :名無しのオプ:04/07/04 19:27 ID:/m1UYhCF
A僕は車に近づいていき運転手にこう言った。
「すいません、ペンション『シュプール』まで乗せていってくれませんか?」
 
「いいですよ。実は僕も『シュプール』に行くんですよ。」
運転手はそう言った。凄い偶然だ。
「えっ、奇遇ですね。僕は透と言います。こちらには旅行で?」
僕は軽く自己紹介した後、そう聞いてみた。

「僕は美樹本と言います。いえね、知人からこちらの料理が本当にうまいと聞いてね。はるばるこちらまでやって来た、と言う訳なんです。」
確かに小林さんの料理は絶品だった。恐らく一流ホテルにも引けをとらないだろう。
料理を食べにここまで来たなんて聞いたら小林さん、大喜びだろう。
そんな事を考えていると腹が減ってきた。

それから十分くらい美樹本さんの料理の講釈を聞いていた。
美樹本さんはライターの仕事をしていて、今は旅行雑誌に記事を書いているのだと言う。
そこで、『シュプール』の話を聞きはるばる来たらしい。

話題がタイ料理の話になったぐらいで『シュプール』に着いた。
駐車場を見るとすでに真理が乗った車があった。
僕は美樹本さんに御礼を言い『シュプール』の扉を開けると、絶句した。
目の前に拳銃を持ったゴリラの様な大男がいて僕に拳銃を突きつけていたからだった。

A「すいません、間違えました。」
僕はそう言い扉を閉めた。

B僕は全く現状が理解できずただ立ちすくんでいた。

C「うわぁぁぁぁぁぁ、あ・あなた誰です!?こ・ここで何をしてるんですか!?」
僕はパニックになり大男にそう質問していた。

99 :名無しのオプ:04/07/04 19:29 ID:/m1UYhCF
うぁ、酷い駄文だ・・・他の人も書いてくれー

100 :名無しのオプ:04/07/04 20:17 ID:kbxMKqiW
そんなことないよ。おもしろいよ。

101 :名無しのオプ:04/07/04 20:23 ID:1BfjyiAk
Cでいきまふ

102 :名無しのオプ:04/07/04 20:49 ID:1BfjyiAk
C「うわぁぁぁぁぁぁ、あ・あなた誰です!?こ・ここで何をしてるんですか!?」
僕はパニックになり大男にそう質問していた。

だが、大男は返事をする様子もなく僕に銃を突きつけ続けた。
「た たす・・!!」 僕はあまりの恐怖で叫び声を上げる事すらできず
その場にへたり込んでしまった。

・・・なにかおかしい。
目の前の男から、動きというものがまったく感じられないのだ。

さらに、よくよく耳をすますとなにやら 「クスクス」
という笑い声のようなものも聞こえてきた。
そういえば、一緒にきたはずの美樹本さんが近くにいない。
冷静になってあたりを見回すと、こみ上げてくる笑いを
必至になってこらえている美樹本さんの姿があった。

どうやら、はめられたようだ。
よくよく見れば目の前の男はただの大きなマネキンに
服を着せ銃を持たせただけの物ではないか。
建物の中をのぞけば真理がお腹をかかえて笑い転げている。
小林さんまでもが一緒にだ。
どうにか落ち着きを取り戻した僕は

A 一緒になって笑うしかなかった

B いたずらにしてはやり過ぎだと憤慨した

C あまりの恥ずかしさにその場から走って逃げ出した

103 :名無しのオプ:04/07/04 21:02 ID:/m1UYhCF
Cにすると、透が遭難しそうなのでA

104 :名無しのオプ:04/07/04 21:12 ID:RpPiOsNT
一緒になって笑うしかなかった。
「透が悪いのよ。女の子をおいていっちゃうんだから」
真理はティッシュで笑い涙をふきながら言った。
いくらなんでも、経営者である小林さんまでこのいたずらに加担したのはまずいんじゃないか・・・。

ここで、妙なことに気づいた。
美樹本さんは、さっき車の中でここにくるのは初めてだというようなニュアンスの
ことを言った。それなのに真理といっしょになって大笑いしているというのは、

A 肝が座っていていたずらだとすぐ見抜いたのだろうか。
B 彼は嘘をついたのだろうか。
C 実は真理が僕と美樹本さんでふたまたをかけていて、いたずらをすることを
  電話などで彼に伝えたのだろうか。

105 :104:04/07/04 21:15 ID:RpPiOsNT
ちょっと書いてみました。これだけでも、不自然な点や誤植を直すのに
一苦労。それでもまだそんなのがありましてもご容赦くださいね。
なかなか書くのも面白いので、また挑戦してみることにします。
ちなみにこれでも文学やってました。

106 :名無しのオプ:04/07/04 21:18 ID:/m1UYhCF
いや、おもしろいです。是非続きもお願いします

107 :名無しのオプ:04/07/04 21:56 ID:31R5iHVz
夕食がこれからなのか既に終わったのかが重要。
はたして食堂に田中はいるのだろうか。

108 :名無しのオプ:04/07/04 22:23 ID:/lok8MsC
おお、ネタが投下されてる
俺が選んでしまっていいのだろうか
ここは重要な分岐だと思うので…

109 :104:04/07/04 23:18 ID:RpPiOsNT
>>106
ありがとうございます。


「小林さん、部屋の鍵をいただけますか」
ぼくは、ここにいる全員をペンションごとふっとばしてしまいたい衝動をむりやり抑えながら聞いた。
「あ、いや、なんというか・・・・・・今日は客室の都合が悪くて・・・・・・その、真理と
同じの部屋だよ。問題ないよね?」
小林さんは変な顔をしながら言った。そういうことなら別に構わない。
「そういうことなら大丈夫です」
「私はちょっと心配なんだけど・・・」
階段の途中にいる真理が口を挟んできた。

110 :名無しのオプ:04/07/04 23:26 ID:/m1UYhCF
>>109
それはA,B,Cどの選択肢を選んだ場合ですか?

111 :104:04/07/04 23:28 ID:RpPiOsNT
あ。自分で作った分岐から選ぶの忘れちゃったよ。(笑)
まあ、あの分岐は失敗作だったということで・・・なんか眠いので、続きを
好きにお書きください。
要は、透と真理を同じ部屋にしたかっただけです(笑)。

112 :名無しのオプ:04/07/05 00:15 ID:EeoQ72Hi
じゃあ109の続きを

僕は真理をほっといて部屋に行こうとした。
「ちょっと、透!私の荷物も持っていってよね。」
どこまで自己中心的なんだろう・・・美人で他の人には優しいのに、僕には冷たいのだ。
「はいはい、運びますよ。運べばいいんでしょ・・・」
僕は内心ため息をつきながらそう言った。
「ハッハッハッすっかり尻に敷かれてるね、透くん。こりゃあ、結婚してから大変だな。」
小林さんの冷やかしに僕は、

A「冗談じゃないですよ、真理なんかと!」
僕は照れ隠しにそう否定した

B「いや、こう見えてもベッドの中ではかわいいもんですよ。なっ、真理?」
僕は100万ドルの笑みを浮かべながら真理にこう言った。

C「躾がなってないんですよ、全く親の顔が見てみたい。」
僕はイヤミたっぷりにそう言った。

113 :104:04/07/05 00:28 ID:irPTPHuw
B「いや、こう見えてもベッドの中ではかわいいもんですよ。なっ、真理?」
言ってからしまったとぼくは思った・・・のは僕の人生の中で何回目だろうか。
真理は絶句した。
真っ青になるでも赤面するでもなく、ただ絶句していた。
「透・・・あなた、・・・・なんてこと・・・・・・・・・・叔父さんに・・・・・・透・・・」
真理は目を白黒させながら支離滅裂なことをしばらく呟いた。
後ろを見ると、小林さんは聞いていないふりをしているのか、そそくさと奥へ
ひっこんでいった。

さて、こういう場合、どうすればいいのだろうか。

A 触らぬ神に祟りなし・・・とばかりに無視した。
B いや、ここでへたに無視すると美樹本さんに真理を寝取られてしまう
  恐れがある。謝ることにした。
C 紅茶でも煎れてもらって落ち着かせよう。
D 関係ない話題をふったり、ギャグで笑わせたりしてお茶を濁そう。

114 :名無しのオプ:04/07/05 00:32 ID:EeoQ72Hi
笑わせてもらいましたw
真理と透けっこう上手くいってますねw

115 :104:04/07/05 00:35 ID:irPTPHuw
ですよね。もうSE×も済んでるみたいですし・・・。

116 :代打名無し:04/07/05 01:03 ID:HMfWlpFr
>>76続き
 帰り際、来た道を戻ろうとしたら、真理にとめられた。彼女は腰に手を当てて
ふん、とため息のようなものをついた。
「何のためにわざわざこんなところまで来たと思ってるの。こっちよ、こっち」
「こっちって……」
 言われるまま、真理の背中についていく。この辺りになにかあっただろうか。
目的地に全く見当がつかない。ただ、公共の乗り物を使うつもりは無いようなので、
ある程度それは近くのはずだ。僕らの歩く道は近くの学校の通学路らしく、数人の
高校生らしい少年少女たちとたびたびすれ違う。
「どこの学校かな? あの子達は」
 今日日の子供たちはみな大人びているのでこのような言い方にはいささか不自然
さを感じなくもなかったが、他にどういえばよいのか思いつかなかった。
「△□学園。小中高とエスカレータ式の学校ね。エリート学校で有名でしょ。
透、知らないの?」
 エリートとは全く無縁の人生を送ってきたもので。しかし、あれ? そういえば
どこかで聞いたような……。
 そんな僕の表情から読み取ったのか真理が言う。
「ユリちゃんの通ってる学校よ」

117 :代打名無し:04/07/05 01:04 ID:HMfWlpFr
 ユリちゃんからの依頼を引き受けた後、住所から電話番号まで聞いておいた。
依頼を達成したとき連絡がつかなければ困ったことになるので、当然といえば
当然必要なことなのだが、なんだか少女を騙しているようで気が引けた。
 真理は、通っている学校名もついでに聞いていたらしい。情報は無いよりも
あったほうがいいに決まっているが、それにしても過剰ではないだろうか。
 胸ポケットから黒革表紙の手帳を取り出す(刑事が持っているようなものだ。
当然ながら、私物である)。開いて確認すると、ユリちゃんの自宅の住所は、
なるほど、ちょうどこの辺だ。
「挨拶にでも行くの? ユリちゃんの家に」
 とんでもない、とでも言いたげに真理は首を横に振る。
「挨拶しに行くのは既成事実を作ってから。断られたら、元も子もないでしょ?」
 うわあ、悪徳詐欺師みたいだ。僕も同罪なのだけど、これは如何なものか。
ただ、僕は彼女が悪い人間ではないことをよく知っているので心配はしていない。
「それじゃあ、現場検証?」
 ちょっとおどけて言ってみせる。真理も笑って、
「まあ、その言い方が正しいのかどうか分からないけど、そんなところね。
偵察、と言い換えてもいいわ。何か推理の材料が見つかるかもしれないし」
 そのように言ってきた。僕もその意見には賛成だった。しかし、先程から
肩にかけているラジオを入れた紙袋が、重くて仕方ない。それがもう動かないと
分かっているからなおさらその重さを感じるのかもしれない。ずいぶんと薄情な
話だけれど。

118 :代打名無し:04/07/05 01:05 ID:HMfWlpFr
 そんなとき、ゴミ捨て場が目に入った。黒いビニール袋やら、レンジの壊れたのやら
その他諸々色々なゴミが無造作に捨ててあった。おそらくこの周辺の住人たちの使う
ごみ収集場なのだろう。だが、あまりの無秩序さにそこは本来の機能を
失っているようだった。
 ふいに、悪魔のささやきが僕を襲う。
 そこに、捨てちまえよ……どうせ使い物にならないし、重いだけさ……捨てちまえ。
この有様だぜ? ゴミが一つ二つ増えたって誰にもわかりゃしねえよ……。
周囲を見渡す。僕の方を見ている人間はいない。やるなら今しかない。
 そろりそろりとゴミ捨て場に近寄り、紙袋をそこに置く。そしてすばやく
その場を離れる――離れれば、完璧だった。
 すんでのところで良心が邪魔をした。ただ単に、小心者だということかもしれない。
 こんなんだから彼女も出来ないし、いまだに童貞なんだよ……。
 むなしくため息をつき、紙袋を再び持ち上げ、肩にかけた。
「何してるの? 透。おいていくわよ」
 いつのまにかずいぶんと真理は先の方にいた。僕はやや声を大にして答える。
「ゴメン、今行くよ」
 急いで後を追おうと、一歩目を踏み出した。ふいに――。
「ううん? これは……」

119 :代打名無し:04/07/05 01:06 ID:HMfWlpFr
 グチュリ、と嫌な音がした。誤って足元に置いてあった黒いゴミ袋の端を
踏んでしまったのだ。……グチュリ? 一体何が入ってるんだ、この中には。
 僕は気になってそのゴミ袋を手に取り、結んである口をほどき、
中に何が入っているのか、確認しようとした。
「うっ……」
 袋を開けた瞬間、猛烈な刺激臭が僕の顔全体を襲ってきた。思わずのけぞり
顔をそむける。鉄がさびたようなにおい。これは――
 僕が呆然と立ち尽くしていると、真理が小走りに寄ってきた。
「透、なにやってるの。……何、このにおい」
 顔をしかめ、僕の持っているビニール袋を指差す。僕は内心の動揺を隠して
それに応じる。
「血のにおい、だと思う。それだけじゃなくて腐敗も始まってるんじゃないかな」
「人の死体、じゃあないわよね?」
 そうあって欲しくない、といった様子だ(人の死体の一部分ではないよね、
という意味だろう)。
「ああ、違う。……猫の死体。黒猫」
お腹の辺りに何か鋭利な刃物で切り裂かれたような跡があり、中心に一本の
赤い線が入っている。その隙間から見える内臓は、かき混ぜられたように
ぐしゃぐしゃで、ことごとくつぶれてしまっている。
 真理は驚いたように、
「黒猫って、まさか――」
「いや、違うと思う。ジョニーじゃないよ。多分これは野良猫だ。
首輪の痕がない」
 痕があるかどうか確かめるとき、猫の顔をまともに見てしまった。
目は白くにごり、口は不自然に開かれたまま固定されている。鮮血で彩られた
その表情は、断末魔の惨状を思い浮かべさせるのには十分すぎた。
「とりあえず、警察に届けた方がいいよね」
 のどがカラカラに渇いているのは、緊張のためだろうか、それとも血のにおいを
もろに吸い込んでしまったためだろうか。僕には分からなかった。

120 :代打名無し:04/07/05 01:11 ID:HMfWlpFr
 今日中にと思っていたのだけどちょっと遅れてしまった。

 改行ってこんなもんでいいですかね? よく分からないんですけど。

121 :名無しのオプ:04/07/05 01:12 ID:EeoQ72Hi
読みやすくてよかったです。
それにしても文章うまいですね。

122 :名無しのオプ:04/07/05 01:16 ID:W44aKNvg
代打さんキター。
全然おkかと思われ。
話の進め方もうまいです。
なんだか最近急に盛り上がってきましたね。
職人さん方に感謝!

123 :黒猫殺しの:04/07/05 07:30 ID:2PSPgM8O
犯人はヤス

124 :104:04/07/05 17:23 ID:irPTPHuw
>>113
を続けないとね・・・ちょっとこれから出かけるんで、今はできません。
誰かやって。
今このスレでは2つの物語が進行中なので、流される危険がありそうだから。

125 :名無しのオプ:04/07/05 20:04 ID:EeoQ72Hi
>>113の続き

C 紅茶でも煎れてもらって落ち着かせよう。

「小林さん、すいません紅茶お願いできますか?」
僕がそう言うと小林さんは心得たとばかりに頷き、急いで紅茶を煎れにキッチンに行った。
チラッと真理の方を向いてみると・・・アレッ?真理がいない・・・
それに真理の荷物も無くなっている。どうやら置いて行かれたようだった・・・

僕は慌てて僕たちの部屋に行き、部屋に入ろうとしたが鍵が掛かっていて中に入れない。
締め出されたらしい。
「何の用よ!!おじさんの前であんなこと言うなんて信じられないわ!!」
どうやらそうとうにご立腹のようだ・・・

A「ごめん、けど君が愛しくて仕方がないんだよ!それで、ついあんな事を・・・」
僕は歯の浮くようなセリフを真顔で言った。

B「事実を言ったまでじゃないか!僕たちはそんな浅い関係じゃないはずだ!」
僕は開き直ることにした。

C「本当は僕のが欲しいんだろ!?今から楽しもうぜ!」
僕はいやらしく、そう言った。



126 :代打名無し:04/07/05 23:01 ID:HMfWlpFr
>>119続き

* * *
 四時限目の授業が終わり、教室は昼休みに突入していた。女子の妙にテンションの
高い声や、冗談を言い合う男子の声がやけに耳障りだ。少々、寝不足のようだった。
 弁当を持ってきていないので、必然的に食堂での昼食になるが、今の時間帯は
おそろしいほど混んでいるだろうから、少し間を空けてから行くことにする。
 寝てよ……。周りの喧騒から逃げるように耳をさえぎりながら机に突っ伏す。
 ――と、不意に後ろ頭をプラスチックか何か、硬いものでノックされた。
痛くもなんともないので無害なのだが、なんだかバカにされたような気分だ。
「なんの用だ……」
 顔を上げ、自分の頭をノックしていた相手を確認し、俺は不機嫌な声で
それだけ言った。
「なんの用って、ほらこれ。お弁当。一緒に食べようと思って」
 川合美樹はそう言って自分のもっている弁当箱の包みを示した。
長い黒髪が窓からの風によって、さらさらと揺れる。美樹は誰もいない席
から椅子を拝借し、俺の机の前に置くと、それに座った。
「それに、修一君にいくつか聞きたいことがあるんだ」
 美樹は、同い年なのにもかかわらず、年上のような話し方をする。それが時々
癇に障らなくもなかったが、特に文句は言わない。彼女とは初めて会った時から
この調子なのでいまさら指摘するというのも、なかなかきまりが悪い。
聞きたいこと……。一体、なんだろう? コイツのことなのでろくなことでは
ないだろうが。俺は不機嫌な声の調子そのままに、言う。
「……眠いんだ。単刀直入に頼む」
 ハイ分かりましたと、美樹は快活に答える。

127 :代打名無し:04/07/05 23:02 ID:HMfWlpFr
「最近イライラするような事はありましたか?」
 質問の意図がよく分からないが、俺は皮肉交じりにこう答えた。
「ついさっきだが、後ろ頭を弁当箱の底で殴られた」
 美樹はそれを無視して、「特になし、ね」と勝手に進める。
「それじゃあ、夜中に奇声を発したくなったことは?」
「無い」
「何か動物を殺してみたいと思ったことは? 猫とか」
 俺はため息をついた。「おい、これはなんのアンケートだ?」
「受験ノイローゼの修一君が、深夜に路地裏で猫を殺して内臓かっさばいたり
ぐちゃぐちゃのミンチにしたりしてないかを調べるプロファイリング」
 えらく特定的な物の言いようだ。食事中の周囲の耳に入ったのだろう、
胡散臭そうな、酷く迷惑そうな目で見られた。お食事中、失礼。
「それで、結果はどうなんだ?」
 美樹はううん、とおどけたしぐさで考え込むふりをし、答える。
「灰色無罪、ってところかな」
 えらく引っかかる物言いだ。俺が納得いかないような顔をしていると、
彼女は笑いながら否定した。
「冗談だって。黒猫の虐殺事件知らないの? 今テレビでよくやってるじゃん」
 何のことだか、さっぱりだ。虐殺事件?
「知らない。テレビは見ない主義だ。……どんな事件なんだ?」
 気になって、聞いてみる。彼女は待ってましたと言わんばかりに話し始めた。
余計な好奇心だったかもしれない。俺はちょっと後悔した。

128 :代打名無し:04/07/05 23:07 ID:HMfWlpFr
 なんだか最近このスレも元気が出てきたようでうれしい限り。

129 :名無しのオプ:04/07/05 23:07 ID:vTJ1+Xcn
>>125 より
C「本当は僕のが欲しいんだろ!?今から楽しもうぜ!」
 僕はいやらしく、そう言った。

「ハァ? 何言ってんの? そんなワケないじゃない、バカ!」
部屋の中から真理が叫ぶ。全く素直じゃない。毅然とした態度で臨んでいるつもりだろうが、
言葉尻に潜む真理の本心が手に取るように分かる。分かるったら分かる。
「そんなこと言わずに素直になりなよ。君の悦ばせ方を知っているのは僕だけだ。それは君も
知っているはずだろう? さあ、扉を開けておくれマイハニ・・・」
僕はいきなり言葉を詰まらせた。すぐ傍に人の気配がしたからだ。
アチャー
固まる僕の全身を嫌な汗が這うように伝う。
恐る恐る振り向くと、そこには三人の20歳前後くらいの女の子が立っていた。
「え、と・・・いつからそこに?」
おずおずと尋ねる僕に、真ん中のショートカットでメガネの女の子が面倒くさそうに口を開いた。
「さあ? それよりそこに居られると部屋に入れないんですけど。」
僕の背中のドアを指差して言う。どうやら真理のお向かいさんらしい。
「あ、ああ、ごめんね。」
無理やり笑顔を作りながら、慌ててドアの前から飛び退く。
「どうも。」
その僕に蔑むような一瞥をくれると、メガネの女の子はドアを開けて部屋に入って行った。
次にロングヘアのスレンダーな女の子が顔を伏せながら僕の前を通り過ぎる。
最後に、ぽっちゃりとした可愛らしい感じの女の子が跋が悪そうに僕に会釈し部屋に入った。
僕の目の前でドアが閉まる。
・・・やれやれ、真理が素直じゃないせいでとんだ恥をかいた。
閉じたドアを見ながらため息をつく。
さて、ここは

A.気を取り直して真理の説得を続けよう。
B.女の子たちの誤解を解いておこう。
C.談話室に行って小林さんの紅茶で一息入れよう。


130 :104:04/07/05 23:32 ID:irPTPHuw
>>125さん>>129さんどうもありがとうございます。

131 :名無しのオプ:04/07/06 11:09 ID:nYKmooh0
A

132 :名無しのオプ:04/07/06 15:19 ID:s9qsg9Qa
おもしろいです。

133 :物語狂わせたらゴメンナサイ:04/07/07 00:20 ID:oY2OoeRJ
A.気を取り直して真理の説得を続けよう。
「あっ、UFOだ!真理真理!!UFO!早く出て来ないと逃げちゃうよ!!」
僕はだめもとで真理の説得を、いや違うか、説得をした。
だが意外にも真理は部屋のドアを勢いよく開け、
「透、UFOはどこ?どこよ?わかった、談話室の吹き抜けね!!」
と勝手に言った。呆気にとられている僕を尻目に、真理は
早足で階段をかけおりていった。

・・・やばい。UFOの話が嘘だったとばれると、もっと関係がまずくなる。
騙される方も騙される方だが・・・。
あれこれ策を考えていると、唐突に向かいの女の子達の部屋でざわめきが起こった。


134 :物語狂わせたらゴメンナサイ:04/07/07 00:23 ID:oY2OoeRJ
「あれっ?ねえ、今の見た?」
「えっ、あなたも見た?今のあれを?」
「キャーッ!出たー!」
3人のざわめきは悲鳴へ変わり、それぞれは転げるように部屋から出てきた。
最初に出てきたメガネの女の子は床へへたりこみ、肩で息をし、僕のズボンに
しがみついてきた。
「助けて、助けてください、窓の外に・・・空とぶ円盤が!!」

僕は戦慄した。今真理にしたのは当然作り話だ。
女の子達はUFOを見たと言っている。
3人の中で最も知的そうな女の子や、頭のいい真理が一番恐がったり
信用していたりするのも驚いた。

A:「何の騒ぎだ?」
  2階にいる客はドアを開けて何事かとこちらを見、
  1階にいる真理を含めた全員は階段を上がってきた。

B:「その女の子は何よ」
  いつの間にか2階にあがってきた真理が嫉妬、いや恨みのこもった
  目をして言った。

C:<皆さんにお任せします。思いつきません>


135 :名無しのオプ:04/07/07 00:37 ID:oY2OoeRJ
かまいたちの夜煉獄編楽しみにしてる方いますか〜?
私もすっごく楽しみです。

136 :名無しのオプ:04/07/07 06:07 ID:jeIhnIJq
A:「何の騒ぎだ?」
  2階にいる客はドアを開けて何事かとこちらを見、
  1階にいる真理を含めた全員は階段を上がってきた。

「UFOよ、UFO!助けてください!」
メガネの女の子が物凄い形相で叫んだ。
一体全体どうなっているのだろうか?
僕が三人の部屋のドアを開けようとしたその時、ドアを開けようとした手を誰かが掴んだ。

僕の手を掴んだサングラスに帽子をかぶりコートを羽織るといった異様な格好をしたその人は言った。
「やめろ!開けると死ぬぞ!恐らく中の人は助からん、急いでみんな下へ降りるんだ!!」

A僕はかまわずドアを開けた。

B僕は心得たとばかりに頷き、みんなに下に降りるよう伝えた。

C「お前は誰だ!?名を名乗れ!!」
僕はこの不審な男に食って掛った。


137 :名無しのオプ:04/07/07 12:12 ID:Qjf9jtbD
バッドエンドの一つも見てみたいのでA

138 :名無しのオプ:04/07/07 17:52 ID:oY2OoeRJ
バッドエンドになったら前の選択肢から選び直すんですか。

139 :名無しのオプ:04/07/07 20:26 ID:QrORqqjI
A僕はかまわずドアを開けた。

と、次の瞬間、
「やめろと言ってるだろう!」
いきなり肩を掴まれたかと思うと、思い切り後ろに引き倒された。
「透!」
廊下の壁を背に尻餅をつく僕に、真理が駆け寄る。
集まっている人たちは突然の事に対処を決めかねている様子だ。
そして僕はというと、一瞬何が起こったのか理解できていなかった。
・・・が事態を把握するにつれ、怒りがこみ上げて来る。
「何なんだあんた!」
サングラス越しの目を睨み付けてやろうと顔を上げる。
しかし当の男は既にこちらを見ていなかった。
「チっ」
男は少しのあいだ開いたドアの向こうを見ていたが、忌々しげに舌打ちすると
廊下の野次馬を掻き分けるようにして走り去った。
「あ、田中様!」「おい待てよ!」
「ちょっと、俊夫君!」
我に返った小林さんとペンションの従業員ぽい男女がその後を追いかける。
「僕らも行こう。」
真理に肩を借りて立ち上がり、後を追おうとした時だった。
「やだ、また・・・!」
「うそ・・・」
「何なのよ一体・・・」
部屋を覗き込んでいた女の子たちが再び騒ぎ始めた。
僕は…

A.このままでは気が治まらない。サングラスの男を追いかけた。
B.「どなたか一緒に来てくれませんか?」
  一人で部屋に入るのは怖いので、有志を募った。
C.「あなた、ちょっと見て来てくれませんか?」
  部屋に入るのが嫌だったので、傍の人に調べて貰うことにした。

140 :139:04/07/07 20:29 ID:QrORqqjI
>>137
バッドでなくてすまそ。続けられそうだったんで・・・

141 :名無しのオプ:04/07/07 21:38 ID:oY2OoeRJ
139の続きです。

B.「どなたか一緒に来てくれませんか?」
  一人で部屋に入るのは怖いので、有志を募った。
「私が行く」
真理が手を上げて言った。他の者は聞いていないふりをしたり、逃げた男を
追いかけたりしている。
しかたなく2人だけで部屋に入ることにした。
「行くわよ」
真理がドアを開けた。なぜだか部屋から寒気が漏れてくる。
部屋の中には、女の子たちのバッグが床に置かれ、ベッドの上には本や
お菓子の食べかけや化粧道具が散らかっている。
そこで僕は奇妙なことに気づいた。
おかしい。カーテンが閉まっている。真理に目配せして、僕はカーテンを
開けさせようとしたが、
「何してるの、早くカーテンを開けなさいよ」
真理は恐い所ばかり僕まかせにしている。
意を決して、僕はカーテンを開けた。
そこには、

<選択肢も思いつきません。だれか適当に続けて>

142 :名無しのオプ:04/07/08 16:38 ID:Fa/eYkq0
この先どう書くか非常に悩む

143 :名無しのオプ:04/07/08 18:02 ID:lDlnTPI9
なんせUFOだからな

144 :名無しのオプ:04/07/08 18:11 ID:wtLim61O
ごめんなさい・・・
でも、なるようになるでしょう。で、もうひとつの話は・・・?

145 :名無しのオプ:04/07/08 19:41 ID:oes9dQVg
>なるようになるでしょう
えらく無責任なんだな。

146 :名無しのオプ:04/07/08 20:22 ID:oes9dQVg
そこには、開け放たれた窓があった。
そしてその窓の向こうには、鈍く明滅する乳白色の球体が浮いていた。

「なんだよ、これ・・・」
窓から漂う刺すような冷気にも構わず、その場に立ち尽くす。
そんな僕に真理が怪訝そうな目を向けた。
「いや、ただの蛍光灯でしょ、これ。」
「へ?」
僕は間抜けな声で返した。振り向き、醒めた頭で改めて見直す。
彼女の言う通り、球体の正体は照明用の大きな蛍光灯だった。
不気味に明滅しているのは寿命が近い為だろう。
更によく見てみると、球体の下部にぼんやりと黒い支柱が見えた。
今はその色が夜闇に溶け込んでしまっている。浮いて見えたのはこの為だ。
「なんじゃそら。」
背後でため息混じりの声が上がる。振り向くと、いつの間に入って来ていたのか、
50絡みの恰幅のいい男性が立っていた。因みに頭はバーコードだ。
「大騒ぎしよるから何かと思えば、下らんオチやのー。ベタ過ぎて何や腹立つわ。」
言いながら廊下から顔を覗かせる三人組に冷ややかな眼差しを向ける。
これに対し三人組は、メガネの子がぷいと顔を背け、ロングの子が男性を睨み返し、
ぽっちゃりの子が苦笑いをし、と三者三様の反応を見せていた。


A.「まあまあ、とりあえず何事もなかった訳ですし。この場はこれで良しとしましょうよ。」
  僕はやんわりとなだめた。
B.「さっき呼びかけたときには顔を伏せておきながら今になってそんなことを言うあなたは誰ですか?」
  僕は簡潔に質問した。
C.「そこまで言わなくてもいいじゃないですか! こんなの見たら誰だってUFOと思うに決まってるでしょう?」
  僕は控えめに反論した。
D.「禿どー! ほんとコムスメって頭が悪いですよね!」
  僕は渋々ながらも迎合した。


147 :名無しのオプ:04/07/08 20:52 ID:Fa/eYkq0
D

148 :名無しのオプ:04/07/08 20:54 ID:FTs3JWeQ
おもしろい

149 :名無しのオプ:04/07/08 21:06 ID:wtLim61O
>>145
人が頭を低くするとこれだよ。別に低くしてないか。悪うございましたね。

>>146
・・・にもかかわらず、どうもありがとうございます。

150 :名無しのオプ:04/07/08 22:42 ID:+33RJ01Q
野球板にこんなネ申がいたとはな
もっと野球板に行くようにしよう

151 :名無しのオプ:04/07/09 00:13 ID:hI9OYL2M
監獄島に行く話もやりませんか。
あと>>128かな?ここで止まっているがこれの続きもジャンジャン
書いてくれてください。

152 :名無しのオプ:04/07/09 19:08 ID:VAnTc1E7
age

153 :読みきり書いてみました:04/07/09 20:09 ID:hI9OYL2M
私は透を探していた。
ペンションに着いてから、透はペンション内の探検をすると言って出て行った。
それきり戻って来ないのだ。
誰か女の子でもたぶらかしているのだろうと思っていたが、もう2時間になる。
私は廊下に出ると、「空き部屋です」と貼り紙がある部屋以外の部屋をひとつひとつ
回った。
透の部屋、私の部屋をぬかすと4部屋があった。
それぞれの部屋をまわると、2部屋は留守で、もう2部屋にはひげの男性と
中年の夫婦がいた。
透のことについてはどちらも
知らないと言う。当たり前だが。
そして私は、1階を調べることにした。

1階の談話室では、3人の女の子が大騒ぎをしていて、横では
2人の女性がいた。2人の女性の片方は貴婦人という感じの人。
もう1人はその人の娘だろうか。私と同じぐらいの年に見える。



154 :読みきり書いてみました:04/07/09 20:09 ID:hI9OYL2M
私はしびれをきらして、しぶる叔父から無理やりどんな客が今日泊まって
いるかを聞き出した。
「こんなことは本当は真理相手でも言っちゃいけないんだが・・・透君と真理の
他には、夫婦と女の子3人、あとは1人で来た男性客が2人だけだよ。透君は
見ていないがねえ・・・」
と叔父は答えてくれた。

従業員の部屋のある廊下から談話室の方から戻りながら、少し考えて私は
気づいた。さっきの親娘が叔父の言った客の内訳に含まれていない・・・。

談話室に戻ると、叔母が紅茶を5人に配っていた。また私はあることに気づいて、
驚愕した。
女の子は紅茶を飲んでいるので静かにしている。だから親娘の声が聞こえるのだ。
貴婦人の方は、低い、まちがいなく男の声だ。
そして娘の方は・・・

                                     終

読んでくださってありがとうございました。

155 :名無しのオプ:04/07/09 21:28 ID:i9dp76Pb
>>146 より
D.「禿どー! ほんとコムスメって頭が悪いですよね!」
  僕は渋々ながらも迎合した。

「誰がハゲやねん。」
「小娘で悪かったわね。」
意外な反応がステレオで返ってきた。
「よう見てみぃ、ココにちゃんと髪の毛あるやろ。」
「世代を一括りにして評価するなんて大した器ね、透。」
バーコードを押し付けられ、凄まじい剣幕で詰め寄られ、息が詰まりそうになる。
「自分なぁ、もうちょい理性的にモノ見ぃや。何でもかんでもUFOや幽霊やスパイや言うて・・・」
「あんたねぇ、その発言に当たっての統計学的に信頼できるデータの裏打ちというかさぁ・・・」
互いの相乗効果だろうか。二人の怒気はますます加熱する。
「そもそも人の身体の欠陥を聞こえよがしに喚き散らすちゅうそのテレパシーの無さが・・・」
「そもそも透はあんな人たちとあたしを同列視してるわけ? それデリカシー。信じられない・・・」
必死に耐えていた僕が、落涙の一歩手前というところまで追い詰められた時だった。
「ちょっと、あんな人ってどういう意味?」
部屋の入り口から響いてきた声が場の流れを変えた。
見ると、ロングの子がさっきまで男性に向けていた敵意を真理に送っている。
真理の発言の一部を聞きとがめたらしい。
「どういう意味って・・・、言葉通りですけど?」
おとなしく謝っておけばいいものを、真理は生来の負けず嫌いをここで発揮した。
ロングの子はそんな真理に刺すような視線を送る。
「ふん、開き直り・・・ね。あたしさぁ、アンタみたいな女大っ嫌いなんだよね。
わざとダサ目の男をカレシにしてさ。部屋から閉め出してみたり、イヤな事だけやらせてみたり。
なに、女王様?」
「ダサ目・・・?」
恐くて直視できなかったが、真理の表情が変わっていくのは気配で分かった。

A.「ちょっとちょっと、取りあえずみんな落ち着こうよ。」
B.「なんだとこのバイタ。誰の女に向かって暴言カマしてると思ってんだゴルァ!」
C.「そうなんだよ! もっと言ってやってくれよ。」

156 :155:04/07/09 22:24 ID:3Hd1UAfF
>>149
こちらこそ暴言スマソ。>>145は言い過ぎでした。
書き手として参加して貰えるのは、正直とてもありがたいです。
これからも機会があれば積極的に書き込んで下さい。

157 :名無しのオプ:04/07/09 22:24 ID:VAnTc1E7
B.「なんだとこのバイタ。誰の女に向かって暴言カマしてると思ってんだゴルァ!」

「おぅ、姉ちゃん、今なんじゃいうたんじゃ!?ええ加減にしとけよ?こらぁ」
僕は今、仁義なき戦いにはまっており毎日の様に真理とビデオを見ていた。
そのせいで口調までヤクザっぽくなっていたのだった。
「お前のぉ、わしの事ダサいじゃ事のよう言うたのぉ!こらぁ。わしが誰かしっとんか!?」
僕がそう言うと僕のあまりの変わり様に唖然としていたロングの子は震える声で答えた。
「し、知らないわよ、何よ?あなたヤクザとでも言うつもりなの?」

A「おぉ、そのとおりじゃ。ワシはのぉ、矢島組若頭の矢島透いうもんじゃ!!」
僕はすでに自分が本当にヤクザであるかの様に錯覚し、そう答えた

Bまだ減らず口を叩く女にキレた僕はこのにいきなり殴りかかった。

C「わしゃ、学生じゃ。けどのぉ、ワシの女馬鹿にした罰は受けてもらうけぇのぉ。
バイタ!お前のタマとったらぁぁぁぁ!」
僕は懐から通販で買ったドスを取り出しロングの子に飛び掛った。

158 :代打名無し:04/07/09 22:53 ID:Rz9uc+gW
>>151
最近、俺の愛するプロ野球が大変なことになってて……。
心配で心配で何も手がつかないのですよ。近いうちに必ず書きます。

159 :名無しのオプ:04/07/09 22:55 ID:xnHyKs3a
>>156
黙れ死ね

160 :159:04/07/09 22:57 ID:xnHyKs3a
>>156
言い過ぎました
スミマセン

161 :名無しのオプ:04/07/09 23:59 ID:Ur5A/kRs
>>159-160
おまい(・∀・)イイな

162 :名無しのオプ:04/07/10 00:10 ID:/Qr+E5Xs
>>158
あらそうでしたか。まあがんばってください

163 :名無しのオプ:04/07/10 19:57 ID:qlyyxOHN
おもろいage

164 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 09:19 ID:FSzrI4jh
活気がないyp

165 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:04/07/11 10:02 ID:NAgjT7Td
|             ,,.-'ヽ  
|、、         / :  :!  
| ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;'   ;,.!  
|..;;;ヽ       ヾ ,,;_ , /  
|:::,:'           -,ノ   
|  ,'⌒'      '⌒',、;,  
|   ェェ , ... 、,ェェ  ;: 
|;.       C)   ,; '  
|.,;'   '.、r‐-ニ-┐,;'、
|!、  ;'! ヽ 二゙ノ 
|!   \` ー一'´丿 \ 
|\   \___/   /`丶、   


166 :名無しのオプ:04/07/11 23:57 ID:KQqZQ8mw
ぐう。お腹空いた・・・書こうかと思ったら、これだし。
ちょっとコンビニ行って来ます・・・

167 :名無しのオプ:04/07/12 00:47 ID:zQlMmcg7
>>166
いま書いているのは
>>127 の続きですか?
>>157 の続きですか?

168 :代打名無し:04/07/12 01:50 ID:pygB5/cO
>>157だと思います。

>>127の続きはは大体完成してるんで、明日辺り上げます。……多分。

169 :167:04/07/12 02:36 ID:3cs/bzQR
>>代打氏
お疲れ様です。レスありがとうございました。
続きは無理せずじっくりやって下さい。

170 :名無しのオプ:04/07/12 11:17 ID:ImsUgtlI
決死のホームスチールage

171 :代打名無し:04/07/12 15:53 ID:pygB5/cO
>>127続き

 彼女の話によると、このようなことらしい。
 最近この辺りで、何者かに殺されたらしい猫の死体が多数見つかっている。
その殺された猫のいずれも黒猫で、かつその異常ともいえる殺し方から、マスコミも
こぞってそのことを報道し、ちょっとした、いや彼女の様子を見ていると、かなりの
騒ぎになっているらしい。
「異常な殺し方って……。まさか、内臓ぐちゃぐちゃ?」
 俺は彼女の表情を観察しながら、声のトーンを落として聞く。先程彼女はぐちゃぐちゃ
のミンチ、と言っていた。おそらくこのことから来たセリフだったのだろうと俺は
見当をつけていた。
「そう。何かでかき混ぜたみたいに。最初に発見された死体なんか、腐敗してて
ものすごいにおいだったらしいよ。まあ、ゴミ袋の中だったんで発見されるまで
周りはぜんぜん分からなかったんだけど」
 想像するのもおぞましい。第一発見者はどんな人間だったのだろう。トラウマに
なっていなければいいが。俺は気になってさらに突っ込んで聞いてみる。
「最初の死体はどこで発見された? 知りたい。状況、時刻、その他諸々も」
「驚くなかれ、発見場所はここからすぐ近くのゴミ捨て場。ほら、途中にあるでしょ。
なんか色々放置されてグダグダになってる所。さっきも言ったけど死体はゴミ袋――
黒い奴ね。中身が見えない――の中に詰められていたんだけど、五日前の夕方、
午後六時過ぎに散歩をしていて偶然通りかかった若い男女が、それを不審に思って
中を確認するまで誰も気づかなかったらしいわ」
 散歩をしていた若い男女が発見、ね。その周辺の住民はそれに気づかず、たまたま
通りかかった人間がそれを見つけるとは。少々、問題ではないだろうか。みんな
無関心にも程がある。自己中だ。大体、みんな共同で使っているはずのゴミ捨て場
を誰も何もせず荒れ果てたまま放置するなんて。俺が、私が、何もしなくても、誰か
他の奴がやるだろうから……といった具合か。

172 :代打名無し:04/07/12 15:55 ID:pygB5/cO
 まあ、くだらないことは置いておいて。
「しかし、黒猫だけ、か……」
 精神に異常をきたした人間の仕業だろうか。俺が考え込むと、
彼女は改まった口調でこう切り出した。
「この事件、おかしなことはいくらでもあるんだけど、特に私が気になったのは」
 そのように前置きして、
「猫の腹を開くときに使われたらしい刃物の形状が全部の死体とは一致していない
らしいの。修一君、どう思う。おかしいよね?」
 確かにおかしな話だ。どういうことだろう?
 推察してみるに、犯人は――

A 単独犯?
B 二人以上の複数?


173 :代打名無し:04/07/12 15:58 ID:pygB5/cO
C 便乗犯の可能性は?
  
  上記Cを、上記の選択肢ABに追加します。

174 :名無しのオプ:04/07/12 17:46 ID:HYx2yI9M
c

175 :代打名無し:04/07/12 19:20 ID:pygB5/cO
便乗犯というか、模倣犯かな? どっちが正しい言い方か知っておられる方がいれば
教えていただけるとありがたいです。

176 :名無しのオプ:04/07/12 22:16 ID:XK+FcYym
>175
日本語として正しいかどうかというのはよくわかりませんが、
どちらも耳にする言葉ですね。
私見ですが犯人の主観(動機)で決まるような気がします。
客観的には区別がつきにくい現象だと思うので、>>172のケースでは
どちらの表現を用いても無問題だと思われます。

ちなみにgoo辞書には両方とも「載ってません」w

177 :代打名無し:04/07/12 23:14 ID:pygB5/cO
わざわざ調べてくれたんですね。ありがとう。

178 :名無しのオプ:04/07/13 00:00 ID:KlH33FBt
>>176
まあなんだか、新しい言葉っぽいですもんね。ぐっじょぶ

179 :名無しのオプ:04/07/13 00:51 ID:AdENfFdg
>>157 より
A「おぉ、そのとおりじゃ。ワシはのぉ、矢島組若頭の矢島透いうもんじゃ!!」
  僕はすでに自分が本当にヤクザであるかの様に錯覚し、そう答えた

効果は想定した以上だった。
ロングの子はもちろん、真理も他の女の子も僕に畏怖の眼差しを向けている。
部屋中の視線を一身に浴び、僕は少し悦に入っていた。
が、そんな中、一人だけ溜息をついた人物がいた。
「どこの組やねん、それ。」
バーコードの男性だ。さっきまでとは違うドスの効いた低い声で突っ込んでくる。
「どこって・・・」
「あーあー、言わんでもえぇ。ところでな、ワシ、香山誠一ゆうねんけど、兄ちゃん知っとお?」
いきなり名乗られた僕はとっさの返答に詰まった。
その様子を見て男性…香山さんの口端が上がる。
「あれ、知らんの? その手の稼業で喰ってんねやったら小耳にくらい挟んどると思たけど・・・」
僕は青ざめた。まさか・・・、本職?
蛍光灯の不気味な明滅が、後光のように香山さんの背後から溢れる。
「その顔はホンマに知らんらしいな。全く、浪花のグランドファーザーを知らんとはどこのモグリや。」
瞬間、場が止まった。

「・・・ゴッドファーザー?」
「そう、それ!」れ!」れ!」れ!」れ!」
ぽっちゃりの子がぽつりと漏らした声に部屋にいた全員が食い付く。
その光景に香山さんは陶然と息を吐いた。
「はぁぁぁ、コレや、コレ。なぁ、おもろかったやろ? なぁ、なぁ?」
僕の肩を掴んでガクガクと揺する。なんなんだ、このおっさん。

A.「え、ええ。面白かったです。だからそろそろこの場をまとめませんか?」
B.「いや、関西人の品性に乏しいノリを理解しろと言われても・・・」
C.「どや、ボクを雇てみぃへんか?」


180 :代打名無し:04/07/13 00:57 ID:Iy58ev7E
C 便乗犯の可能性は?

 そのあたりが気になったので、俺は聞いてみた。
「便乗犯の可能性は? 有りうる?」
 彼女はううん、と首を横にふった。ふうん、と俺は何のためかわからない相槌を打つ。
「――と言うのも、一匹目の時点ではマスコミは特に大きく取り上げなかったし、
最初の死体と、二番目に発見された死体とを比べてみると、放置された場所の違いが
あるから簡単には比べられないのだけど、どうも二番目の方が先に殺されていたらしいの」
 後から発見された方が先に殺されていた。なるほど、便乗犯の可能性は限りなく
ゼロに近いだろう。もっとも、これから先にそんな輩が出てこない保証はないが。
つまり、犯人は――

A 単独犯?
B 二人以上の複数?


181 :代打名無し:04/07/13 00:59 ID:Iy58ev7E
 ただ迂回するだけの選択肢ですみません。
 でも、これから先はバッドエンドに続くようなのをこっそりと入れていきますんで。

182 :名無しのオプ:04/07/13 17:43 ID:ExVIyloZ
C.「どや、ボクを雇てみぃへんか?」

「お前がどれほどのモンや?見たトコ素人さんと変わりないようやけどの」
鼻で笑って答える香山さんに僕は不敵に笑い返した。
「香山さん、あんたワシのこと舐めとるようじゃけどの、
あんたこの「シュプール」にある組の幹部が来とるのしっとんか?」
これはもちろん僕の全くの嘘だ。しかし、僕の迫真の演技に香山さんも思わず真顔になった。
「ほう、誰や?こん中にいてんのか?」
僕はニヤリと笑って答えた。

A「おお、それはのさっきの覆面の田中いうヤツじゃ。アイツはアンタの組のモン殺しよった鉄砲玉じゃで!?」

B「真理、そろそろお前の正体明かしてもええじゃろ?」

C「美樹本さん、あんたチャイニーズマフィアと仲よぉしとるらしいのぉ!?
それで香山さんの組潰そうゆう腹じゃろ?」


やくざ編だな、こりゃ

183 :名無しのオプ:04/07/13 20:22 ID:KlH33FBt
>やくざ編
面白そうです!!スパイより泥臭いかな?

184 :名無しのオプ:04/07/13 20:50 ID:Em22gvA1
>>180 Bで

>>182 cで

185 :名無しのオプ:04/07/14 15:26 ID:+AVUq/PN
age

186 :名無しのオプ:04/07/15 02:11 ID:5GgLaSaD
一気にさびれたな・・・

187 :名無しのオプ:04/07/15 23:57 ID:e8JmfiNB
age


188 :名無しのオプ:04/07/16 02:49 ID:akSA3bEK
C「美樹本さん、あんたチャイニーズマフィアと仲よぉしとるらしいのぉ!?
それで香山さんの組潰そうゆう腹じゃろ?」

皆の視線が美樹本さんに集中する中、美樹本さんはなぜかニヤニヤしていた。
「透くん、もう茶番は終わりにしませんか?矢島組なんて聞いたことがない。
ましてや若頭の矢島透なんてね。」

美樹本さんの言葉に香山さんもそのとおりだと言う様に頷いた。
「そやそや、だいたいあんたんとこは・・・」
「香山さん、抵抗しないでいただきたい。すればあなたは死ぬ事になる・・・」
さっきとは打って変わって恐ろしい表情をした美樹本さんがそう言った。
「え・・・美樹本さん?どうしたんです・・・か?」
何が起こったかわかっていない僕たちを代表する様に、小林さんがそう問いかけると香山さんが代わりに答えた。
「美樹本はん、あんた東のモンやろ?こんな事してタダで済む思うてんのか?」
「こちらは最初から戦争起こすつもりなんでね・・・タダで済むとも思ってませんよ
しかし、透くん。君の言ったことはきっとでまかせだったんだろう。しかし、実に的を射ていたよ」
不敵な笑みを浮かべる美樹本、そしてそれとは対照的に恐ろしい形相の香山さん・・・
やばい、これは本当にヤクザの抗争だ・・・仁義なき戦いなんだ・・・
唖然としている僕たちを尻目に美樹本はじりじりと後ずさるように玄関の方に向かっていく。
なんとかしようと僕は思った。

Aしかし、恐怖で足がすくんで動けなかった。

B「まてぇ、コラァ!!」
僕は美樹本に向ってこう叫んだ。

C僕はとなりにいる真理に小声でしゃべりかけた。

189 :名無しのオプ:04/07/17 01:41 ID:PlbDtOEt
470 名前:なまえをいれてください[sage] 投稿日:04/07/16 14:37 ID:XjdgdotU
レゲー板より

429 名前:NAME OVER[sage] 投稿日:04/07/15 22:06 ID:???
再うp(8時20分→8時50分に修正)
ttp://www.issaigassai.com/up/upload70/data/KAMA.zip

190 :名無しのオプ:04/07/17 01:57 ID:euqgl4w+
>>189
404…

191 :名無しのオプ:04/07/17 02:39 ID:PlbDtOEt
すまない。漏れが持ってるのを全部うpするので許せ
ttp://www.issaigassai.com/up/upload70/data/kamakiri.zip

192 :名無しのオプ:04/07/17 03:06 ID:euqgl4w+
>>191
多謝!

193 :名無しのオプ:04/07/17 22:35 ID:YRadNC75
>>191
これ何ですか

194 :名無しのオプ:04/07/19 00:27 ID:djAm03YY
>>193
かまいたちの創作ゲーム集

ついでにage

195 :名無しのオプ:04/07/21 17:16 ID:HDMGMX1I
B「まてぇ、コラァ!!」
僕は美樹本に向ってこう叫んだ。
そして、美樹本の顔面にアッパーを食らわせた。
よろけた、美樹本を突き飛ばし中指を掴んだ。
「そんなドスの聞いた声で、ドレミの歌が歌えるか?」
思いっきり小指を反対側に折り曲げてやった。
美樹本の叫び声が、ペンションに響き渡った。
そして、ストピングの嵐・・・・・・。
僕は・・・。

A とどめを香山さんのチャカでさす
B ほかの客に襲いかかる
C 死にましぇ〜ん

196 :名無しのオプ:04/07/21 18:47 ID:qPEPPoia
もう終わりかと思ったけど書く人がいて良かった。
代打さんこねぇな・・・

197 :名無しのオプ:04/07/21 23:52 ID:sdlzk4hM
>>195
迷うなあ。
Bにしようか・・・Cもいいかな。

B どらしうなんかさのうお
C ちによかてのみまいとり
それじゃあCで。

198 :名無しのオプ:04/07/22 14:10 ID:ybb9OUWq
C 死にましぇ〜ん

一瞬、トラックの前に飛び出し真理にプロポーズする姿を思い浮かべたのがいけなかった。
僕が妄想に耽った一瞬の内に美樹本の恐ろしく速い拳が僕のあごを捉えていた。真理の絶叫が聞こえる。
右から蹴りが飛んできたが全く反応できない。直撃。一撃でアバラが折れたらしく、胸に燃え上がるような熱さを感じる。
僕がかがみこんだ瞬間、美樹本が懐に拳銃を取り出す。銃口がこちらに向くと同時に香山さんが美樹本に体当たりを食らわせた。
よろける美樹本。轟く銃声。崩れ落ちる香山さん。みんなの絶叫が聞こえる。
僕は・・・

A体中にはしる痛みに耐え叫んだ。
「真理!あれを使うぞ!」

B僕は土下座をして美樹本に「許してください」と頼んだ

C「田中さん助けて〜〜!」

199 :名無しのオプ:04/07/22 19:48 ID:riopW4dk
A!A!

200 :名無しのオプ:04/07/22 23:54 ID:rmHqlkKB
A体中にはしる痛みに耐え叫んだ。
「真理!あれを使うぞ!」

僕の一言で一瞬、ペンション内に静寂が戻った。しかしすぐに美樹本がそれを破った。
「よくも俺の指を折ってくれたな。たっぷりとお礼をしてやるよ」
美樹本が銃を手に近づいてくる。僕は再び叫んだ。
「動くんじゃない。こんなこともあろうかと持ってきておいて良かった」
美樹本は様子を探るように動きを止めた。
「え?え?」
あたふたとする真理を放って、僕はさらに演技を続けた。
「いい心がけですよ、美樹本さん。真理、香山さんの様子を見てくれ」
「すごく出血してる。早く手当てをしないと」
僕が考えあぐねていると、美樹本が声をかけてきた。
「どうするつもりだ?このままというわけにもいかないだろう」
「お前は黙っていろ。あれがある限りお前は手が出せない」
「あれとはなんだ?」
美樹本を無視し、再びどうするかを考えようとした瞬間、誰かが一階に降りてきた。

201 :名無しのオプ:04/07/22 23:54 ID:rmHqlkKB
田中さんだ。
「美樹本、何をやっているんだ。早く香山にとどめをさせ」
くそ、田中と美樹本は仲間だったのか。
「遅いぞ、何をやっていたんだ。」
「すまんな、少し眠ってたみたいだ。それよりも早く香山を」
「しかし、このガキが何か持ってやがるようで手が出せん」
田中はちらりと僕を見、そして近づいてきた。
「動くな。あれを使うぞ」
僕はそう牽制したが、田中の動きは止まらない。僕はあせった。
「止まれ。あれを使ってもいいのか?後悔する事になるぞ」
しかし田中は歩みを止めない。
「使うぞいいんだな?あれだぞあれ。あたると痛いぞ。血がピューっと出るんだぞ。言われな分からへんのか」
あせって僕は意味不明なことを言ってしまった。おまけに関西弁まで混じってしまった。
どうする?

A 美樹本たちのほうへ寝返る
B 「うっ 持病が・・・」
  僕には類まれなる演技力がある、それで乗り切ろう。
C アレを出す

202 :名無しのオプ:04/07/23 00:06 ID:QjBNiMtb
おもしろいです
このスレの最高傑作になるかも?

203 :201:04/07/23 00:21 ID:+oG3VJPG
ちなみにCの選択肢の「アレ」はわざとカタカナにしました。意図を汲み取ってくれた人は
ぜひCで続きを書いてください。同じことを考えたのならばバッドエンドへ向かうと思いますが。

204 :名無しのオプ:04/07/23 01:06 ID:B8lGMULK
C アレを出す

僕は絶体絶命のピンチに陥りパニックになりアレを出した。そう男の大事な部分だ。




静寂がペンションを支配する。
静寂に耐え切れなくなり僕は田中に尋ねた。
「どうですか、僕のモノは?」
田中が答えるより早くペンション内に轟音が響き渡った。
「なんなんだこのガキは?ヤクザのフリをしたり、何か危ねえものを持ってる
フリをしたり」
僕は薄れゆく意識のなかで美樹本の言葉を聞いた。最後に僕の視界に入ってきたのは
他でもない僕の一物だった・・・・


バッドエンド「アレ」

205 :代打名無し:04/07/23 13:28 ID:llIvBwAS
>>180続き

 ということは、犯人は二人以上の複数? いや……
「警察はどんな見解を示してるんだ? 凶器が一致しないってことは
一応、複数犯の可能性もあるだろう」
 聞いてみる。ただ、複数犯だと考えると、その動機がちょっと想像つかない。
だから、常識的に考えるなら。
「警察の見解としては、犯人は単独犯で、気分によって凶器を変えているのではないか、
ってことらしいんだけど。どうも、異常者の犯行にしぼって捜査しているみたい」
 まあ、そんな所が妥当だろう。気分によって凶器を使い分けるような異常者がいるという
発想自体、非常識と言えなくも無いが、組織的に猫殺しが行われていると考えるよりはましだろう。
「まあ、警察ならそんな所だろうな……」
 何か奇怪な事件がおきれば、それはすべて精神に異常をきたした人間の犯行。安易だ。
だが、今の時点ではそれしか考えられない。
 頭の周囲を違和感がくるくると巡る。何に違和感を覚えているのか、分からない。しかし、確かに
何かがある。何の根拠も無いただの勘。
 信じるに足りない――か?
* * *
 何も手がかりが無いまま、数日が過ぎた。ジョニーは一体どこにいるのやら。
あの、猫殺しの事件も気になるけれど……。
 事務所のソファに体をうずめ、色々考える。真理は何か思い立ったらしく、
ついさっきバタバタと出て行った。何があったのやら。
 僕は手持ち無沙汰に、ユリちゃんから預かったジョニーの写真を弄っていた。
 ――畜生、人の気も知らないで、幸せそうな顔しやがって。
 写真に不必要な毒を吐く。ああ、何やってるんだ、自分。
「ん? これは……」
 不意に写真の裏のあるものが目に付いた。黒のインクで、小さく何か書かれている。
目をこらしてよく見ると、ローマ字で「Honma」とあった。
 この写真を撮った人の名前だろうか?

206 :代打名無し:04/07/23 13:32 ID:llIvBwAS
 夏休みの期間のほうが、日々の負担が増える事実を世の中の大人はどう思うでしょうか。
ちょっと言い訳。しばらく書かないですいませんでした。

207 :名無しのオプ:04/07/23 13:45 ID:QjBNiMtb
バカンスを強要してくれ日本

208 :名無しのオプ:04/07/23 21:31 ID:yhjTedUI
B 「うっ 持病が・・・」
  僕には類まれなる演技力がある、それで乗り切ろう。

「あれ」なんていうのは元からハッタリだ。それが通じなくなったとすれば、この状況を
抜け出す手段は古典的だがこれしかない。
「うっ 持病が・・・」
僕は胸を押さえてうずくまった。
「おいおい、そんなことで騙されると思っているのか?さっきの威勢の
よさはどうしたんだ?」
美樹本が薄ら笑いを浮かべながら声をかけてくる。
「本当に苦しいんだ・・。僕は極度に緊張すると心臓が締め付けられるように
なるんだ」
そう簡単に信じてもらえるとは思っていない。これからが演技の見せ所だ。
「透、本当に苦しいの?」
今まで香山さんの止血に専念していた真理が心配そうに声をかけてきた。

209 :名無しのオプ:04/07/23 21:56 ID:yhjTedUI
「ぐ・・・ 信じてくれ」
かすれ声を出しながら、僕は真理や美樹本たちに向かって言った。ここで脂汗でも
浮かせられるのならば尚良いのだが、さすがに身体機能まで調節する事は出来ない。
ここで今まで様子を見ていた田中が言葉を発した。
「まあいい。どちらにせよふざけた真似をした報いをたっぷりと受けてもらうぞ。
だがまあ俺らも鬼じゃない。お前の言う持病が治まるまで待ってやるよ。ただし
俺の部屋でな。おい美樹本、香山は後回しにして他の奴らが動けないようにロープで縛っておけ。」
美樹本は頷き、銃を手にみんなのそばへ近づいて行った。
「おい動くんじゃないぞ。動いたら容赦なく撃つぜ。そこの女、これで他の奴らを縛れ、
きつくだぞ。」
「美樹本、こいつを縛るロープもくれ。」
僕の前で田中が言った。
「おお、そうだったな。こいつが動けるままだと何をしだすか分からないからな」
美樹本が田中にロープを渡し、僕の前にかがんだ。

210 :名無しのオプ:04/07/23 22:22 ID:yhjTedUI
今しかない。田中がかがむ瞬間を狙い、奴の足を手で払ってやった。
「わっ」
田中はバランスを崩し、尻餅をついた。僕はすぐに奴の背後に回り、自分の腕を
田中の首にかけた。
「いいか、今度こそ本当に動くんじゃないぞ。これは演技でもなんでもない。
本気でやれば、10秒でお前を締め落とす事が出来る。」
僕は昨今の格闘技ブームに乗り、柔道をやっていた。真理が合気道をやっていると
知って、守られているだけではいけないと思ったからだ。
美樹本がこちらに銃口を向けてきた。
「おい、こっちには銃があることを忘れるんじゃないぞ。腕を放せ」
しかし僕は無視した。
「美樹本、言うとおりにしろ・・・・」
かすれ声で田中が美樹本に話しかける。
このままでは本当に落ちてしまう。僕は少し力を緩めてやった。
「ゴホ、ゴホッ」
「どうだ?苦しいだろ?やめてほしいのなら、奴をどうにかしろ」
僕はしゃべれる程度に力を調節しながら、再び腕に力を込めた。

211 :名無しのオプ:04/07/23 23:08 ID:yhjTedUI
「美樹本、ここまで一般人を巻き込んでしまった今、これ以上の計画続行は不可能だ・・・。ここは早く脱出した方がいい」
呻く様にして、田中が声を発した。
美樹本は逡巡するような顔つきになり、考え込み始めた。
「しかしここで香山を殺さなければ、後々香山の組と正面きって戦争をすることになるぞ」
「よく考えろ・・・ もし香山を殺してしまえば、こいつらは警察へ行くだろう。その場合、俺たちは捕まる可能性が高い。
幹部クラスの人間が2人も捕まれば俺たちの組の存続が危うくなる。かといってこいつら全員を殺すわけにもいかない。
だが香山をこのまま生かしておけば、こいつらが警察に話したとしても、奴はヤクザの抗争をわざわざ警察に話す事はしない。
撃たれた理由を適当に作り、何とか事件をもみ消そうとするだろう。」
2人の話を僕は腕に込める力のことも忘れて聞き入っていた。今はこうして
美樹本たちと対峙しているが、本来ならば決して関わる事のない世界を僕らは生きているのだ。
「奴を消すチャンスはまた生まれるはずだ。ここはもう引くのがベストの選択じゃないか?ここには
一筋縄ではいかない男もいるようだしな」
僕が腕の力を弱めていたせいか、声に余裕が戻っている。
「ち、わかったよ。おい、これで車を出してきてくれ」
そういって美樹本は真理に車のキーを渡した。
真理は確認するように僕の目を見てくる。
僕が返事をするように頷くと真理は外へと向かった。







212 :名無しのオプ:04/07/23 23:22 ID:yhjTedUI
「兄さん、最初は単なる頭のイカれた男だと思っていたがなかなかやるじゃないか。
さあもういいだろ腕を放してくれ。」
田中はそう言って腕から逃れようとする。しかしまだ油断は出来ない。
「ダメだ、まだ放すことは出来ない。真理が戻ってきてからだ。」
「あんた、本当に肝が据わってるな。どうだ俺達についてこないか?なんなら俺が仕事を教えて
やってもいい。」
予想外の言葉が返ってきた。実は僕は任侠の世界に密かに憧れてもいた。
どうしよう?

A 「断る。こんな危険な事には二度と巻き込まれたくない。」

B 「いいだろう。ただし2年だ、2年で銀バッジというならばついていってやろう。」
  僕は再び演技好きの血が騒ぎ出した。



213 :名無しのオプ:04/07/23 23:33 ID:yhjTedUI
長々とすみませんでした。
前の方と整合が取れていないところがあるかもしれませんが、そこは
リレー小説って事で勘弁してください

214 :名無しのオプ:04/07/24 01:47 ID:sk2ilHZN
そういえば2ちゃんだけのかまいたちの夜スレはあっても、
2ちゃんだけの街スレはないんだね。あっちのほうがマニアが多いから
書く人が多そうに思うんだけど

215 :代打名無し:04/07/24 23:39 ID:PIf3gpSt
* * *
 一日分の授業を終え、家路に着く。途中、美樹にからまれ、捕まりかけたが
適当にあしらい、逃げてきた。美樹は不服そうに頬を膨らませていたが、
仕方がない。今日は大事な用事があった。
 その用事について一々説明するようなことを、俺はしなかった。説明した所で
納得してくれるとは限らないし、その用事があまりにも所帯じみたことだったのも
その決断を手伝った。彼女は俺の事情についてよく知っているに違いなかったが、
それでも後々で笑いのネタにされるのは容易に想像がついた。
 そんなわけで、俺は通学かばんを片手に、スーパーの前に立っていた。
学校から徒歩で十数分のところにある店で、規模はこの辺りでも割と大きい部類に入る。
自宅アパートからの近さも手伝って、俺は普段からそこを中心に買い物をしていた。
 一人暮らしというのもなかなか大変なもので、好きなものを買って、好きなものを
食べて、ではなかなかうまく行かない。作るのが面倒だからと言って、毎日コンビニ
弁当を食べるわけにも行かないし、金銭的な問題もある。両親からの仕送りも無限
では無いのだ。それに節制した分だけポケットマネーに加わるのだから、遣り甲斐もある。
「時間ギリギリ、だな……」
 今日は卵の特売日。戦争が始まるのはもう五、六分後のことになるが、先手を取って
自分のポジションを獲得しておかねば、歴戦の勇士たちには太刀打ちできない。
 最近、節制のための節制になっているような気がしなくも無かったが、それなりに
楽しめている自分がいるのも事実だった。
 俺は、やっぱり所帯じみてるな、と自分自身に苦笑し、戦場に足を踏み入れたのだった。

216 :代打名無し:04/07/24 23:43 ID:PIf3gpSt
>>205の続きです。ちょっと今日は疲れているので、残りは明日上げます。

217 :名無しのオプ:04/07/25 19:22 ID:HxxWynkr
>>216
お疲れさん

218 :名無しのオプ:04/07/25 20:03 ID:g/zsYWlb
>>212
b

219 :代打名無し:04/07/25 23:52 ID:blOtmUPJ
 卵の特売が始まるであろう場所の周辺は、数人の目をぎらつかせた猛者たちが
囲っていた。天然パーマでごわごわの四十代後半、典型的なおばさんもいれば、
貧乏大学生らしい、無精ひげを生やした男もいる。大部分の人間は今、他の買い物を
済ましているところだろうから、ここにはいない。店員のアナウンスがあって、あわてて
駆けつけてくることだろう。
 さりげなく有利なポジションを確保しつつ、(と、言ってもベストなポジションには
すでにパーマやひげが居座っており、実質俺の位置は三、四番手といったところだろう)
その時間を待つ。店内の時計で確認すると、そろそろ時間のようだった。よくよく
見渡せば、いつの間にか、かなりの人数が集まってきている。
 一瞬の遅れが命取りになる。油断をするな、冷静に周りの動きを読め――。
 店の奥の方から、卵を業務用のカートにのせた店員がするすると出てきた。場の緊張が
一気に高まる。しかし、みな前の人間を押しのけるようなまねはしない。暗黙のルール。
店員が並べ終え、開始の号令を上げるまで、文字通り『大人しく』していないといけない。
 卵の数がどのくらいあるか、確認する。……あまり多くは無い。おそらくここにいる
全員のうち三分の一は泣きをみることになるだろう。
 店員は卵のカートを我々の中心におき、近くの柱に備え付けの四角いマイクを使い、
店全体へのアナウンスを始める。この周辺一体ざわついているので切れ切れにしか
聞こえない。

220 :代打名無し:04/07/25 23:53 ID:blOtmUPJ
「これより……コーナーにて……卵の……致します。お一人様……二パック……」
 『……します』。店員がそう言い切った時、それが開始の合図になる。大丈夫、
俺のこの位置ならば余裕だ。……油断さえしなければ。
「……します」
 今だ――足を一歩踏み出しカートにむかって右手を伸ばす。卵のパックに手が触れる。
しかし、次の瞬間。
「――くっ、しまったっ」
 右後ろにいた、誰かに(一瞬で確認できなかった)押しのけられ、二歩、後退した。
そうなってしまっては、もうダメだ。流れるような人の波に負け、どんどんとカート
から離されていく。
 ――こんなことで諦めてたまるか。体勢を低くし、人と人との隙間を抜けていく。
カートの方を見ると、卵は最後の六パックを残すのみだった。一人二パックまでなので
実質あと三人分と考えていいだろう。当然、手を伸ばしている人間はそれよりはるかに
多い数である。
かなり前に前進してきた。伸ばせば手が届く範囲だ。残りは減って四パック。
思い切り伸ばした両手に、パックの滑らかな手触りが伝わる。――もらった。
 俺は、何とか卵を確保することに成功した。残りのワンセットもほぼ同時に誰かの手
によって握られていた。落胆したような声が上がり、あぶれた人たちが去ってゆく。
 勝った――。なんともいえない充足感で満たされる。が、それもつかの間。体勢を低く
していた俺に向かって、若い女の声が降ってきた。
「ちょっと、それ」
 頭を上げると、長い黒髪を乱した女性が、酷く迷惑そうな顔をしてたっていた。
俺は何のことだか分からなかったが、とりあえず立ち上がった。
 立ち並ぶと、身長は自分の方が五センチから六センチほど高いだろうか。スタイルの
いい女性で、顔の造形もなかなかに整っている。どことなく美樹に似ている気がしない
こともなかった。ただ、こちらの方が格段に『いい女』ではある。
『いい女』は不服そうに口を尖らせながら、こんなことを言ってきた。
「それ、先に手をつけたのは、私。――私の卵」

221 :代打名無し:04/07/26 00:00 ID:0NvAaCF1
『明日』にぎりぎりセーフ。なんか話が横道にそれているけど生暖かく
見守ってください。こういうことは慣れていないもので。

222 :名無しのオプ:04/07/26 00:15 ID:tEcxmswL
>>221
ほんとだ、セーフだ(笑)おつかれ

223 :名無しのオプ:04/07/27 10:40 ID:x/HBZbcF
ほしゅ。
一気に読みました。どちらの話も続きが楽しみです。

224 :名無しのオプ:04/07/27 16:55 ID:1iq9Gzu+
いまさら、>>20

A 美樹本に飛びかかった
突然、不意を突かれた美樹本は銃を構える間もなく倒れた。
僕は美樹本の顔に思いっきりパンチを入れた。
俊夫が、僕を撃とうとした。しかし、香山さんがそれを阻止した。
手首をねじ曲げたのだ。銃が床に落ちる。
美樹本がそれに、手を伸ばす。小林さんが少し遅れてから取ろうとした。
しかし、美樹本は銃を取り一発、発砲した。
その弾は・・・。

A 香山さんの横腹に直撃した。
B 小林さんの顔面に直撃した。
C 僕の脇腹に直撃した。
D 幸いにも誰にも、当たらなかった。

自動進行ありでしょ?このスレ。

225 :名無しのオプ:04/07/27 19:28 ID:tJ1cneSu
Bかな・・・
Aも捨てがたい
Cもいい
任せます。

↓↓↓

226 :名無しのオプ:04/07/28 01:15 ID:39MK5gQr
Dで

227 :名無しのオプ:04/07/28 10:46 ID:0TVRL8zK
>>226
ワラタ

228 :名無しのオプ:04/07/28 21:17 ID:h3TSodK9
age

229 :代打名無し:04/07/29 15:15 ID:00xhJmaJ
 言われて、どういうことか理解した。つまり、あれだ。この女、俺に難癖つけていやがるのだ。
もしくは、本気で勘違いしているのか。よくあることではあるが、大体いつも相手にするのは
いい年のおばさんで、こんな若い女から言われたのは初めてだ。なので自然、口調も普段にないような
丁寧なものになってくる。
「ええと……それはどういうことですかね」
 精一杯控えめに、地が出ないように勤める。女は先程と同じ調子で返してくる。
「だからあ、これ、私の卵だってば。手、離してよ」
 俺は口の端をちょっと上げ、分かりやすく苦笑をしてみせる。
「難癖つけないでくださいよ」
 とは言ったものの、どうしたものか。こじれると厄介なんだよな。どんなに話し合っても、
水掛け論になってしまう。
 その辺はこの美人も分かっているようで、ちょっと困ったように眉根を寄せた。
妥協案なら、簡単だ。ここにある二パックを、一パックずつ分ければいい。問題は相手方が納得するかだ。
「……このままじゃあ、埒があきませんね。ここは一つ、妥協案として一パックずつ分けると言うのはどうですか?
幸い、僕は一人暮らしなので、二パックあっても持て余しそうですし。お姉さんの方はどうなんですか」
 女は、俺の『一人暮らし』という言葉に反応した。まさか、ガキの使いだとでも思っていたのだろうか。
こんなガキに妥協案を提示されるというのも面白くないことだろうが、しかし、それを断るというのも大人気ない。
「ううん、私のほうは二人なんだけど……。仕方がないわね」
 誰か同棲相手でもいるのだろうか。まさかこの歳で結婚しているようなことはないだろう。少々下世話か。
「なら、これ、レジに持って行きます。二つ揃ってじゃないと値引きされないみたいだし」
 俺はそう言うとパックを大事に両手で持ち、レジへとむかう。女はそのほかに買っておいたのだろう、
買い物籠をもってついてくる。

230 :代打名無し:04/07/29 15:39 ID:00xhJmaJ
「それだけしか買わないの?」
 俺は、ええ、と答える。他のものだったら、もうちょっと行ったところにあるスーパーの
方が安いからだ。ここの店側からすれば、迷惑なことこの上ない客だろう。
 女はくすくすと笑って、俺に言ってくる。どこかまだ少女のあどけなさを残した、魅力的な
笑顔だった。大人の女の外見とのアンバランスさがまた、それを際立たせる。
「まだ、高校生よね? やあねえ、所帯じみちゃって。おばさんみたい」
 余計なお世話だ。自分だってまだ若いのに特売の卵に食いついていたじゃあないか。
「色々あるんですよ。……お姉さんは? 大学生くらいですかね」
 女はうれしそうに、また笑う。「まあ、そんな所ね」
 よく分からない物言いだが、別にどうでもいいことだ。

 去り際、名刺のようなものを渡された。『小林探偵事務所・所長・小林真理」とあり、その下には
事務所の住所らしい文字が羅列してある。俺が目を細めて見返すと、女は笑いながら、言った。
「なにか困ったことがあったら、来なさい。相談に乗ってあげるから」
 ただし、依頼料はしっかりいただくわよ、と。
 女は――小林真理さんは、店の前にとめておいたらしい自転車に乗り、颯爽と去っていった。
 俺は、その去り姿を見ながら、また口の端を上げ苦笑すると、特売の卵の入ったレジ袋の中に
その名刺を放り込んだ。

231 :代打名無し:04/07/29 15:45 ID:00xhJmaJ
 なんか本筋まで進めねえ……。要らんとこが無駄に長くなってしまった。
やっぱ俺、へたくそだわ。構成力ゼロ。ちょっと鬱。

232 :代打名無し:04/07/29 15:49 ID:00xhJmaJ
 なんか本筋まで進めねえ……。要らんとこが無駄に長くなってしまった。
やっぱ俺、へたくそだわ。構成力ゼロ。ちょっと鬱。

233 :名無しのオプ:04/07/29 16:36 ID:x6ywbkyd
なんと真理さんでしたか。話が少しつながってきましたね〜乙です

234 :名無しのオプ:04/07/29 19:18 ID:JwM5g1f1
2ちゃんだけの街スレ
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1090756782/



235 :名無しのオプ:04/07/30 23:58 ID:2P2LSIYd
代打さん乙です。
ちょっとした小説みたいですね。
でも面白いです!

236 :代打名無し:04/07/31 00:30 ID:u8NAmQ8R
最初の方は分岐入れてたんですが……。あれ、入れるとすげえ大変。たまにこっそり入れてくつもりです。

237 :代打名無し:04/08/01 01:51 ID:O3cGf6aL
どうにかして、住人を増やさんと……。このままじゃあ、このスレ死んでしまう。
レゲーの方のかまいたちスレにここのこと宣伝してみようかな。ダメ?

238 :名無しのオプ:04/08/01 03:15 ID:NTaygTSi
住人はいるが書く人がいないんじゃない?
おれは何回か書いたが、なかなか続けてくれる人がいないからまた書くのが嫌になってくる。
ここはリレー小説スレなんだから色々な人に書いてほしい。素人なんだから
下手でも面白くなくても構わないんだから見てるだけじゃなくて書いてほしいな。
今までの続きからじゃ書けないっていうのなら、最初からやってもいいんだし

239 :名無しのオプ:04/08/01 18:19 ID:UIKkc4y5
B 「いいだろう。ただし2年だ、2年で銀バッジというならばついていってやろう。」
  僕は再び演技好きの血が騒ぎ出した。

僕がそう答えると田中は安堵の表情を浮かべながら答えた
「よし、決まりだ。お前ならすぐにでも幹部になれるさ。この場は俺たちも引き下がる。だからこの手を離してくれ。」
「あかん、あかんで…にいちゃんだまされたらあかん…そいつらはな、汚い手を使って多くのモンを殺してきた『かまいたち』ゆう二人組みの殺し屋や。
そいつらに寝首をかかれた奴はようさんおる。どっかで見た面や思うとったらお前らとはの、気づかへんかったわ…」
香山さんが苦しげな表情を浮かべながら美樹本に向って言うと美樹本は不敵な表情を浮かべた。
「香山さん、あなたも耄碌された様だ。多少変装したとはいえ私たちに気づかないとはね。あなたにとって私たちは殺しても飽き足らないくらい憎い相手のはずだ。
そろそろ引退された方がよろしいのではないですかな?」
美樹本がそう言うと香山さんの表情が一変した。まるで般若のようだ。これが本職の迫力か…僕は鳥肌が立つのを感じた。
「ああそうや、お前らをこの場で叩き殺してやりたいがそうもいかん。兄ちゃん、手ぇ離したらあかんで。」
僕は…

A「香山さん、僕はあちらにつきますよ。幹部になるチャンスですからね。」
僕はそう言うと手を離した。

B「わかってます。絶対に離しません。」

C「あのぉ〜、香山さんとこの二人にはどんな因縁があるんでしょうか?」
僕は好奇心を抑えきれずにそういった。


240 :名無しのオプ:04/08/01 21:16 ID:MMV/SWga
>>238
それでは、新しい話始めませんか??
監獄島でもいいのかな?
どうです皆さん

241 :名無しのオプ:04/08/01 21:50 ID:cxsCW1qZ
2CH初心者参加します。

A.『香山さん、僕はあちら側につきますよ』
僕は手を離した。
田中は首を鳴らしながら、ゆっくりと息を吐いた。
『ふぅ…いい心がけだ。にいちゃん世渡りがうまいのぉ』
『いえいえ!甘い言葉と蜜の味!欲に溺れて財を成す!死んだ母の遺言です』
僕は涙を浮かべた。去年の今頃母は病に倒れ他界した。突然の死であった。欲深い母であったが、今なら理解できるような気がする。
お母さん、銀バッチって、素敵やん?
僕は心の中で母に一句詠んだ。届いているといいが…僕がトリップしている間に真理が戻ってきた。車が準備できたようだ。真理は状況を把握できていないようだ、僕とかまいたち二人を交互に見つめている。僕は言った。

A.『真理、一緒に行こう。』僕は真理の手をひいた。
B.『さよなら』僕はもう真理の目を見れなかった。

C.『結婚しよう』勢いで言ってみた。

D.『まずしさーにー負けたーー♪』最後に昭和枯れすすきを熱唱しようと思った。真理へのメッセージソングだ。

242 :名無しのオプ:04/08/01 23:52 ID:MMV/SWga
C!C!

243 :名無しのオプ:04/08/02 02:20 ID:o532yJbi
C.『結婚しよう』勢いで言ってみた。 真理はもちろんのこと、その場にいた全員が唖然とした表情を浮かべた。なにより僕自身がびっくりした。真理とはセックスフレンドのつもりで今までうまく割り切ってやってきたつもりだ。それは真理も承知の事実だ。
僕はなにを言っているのか。だが、もう止めることは許されない、なぜなら、、真理の目に一筋の涙がこぼれ落ちているのを見てしまったからだ。
『徹…本気なの?あたし、遊びでいいって思ってた。徹のそばにいれるのなら、遊びでもなんでも構わないって。』
『なにを言ってるんだ真理。初めてデパートの屋上で見たときから、キミの虜だった、今も忘れられないよ、あの必殺技…覚えてる?』
『脳天唐竹割り』
僕と真理はデパートのイベントで出会った。彼女は戦隊モノのヒロインの役で、僕は彼女に倒される怪人ジェロニモの役だった。
『そうそう、あれは痛かったよ…あの時から僕はずっと君だけを見ていたんだ…こんな時だからこそ、打ち明けようと思う、僕は君を愛している』
『徹…わたしもよ』
…僕はノリで結婚しようとしている。これはイカン、、一体どうすれば…

A.そうだ!小林さんだ!小林さんなら反対するに違いない!僕は小踊りしながら小林さんの様子を伺った。
B.ノリで結婚するのもアリやな。僕は全てを勢いまかせにすることを決意した。『そうと決まればいざゆかん!芸術の都パリビアン!!』

C.『ちょっと待ったー!』おーっと亜希ちゃんがちょっと待っただー!!ねるとんの予感が。

244 :名無しのオプ:04/08/02 05:20 ID:pIgJdn75
Bを選択

245 :名無しのオプ:04/08/02 05:58 ID:o532yJbi
B.ノリで結婚するのもアリやな。僕は全てを勢いまかせにすることを決意した。『そうと決まればいざゆかん!芸術の都パリビアン!!』

『お、おいっ銀バッチはどうするんだ。』
美樹本が戸惑い気味に言ったがもはや僕には恐いものなどなかった。
『うるせぇ!やくざがなんぼのもんじゃい!!さぁ成田にレッツゴー!真理、準備はいいか!!』
『はいあなた…』
真理も僕のノリにのっかることを決意したようだ、すっかり新婚気分である。
『ま、待ちなさい!私はそんな勢いまかせの結婚は許さないぞ。』
叔父の分際で小林さんがしゃしゃりでる。僕は小林さんもといお父さんに向き直った。
『お父さん、どうしても僕たちの前に立ちはだかるというのですね…仕方ありません。とあぁっ!!』
僕は蛙のごとくお父さんに飛びかかった。素早く後ろに回り両腕をロック。
『真理!今だ!』
『はいあなた!』
真理の必殺技脳天唐竹が炸裂した!
『ご、ごぱぁ!!』
お父さんはあっさりと崩れ落ちた。これは僕自身も経験があるから言えるのだが、真理の脳天唐竹はすさまじい威力がある。三日間は幽体ツアーを楽しめるはずだ。伊達にあの世はみてねぇぜ!
よし、これで僕らに障害はないはずだ。

A.『ちょっと待ちぃや』やくざの方々を忘れていた。
B.おっと今日子さんもツアーにご同行願います。

C.あぁもうめんどくせ。かめはめ波でペンションごと吹っ飛ばしてやる。

246 :241243245:04/08/02 06:42 ID:o532yJbi
しまった…前レス見なおしたら真理合気道設定だ…脳天唐竹はまずった…。てか、やくざと関係ない方向に。こんなんでも大丈夫ですかね?

247 :名無しのオプ:04/08/02 08:47 ID:qbm+/rLS
細かい設定なんて気にしなくていいよ。進めてくれる人がいるだけマシだし

248 :241243245:04/08/02 09:09 ID:o532yJbi
247ありがとう。そういってくれるととても書きやすい。かまいたちでリレー小説とかかなり感動だったんで、楽しみながら参加させてもらいます。

249 :名無しのオプ:04/08/02 14:34 ID:Pay2M0RB
徹…×

透…○

250 :名無しのオプ:04/08/02 19:22 ID:IPLAsMHc
C.あぁもうめんどくせ。かめはめ波でペンションごと吹っ飛ばしてやる。
かめはめ波という技は、昔僕が、宇宙の帝王フリー・・・。
いや、過去の名前なんか忘れたはずだ。
とにかく、昔会った、サイヤ人から奪い取った技だ。
「吹き飛べ!!!!」
僕が、かめはめ波を撃つとペンションは一瞬にして消え去った。
あの頃から、一応修行は続け、戦闘力530000はキープしている。

A という、訳が分からない妄想をした。
B ザーボンさん、ドドリアさん見なさい、綺麗な花火ですよ!
C まさか、スーパーサイヤ人
D シコシコシコシコ・・・・・ドピュ!

251 :名無しのオプ:04/08/02 23:30 ID:ov6ndG6y
A

252 :名無しのオプ:04/08/03 16:01 ID:APPkKzpi
>>245

×お父さん

〇叔父さん

253 :名無しのオプ:04/08/03 20:10 ID:3DPQQTAD
叔父の分際でって書いてあるから分かってやってるんでしょ。
それにそこまで細かい事にこだわらなくてもいいじゃん。せっかく書いてくれる人が
増えたんだし

254 :名無しのオプ:04/08/06 21:51 ID:PKmFQGmS
age

255 :名無しのオプ:04/08/07 10:17 ID:oZqxMVMB
A という、訳が分からない妄想をした。
う‥うん…
長い妄想からようやく覚めた僕は辺りを見回した。
「えっ?!ここドコ??」
今まで見たことも聞いたことも無い、意味不明の空間だ。真っ暗で、実に不快な気分になってくる。
A なんだ、これも夢か!僕は今度こそ夢から覚める様にと、頭をおもいっきり殴った。
B 「もしかして僕、死んじゃった?」ここが死後の世界というやつか…
とりあえず歩いてみよう。僕は当てもなくフラフラと歩きだした。
C 「この世界のみんな オラに元気をわけてくれー!」…


やべえ、元気が集まってこねえ。 この世界にいるのオラだけか?

256 :名無しのオプ:04/08/07 17:13 ID:hRL5qZyH
なんか前の選択肢A書きづらかったんよ…よくつなげた!ヤクザ編は抜け出したみたいだが異世界編へのフラッグだったということにしよう。

A.なんだこれも夢か!僕は今度こそ夢から覚めるようにと、頭をおもきしぶん殴った。
ごっ。
い、痛い…夢じゃないのか?銀バッチは?結婚は?頭が混乱してきた。一体ここはどこなんだ…。しばらくあてもなく暗やみをさまよっていると、頭の中に声が響いてきた。
『よくきたな…』
『!?なんだ?どこにいるんだ!?』
聞いたことがあるような声だが、思い出せない。
『ここはお前自身が作り出したパラレルワールドだ、抜け出すには、お前自身がかっこたる意志を手に入れることだ、さっきからお前の思考回路はおかしい、いや、めちゃくちゃだ。やくざになりたいのか?結婚したいのか?七つの龍玉でも集めるつもりか?』
返す言葉もない。僕はノリでこんなわけのわからんところまできてしまったのか…ようやく声の主を思い出した。これは僕の声だ。
思うにこれまでの僕の思考に耐え切れず脳内でパンクでもしたのだろう。だとすると現実の僕は病院の中か?僕は僕に問い掛ける。
『かっこたる意志ってなんなんだよ!?』
『それはお前自身が見つけるのだ…真実はいつもひとつ!さらばだ透…』
脳内の僕もボケは忘れていないようだ、僕はほっとした。ほっとしてる間に脳内透はどこかに行ってしまったようだ。
『よし、いっちょやってみるか!』
僕がやる気をだすと同時に、周りの景色が一変した!
A.気付けばそこは一面雪の銀世界、ここは…あの日の?

B.行きつけのキャバクラのようだ、僕は色んな意味でやる気がでてきた。

C.ナメック星のようだ。
D.ご自由にどおぞ。

257 :名無しのオプ:04/08/09 16:26 ID:kG8Y+0/H
改行を増やしてくれると読みやすいと思います。

A

258 :名無しのオプ:04/08/10 03:14 ID:fbILqG6e
街スレ落ちたな

259 :名無しのオプ:04/08/11 23:09 ID:VTh6YPt3


260 :名無しのオプ:04/08/11 23:46 ID:5NBLEe2B
カラアゲキタ

261 :名無しのオプ:04/08/14 15:45 ID:PlIN/LDO
A.気付けばそこは一面雪の銀世界、ここは…あの日の?

    「・・・・・・またか」

その悪夢を透はあの事件があってから一日たりとも、見ていない。
あの事件から2ヶ月たった今、透の体重は8`も減ってしまった。
楽しいはずの旅行が・・・、彼女とのデートが・・・・・まさかあんな事
に成るなんて、思いもしなかった。

  「真理・・・・・真理は、・・・僕のせいで・・」

右腕の傷がいまも疼いている。

A 僕はあの日、信州のペンション「シュプール」に泊まった。真理と一緒に・・・。
B 僕はあの日、監獄島の「三日月館」に泊まった。真理と一緒に・・・。
C 僕はあの日、見てしまったんだ真理の・・・・。
D 僕はあの日、自殺するはずだったんだ・・。


262 :名無しのオプ:04/08/14 18:20 ID:3wnN7RtJ
Dがいい
Dで

263 :名無しのオプ:04/08/16 19:01 ID:LeSgKgK+
D 僕はあの日、自殺するはずだったんだ・・。
たしかに、僕は大学にも入れた彼女もできた。
お金にだって困ってなかった。
でも・・・・そんな平凡な毎日が嫌だった。
とてつもなく嫌だった・・・。
毎日が川の様に流れていった。
もっと、もっと刺激が欲しい。
新しい世界が見てみたい・・・・・、それが動機だった。

A そんなとき、僕は真理にさそわれた
B 大学の屋上でボ〜としていた
C 「アーヒャヒャヒャ!!!?」発狂した。

264 :名無しのオプ:04/08/16 22:10 ID:K+ByswPZ
Bで


265 :名無しのオプ:04/08/18 07:52 ID:+Zx5wSkn
B. 大学の屋上でボ〜としていた。

すると、不意にあの柵を越えて大空へ旅立ちたいという
欲に駆られた。
ぼくはゆっくりと柵をよじ登り、柵の外側へ降り立った。
Fly High…Ah….
今にも飛び降りようとしたその時、後から女の叫び声がした。
「透!何やってるのよ!」
振り返ると、そこには驚いた表情の真理がいた。
ぼくは答えた。

A. 「…一緒に飛ぼうよ。」
B. 「景色を見ているだけさ。」
C. ぼくは真理を無視して、旅立った。青空へ…。


266 :名無しのオプ:04/08/20 02:25 ID:ZAzR5gIc
まじめ路線を期待してBで

267 :名無しのオプ:04/08/21 01:48 ID:816uC7P8
B. 「景色を見ているだけさ。」

「何か面白いものでも見える?」
真理が僕の虚ろな視線を辿りながら尋ねる。
眼下には、大学のキャンパスと、それを窮屈そうに取り囲む住宅街が広がっている。
遠くの方には繁華街のビルや駅なども見えるが、曇天とスモッグのせいで霞んでいる。
お世辞にも面白い景色とは言えない。
「いや・・・、何も。」
僕がそう呟くと真理はつまらなそうな表情を作った。
「でしょうねぇ。毎日来てるもんね、ここ。何をするでも無く。」
口調にわざと棘を含ませているのが分かる。
「まぁね。」
この返しに真理は少しカチンと来たらしい。
「ホント、覇気が無いなぁ! 去年まではウザいくらい元気だったのに。あたしにも積極的に
アプローチして来てたし。あ、いざ落としたら興味が失せたとか?」
「そんなことは無いよ。」
慌てて否定する。しかしウザいくらいって・・・。
まあ真理の気を引くのに必死だったから実際そうだったのかも知れないけど、本人に言うなよ。
幾分か有機的な反応を示した僕に、真理の剣呑な気配は少し和らいでいた。
「毎日が空しいとか贅沢なこと言ってるけど、結局大学生になって得た自由な時間を持て余してる
だけでしょ。」
随分と知った風に言う。こっちはそれなりに真剣に悩んでいるつもりなんだけど。でも・・・
「要するにイベントに飢えてるのよ、透は。」
なんだか一人で勝手に話を展開させている。僕は真理をちらりと横目で見た。
「だからさ。夏休み、泊りがけでどっか行こうよ。」
ようやく視線を寄こした僕に真理が笑顔を向ける。どうやらここに話を持って行きたかったらしい。
「ね、透はどこに行きたい?」
連られて笑顔を返す僕に、真理はそう尋ねてきた。

A.「海。」
B.「山。」
C.「真理はどこがいい?」

268 :267:04/08/21 01:51 ID:816uC7P8
なんかぎこちない流れですみません。
A → 三日月島
B → 夏の『シュプール』
C → 次の人にお任せ
を想定しました。別にA、Bでも基本的にはお任せなんですが、参考までに。

269 :名無しのオプ:04/08/23 01:01 ID:WWin9CSG
A。
三日月島ageーーー

270 :名無しのオプ:04/08/23 01:40 ID:Cc5zVTKk
A. 「海。」

「ぼく、三日月島っていう孤島を知ってるんだけどさ。
そこはお勧めだよ。」
真理は素早く切り返してきた。
「クソゲーの予感がするわ。
ペンション・『シュプール』の方がいいと思う。」
ぼくは訳が分からなかったが、結局、『シュプール』に行くことにした。
しかし、夏に『シュプール』に行って楽しめるのだろうか?

一週間後、大学は長期休業に入ったので
予定通り『シュプール』へ向かうことになった。
ところで、『シュプール』に行くにあたって、持っていかなければならないものがある。
それは…、

A. 小型拳銃だ。
B. 睡眠薬だ。
C. 結婚指輪だ。

271 :名無しのオプ:04/08/23 08:54 ID:LZRUkyDp
選択肢追加

D エロ本だ。

272 :名無しのオプ:04/08/23 16:03 ID:k04WTwDk
t

273 :名無しのオプ:04/08/23 22:27 ID:bWJYNyCQ
C.だな。
結婚指輪。

……婚約指輪ではなく?

274 :名無しのオプ:04/08/24 09:09 ID:+eN86vib
D エロ本だ。

275 :名無しのオプ:04/08/25 22:34 ID:WT+O888t
シュヌルポ

276 :名無しのオプ:04/08/25 23:46 ID:wwXpaERt
誰か前スレのhtml見せてくれぇ(´・ω・`)

277 :名無しのオプ:04/08/26 00:01 ID:XALGPUV5
>>275
ガッ

278 :名無しのオプ:04/08/26 00:05 ID:IlzTDAT4
C. 結婚指輪だ。

ぼくは、真理にこれを渡して一気にカタを付けようと考えた。
指輪を上着の内ポケットに大事にしまうと、ぼくは足早に家を後にした。

『シュプール』最寄の駅に着いたぼくと真理は、レンタカーを借りて
そのままシュプールへ直行することにした。

しばらく走っていると、道が二手に分かれている場所に行き当たった。
「…真理、どっちだい?」
「ちょっと待って。」
真理はそう言うと、真理の叔父さんの小林さんから渡されたという
地図を広げて見始めた。
「…おかしいわ、こんな場所、地図に載ってない。
しょうがないから、適当に行っちゃいましょう。」
それを聞いたぼくは思った。
こんな雪山をいい加減に進んだりしたら、遭難なんてことになりかねないのでは…。

A. 「引き返して、駅員あたりに聞いてこようよ。」
B. 「よし、右の道へ行こう。」
  ぼくは右側の林道を選んだ。
C. 「うーん、左の道っぽいな。」
  ぼくは左側の山道を選んだ。
D. 「もう帰ろう!」

279 :名無しのオプ:04/08/26 01:06 ID:XALGPUV5
なんだか雪の迷路篇を思い出した。
進んで欲しいので、とりあえずBでおながいしまつ

かまいたちの夜煉獄編、楽しみだなー♪

280 :276:04/08/26 01:46 ID:FdmNmFUA
お願いしますよ。お願いしますよ

281 :名無しのオプ:04/08/26 15:02 ID:a8aBtyzO
ウヒョアー

282 :名無しのオプ:04/08/26 18:31 ID:XALGPUV5
>>280
ちょっとわからないぽ
検索してみて

283 :名無しのオプ:04/08/28 20:52 ID:EcCtFYq2
前スレ!
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1072705225

284 :名無しのオプ:04/09/03 16:14 ID:3+2X3l1r
B. 「よし、右の道へ行こう。」
  ぼくは右側の林道を選んだ。

吹雪で何も見えない!!!!
何 も 見 え な い ん だ !
                        =END=

285 :名無しのオプ:04/09/04 02:43 ID:mGHsE2dl
なら左にしよう
>>278のCでおながいします

286 :名無しのオプ:04/09/04 15:28 ID:sWCi+gKM
C. 「うーん、左の道っぽいな。」
  ぼくは左側の山道を選んだ。

しばらく進むと真理が話し掛けてきた
「道…間違ってない?」
「適当に行こうって言ったのは真理だろ!?」
「確かに言ったけど…でも透なら迷わず行けると思ったのに…」
痴話喧嘩になりかけたその時、前方に明かりが見えた。

A「このまま真っ直ぐ進めばシュプールに着くな。」アクセルを力強く踏んだ
B「この感覚、シュプールか!?いや、違うな、シュプールはもっとこう…
  ブァーって光るもんな。それにしてもここは暑いなぁ、おーい!開けてくださいよぉ」

C「どうだい真理?僕の判断は間違ってなかっただろ?」得意げに言った

287 :名無しのオプ:04/09/04 17:35 ID:cgUZGbZS
A

288 :名無しのオプ:04/09/04 18:27 ID:D0LIiQt5
A. 「このまま真っ直ぐ進めばシュプールに着くな。」
  アクセルを力強く踏んだ。

道はひたすら真っ直ぐ続く。
かなりの速度で走り続ける。
「それにしても、ずいぶん暗くなっちゃったよね。」
「そうね。叔父さん、心配してるだろうなあ…。」
ぼくは適当に会話をしながら、運転を続けた。

…もうどれくらい走り続けただろうか。
相変わらず前方には明かりが見えるが、一向にその場所に着かない。
「…なにか変じゃない?」
真理が不安そうな表情で言った。
確かに、この状況が異常なのは明らかだった。
そもそもあの明かりは何なんだろうか?

A. 軍事基地に違いない。
B. 人魂だ。
C. シュプールに決まってるさ。

289 :名無しのオプ:04/09/04 18:45 ID:cgUZGbZS
B
話を揺さぶってみる

290 :名無しのオプ:04/09/04 22:22 ID:+loFvHJ8
ちょい久々書き込み。夏のシュプールかぁよいねー。
B.人魂だ。
『あれって人魂じゃ…?』
『なにいってるの、透日射病じゃないの?運転かわろっか?』
真理が心配そうに見つめているが僕はそれどころではない。あれはなんなんだ。ゆらゆらと近づいて見えたり、かと思えばまた遠のいていく。それは奇妙な生きもののようにも見える。
『そういえば…僕聞いたことあるよ、かまいたちのこと。』
僕はゴクリと息を呑んだ。
『かまいたちってのはね…』
『待って透』
真理が左手で制止する。
『なんだよ真理、知ってるのか?』
真理は苦そうな顔をした。
『まぁね…でも透、さすがにそこでかまいたちは無茶じゃないかしら。夏なんだしさ、なにも無理してかまいたちを出さなくてもいいのよ』
『えっ?なにが…』
『いいから。あれはシュプール。きっともう着くわよ』
僕は真理がなにを言いたいのかよくわからなかったが、なにやら真理なりの事情があるようなのであまり深く突っ込まないことにした。
A.ほどなくシュプールに到着した。

B.されど行けども行けどもシュプールにたどり着かない。気がつくと2年の月日がたっていた。

C.道端に誰か倒れている!『大丈夫ですか!?』

D.そーいやセカチュー録画してたんだっけ。

291 :名無しのオプ:04/09/04 23:01 ID:cgUZGbZS
Aきぼん

ところで今は夏ですか、冬ですか

292 :名無しのオプ:04/09/05 17:05 ID:SJEvdzEX
夏…ですよね。きっと夏だ。
A.ほどなくシュプールに到着した。
エンジン音に気付いたのか、中から中年の痩せた男がでてきた。
『叔父さん!』
『やぁ、遅かったね。君が透くんかな?』
『は、はい。お世話になります』
この人は小林二郎さん。真理の叔父にあたるらしい。それにしても、僕の目をひいたのはその格好だった。アロハシャツにタモリサングラス…。今にもサーフィンに誘われそうな勢いがあった。
『透くん、サーフィンはやるかな?』
そらきた。

A.『そりゃあやりますよ!だって夏だモン!』僕は胸をはっていった。

B.『やりませんよ。うち、山ですから』僕はうつむいて言った。

C.『ネットサーフィンなら、ちょっとだけ』僕はインドアな自分が恥ずかしくなった。

D.『小林さん、年を考えてください』僕は小林さんにつっかかった。

293 :>>292:04/09/05 19:41 ID:Ha9ci3Qa
D. 「小林さん、年を考えてください」
  ぼくは小林さんにつっかかった。

「透くん、そんなことを言ってもだね、サーフィンは健康にいいんだよ。」
「しかしですね、いい年をした人がそんな恥ずかしい格好をすることはないんです。」
「健康の秘訣は若さを保つ意識が必要で…。」
議論は終わりそうになかった。
真理は呆れてシュプールの中へ入っていった。
「待ってよ!」
ぼくは議論を打ち切ると、慌てて後を追った。
ふと振り返ると、何故か小林さんは満足そうな顔をしていた。

各自の部屋に荷物を置いたぼくはたちは、談話室へと足を運んだ。
すると、真理がソファに座っていた。
『シュプール』の正面玄関の方を見つめている。
「何を見てるの?」
ぼくが質問すると真理は言った。
「うん、それがね、あの正面玄関横の扉、以前来た時はなかったはずなのよ。」
それを聞いたぼくは言った。

A. 「死体置き場だね。」
B. 「食材置き場だね。」
C. 「武器庫だね。」
D. 「入ってみようか。」

294 :名無しのオプ:04/09/05 19:58 ID:PHsan9jQ
とりあえず入ろう

D

295 :名無しのオプ:04/09/05 20:46 ID:7oAcyfNg
D. 「入ってみようか。」

「そんな、勝手に入ったら怒られるわ」
「じゃあ小林さんに許可を取ればいいじゃないか」
「でも…」
「それじゃあ、何があるか聞いてくるから小林さんがどこにいるか教えてよ」
僕は、とにかく何があるのか気になるのだ。
「奥の部屋にいると思うわ、あっちのほうよ」
「真理も行くかい?」
「えっ?わ、私はいいわ」
何やら様子がおかしかったが、僕は気にも留めず一人で部屋に向かった。

部屋の前に来た、ノックしようとしたその時、中から苦しそうな声が聞こえた。
「ウヲウ!ウホォー!」
僕はすぐにわかった、これは…

A SMをしてるに違いない
B 事件に違いない
C 呪いに違いない

296 :名無しのオプ:04/09/06 01:27 ID:Z5uuvbVD
D さっきの地震でパニクっているに違いない

297 :1/2:04/09/06 19:04 ID:xd7r8NLD
C. 呪いに違いない。

きっと、このペンションは呪われているんだ。
ぼくは真理の方を向くと言った。
「真理、何か隠しているんじゃないかい?」
「えっ…。」
ぼくの言葉を聞いた真理は、明らかに動揺しているようだった。
「何言ってるのよ、透!」
「真理、その焦った態度が何かあることを証明しているのさ。
さあ、秘密があるんだろ?教えてくれよ。」
ぼくは強気な態度で真理に迫った。
「…真理、もう隠してもしょうがない。
私から話そうじゃないか。」
「叔父さん!でもあれは!」
「いいんだ。透くんなら信頼できる。」
叔父さんは真理の隣に座ると、重々しげに話し始めた。

「…実は、今から一ヶ月ほど前、このペンションで死体が発見されたんだよ。」
「死体…ですか?」
「そう。朝、ペンションの周りを掃除していたら、所有の4WDを収めてある
車庫の中で男の死体が発見されたんだ。
…それ以来、このペンションでは怪奇現象が頻発するようになった。
そこで、私は知り合いの陰陽師に相談したんだ。」

298 :2/2:04/09/06 19:13 ID:xd7r8NLD
「結果、その陰陽師が言うには、死体で発見された男の強力な霊が
このペンションに取り付いてしまったというんだ。
除霊することは不可能だが、どこかの部屋に閉じ込めておくことはできるということだった。
そこで作られたのが、正面玄関横の部屋だ。」
「じゃあ、ぼくが今聞いた変なうめき声は、その霊の?」
「そうだと思う。その声は、夜になるとペンション中に響くから、
客が怖がってまったく来なくなってしまったんだ…。」
「このままじゃ、『シュプール』はおしまいよ。」
真理が険しい表情で言った。
思えば、ペンションに到達する前も変な現象に襲われた。
あれも霊の仕業なのか?
真理の表情を見ていたぼくは、何とかしようと考えた。
ここはある意味でチャンスだ。
どうしようか?

A. 小林さんの知り合いの陰陽師は三流だ。ぼくがお払いをしてやろう。
B. とりあえず、死体が発見された現場を調査しようと考えた。
C. やっぱり正面玄関横の扉に入る。

299 :名無しのオプ:04/09/06 19:35 ID:PbNRaDc/
お、方向性が定まってきた感じ?いいね。
普通にいくならB、でもAもいいかも

300 :名無しのオプ:04/09/06 20:01 ID:DA2X6mUg
俺も陰陽師か現場か、どっちも気になるが…

B

301 :名無しのオプ:04/09/07 11:03 ID:5pLvDci2
D. 離婚届を押し付ける

302 :名無しのオプ:04/09/07 23:47 ID:MYKtVr1L
Bがいいです

303 ::04/09/08 04:41 ID:6m/gKUNZ
B とりあえず、死体が発見された現場を調査しようと考えた。


僕達は裏口を出て車庫へと向かう。

現場を調査したが不自然な物は見つからなかった。死体が発見されてからかなり建つのだからあたりまえの事だろう…
死体が発見されたという事は殺した犯人が必ず居るはずだ。

それに悪霊が出てわざわざ新しく部屋を作るというのも不自然だ。

A 小林さんは悪霊のせいにして何かを隠そうとしているのではないか??

僕は新しくできた部屋へ向かった。

B せっかく真理と旅行に来たのだから悪霊の事など忘れて楽しまなきゃ。

僕は真理の腰に手を回して自分の部屋へ誘導した。

C 僕はウージーサブマシンガンをバッグから取り出し2人に向かって乱射した。

304 :名無しのオプ:04/09/08 07:29 ID:O6qjkH2B
A

305 :1/2:04/09/08 16:45 ID:flO6FmNG
A. 小林さんは悪霊のせいにして何かを隠そうとしているのではないか?
  ぼくは新しくできた部屋へ向かった。

その日の夜、皆が寝静まった後、ぼくはこっそりと自室を抜け出して
例の部屋に行った。
扉の前に立ったぼくは、慎重にドアノブに手をかけた。
…意外にも、ドアには鍵が掛けられていなかった。
ぼくはゆっくりと中を覗いた。

中はワインセラーのようだった。
ワインの棚が並び、わずかに点る一つだけの電球に照らされていた。
電球が揺れるたびに影も揺らめき、それはまるで生きているような雰囲気をもっていた。
…不気味だな。
ぼくは恐る恐る奥へと進む。
しかし、これといったものは見当たらない。
何もないじゃないか。
舌打ちをしながらふと下を見ると、突き当たりの床の色が少し違っていることに気付いた。
隠し部屋だろうか?
ぼくは近くにあったスコップを手に取ると、それを引っ掛けて床を持ち上げた。

306 :2/2:04/09/08 16:51 ID:flO6FmNG
床は簡単に持ち上がった。
予想通り、隠し部屋か何かだろう。
床を完全にどけると、そこには強烈な臭いを発する赤茶けた染みがあった。
これは…血じゃないか!?
その時、背後に気配を感じた。
誰だ…?

A. 小林さんだ。
  ぼくはほっとして振り向いた。
B. 小林さんだ。
  ぼくはスコップを握り締めた。
C. 真理だ。
D. 一体誰だ?まるで見当のつかなかったぼくは、気付かないフリで様子を見た。

307 :名無しのオプ:04/09/08 22:44 ID:mEwrgbiF
D

308 :名無しのオプ:04/09/16 03:36:33 ID:NDyKdycI
ぜひ金スマに出てた陰陽師の名ゼリフ「カメラさん出て行ってくれ、遊びやないんや」を
透に言わせてください

309 :名無しのオプ:04/09/16 20:07:06 ID:rv4XYML1
今日初めてこのスレに来た。
夏って言ってたのに冬になったり夏に戻ったり小林さんと初対面だったり、
知り合いだったり。

なんじゃこりゃって思いながらも>>7以降の文章をストーリーごとにメモ帳にまとめてる俺。
面白いね、このスレ

310 :名無しのオプ:04/09/16 20:10:37 ID:rv4XYML1
書き忘れた。
誰か前スレのhtml持ってたらあげてくれると嬉しいんですが。

311 :名無しのオプ:04/09/16 21:26:13 ID:gIWKnTUW
D. 一体誰だ?まるで見当のつかなかったぼくは、気付かないフリで様子を見た。

気配はゆっくりと迫ってくる。
その圧迫感に耐えられなくなったぼくは、
スコップを取り上げ素早く振り向いた。
…!
そこにいたのは、真理だった。
驚いた表情をしている。
「…なんだ真理か!びっくりした。」
「それはこっちの台詞よ。…透、一体ここで何をしているの?」
「いや、真理の叔父さんを疑うようで悪いんだけど、
小林さんの話にいまいち納得がいかなくてね。
それで調べにきたのさ。」
ぼくがそう言うと、真理は頷きながら言った。
「実はわたしもなのよ。
それで、何か見付かったの?」
「これを見てくれ。」
ぼくは血の跡を指差した。
「透はどう思うの?」
真理が青ざめた表情で聞いてきた。

A. 「死体は車庫ではなく、ここで発見されたんだ。」
B. 「死体は車庫からここに運ばれてきたんだ。」
C. 「この血は、人間のものなのかな?」

312 :名無しのオプ:04/09/17 18:03:35 ID:4ZZiPAer


313 :名無しのオプ:04/09/17 19:56:20 ID:bNsxyEf4
C. 「この血は、人間のものなのかな?」

「それってどういうこと?」
「この新たに作られたという部屋で、黒魔術の儀式のようなものが
行われたんじゃないかな。」
そもそも部屋を新たに増設しただけで、霊を繋ぎとめておけるとは思えなかった。
部屋を作り、そこに霊を閉じ込めておくための
儀式のようなものが行われたに違いない。
「じゃあ、なんの血なの?」
「さあ、そこまでは分からないけどウサギとかじゃないかな。」
そこまで言うと、不意に寒気を感じた。
「透、この部屋に長いこといるのは危険なんじゃないの?」
真理も寒気を感じているようだ。
ぼくは言った。

A. 「いや、もう少し調べよう。」
B. 「確かに危険だ。さっさと出よう。」
C. 「楽しいことしようじゃないか。」

314 :名無しのオプ:04/09/18 16:06:41 ID:1bSN3tPh


315 :ネタ投下:04/09/22 00:20:42 ID:9aXyn62H
「急な予約が入ってね…このペンションを建てる時にお世話になった人なんだ、断れなくてね。すまないが二人には一緒の部屋になって貰っても構わないかな?」
スキーからヘトヘトになって帰ってきた僕達にかけより小林さんが申し訳なさそうに言った。

「勿論、宿泊費は今の半額にするよ!頼むッ!この通り!」
両手を顔の前で合わせてお願いしている。

勿論僕は賛成だ。
別々の部屋では僕らの関係の進展が望めるはずがない。願ってもないチャンスだ!
頼みごとに弱い真理ならきっと了承するはずだ。
もし真理と一緒の部屋になれたら…。
万が一の為にコンドームも持ってきている。

今夜、真理を僕のものにッ!

ハッ!?カンの良い真理は気づいてしまっただろうか?
緩んだ顔を元に戻し、冷静を装いながら隣にいる真理の様子を伺った。
「叔父さんの頼みなら、こんなシーズン中に無理して貰ったし…」
困惑した表情だが、嫌と言う訳では無いのだろう。
「透は…?」
「僕は全然構わないよ?」
なるべく本心を隠したつもりだが、声が喜んでいたかもしれない。

「そうか!有難う!本当にすまないね!じゃぁ、まだ夕食まで時間があるから適当に寛いでいてくれ。」
小林さんは嬉しそうにキッチンへ戻っていった。

316 :ネタ投下:04/09/22 00:37:38 ID:9aXyn62H
僕の部屋が新しいお客さんの部屋になるらしく、僕は真理の部屋に荷物を移した。

「ふぅ…今日は疲れたね?」
僕は一息ついてベットの端に腰をかけた。

「ぅ、うん…私はあまり疲れてないけどね…」
さっきは断りきれずに、あぁ言ったもの心配が拭い切れてないらしい真理はさっきから不安げに入り口で突っ立ったままだ。

「僕が何かしてくるんじゃないかって不安なの?」
真理の心情を察してクスリと笑って問いかけてみた。
「…プッ……透にはそんな度胸無いでしょ?」
いつもの調子に戻ったらしい。
僕の隣に腰掛ける。


「…でも、ちょっとね…」
真理が俯いて何か呟いたが、上の空の僕には聞き取れなかった。
「ん?何?何か言った?ゴメン、聞き取れなかった。」

「ぅうん、何でもないよ?そろそろ夕食じゃない?下に降りましょ?」
そそくさと部屋を出ていった真理を追いかけた。

少し顔が赤かったような気がするが…僕の気のせいか?
もしかしたら真理もその気なのかもしれない!

いや、僕の気のせいだという事にしておこう…。

色んな妄想を膨らませていたが、良い匂いで我にかえった。
目の前には美味しそうな料理が並んでいる。

317 :ネタ投下:04/09/22 00:38:17 ID:9aXyn62H
>>かなりエッチなかまいたちの夜
【初体験編】
協力して書いて下さる人居ましたらお願いしますッ!

318 :名無しのオプ:04/09/22 16:59:18 ID:7DrT4AAZ
どっちかってーと、エロパロでやった方がいいんでない?
向こうは流れがちょと止まってるけど…

319 :名無しのオプ:04/09/23 12:26:06 ID:iOTB2TRO
sageんなアホ。

320 :名無しのオプ:04/09/24 20:18:02 ID:8eKwgoU3
From>>313

A. 「いや、もう少し調べよう。」

この部屋に危険な空気が潜んでいることは確かだったが、
ぼくにはまだ何かあるような気がしてならなかったのだ。
…10分後。
色々と探し回ったが、結局何も見付からなかった。
「透、今日はもう部屋に戻りましょ。」
「…うん。」
ぼくは渋々うなずくと、出口の方へ向かった。
その時だ。
陰陽道の経験があるぼくは強力な霊気を感じ取った。
「透!ドアが開かないわ!」
真理が叫んだ。
その霊気は明らかな悪意をぼくたちに向けている。
ぼくは行動を起こした。

A. 陰陽道の道具をポケットから取り出した。
B. 「出て行け!出て行くんだ!」
   織田無道風に威圧した。
C. 「何が望みだ!」
   ぼくは陰陽ネゴシエイトを試みた。

321 :名無しのオプ:04/09/25 00:54:33 ID:uTIURzAU
>>317
へへへ……まかせろ。エロエロなやつ書いてやるからよ。

322 :名無しのオプ:04/09/26 19:33:30 ID:fe07Rtvo
C. 「何が望みだ!」
   ぼくは陰陽ネゴシエイトを試みた。

・・・・・・・・・。何も起こらないと思った瞬間部屋が揺れだした。
かなりの揺れだ!とても立ってられなかった。
僕は、叫んだ。
「揺らしてもわからない!何が望みか言ってみろ!」
すると、か細い声で何かが聞こえた。
「血ダ・・・・・。人ノ血ガホシィ・・・」
こいつは、僕を殺すきだ。

A 「と、取引しないか?」
B 「殺るんなら僕を殺せ!」
C 「命だけはお助けー」
D 「真理を殺せ!」
E 「僕は死にましぇーん」


323 :名無しのオプ:04/09/26 23:27:00 ID:/Tm6lIQQ
C. 「命だけはお助けー」

ぼくは情けない声を出して命乞いをした。
これは奴を油断させるためだ。
「契約ヲ成就サセルタメニハ、モット血ガ必要ナノダ…。」
…契約?
まさか…!
唐突にぼくは真理に向かって言った。
「真理、小林さんは既婚者かい!?」
「…?ええ…。でも、3年前に亡くなってるけど…。」
やはりそうか。
ぼくはある結論に達した。

A. この悪霊は、小林さんが黒魔術で呼び出した悪魔だったんだ。
B. 小林さんの奥さんの怨念だったんだ。
C. …生霊か。

324 :名無しのオプ:04/10/02 19:42:52 ID:p/cVWKNc
>>316

目の前に並んでいる料理は…スッポンエキス入りの中華スープ、ウナギのステーキ、、付け合わせに白子の炭火焼き、ガーリックライス。

「叔父さんは料理人になりたかったみたいで、料理の腕前は一流なのよ?」

流石だ、どれも精力がつきそう…いやいや、とても美味しそうな真理…じゃなくて料理で…。
夢中で料理にかぶりつく。

………美味い!

この下半身に漲る力!
真理も満足させられるに違いない!
何回でもイけそうだ!

ふと、前を見ると真理も美味しそうに料理を口にしている。
柔らかい唇、中で厭らしく蠢く舌…あぁ…美味しそう。
後で美味しく頂いてあげるからね?

最後にとっておきの物をと、マムシ酒まで振る舞って貰って。
僕の息子はキツいジーンズ越しに熱く火照りだす、痛いくらいに…もうすぐヨくなるからな?
グフフフッ……。


「部屋で食べて?」
と、今日子さんにペンションの名物らしいウナギパイを貰って部屋に戻る。

325 :名無しのオプ:04/10/02 20:32:14 ID:lVBhfMpb
>どれも精力がつきそう…いやいや、とても美味しそうな真理…じゃなくて料理で…。
ワラタ

326 :名無しのオプ:04/10/02 23:04:51 ID:p/cVWKNc
自分が書いたものにレスが付くのは嬉しいものだな。

327 :名無しのオプ:04/10/04 00:54:04 ID:XCQcVwqe
 

328 :名無しのオプ:04/10/05 01:42:56 ID:I0sIPR//
 

329 :名無しのオプ:04/10/06 13:57:11 ID:hh4fZqvM


330 :名無しのオプ:04/10/06 18:45:12 ID:yN4SO1vK



331 :名無しのオプ:04/10/06 20:09:27 ID:9IM3yBiP
>>324
支援

332 :名無しのオプ:04/10/07 01:27:58 ID:hDo3tP//


333 :名無しのオプ:04/10/09 02:27:46 ID:PVsLY96v


334 :名無しのオプ:04/10/09 16:12:34 ID:XHMZyqr7


335 :名無しのオプ:04/10/10 01:40:56 ID:o9mgwebO


336 :同時進行小説:04/10/10 19:37:48 ID:zMDSwYtO
荒唐無稽・劇画調・発展場
ねこまねき写真館瞬間最大八百八名突破記念祝賀会
場 所  ねこまねき写真館
時間空間 ねこまねき写真館
Google検索>ねこまねき写真館>キャッシュ>ジャンプ(黄) 

337 :名無しのオプ:04/10/11 02:09:03 ID:wbhdRj+o


338 :名無しのオプ:04/10/12 01:08:12 ID:rO6i4D26



339 :名無しのオプ:04/10/13 00:19:02 ID:amPw6TAE


340 :名無しのオプ:04/10/16 20:33:05 ID:P05h1omm
>>323

D.結局何も解らなかった。

結局何も解らなかった。
「解らない!どういう事なんだ…」

激しく部屋が揺れる。
部屋が揺れてるのか?
建物自体が揺れてるのか?
解らない…その時。

A.爆発音が響いた。
「ボイラー室が爆発したんだ!!」
B.大きな衝撃と共に揺れが止まった。
「座礁したんだ!!」
C.窓の外に岩肌が見えた。
「沈没したんだ!!」


選ぶ人はどの作品を選ぶかだよな…w

341 :名無しのオプ:04/10/16 21:09:11 ID:4Mhgx/rV
>ボイラー室が爆発したんだ
ワラタ
でも俺はボイラーしかわかんない。残り二つは何の作品だ

342 :名無しのオプ:04/10/17 14:59:29 ID:DAPGZ7hi


343 :名無しのオプ:04/10/18 17:54:28 ID:PFaOKut/
>>341
Bは多分夜光虫かな?

344 :名無しのオプ:04/10/20 05:17:07 ID:lA1pPi3/
Cは、ざくろの味でしょう

345 :名無しのオプ:04/10/21 00:20:47 ID:3RQapXpO


346 :340:04/10/21 00:43:28 ID:7TXQP2XT
もしかしてロムってる人は居るけど書いてるのって俺だけか?
かなりエッチの方も書いてまつ。

347 :名無しのオプ:04/10/21 18:59:53 ID:CRyzM951
待ってます

348 :名無しのオプ:04/10/21 19:16:35 ID:HotImtgw
romu


349 :名無しのオプ:04/10/22 02:31:41 ID:C3IhYyiN


350 :名無しのオプ:04/10/23 01:41:12 ID:4nHwgOUX



351 :名無しのオプ:04/10/24 14:11:27 ID:DBDH4W9u


352 :名無しのオプ:04/10/26 14:35:55 ID:gbJy/9X1


353 :名無しのオプ:04/10/30 01:05:38 ID:BHCJft8R


354 :名無しのオプ:04/11/07 21:52:52 ID:aYSsJQtQ
初ほしゅ

355 :名無しのオプ:04/11/08 19:19:51 ID:VNiwiGns
>>340
A. 爆発音が響いた。
  「ボイラー室が爆発したんだ!!」

「ボイラー室なんてないわよ。」
真理が突っ込みを入れる。
「…冗談さ。爆発音は小林さんの部屋の方からしたようだね。
急いで行ってみよう。」
ぼくと真理は駆け足で小林夫妻のプライベートルームへ向かった。
扉の窓ガラスが割れている。
中から煙が漂ってきた。
不意に扉が開く。
中から小林さんが出てきた。
「小林さん!何があったんです?」
「今までのは全部ドッキリだったんだよ。」
「え?」

356 :名無しのオプ:04/11/08 19:26:02 ID:VNiwiGns
「ドッキリって…、それは一体どういうことですか?」
「だから!ドッキリだよ。」
「叔父さん!一体何でこんなバカなことを!?」
小林さんはニヤリと笑った。
「シュプールの客足が鈍っていたのは事実だ。
もう半年間ずっと赤字でね。
このままでは廃業だったんだよ。
そこで…だ。ドッキリ。これ最強。」
「何が最強なのよ!」
真理はかなり怒っているようだ。
「シュプールは何の変哲もない、言ってしまえばつまらないペンションだということに気付いた。
だから“ならでは”のエンターテインメントが必要だったんだよ。
ここに来るまでに、そして来てから…。
色々と不思議な体験をすれば、噂になって客足もバッチリだろう?」

357 :名無しのオプ:04/11/08 19:34:23 ID:VNiwiGns
「怖がって誰も近寄らなくなることは考えなかったんですか?」
「その時は廃業だよ。人生ギャンブルさ。」
狂ってる…。ぼくは戦慄した。
そもそも今までの怪奇現象はどうやって実現したんだ?
「叔父さん、それでさっきの爆発は何なの?」
「そんなことはどうでもいい。
それよりも秘密を知った君たちには死んでもらう。」
小林さん…、いやもう“さん”を付けるのはやめよう。
小林次郎はさらりと恐ろしいことを言ってのけた。
「そんな…!」
真理は恐怖に脅えた表情だ。
小林次郎は懐からUZIサブマシンガンを取り出した。
「さあ、死ぬ前に言うことあるか?」

A. 「助けて下さい!奴隷になります!」
  ぼくは命乞いで様子をみた。
B. 「島田さんに誠意がないのは確かです。」
  時事ネタで注意を逸らしてみた。
C. 「そんな武器でぼくを殺れるとでも?」
  ぼくはとっておきの最終兵器で応戦した。


358 :名無しのオプ:04/11/08 19:40:17 ID:748pI3EB
このスレ、どうなることかと一時は思ったが
あげられたら持ち直したな
がんがれ

C

359 :名無しのオプ:04/11/10 19:24:56 ID:to7EPiuf
C. 「そんな武器でぼくを殺れるとでも?」
  ぼくはとっておきの最終兵器で応戦した。

それは…、さっきからずっと持っているスコップだった。
ぼくはスコップを構える。
「はっはっは、透君、そんなものでUZIに対抗しようというのかね?」
小林次郎は勝ち誇ったような調子で嘲笑う。
しかし、その油断こそが命取りになるのさ。
ぼくは小林次郎に向かって突進した。
「さようなら、透君。」
小林次郎は容赦なく引き金を引いた。
もの凄い音を立てて銃弾が発射される。
ぼくはスコップを高速回転させた。
スコップの頭身が見事に弾を弾く。
「あ、あり得ない…。」
真理が後で何か言っている。
いや、今はそんなことを気にしている場合じゃない。
「バ、バカな…。」

360 :名無しのオプ:04/11/10 19:34:45 ID:to7EPiuf
「どうです?小林さん。」
ぼくは小林次郎との距離を徐々に詰めていった。
その時だった。
「キャーッ!」
真理の悲鳴が響いた。
ぼくは後ろを振り返った。
すると、一人の大柄な男が真理にナイフを突き付けている。
「良いところに来てくれたな、美樹本くん。」
美樹本と呼ばれたその男は、にやけながら言った。
「さあ、この状況が分かるだろう?
さっさとそのスコップを捨てて投降しろ。」

A. 「状況が分かっていないようですね。
  投降するのはそちらの方じゃないですか?」
  真理とアイコンタクトを交わした。
B. ぼくは持っていた煙幕で逃亡を企てた。

361 :名無しのオプ:04/11/11 11:09:49 ID:XZtNSe5d
がんばれ。

B

362 :名無しのオプ:04/11/11 12:32:45 ID:y5Mmm63X
竜騎士07さん製作のサウンドノベル『ひぐらしのなく頃に』
本作は個人製作の同人ゲームであり、プレイした人間に謎を投げかけ、推理の余地の
あるゲームとなっています。

●製作元
07th Expansion(セブンスエキスパンション)
HPアドレス:http://rena07.sakura.ne.jp/
取り扱い店:http://rena07.sakura.ne.jp/tenpo.htm
現在、体験版(鬼隠し編)がネット配布されており、
鬼隠し編〜暇潰し編の入った「出題編」が上記取り扱い店で発売されました。

363 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/14 06:56:12 ID:sdkUhzqe
>>362
スレ違いの上にそんな精神的ブラクラ張るな

364 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/15 02:29:15 ID:tqHeV9Ao


365 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/16 02:37:03 ID:+GKTP/Rq


366 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/16 19:21:16 ID:dxQP96XA
B. ぼくは持っていた煙幕で逃亡を企てた。

モフッモフッ
煙幕の煙があっという間に部屋中を覆い尽くす。
「くそっ、どこに逃げやがった!」
美樹本が怒鳴る。
ぼくは素早く美樹本の後に回り込むと、スコップで頭を殴りつけた。
ガッ
「うわっ!」
美樹本はその場に倒れ込んだ。
「さあ、真理。逃げよう!」
真理が頷くのを見ると、ぼくは手を引いて部屋の外に逃げ出した。
「はっはっは!やるな透くん!
しかし、外は猛吹雪だ。逃げられはしないぞ。」
後から小林次郎の声がする。
確かにそうだ。
一体どうすれば…?

367 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/16 19:27:17 ID:dxQP96XA
「車で逃げれないの?」
真理が聞いてくる。
「駄目なんだ。
こんな猛吹雪の中、車で走行なんて不可能だよ。
途中で崖から転落して…っていうのがオチさ。」
…ここはやはり小林次郎を拘束して、朝を待つしかない。
戦うんだ。
「とりあえず、どこかに身を潜めて攻撃のチャンスを伺うんだ。」
「それで、どこに隠れるの?」

A. 「二階のぼくの部屋だね。」
B. 「食堂がいい。」
C. 「乾燥室だ。」

368 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/19 12:37:03 ID:2Mn4Ijho
Bでお願い

369 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/22 19:18:54 ID:suH9sizG
B. 「食堂がいい。」

ぼくたちは談話室を抜け、食堂へ向かった。
食堂の奥のキッチンへ入る。
「何か武器になるようなものを探そう。」
…1分後、ぼくと真理が手分けして探し見つけたものは、

包丁、携帯用ガスバーナー、中華鍋、ロケットランチャー

だった。
どれを持っていこうか?

A. 「包丁がいい。接近戦に持ち込めば、銃火器は不利なはず。」
B. 「ガスバーナーだね。燃やそう。」
C. 「中華鍋かな。盾に使えそう。」
D. 「ロケットランチャー…、文句なしに最強だ。」
E. 「一つ一つ、武器を調べてから決めよう。」

370 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/22 21:42:04 ID:9l0ZysWR
>>369 無駄なツッコミは入れず…Eで。


371 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/22 22:24:38 ID:lbNIkTcZ


372 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/23 19:15:13 ID:4UpyFOS5
E. 「一つ一つ、武器を調べてから決めよう。」

「まずは包丁。かなり大型の包丁だ。ちょっと重いが刃は手入れをしてある。」

「次に携帯用ガスバーナー。火力はイマイチだけど、ガスの残りは十分だ。」

「中華鍋。とにかく固い。」

「最後にロケットランチャー。弾は入っていない。」

ぼくたちが武器を調べ終わると、食堂の入口から足音が聞こえてきた。
「やつだ。時間がない。どれを持っていく?」

A. 「包丁。」
B. 「携帯用ガスバーナー。」
C. 「中華鍋。」
D. 「ロケットランチャー。」

373 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/25 00:59:27 ID:44/BxInF
>>372
Aで
男なら接近戦!

374 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/25 19:22:54 ID:4Paed5qq
A. 「包丁。」

ぼくは包丁を取り出すと、それを掴んで素早くキッチンから出た。
そして、食堂の一番端のテーブルの下に身を潜めた。
「透くん、真理…、どこへ行こうというのかね?」
小林次郎が食堂に入ってきた。
あれ…、この台詞、どこかで…映画だったかな?
いや、そんなことを考えている場合じゃない。
「いいか、真理。合図をしたら、そこの椅子を引っくり返すんだ。
その隙にぼくがやつの後ろに回り込み、包丁を突付ける。」
真理は緊張した面持ちで頷く。
やつがぼくの目の前まで来た。
…今だ!
ぼくは合図に一回だけ足音を立てた。
すると、小林次郎の後ろの椅子が倒れる。

375 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/25 19:28:36 ID:4Paed5qq
ガタン!
「そこか!」
小林次郎はUZIを構える。
ちょうど、彼はぼくに背中を向けたような形になった。
ぼくは素早くテーブルの下から這い出すと、包丁を小林次郎の首元に突付けた。
「さあ、これで終わりですよ。マシンガンを捨ててください。」
「…くっ。」
真理もテーブルの下から出てくる。
「叔父さん、もうおしまいよ。観念するのね。」
真理は悲しげな表情で言った。

…それから、ぼくたちは小林次郎をロープで縛り上げ、乾燥室へ放り込んだ。
「これで安心だね。」
ぼくは安堵のため息をついた。

376 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/25 19:37:08 ID:4Paed5qq
一晩経ち、朝を迎えると、外の吹雪は完全に止んでいた。
ぼくはベッドから這い出すと、窓の外を見た。
美しい銀世界が広がっている。
生き残った…、その実感が今になって沸いてきたようだった…。

真理とゆっくりと朝食を取った後、車でペンション・『シュプール』を後にした。

一ヵ月後。
大学の屋上で考え事をしていると、ふと思い出した。
そういえば…、小林次郎…、乾燥室に入れっぱなしだったな…。
ま、いっか。

>>261から続く変なかまいたちの夜 【完】
応援してくれた方々に感謝…。
また誰か新しいシナリオを始めてくれ

377 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/26 02:40:12 ID:3U9JzUc6
(*0M0)b<GJ!!

378 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/26 05:17:00 ID:O2vRBJgh
煉獄がupしているぞ!

379 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/28 01:29:06 ID:oojZ93An
>>378
すごく面白かった

380 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/28 01:31:32 ID:oojZ93An
新しいシナリオを、早速はじめましょうか。ついでにあげよう。
どこから始めますか?スキー場?ペンションに着いたところ?
それとも、原作のシナリオと全然違う設定でしましょうか?

相談することにしましょう。

381 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/28 11:47:57 ID:WTD9PHmc
かまいたちの夜1のどこかから派生する
感じが良いな。

382 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/29 05:59:40 ID:K56Zk5IU
煉獄とか幽霊探偵に匹敵するものを!

383 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/29 18:04:12 ID:CfvibJN9
誰か書いてー

384 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/29 18:36:16 ID:r9iK+cXu
>>382-383
ここはそういうのを目指して自分たちで書いていこうってスレですよ。
下手でもベタでもパクリでもいいから試しに書いてみれば?

385 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/29 21:16:14 ID:pyql1RX8
>>384
こういう奴らが「ツマンネ」とか言うんだろうな('A`)

386 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/30 00:16:40 ID:7XFLZFTu
>>384
わかりました。

真理は言った。
A:「スキー場のところから始めましょ」
B:「早くペンションに着きましょう」
C:「夕食ができたらしいわ。そこからにしましょう」
D:「脅迫状が見つかったところからにしようか?」

387 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/30 17:37:15 ID:tg9QQ2J2
やっぱりAからがいいな

388 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/11/30 21:03:52 ID:7XFLZFTu
うーん、でもかまいたちの夜3も捨てがたいな
ここって、監獄島とかの話はタブーなの?

389 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/12/02 17:01:57 ID:I3uk0Yxk
>388
なんかその手の方向に行くのを嫌がる人が居るみたいだから止めといた方が無難かも

390 :板ルール変更議論中@自治スレ:04/12/03 15:54:36 ID:Fmr5Fgen
煉獄おもすれー

391 :板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/07 16:49:18 ID:NxOnGR3+
不思議なペンションなんかいいかな

392 :板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/09 14:53:27 ID:54Tj71YV
食事を終えて談話室に戻ると、OL3人と小林さんが何事か話し合っていた。
「落ち着いてください。何があったんですか」
「だから!さっき部屋に帰ったら、床にこんな物が・・・!」
それは白い紙片で、赤い字でこう書かれていた。

A:「こんや12じだれかがしぬ」
B:「・・・は、昨日時効を迎えた何々連続殺人事件の犯人である」
  ・・・の部分は塗りつぶされているが、人物名が入るらしい。
C:「こんや12じ遊戯施設何々を爆破する」
  遊戯施設何々といえば、今日クリスマスオールナイト営業をする、都心の
  大型遊戯施設だ。


・・・誰も書かないんでかいてみました

393 :板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/09 19:20:10 ID:54Tj71YV
ageます

394 :板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/09 19:33:12 ID:1igdowzJ
cで

395 :板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/10 19:52:14 ID:JJSPeMQ/
C:「こんや 12じ 遊戯施設何々を爆破する」
  遊戯施設何々といえば、今日クリスマスオールナイトを営業をする、都心の
  大型遊戯施設だ。

「一体何なんです?」
ぼくは小林さんが受け取った紙切れを覗き込んだ。
「何でこのシュプールでこんなことを予告する必要があるんだ…?」
小林さんは当惑しているようだった。
「いたずらに決まってるじゃない、ねえ透?」
真理が言った。

A. 「いたずらじゃない!」
  ぼくは凶悪犯罪の臭いを敏感に感じ取った。
B. 「そうだね。」
C. 「おれがやったのさ。」
  ぼくは薄ら笑いを浮かべて切り出した。

396 :板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/10 20:02:45 ID:adbfR7n2
おもしろそうなのでC

397 :板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/10 20:02:51 ID:J/XFS/AS
A. 「いたずらじゃない!」
  ぼくは凶悪犯罪の臭いを敏感に感じ取った。

「根拠はあるの?」
真理がきいた。

A. 「これは僕達への犯人からの挑戦場だ。犯人は爆弾を止めてほしいに違いない!」
   物語の都合からいって、そうとしか考えられない。
B. 「根拠は・・・」

398 :板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/10 20:05:01 ID:J/XFS/AS
あらら・・・。なんと6秒差。どうしましょうか。
>>396

399 :396:04/12/11 13:41:03 ID:469eS2hf
>>398
どうぞ、そのまま続けてください

400 :名無しマ〜〜〜ン:04/12/12 14:17:26 ID:X0Da9FJv
a がいい


401 :板ルール変更投票は4〜11日@自治スレ:04/12/14 01:02:01 ID:2mwQmUY1
代打の代打に出るかな

402 :名無しのオプ:04/12/19 10:34:00 ID:yzEtcYa7
アホ、腰抜け、ビョーキの親米保守


403 :名無しのオプ:04/12/22 13:28:26 ID:IhgCkQZB
アホ、腰抜け、ビョーキの親米保守

404 :名無しのオプ:04/12/28 01:51:15 ID:XLnu1Kxg
代打の代打に出るかな

405 :名無しのオプ:05/01/01 14:46:27 ID:W7F81i1l
かまいたちの夜3 始めない?


406 :名無しのオプ:05/01/01 23:22:00 ID:AngpMmaH
どんな話よ?完全オリジナルで?

407 :名無しのオプ:05/01/02 00:01:29 ID:Y3n4YyUB
>>405
俺の考えたかまいたち3

我孫子、田中、牧野が急行列車の中で次々と殺害される。
犯人は同じ車両に乗っていた「かまいたち2」をプレイした人たち全員。

408 :名無しのオプ:05/01/02 01:58:53 ID:0dk3SNeG
適当なCCのシチュ案を出し合ってみるとか

409 :名無しのオプ:05/01/03 04:57:42 ID:H0MtJu60
吹雪の山荘、絶海の孤島に続くシチュエーションはないものか?

410 :名無しのオプ:05/01/03 23:25:08 ID:HvjrKUZN
とりあえず、これをダウソしてくれ
ttp://trance14.hp.infoseek.co.jp/kama-2-pro-3.zip
これをやれば、下の意味が分かる・・。

ってか、電波文を小林さんの遺言に

隠されたメッセージみたいな・・。

411 :名無しのオプ:05/01/13 20:29:08 ID:T+GSzZyi
ポチ保守


412 :名無しのオプ:05/01/14 17:47:38 ID:lLM2gnrz
うむ

413 :名無しのオプ:05/01/15 13:44:21 ID:w5Edb5Uv
>>397
A. 「これは僕達への犯人からの挑戦場だ。犯人は爆弾を止めてほしいに違いない!」
   物語の都合からいって、そうとしか考えられない。

「何言ってんのよ、あなた探偵でもなんでもないただの大学生じゃない。
こんなのいたずらに決まってるわよ。」
真理に言われ、それもそうだと僕は思いなおした。僕は名探偵の孫でも新聞を賑わせる高校生探偵でもないのだ。

しかし、納得した僕をよそに小林さんは野獣のごとく
「ふざけやがって…誰だ!こんないたずらをしたヤツは!?見つけたら打ち殺してやる!!」
と叫び悪鬼のような顔をして、紙を引きちぎっていた。

僕は
A「ぼっくで〜す…僕がやりました〜。ははっはは・・・」
と冗談で場を和まそうとした。

B「そういえば俊夫さんが『爆弾だ…爆弾がいい』とかなんとかぼやいてましたよ」

C僕は内心この人はキチガイじゃなかろうかと疑い始めた

414 :名無しのオプ:05/01/17 16:14:00 ID:2P13K802
あげ

415 :名無しのオプ:05/01/18 15:56:54 ID:/CEoJwZZ


416 :名無しのオプ:05/01/18 18:37:17 ID:9jEJsw+r
B. 「そういえば俊夫さんが『爆弾だ…爆弾がいい』とかなんとかぼやいていましたよ」

ぼくはさっきトイレの前で目撃したことを、そのまま口に出した。
俊夫さんの表情が一瞬にして般若の面のように変わった。
「透君!何を言ってるんだ!デタラメはやめてくれ!!!」
「しかし、ぼくは確かに見ました。」
「取り押さえるんや!」
香山さんの号令でぼくと小林さん、それに美樹本さんが飛び掛る。
「やめろぉー!」
俊夫さんは恐ろしい力で抵抗する。
しかし、男4人の前には歯が立たなかった。

…5分後、俊夫さんは全身を縛られ、乾燥室へ放り込まれた。
「これで安心だね。」
「ちょっと待ってよ!」
真理が叫んだ。
「なんだい?」
「乾燥室へ監禁する前に、爆弾の場所を聞かないとまずいんじゃないの?」

417 :名無しのオプ:05/01/18 18:42:49 ID:9jEJsw+r
「そういえばそうや、透君、もう一回やつをここへ連れてこないかんわ。」
「仕方ないですね…。」
ぼくたちは乾燥室へ降りて行った。
「俊夫さん?」
ぼくは静まり返った乾燥室の奥へ進む。
「うわっ!」
乾燥室の中心に辿り着いたぼくは、衝撃的なものを見てしまった。
それは…、

A. 凄まじいほどのお漏らしをした俊夫さんだった。
  …無理もない、全身を縛られていたのだからトイレなんて…。
B. 頭から血を流して死んでいる俊夫さんだった。
  そんなバカな、乾燥室は密室だったはず…。
C. 俊夫さんがいない!

418 :名無しのオプ:05/01/18 22:55:29 ID:/CEoJwZZ
cで

419 :名無しのオプ:05/01/20 14:12:46 ID:wNmDCN6z
■ここまでのあらすじ
宇宙世紀0079年、増えすぎた人口に手を焼いた波平は軍の秘密兵器
エヴァンゲリオンを投入し、医療ミスで訴えているヨハンとともに
ドラゴンボールを3つだけ集めてちいさなメダルの王様に渡しに行くも
数秒の差で鴉の勝ちと決まり、楽天イーグルスを結成することとなる。

登場人物
・アスラン・ザラ
・斑目
・モンテ・クリスト伯爵
・ ミルフィーユ
・ タモリ


420 :名無しのオプ:05/01/20 14:24:51 ID:t1xFc02M
誤爆?

421 :名無しのオプ:05/01/23 16:59:07 ID:2JfW5F5Z
age

422 :名無しのオプ:05/01/23 17:30:36 ID:evXdHBRF
うむ

423 :名無しのオプ:05/01/29 16:13:04 ID:Pk76ZajJ


424 :名無しのオプ:05/01/30 03:00:25 ID:wroCUxQ+
おおう

425 :ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/02 18:09:28 ID:MblbC+dY
保守。

426 :ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/04 03:41:28 ID:NtEbG4Qo
『かまいたちの夜2〜監獄島のわらべ唄〜』というゲームがある。

 俺たちが出会った事件を元に作られた『かまいたちの夜』の続編だそうだ。
 俺はこのゲームの存在を知り合いから聞いた。
 なんでも、このゲームには前作と同様、俺とみどりが登場しているのだという。
 何故、みどりまで。
 しかも、俺とみどりが結婚しているという設定になっているらしい。
 俺とみどりが結婚しているなんて、なかなか目の付け所がいい、実に感心できる設定だが、内容はまったくのフィクションだ。
 俺はあの事件以来、彼らとは顔を合わせていない。
 そう、あの事件……。
 世間じゃあまり知られていない様だが、一作目の『かまいたちの夜』は実話なんだ。
 二年半前、長野のペンションでの連続殺人事件。
 あんな悲惨で凄惨極まりない事件を、いったい誰がゲームにしたのか?
 当時、俺はあらゆる方向に渡り調査したが、外部からの持ち込み企画だったらしく、結局シナリオを書いたヤツは不明だった。
 そんな折、続編が発売された。
 笑っちまう事に、前作のファンからの評判は芳しくなく、売り上げも伸び悩み、大掛かりなプローモーションに回した金も採算が取れず、製作会社はてんてこ舞いらしい。
 俺たちをネタにした報いだと清々した。
 だが、俺は気になった。
 どうやら続編は、その道じゃ有名な作家人を数名起用したらしいが、その中に、長野でのあの事件に関わる人間がいる様な気がする。
 そいつが一作目のシナリオライターと同一人物なのかは分からない。

427 :ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/04 03:43:09 ID:NtEbG4Qo
 しかし、何か裏の意図があるような気がしてならない。
 いや、こいつは全くの俺の勘だ。
 だが名探偵としての俺の直勘が、こいつには何かあると訴えかけるのだ。
「迷探偵の間違いじゃないの?」
 突然耳元から話しかけられ、俺は椅子からずり落ちそうになった。
「な、なんだ、みどりか。脅かすなよ」
 慌てて俺は姿勢をただした。
 おっと紹介が遅れたな。
 俺の隣りに浮かんでいる、この年食ってるんだか若いんだかよくわからん女。
 こいつの名前は篠崎みどり。
 まあ、身体が透けて見えるような気がするのは気のせいだ。
 あまり気にするな。
 何、見えない?
 そんな女、どこにもいないって?
 そういえば、そうだった。
 俺以外でこいつが見えるヤツに俺は今まで会ったことがない。
 それというのも、こいつ、実は幽霊なんだ。

428 :ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/04 16:20:28 ID:8qn86fLs
ポカーン・・・
新作投下と思って喜んだけど、>>3にリンクしてあるじゃん。
まさかこれの派生シナリオを書けと?

429 :ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/14 15:18:30 ID:S0pVN/oi
てすと

430 :ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/15 19:43:22 ID:989zcIia
スパイ編の続きが読みてえ!

431 :ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/16 04:21:53 ID:gwJ4/EyK
寂れたな

432 :ネタバレスレ議論&投票中@ローカルルールスレ:05/02/16 07:00:09 ID:2mnAHxb/
心配するな
そのうち行き場を失った真性が
グロくてホモでスカトロでお互いをけなし合うネタを投下してくれる

433 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/17 16:19:50 ID:mWMsmAkS
>>432
( ・∀・)⊃
「透くん、そろそろいいだろ…入れさせておくれ…」
小林さんがもう辛抱たまらんといった感じで頼み込んでくる。
しかし、まだまだ入れさせる訳にはいかない。

小林さんがゲイだと分かったのはあのペンションでの事だ。一目見たときから同じ異端者としての直感が働き理解した。
小林さんはゲイだ…しかも糞尿を何より愛しさらにはマゾであるという事も…

ちなみに僕はサドで前々からスカトロプレイにも興味を持っていた。真理には黙っていたが二丁目で売りもしている。
女ももちろん好きだ。しかし、それ以上に男の汗臭さがたまらんのである。特にワキガのあの痛烈な臭い…
僕はあの臭いだけでチンコがビンビンになり、その場でしごきたくなってしまうのである。
風呂に入っていない男であればもうサイコー!すぐさまケツがヒクヒクしだし、受け入れ準備万全になってしまう。

こんな僕と小林さんとの出会いは運命であった。なんと小林さんはワキガで、しかも風呂嫌いという異能の持ち主だったのだ!
初めてあったその夜、二人は契りを交わした…


434 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/17 19:51:41 ID:4I3YR1M+
>>433
そのとき、背後でノックの音がした。
「叔父さん、透知らない?姿が見えないんだけど」
僕達は凍りついた。

435 :カマイタッチの夜:05/02/17 20:09:01 ID:NR0pV6LJ
あの事件から2年経った。
真理は小林さんの都合で海外へ、
僕?僕はまだ大学にいる。真理と別れる時は辛かったが
そんな経験も人生,,,と思いつつ寂しい生活を送っていた。

あの、事件がくるまでは。。。

20XX年1月1日。

青い空。白い雲。ちょっと冷たい風・・・
そんな風を暖かくしてくれる人が僕に声をかけた。
「久しぶりね。透!」
今僕の目の前には真理がいる。偽者でもない本物の・・・
と浮かれていると、、

「やあ!久しぶりやな!透君!真理ちゃん!」
・・・この大切なムードを一気にブチ壊しにするのは・・・!!

「香山さん。」

香山誠一。
彼も2年前の事件に関わった一人。
どうやら大きい会社の社長らしく人柄も太っ腹。
でも・・なんというか・・・これ以上は言うまい。

そして疑問に思ったことをぶつけた。
「あれ?奥さんの春子さんは?」
・・・・沈黙が訪れた。。

続く

436 :カマイタッチの夜:05/02/17 20:10:23 ID:NR0pV6LJ
そして香山さんが口を開いた。
「ああ・・・・春子は死んでもうた。。車を買ってあげて大喜びで
買い物に行ったらもう遅くてなぁ、交通事故であっさりと死んでもうた。。」
・・・また長い沈黙が訪れた。。
そしたら真理が、
「あの・・・呼ばないほうが良かったかしら?」
「いやいや!皆に会えるだけで嬉しい様なもんや!」
と香山さんは明るく言った。

そう。ここはハワイ。
真理は現在小林さんの都合で此処に暮らしており、
2年前のペンション事件に居合わせた人を全員手紙で呼んだのだ。
と言ってもまだ来てない人もいるが・・・

僕は幸せだった。そう真理と一緒にいられるだけで。
・・・でもこれが悪夢に変わるとは思ってもいなかった・・・

続く

437 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/17 20:47:02 ID:mWMsmAkS
>>434
「ま、まて!真理、入っちゃいかん!!この部屋は…そ、そうだ毒ガスだ!毒ガスが発生しているんだ!!」
あせった小林さんがとんでもない言い訳を言い出した。

「毒ガス?何言ってんの!さては叔父さん、透かくまってるんでしょ!?いい?入るわよ」
恐ろしい勘だ…小林さんが顔を青ざめる。こんな事がばれたら僕と真理の関係も終わるし、それは小林さんにも言えることだった。
僕と小林さんは素早く目配せし、小林さんは急いでドアに鍵を掛けに行く。
僕はと言うと…

A、そうだ、窓から逃げよう!

B、「待ってくれ!真理!実は人を殺してしまったんだ…」
僕はあせったあまりとんでもない言い訳をしてしまった

C、僕は小林さんを引き止めると、全裸でドアを開け真理に僕の屹立した一物をさらけ出した。


438 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/18 00:08:47 ID:EuipDlF9
B、「待ってくれ!真理!実は人を殺してしまったんだ…」
僕はあせったあまりとんでもない言い訳をしてしまった
「は?誰を」
「・・・小林さんを」
「もういいっ、入る」
真理はドアノブをがちゃがちゃいわせた。
その間に僕達はそっと工作をした。僕は服を着、小林さんはそのまま風呂にはいっていた
事にする。テーブルの上に将棋板を出し、駒を適当に並べる。
僕達が将棋をしているときに、小林さんは風呂に入りだしたことにするのだ。

439 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/18 00:57:27 ID:ehZfwh82
ちょっと来ない間に新ネタが…期待

440 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/18 21:35:12 ID:eBf0/KEx
真理がもの凄い勢いで扉を開けた。
ついに入ってきたのだ。
「へえ、透。叔父さんと将棋してたの。」
「う、うん。強いんだよね小林さんは…。」
「ねえ、わたしと将棋やってみない?」
「え!?」
思いもよらない真理の提案に、ぼくは焦った。
何しろ、ぼくは将棋のルールなんてまったく知らないのだ。
どうすればいいんだ!

A. 「ホ●なんだよ!俺は!」
  ぼくはヤケクソで怒鳴り散らした。
B. 「いや、ちょっとおなかが痛くなってきた。トイレに行ってくる。」
  ぼくはその場から逃げようと思った。
C. 真理に僕の屹立した一物をさらけ出した。
D. 「真理…、そろそろいいだろ?付き合いも長いんだしさ…。」
  ぼくは真理に関係を迫った。

441 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/18 23:45:34 ID:XcLI0Hmh
Dでwバッドエンドっぽいが

442 :カマイタッチの夜:05/02/19 20:27:22 ID:ZgF/AsSG
そして10分経ったが誰も来なかった。
「皆遅いわね。。来ないのかしら?」
と真理が心配して言っている。

僕は真理を励ますために、

A.「え〜いこらしょのよっといで!」
僕はやけになって盆踊りを始めた

B.「真理・・皆居なくてもいいよ。真理と僕が居れば、それで充分さ」
ロマンチックに語ってみた。

C.「ハワイなんてちっぽけだからね!今は北朝鮮だよ!北朝鮮!!」
ハメをはずしてみた。

443 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/19 22:26:27 ID:vGVYy/1L
Bで

444 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/19 22:46:48 ID:/+FzLY3+
B.「真理・・皆居なくてもいいよ。真理と僕が居れば、それで充分さ」
ロマンチックに語ってみた。
「そう」
素っ気無く真理は答えた。セーターの毛玉をむしっている。
「タレントの○○が結婚したんだって」
「へえ」
「今度オペラ座の怪人でも見ない?」
「いいねえ」
真理の受け答えがいいかげんだ。おかしい。

A 俊夫さんに浮気しているのに違いない。
B 香山さんに浮気しているのに違いない。
C 小林さんに浮気しているのに違いない。

445 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/19 23:17:43 ID:YS2GwLin
>>444

俊夫さんに浮気しているのに違いない。
ぼくには確信があった。
そもそも、俊夫さん…いやもう「さん」付けはやめよう、
俊夫の野郎は、2年前の時も真理に迫っていた。
真理は野郎の口説きに堕ちたのだ。
…舐めやがって。
ぼくはバッグから、ロシア旅行の時に購入したAK47アサルトライフルを取り出した。
「透くん!何持っとるんや!」
ぼくの異変に気付いた香山さんが叫んだ。
真理も後退りを始めている。

A. 「俊夫に制裁を加えなければいけない。」
  ぼくは安全装置をOFFにした。
B. 「ああこれ?これはエアガンだよ。」
  ぼくはとりあえず言い訳で逃げた。
C. いや、浮気相手は俊夫じゃない…アイツだ。
  名前を入力して下さい ▽

446 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/19 23:24:43 ID:8XUQPR08
Cの香山さんで

447 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/19 23:55:55 ID:/+FzLY3+
C. いや、浮気相手は俊夫じゃない…アイツだ。香山さんだ。
いや・・・もうさん付けはやめよう。
香山は自分が浮気をしたせいでこうなっていることが分かっているくせに、銃を下ろせとか
くさい演技をしている。見苦しい。僕の頭の中にぐるぐる怒りや嫌悪感が渦巻いた。
「真理、なんでこんなおっさんなんかと!」
「何のことよ、透、落ち着きなさい!」
「もう分かっているんだ、君がこいつと浮気をしていたのは!」

A 僕は香山を撃ち殺した。
B 真理を撃ち殺した。
C 僕もそれに対抗して、他の女性と浮気する事にした。

448 :カマイタッチの夜:05/02/20 01:30:41 ID:6iEyN/vL
C 僕もそれに対抗して、他の女性と浮気する事にした。

・・・それから10年後僕は日本の青森で幸せに暮らしている。
「今日の飛行機の便はいつだっけ?」
「たしか10時ごろじゃなかった?」
「君と結婚してよかったよ可奈子。」
「私もよあなた・・・」

真理は小林さんとかけおちして蒸発した。
しかしもうどうでもよくなった。
そう、僕には可奈子さえいればそれで・・・

バットエンド1098「浮気で結婚」

449 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/20 02:09:24 ID:9lTKZ/V8
Bも見たい

450 :カマイタッチの夜:05/02/20 02:42:45 ID:6iEyN/vL
B 真理を撃ち殺した。

僕は勢い余ってAK47アサルトライフルを真理に向けた。
その時、後ろに何かゴツゴツしたものが当たった。
「へんなことしないほうがええで?」
チラッと見てもわかった。
あの銃はアメリカのコルトパイソンマグナム!!
接近戦でかなう物はない銃の定番!
僕はとっさに言い訳をした。
「あ、、この銃はモデルガンです!!」
・・・・・・・・・・・・チーーーーーーーーーーーーーーーーン・・・・・・・・・・・・・・・・
「ははは!!やっぱそうやったんか!」
「え?香山さん?」
「そうよねぇ!透にはそんな勇気ないものね!」
「あ、、あの真理?」
「でも透君!それで人を脅したんだ!警察へ行って来い!」
「あの、、俊夫さん。。。」
僕は3人に押された。そしてドアの向こうをみると、、、

警察が100人以上待機していた。
僕は捕まるのか?なんで?どうして?
香山さんは捕まらないのか?なぜだぁぁぁ!!
バットエンド1095「モデルガンで警察へ」

451 :カマイタッチの夜:05/02/20 02:58:40 ID:6iEyN/vL
A 僕は香山を撃ち殺した。

それは一瞬だった・・・僕の放った一発が見事クリティカルヒットした。
その瞬間!

「銃を捨てなさい!!」
この声は・・・今日子さんだ!
今日子さんはガトリング銃を持っていた

僕は言うとおり銃を足元に落とした。
その時真理が小さな声で話した。
「いい?私が多少時間を稼ぐから、彼方はAK47アサルトライフルで彼女を撃って!
わかった?」
「う・・うん。。。」
真理は冷静に立ち上がった。
「あらあら、彼方のボーイフレンドは戦わないの??」
「透は違う。この騒動とは関係ない!」
「そう・・・ならいいわ。だしなさい!香山さんから奪った手紙を!!」

手紙?なんのことだ・・・
考えているときに今日子さんと真理が争っていた。
「透!!今よ!」

A.「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
僕はやたらかまわず銃を連射した。

B.「今だ!」
照準を合わせて放った。

C.「降参だ!」
僕は無理と感じて立って銃を下に放り投げて
手を上げた。

452 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/20 03:46:06 ID:kELM1i6F
スパイ編の真理に変身(?)か!?
手堅くBで!!!

453 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/21 18:53:50 ID:ic5754Tb
「今だ!」
照準を合わせて放った。

…が、弾は大きく逸れ、天井に命中した。
その直後、天井が崩れ落ち、真理と今日子さんはその下敷きになった。
しまった!
なんてことをしてしまったんだ!
「真理!大丈夫か!」
瓦礫をどけようとするが、重くてとても動かせそうにない。
一体どうすれば…?

A. ライフルでぶっ壊せばいいんだ。
B. 誰かに手伝ってもらうんだ。
  ぼくは大声で助けを求めた。
C. …逃げよう。
D. ぼくは唐突に全裸になった。

454 :カマイタッチの夜:05/02/21 20:51:13 ID:SUGM4hBd
D. ぼくは唐突に全裸になった。

その瞬間真理は顔が一瞬で赤くなり軽々と瓦礫どけた。
僕は怖くなったがその瞬間・・・
「なにやってんのよ!!」
と真理はカンカンで僕を引っぱっていった・・・
「ああ、、僕の服・・」
そしてハワイinペンションで落ち合った・・・

A、「どうしようか?真理?」
話を聞いてみた。

B、「僕・・・戦ってくる!!」
ランボーの服装で立ち向かいにいった・・・

455 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/22 00:46:53 ID:8MDCxHb6
21の男でぼくって珍しくない?

456 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/22 01:25:45 ID:7Bh550kU
珍しいかもしれないけど、透の一人称なのに俺とかだと萎え萎え

457 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/22 11:35:56 ID:rAnxD5Vo
>>455
えなりかずき

458 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/22 18:46:50 ID:1gkavbl7
>457
「珍しい」に対する反例にはなってないような

459 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/26 20:08:53 ID:DLw80Txl
「なんてことだ!」
夕食がもうすぐできるということで、食堂で待っていた
ぼくたちの耳に、キッチンから小林さんの大声が響いてきた。
ぼくと真理は急いでキッチンへ向かった。
「一体何があったの、叔父さん」
真理が小林さんに声をかける。
「夕食のメインディッシュにする予定だった、特製スープがなくなってるんだ。
ほんの30分前までは確かに鍋の中に入っていたのに…」
「誰かが盗み食いをしたということですね」
ぼくは当然に考えられることを口にした。
「一体誰が…」

A. 「俊夫さん、俊夫さんですね」
B. 「真理…いい加減にしろよ」
C. 「小林さんの自演だね」
D. 「おれが食ったんだよ」
E. 「どうせまずいスープだ、いらねぇよ」

460 :ルール変更議論中@ローカルルールスレ:05/02/26 20:50:22 ID:GRhiJ74X
Aで

461 :新ストーリー:05/03/07 14:10:54 ID:uqPqnffF
この、悪夢はいつになったら覚めるんだろう・・・。
もう、人が死ぬのは、嫌だ・・・。

だが、僕にはそんなこと言える権利は、ない。
僕の手は、血塗られている。
アイツと僕は、同じなんだ・・。

何故僕は・・・こんな・・・・。

・・・・真理・・・・・。
・・・・小林さん・・・・・・。


462 :新ストーリー:05/03/07 14:14:43 ID:uqPqnffF
僕は、今、本当のかまいたちの夜にいる。
これは、ゲームでなく現実だ。

僕は、透だ。
でも、僕は死んだら終わりだ・・。
本物の人間なんだ・・・。
スイッチを切って、また付ければ蘇る偽物なんかじゃない・・。

僕は、本物の恐怖の中にいる。
もう、とまらない・・・。

かまいたちの夜は、まだ・・・・・。
終わりそうにない・・・・・。
 

463 :変更投票開始@ローカルルールスレ:05/03/07 22:07:11 ID:SWu1TtkJ
期待あげ

464 :新ストーリー:05/03/09 21:59:06 ID:0fpkPN4N
もしも、コレが本当にゲームなら
僕を見てる人間が、いるのだろう・・。

そいつは、僕が恐怖と戦っている様子を
ジュースでも飲みながらながめているかもしれない・・。

冗談じゃない。これは、現実なんだ。
ゲームじゃない、本当に、ペンション「シュプール」
で連続殺人事件が、起こっているんだ。

もう、止められない・・。止められないんだ・・。
そして、ぼくは・・・・・・・。
ぼくは・・・・・。

もし、本当にこれが、ゲームならすぐに
電源を切って欲しい・・。

465 :新ストーリー:05/03/09 22:03:31 ID:0fpkPN4N
小林さんの為と、シュプールの新装開店の為に
みんな、僕の所に来てくれた。

そう、それが全ての惨劇のはじまりだった。
まさか、本当にかまいたちの夜・・。

つまり、ここ、ペンション「シュプール」で殺人事件が
始まるとい事だった。

「かまいたちの夜3 真かまいたちの夜」

 か ま い た ち は 現 実 と な る 。

466 :新ストーリー:05/03/09 22:04:58 ID:0fpkPN4N
PART1でも、話あっていた、かま3
の設定を引き継いだつもりです。

ダメダメですいません。

467 :名無しのオプ:05/03/11 09:33:58 ID:6n2Nnbmp
三点リーダ×2、マジでオススメ……。

468 :名無しのオプ:05/03/14 22:58:39 ID:kzUb0yFU
THE掲示板のかまいたち小説スレ
http://aun-1.bbs.thebbs.jp/1105349512/e10
ここはリレー作文的な雰囲気です
ぜひROMってる人や長文かけないけど書いてみたいと思ってる人ぜひ参加してみてください

469 :名無しのオプ:05/03/16 23:40:50 ID:DrDpBOTv
あげ

470 :名無しのオプ:05/03/17 16:03:20 ID:uhnWhBu9
さげ


471 :名無しのオプ:05/03/17 21:48:10 ID:V0zNaqYF
まげ

472 :名無しのオプ:05/03/18 23:30:15 ID:yDTxhCr4
ここ見てる人挙手!

473 :名無しのオプ:05/03/19 00:08:33 ID:4NWS2pKr
ノシ

474 :名無しのオプ:05/03/19 12:53:50 ID:gNooybTU
ノシ

475 :名無しのオプ:05/03/20 14:56:14 ID:mUSG44fe
ノシ

476 :名無しのオプ:05/03/20 17:22:28 ID:xMaMY0yp
のし

477 :名無しのオプ:05/03/20 17:32:04 ID:IPgZJ7oJ
よしみんなhttp://aun-1.bbs.thebbs.jp/1105349512/e10の活性化のために協力してくれ

478 :宣戦布告:2005/03/22(火) 14:44:55 ID:0/DsnZ9g
200X年
原子力発電所の並ぶ福井県敦賀半島に北朝鮮の潜水艦が座礁した。
逮捕した乗組員の供述により対戦車ロケット法で武装した特殊部隊
が上陸し逃走していることが判明。事態を重く見た福井県警と警察庁
は特殊急襲部隊を出動させる。しかし射殺禁止命令が発令され
打つ手が無くなった警察は敵工作員の対戦車ロケット砲により攻撃
を受け壊滅してしまう。政府は自衛隊を出動させようとするが法整備
の不備や政治家、官僚の縄張り争いにより内輪もめ状態になる。
また日本政府のあいまいな対応が東アジア全体を危機へと巻き込んでいく


479 :名無しのオプ:2005/03/23(水) 07:28:59 ID:iirOOYHc
激しくスレ違い

480 :名無しのオプ:2005/03/23(水) 18:16:51 ID:G6LlREn2
>>455


481 :名無しのオプ:2005/03/23(水) 22:43:51 ID:qdQcSQx/
別に珍しくない。誰の前かで一人称は変わる。
地の分が僕ってだけだろ。
実際、透も「俺」とか言ってるし。

482 :名無しのオプ:2005/03/23(水) 23:05:58 ID:eyPWUhzH
>>481
あれそうだっけ

483 :名無しのオプ:2005/03/23(水) 23:32:23 ID:qdQcSQx/
うん。「」の中ではね。

484 :名無しのオプ:2005/03/24(木) 12:59:39 ID:iOd40chq
透萌える

485 :名無しのオプ:2005/03/24(木) 21:30:39 ID:ENgttnWQ
2で透の一人称が「私」になった事があったけど、
あれは何だったんだろうか?勘違いかな?

486 :名無しのオプ:2005/03/25(金) 00:15:55 ID:4kbbtPxW
サイキック篇じゃね?

487 :名無しのオプ:2005/03/25(金) 12:58:10 ID:GiJpD12Z
>>486
いや、官能篇で見たような気がする。



488 :名無しのオプ:2005/03/29(火) 01:16:07 ID:oEQwoc8V
ぶつかった女性に裸を見られて開き直るシーンだな

489 :名無しのオプ:2005/03/29(火) 15:41:39 ID:uTcTpKCq
誰かアイアプリ版のかまいたちの夜している方いませんか?
ミステリー編の
「社長やってますわ」
「廊下で人影に」
「彼女を階段から・・・」
「彼女が部屋で・・・」
「彼女がストックで・・・」

の5つはクリア出来たのですが他4つが分かりません(>_<)
教えて貰っては意味無いのですが早くクリアしたいので教えて下さい。


490 :名無しのオプ:2005/03/29(火) 20:40:51 ID:bzZBqaKL
>>489
携帯アプリ板いけ

491 :名無しのオプ:2005/03/29(火) 23:38:41 ID:ldSFD4bM
家庭用ゲーム板
【田中は】かまいたちの夜統合 -84- 【いないよ】
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1109267307/
家ゲー攻略板
かまいたちの夜2の金の栞後の隠し その58
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gameover/1104255510/
レトロゲーム板
かまいたちの夜 第18章 〜笑顔が戻るその日まで〜
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/retro/1108614403/
ミステリー板
2ちゃんだけのかまいたちの夜 PART2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1086859860/
携帯アプリ板
かまいたちの夜
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/appli/1079670868/
AA長編板
かまいたちの夜 〜AA編〜 Part4
http://aa5.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1059494094/

492 :かまいたち:2005/03/31(木) 02:11:19 ID:5GNHFVI8

ようやく覚えた平泳ぎでなんとかウキワまでたどり着き、ぼくは一息つい
ていた。
真理はそんなぼくの目の前で、華麗なクロールで水をかきわけながら言
った。
「やだ、透った、まるでカエルみたい」
真理の笑い声が聞こえる。
「どうせ、ぼくはカナヅチだよ」
「そういう意味で言ったんじゃないってば。透、上達速いと思うわよ」
真理は泳ぐのをやめ、立ち泳ぎしながらぼくにほほえむ。
「はあ〜。なんでこんなことになってしまったんだろう」
真理には聞こえない小さな声でぼくはつぶやいた。



493 :かまいたち:2005/03/31(木) 02:12:03 ID:5GNHFVI8
真理とは、去年の四月に大学で知り合った。果敢かつ執拗なアタックで、
何度かデートをする関係にまでこぎつけることができたのは、昨秋のことだ。
しかし、押しても押しても手応えがなく、いっそのこと、押し倒してし
まおうかという感じさえあった。
だからいっしょに旅行しないかと彼女の方から誘われたときには、正直
いっておどろいた。
彼女は最初、冬になってから信州の雪山に行こうと言っていたのだが、
我慢できなかったぼくはそれを強く断り、今すぐに海に行こうと勧めた
のである。
しかし、ぼくはひとつ大事なことを見落としていた。
ぼくはカナヅチ・・・つまり泳げなかったのである。
華麗に泳いでいく真理を見ながら溜息をつく。
「くそ〜やっぱり海じゃなくて山にしておくべきだった」
今更ながら後悔する。
ぼくは何気なくぼ〜と空を見上げた。
太陽がこれでもかといわんばかりに燦々と照り輝いてる。
ぼくは・・・ 
A「バカヤロー!」気がついたら太陽に向かって叫んでいた。
B そうだ!タイムマシンであの日に戻ろう。
C 水泳練習
D かわいい女の子はいないかな♪


494 :名無しのオプ:2005/03/31(木) 04:08:02 ID:92tkmtlH
D

495 :かまいたち:2005/03/31(木) 11:49:26 ID:5GNHFVI8

かわいい女の子はいないかな♪
ぼくは辺りを見回した。
「おや?あれは・・・」
ぼくは海岸の西側にあたる崖で若い女性一人たた
ずんでいることに気がついた。
ここからでは遠くではっきりとはまでは言えないが、何か思いつめてる
ような表情をしているように見える。
なにかやな予感がした・・
次の瞬間!突然その女性が崖から落ちるように海へ飛び込んだ!
ぼくは・・・
A 飛び込みの練習をしてたんだな
B 助けなきゃ
C 真理に相談

496 :名無しのオプ:2005/03/31(木) 20:52:12 ID:Qq9j4V+1
なんとなくB

497 :かまいたち:ミステリー暦165/04/01(金) 15:15:30 ID:/thfJHyE

助けなきゃ
ぼくはそう思って、うきわにつかまりながら、バタ足で彼女の落ちた
あたりにいそいで向かった。
潮の流れの助けもあり、崖の下まで辿り着くのに5分もかからな
かった。
「確かこの辺りに飛び込んだと思うんだけど、どこにいったんだ?」
辺りを見回しても、彼女の姿は見えない。まさか、海の底へ・・・
と考えてぼくは
A 警察に連絡
B もぐって探した
C 彼女への黙祷をささげた

498 :名無しのオプ:ミステリー暦165年,2005/04/02(土) 20:46:59 ID:urjNOlfR
B

499 :かまいたち:ミステリー暦165年,2005/04/02(土) 22:42:15 ID:E+GPJ/53

ざぶん!
ぼくはもぐって探すことにした。
海の中は一面真っ青な世界が広がっていた。
下の方は海上とは正反対のまるで夜のように暗く、底が見えない。
(ここに沈んだのなら助からないだろうな)
ぼくはそうおもい、海上に上がることにした。・・・え?
そうだった。ぼくはカナヅチだったんだ。
「ゴボゴボゴボゴボォォォ・・・」
必死に浮かび上がろうとするが体はどんどんまるで
吸い込まれるように海の底へと沈んでいく。

ああ、意識が遠のいていく。

END 「カナヅチ」





500 :名無しのオプ:2005/04/03(日) 23:09:37 ID:UW+AzeFH
でも透って水泳部という設定じゃなかったっけ

501 :名無しのオプ:2005/04/03(日) 23:17:17 ID:Xoil6Iwg
個々のシナリオは各々がパラレルワールドだからね。
面白さを損なわなけりゃ何でもアリでいいじゃん。

502 :名無しのオプ:2005/04/04(月) 01:26:11 ID:t1M/EClV
>>499
この呆気なさがいかにもサンノベのバッドエンドっぽくてワロス

503 :名無しのオプ:2005/04/10(日) 21:49:00 ID:HTKjbn4o
かまいたちの基本は

・世界は死に満ち溢れている
・深追いは禁物 命だいじに
・ここぞというときには勇気を振り絞る
・猟奇、心霊、超能力 なんでもあり ただし節度を持って
・素っ頓狂な回答は終わりへの道

504 :名無しのオプ:2005/04/13(水) 22:24:36 ID:H2fKjBki
「2」だろ、それ

505 :名無しのオプ:2005/04/15(金) 14:11:41 ID:ew6ERFAS
 談話室での皆の談笑が終わった。
時刻はPM11:00、もう皆部屋に戻っていった。
さてと、ぼくはこれから計画を実行に移すことにしよう。
上着の内ポケットを弄り、真理の旅行カバンから盗んだ下着を取り出す。
そして、俊夫さんの個室へ向かった。

 俊夫さんの部屋の前に着くと、ドアノブに手をかける。
…やはり、夜中ということもあって鍵が掛かっている。
しかし、電気は消えている。
すでに就寝しているようだ。
ぼくはキーピックを取り出すと、鍵穴に差し込み、あっという間に開錠した。

 ドアをそっと開けると、ぼくは急いでタンスと壁の狭い空間に
真理の下着を投げ入れた。
ちなみに、この下着にはヤマトノリがべっとりと付着している。
まるでアレのようだ。
目的を達成したぼくは、さっさと俊夫さんの部屋を後にした。

 翌日。(続く)

506 :名無しのオプ:2005/04/18(月) 11:12:06 ID:MMdEDTNK
翌日、ぼくを襲ったのは、
「完全なる黙殺」という地獄の諸行だった。

あれほどまでに手の込んだネタを仕込んだというのに
まるで何事も無かったかのように振る舞う俊夫さんを見て、
ぼくは殺意さえ憶えた。

これだから事なかれ主義の田舎ものはイヤなのだ。
もっと、動揺するとか、突っ込むとか、逆にノってくるとか、
いろいろやり方はあるだろうに……。

今日はスキーにも行かずに不貞寝してよう……
そんな風に思い始めたときだった。

みどりさんが音も立てずにぼくたちの後ろに立っていた……。

「俊夫く〜ん、今、スタッフルームを掃除してたんだけど……」

キター!!
ぼくは内心、小躍りした。

507 :名無しのオプ:2005/04/18(月) 16:20:28 ID:JJ2+J0pl
紫煙

508 :名無しのオプ:2005/04/23(土) 00:01:31 ID:XAGA7n7X
つづき待ち

509 :名無しのオプ:2005/04/23(土) 18:56:11 ID:qUUd/30Q
まち〜

510 :名無しのオプ:2005/04/25(月) 00:25:17 ID:+B+oD+Do
まち〜運命の交差点〜

511 :名無しのオプ:2005/04/25(月) 19:16:26 ID:ZkFm2Vqn
>>506

 みどりさんに声をかけられ、俊夫さんが振り向く。
「携帯電話、置きっぱなしになってたよ。」
みどりさんが俊夫さんに携帯電話を手渡した。
「ああ、ごめん。」
…、なんてことだ。
何故なんだ?
どうして気付かないんだ!
ぼくは涙目になりながら下を向いた。
「どうしたの、透。もうすぐ朝食よ。」
ぼくは涙目を悟られないようにしながら、真理と食堂へ向かった。

 食事中、ぼくは真理の話を聞き流しながら、
なんとかアレを発見さようと、作戦を考えていた。
ぼく自身が、さっさと「なにこれー!」などと言って発見してしまえば
手っ取り早いかもしれない。
しかし、それでは俊夫さんがぼくを疑い、逆襲してくる可能性がある。
こんなバカなことをしたことがバレれば、真理に愛想をつかされるのは確実だ。
ここは何とか、第三者に発見させるのが一番良い。

 では、一体どうすればそれが可能なのだろうか?

A. いきなり『シュプール』の大掃除を提案してみてはどうだろうか?
B. 今夜、再び俊夫さんの部屋に侵入しよう。
  アレの位置をずらし、みどりさんが発見しやすいようにするのだ。

512 :名無しのオプ:2005/04/29(金) 12:56:26 ID:7S0tcr7J
Aで

513 :名無しのオプ:2005/05/04(水) 01:13:38 ID:OMOS2Dt0
わたし待〜つ〜わ♪ いつまでも待〜つ〜わ♪

514 :名無しのオプ:2005/05/14(土) 21:42:35 ID:9/q1PkIM
C「うわぁぁぁぁぁぁ、あ・あなた誰です!?こ・ここで何をしてるんですか!?」
僕はパニックになり大男にそう質問していた。

大男が突然笑い出した。男の反対側にテレビカメラがある。
なんでもドッキリカメラをシュプールで撮影していたそうだ。

ディレクターからフシテレビの名刺をもらった。
就職の時に有利になるかもしれない、そんな幻想をいだきつつ僕はシュプールに入った。

中にはいると数人の人達が談話していた。

僕たちが入ったことに気づいた中年のおじさんが声をかけてくれた。
「ようこそシュプールへ」

真理「おじさん、ひさしぶり!」
どうやらこのおじさんが、小林さんのようだ。

僕はとりあえず挨拶をした

A「こんにちは、透です」 やはり挨拶はノーマルが一番だ

B「すみません、コンドームはありますか?」大事なことだ。これだけは譲れない

C「いやードッキリカメラにひっかかっちゃって。やっぱり金、もらってるんですか?」お金は大事だ。絶対きこう。

515 :名無しのオプ:2005/05/15(日) 19:52:07 ID:rxN+wqFY


516 :名無しのオプ:2005/05/16(月) 02:33:43 ID:3EBkWthh
ってか何処からの続きだ

517 :名無しのオプ:2005/05/18(水) 19:07:48 ID:MwV/HZUu
犯人まとめ

「かま1」 ミッキー
「かま2」 キヨ(今日子)
「A Novel」 香山
「かまいたちの誘惑」 春子
「香山のかまいたちの夜」 亜希
「吹雪に埋もれた贖罪」 みどり
「人魚姫の眠る海」 俊夫
「煉獄」 (メール欄に暗号)

まだ犯人役になっていないキャラを犯人にするといいかも。

518 :名無しのオプ:2005/05/19(木) 00:04:38 ID:73udXJEE
「吹雪に埋もれた食材」ってなに?吉里吉里?

519 :名無しのオプ:2005/05/19(木) 02:10:47 ID:g8N1Z4YL
俺も気になってググッてみたが
アンソロジー「あなただけのかまいたちの夜」の収録作品のようだ

520 :名無しのオプ:2005/05/19(木) 11:18:46 ID:73udXJEE
ほんとだ!
「香山のかまいたちの夜」もそうだけど
かま1のほうのあなかま作品だったんだね。ありがとう。

521 :名無しのオプ:2005/05/26(木) 22:34:16 ID:7hLq/IhJ
てす

522 :名無しのオプ:2005/05/26(木) 22:39:58 ID:gizpdxAA
祭 り 開 催 中 ! !
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/koukoku/1076156133/
メアド欄に注目(気づかないふりをしてください)

523 :名無しのオプ:2005/05/28(土) 23:37:01 ID:GqehcSCO
      キ        //   /::::://O/,|      / これは……
      ュ     / |''''   |::::://O//|     /   半ば 無駄レス
      .ッ       \ |‐┐ |::://O/ ノ   ヾ、/
       :       |__」 |/ヾ. /    /  だが 半ば……
         ヽ /\  ヽ___ノ / . へ、,/          良レス…!
        /  ×    /  { く  /
        く  /_ \   !、.ノ `ー''"
  /\        ''"  //
 | \/、/           ゙′
 |\ /|\ ̄
   \|

524 :名無しのオプ:2005/06/03(金) 23:15:48 ID:jHXl2HIg
>>511

A. いきなり『シュプール』の大掃除を提案してみてはどうだろうか?

ぼくは食事を終えると、談話室の窓の側に立った。
そして、窓の枠を指でなぞる。
「おや、小林さん。窓枠に埃がこんなに沢山ありますよ。
これじゃあ、お客さんが気持ち良く過ごせないんじゃないですか?
今日は吹雪ですし、どうでしょう。
みんなで『シュプール』大掃除でもしてみませんか?」
ぼくはそう切り出した。
「え?…うーん。」
ぼくの唐突な提案に小林さんは面食らっているようだった。
…ダメか?
その時、真理が言った。
「なんだか面白そう、叔父さん、やってみても良いんじゃない?」
「そ、そうか?じゃあやろうか。」
ナイス真理!
ぼくは心の中でガッツポーズをきめた。

525 :名無しのオプ:2005/06/03(金) 23:28:56 ID:jHXl2HIg
 その後、小林さんの号令で大掃除をすることが決まった。
大掃除に参加するメンバーは、
ぼく、真理、小林夫妻、俊夫さん、みどりさん、春子さん
の7人だ。
…もうすぐだ、もうすぐアレが発見される。
俊夫さんの部屋から。
俊夫さんだ、俊夫さんが盗んだのさ。

 肝心の俊夫さんの部屋の掃除だが、どうやら今日子さんとみどりさんが
やることになったようだ。
中々良い面子だ。
ぼくはそんなことを思いながら、自分の仕事場の二階へと向かった。

 …大掃除が始まってから15分。
ぼくは二階のトイレを黙々と磨いていた。
その時。
「キャーーーーーッ!」
一階から、激しい女性の叫び声が響き渡った。
ぼくは大急ぎで一階へ向かったのだった…。

526 :名無しのオプ:2005/06/05(日) 02:13:01 ID:zTkQZNxy
このあと選択肢はくるのだろうか?
とりあえず乙

527 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 03:12:08 ID:IWHAvn9w
代打名無しさん帰ってきてよ(´・ω・`)楽しみにしてんだから(´・ω・`)

528 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 16:49:20 ID:DjzI/FZj
スランプで書けないってのもあるけど、大体ここは個人の作品を投稿する場所じゃなかったし……
やってて俺寒いなー、とは思ってたんだけど。
正直黙ってただけでうざいなーって思ってる人もいただろうし。

529 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 17:18:26 ID:sz/zAqEp
そうか?
おれはネタが登校されればうれしいし待ってるよ

530 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 19:48:45 ID:KzFPEzDH
トリック(凶器?)だけは漠然と考えてあるけどそれ以外は全く出来てない(´・ω・`)

531 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 20:23:35 ID:+ZsGGfoq
作者のみなさん、楽しみにしてんだから、お願いしますよ(´・ω・`)


532 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 21:23:42 ID:aIcnbtN1
よく覚えたボーゲンでなんとか麓レストハウスまで
辿り着き、僕は一息付いていた。
真理はそんな僕の目の前で、雪をけたてて
鮮やかに止まった。

ゴーグルが粉雪にまみれになって、何も見えない。

「あはっ、透ったら、雪だるまみたい」
僕はゴーグルを外しながら体に付いた雪を払い落とした。


A「どうせ僕はすべるより転がる方が似合ってますよ」

B「そんなに太ったかな?」

C「そうそう私は雪だるま。ってなんでやねん!!」

D「なにいってんの?」

533 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 22:45:06 ID:IWHAvn9w
Cでおながいしまつ

534 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 22:51:47 ID:aIcnbtN1
C「そうそう私は雪だるま。ってなんでやねん!!」

「え? 透って関西出身だったっけ?」
と首をかしげて怪訝そうな真理。

A「そや。わいは、こてこての大阪生まれや!!」
僕は引くに引けなくなって押し通した。

B「さて。そろそろ帰ろうか」
僕は何事も無かったかのようにいった。

C「やだなー冗談だよ冗談」
僕は顔を真っ赤にして必死に弁解した。

535 :名無しのオプ:2005/06/12(日) 23:37:48 ID:hvqCKmTu
>>534
B「さて。そろそろ帰ろうか」
ぼくは何事もなかったかのようにいった。

荷物をまとめると、ぼくは駐車場に向かった。
駐車場に着くと、おかしなことに気付いた。
なんと小林さんから借りた4WDがなくなっていたのだ。
確かにそこに停めていたのに…。
BMW製のそれはえらい値段だ。
弁償なんてことになったら、ぼくはどうなるんだ!
まだ就職もしてないのに払えるか!

A. 「真理、一緒に探してくれ!」
B. 「真理、一緒に逃げよう!」
C. ぼくは逃げた。一人で。


536 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 02:07:57 ID:Ft79dRJe
小心者なのでとりあえずAで

537 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 07:00:54 ID:mbYopfok
盛り上がってきましたね

538 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 08:15:19 ID:mL0z5Opm
「家ゲ板から来ました」

とつぜんぼくはそう言った。
さて本題に戻ろう。

539 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 08:22:01 ID:be1kdWIx
>>535
A. 「真理、一緒に探してくれ!」

僕は必死で言った。
しかし、真理は
「透、どうしたの?車がなくなちゃったの?」
と全然動じてない。
「そうなんだよ!あれはBMW製だよ!あんな高いもの、弁償なんてできないよ!」
「大丈夫よ。あれは、BMWの中でも安物だから。 それに、パパに頼んでまた買ってもらえばいいわ。」

パパ…!?
また買ってもらえばいい…?

そういえば、僕は真理のご両親がどのような仕事をしているのか知らない。
もしかして、とてつもないお金持ちなのか?

A.「真理のご両親はどんな仕事をしてるの?」
  率直に聞いてみた。

B.「とにかく、どうやって、ペンションに帰るの?」
  とりあえず、さっき真理が言っていたことは忘れよう。

C.「そうだよね。BMWなんか所詮安物だし、矢島財閥の傘下に入ってるから、オヤジに頼めばタダでもらえるしね」
  と大ボラを吹いた。



540 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 20:00:42 ID:V16lo6Qj
Bで

541 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 22:08:37 ID:MCmopFKR
B.「とにかく、どうやって、ペンションに帰るの?」
  とりあえず、さっき真理が言っていたことは忘れよう。

「え? 歩いて帰ればいいんじゃない?」
と、あっけらかんとした真理。

A「そうしよう」
と、何にも考えずに同意した。

B「この雪山を? 電話しておじさんかおばさんに迎えにきてもらおうよ」
ペンション経営者の所持してる自動車があの一台だけということはないはずだ。

C「誰か通りかかるまでまとうよ」
ヒッチハイクしかない。

542 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 23:07:27 ID:22f7YGwT
>>541

C. 「誰か通りかかるまで待とうよ。」
ヒッチハイクしかない。

ぼくと真理は道路に出ると、ダンボールで作った
「“シュプールまで乗せて下さい”」と書いた看板を掲げながら
親切な人が現れるのを待った。

…15分くらい経っただろうか。
遠くから一台の車がこちらへ向かってきていた。
フロントに輝くマイバッハのエムブレム。
凄いゴージャスな高級車だった。
ぼくは看板を振り回してアピールした。
すると、車はぼくらの前で停車した。
窓が開く。
総髪の老紳士が話しかけてきた。
「お困りのようですね、どうぞお乗り下さい。」
ぼくは真理の顔を見た。

A. 「真理、遠慮なく乗せてもらおう。」
B. 「真理、こいつはなんか怪しい。」
C. 「真理、この車を奪おう。」

543 :名無しのオプ:2005/06/13(月) 23:33:12 ID:V16lo6Qj
お!
なんか展開が変わりそうな予感・・・
Bで

544 :名無しのオプ:2005/06/14(火) 01:59:21 ID:0GZC6JhZ
続きが気になる

545 :名無しのオプ:2005/06/14(火) 20:22:58 ID:qS9OBOtH
お初です
勝手にストーリー作ってもいいですか?

546 :名無しのオプ:2005/06/14(火) 23:01:52 ID:0GZC6JhZ
大歓迎ですよ
期待してますよ(・∀・)

547 :名無しのオプ:2005/06/15(水) 12:28:31 ID:5ceRxQAk
B. 「真理、こいつはなんか怪しい。」

普通は怪しく思うだろう。
しかし、真理は全く動じていない。
それどころか、僕の忠告をまるで聞いていなかったかのように、総髪の老紳士に近づいて行く。
「おい、真理?」
僕がそう言おうとした瞬間、

「たすかったわ。爺。思ったより早く来られたのね。」
「お嬢様、お待たせしてすいません。さあ、お連れの方もどうぞ。」

爺???お嬢様??
いったいどういうことだ…
やはり真理はどこかの財閥のお嬢様なのか…?
とりあえず、僕は言われるがままに、そのゴージャズな高級車に乗り込んだ。
シートの座り心地が、もう、我が家の軽自動車とはわけが違う。
「それでは、シュプールに向けて出発致します。」
そう一言だけ言うと総髪の老紳士は車を出発させた。

僕は真理の顔を見て

A.「これはいったいどういうことなの?爺?お嬢様?もしかして真理は財閥かなんかお嬢様なの?」
疑問に思っていたことを全て聞いた。

B.「いや〜親切な人がたまたま通ってくれて助かったね〜」
まるで何事もなかったように振舞った。

C.「真理、結婚しよう。」
そういって真理にキスをした。




548 :名無しのオプ:2005/06/15(水) 20:32:58 ID:lvzhUZc2
Aで

549 :名無しのオプ:2005/06/16(木) 02:39:25 ID:oBpGo5wy
逆玉編とか名前がつきそうな展開だな

550 :名無しのオプ:2005/06/16(木) 12:35:56 ID:8vXWCNKk
>>547

A. 「これはいったいどういうことなの?爺?お嬢様?もしかして真理は財閥かなんかお嬢様なの?」
  疑問に思っていたことを全て聞いた。

「ふふふ…、それはすぐに分かるわ。」
真理は不適な笑みを浮かべながら言った。
真理の言葉を信じて、今はこれ以上詮索しないようにした。

その後、安定走行の高級車はあっという間に『シュプール』に到着した。
『シュプール』に入ると、小林さんが出迎えてくれた。
「真理、透くんを案内してくれ。」
「分かったわ、叔父さん。さ、透行きましょ。」
真理に手を引かれて案内された先は、地下の乾燥室だった。
「乾燥室に何かあるの?」
真理は黙って壁際に立った。
よく見ると、壁に何かの機器が取り付けられている。
真理がその機械に手をかざすと、なんと壁が開いた!
どうやら生体認証システムのようだ。
「一緒に来て。」

551 :名無しのオプ:2005/06/16(木) 12:43:58 ID:8vXWCNKk
開いた壁の中に入ると、エレベータがあり、
さらに下へと降りていった。
エレベータが止まった時、階層の表示は地下20階。
ただのペンションだと思ったら、凄いことになっている。
一体ここに何があるというのか…?
真理が口を開いた。

A. 「実は、ここは石油産出のための施設なのよ。」
B. 「実は、ここは新薬開発のための施設なのよ。」
C. 恐怖に駆られたぼくは真理が口を開く前に逃走を企てた。

552 :名無しのオプ:2005/06/16(木) 12:56:57 ID:mOMJeQUM
A. 「実は、ここは石油産出のための施設なのよ。」

僕は空いた口が塞がらなかった。
「ペンションの…下に…こんな施設があるなんて…」

そういえば、近年不景気とされていた日本の経済も右肩上がりだ。
確か、石油が取れるようになったとか…そして、小林財閥がそれを発見したとか…
そうか!僕は全てを悟った。

「やっと気が付いたみたいね。透」
「まさか、真理があの小林財閥の…どうして今まで話してくれなかったの?」
「ふふ、だって透のことだから私に気を使うでしょ?ありのままの私を見てほしかったの」
真理は恥かしそうにそう言う。


                               


                         財 閥 編


553 :552:2005/06/16(木) 12:57:49 ID:mOMJeQUM
これより先が思いつかない…
皆さん、後は頼んだ


554 :名無しのオプ:2005/06/16(木) 18:10:52 ID:3VDCQJ5v
>>525

だれかこの続きを〜!!!

555 :名無しのオプ:2005/06/17(金) 01:59:53 ID:aeQ3mLNa
>>552>>525もイイところで終わってるなぁw

556 :名無しのオプ:2005/06/18(土) 19:32:46 ID:E8XR8cTV
これって途中の分岐から作ってってもいいの?

557 :名無しのオプ:2005/06/18(土) 19:45:15 ID:dTG/mO3C
ルールはベースがかまいたちの夜であることが必要、
ただそれだけ。
あとはもう何でもOKですよ

558 :名無しのオプ:2005/06/19(日) 18:27:59 ID:yHXAqSry
552の続き

次に真理は「さあ、案内するわ。ついてきて」そう言って、僕の手を引いてくれた。
僕は真理に言われるがままに、ついて行った。
そして、油田の中を詳しく説明してくれた。
しかし、これが本物油田なのか。日本国内に…しかも、こんなペンションの下に…
まるで、映画の中にいるようだ。いや…コレは夢なのか…?
僕は自分のほっぺたを引っ張ってみた。

痛い…やっぱり現実だ…!!

「もう、透。何やってるのよ。そろそろ戻りましょ?」
真理はくすくすと笑うと僕の手を引いてエレベーターに向かった。

一階に着く。
外は全面雪景色だ。
やっぱり、夢のような気がしてきた。

その時、窓の外でエンジン音が近づいてきてペンションの表で止まった。
新しい客が到着したようだ。

やがて、玄関に取り付けられたベルが乱暴に鳴ったかとおもうと
大きな関西弁が聞こえてきた。
「ひゃあ。助かった。死ぬかとおもたわ。」
薄汚れて垢の染み付いたコートの上に雪を積もらせながら
男女の二人ずれが入ってきた。
五十前くらいの夫婦だ。
奥さんは美人だった。




559 :名無しのオプ:2005/06/19(日) 18:36:39 ID:yHXAqSry
小林さんが奥から出てきて迎えた。
「ああ。香山さんいらしゃいませ。遅かったですね、心配しましたよ。」
「いやあ、道に迷ってな。まあ、なんにせよたどり着けてよかったわ。」
関西人はさばさばしてるなあ。僕はそう思いながらのんびり見つめていた。
が、真理の表情は険しい。
「どうしたの?真理?」

「あれは、香山財閥の当主よ。一代で今の地位を築いた人よ。侮れないわ。油田のことは悟られてはならないわ。透も協力してね。」
「わかってるよ。口は堅いほうさ。」

しかし、何故僕には、油田を見せてくれたのだろう。
僕はそれが気になって仕方なかった。



560 :552:2005/06/19(日) 18:39:15 ID:yHXAqSry
↑財閥編
とか考えてみましたw
好評なら続きますw

561 :名無しのオプ:2005/06/19(日) 19:40:25 ID:TNWJcb8o
>>560
面白いっす。
続きキボン

で、『財閥篇』まとめ

>>532>>534-535>>539>>541-542>>547
>>550-552>>558-559

↑OpenJaneなどの2ch専用ブラウザ使うと見やすいよ


562 :名無しのオプ:2005/06/20(月) 01:10:04 ID:BDBvbR/b
>>560続きキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
香山財閥の当主ワロス

>>561まとめも乙━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!
かちゅで見てるがめちゃ解りやすいわ

563 :名無しのオプ:2005/06/20(月) 16:10:05 ID:KWwDHl00
財閥編おもしろい

564 :名無しのオプ:2005/06/20(月) 19:21:36 ID:Gul1ALmn
どなたかネタないですか?続きは書きますんで

565 :名無しのオプ:2005/06/20(月) 20:36:20 ID:0J5V6+5i
いまは財閥編の続きを書いたらいいんでないか?

566 :552:2005/06/20(月) 22:51:41 ID:ffGT3/3w
しかし、香山財閥の当主となると小林さんも警戒しているはずだ。
だが、小林さんはそのことをまったく顔に出していない。
さすがはペンションのオーナー、客商売には慣れているといったところだろうか。

小林夫妻の経営する「シュプール」は、
外観はログキャビン風で、内装は白を基調とした
おしゃれなペンションだ。
料理のメニューも多国籍というか無国籍というか、
とにかく多彩で、その上、満足の行くものばかり。
最近はテレビ番組などにも取り上げられていて、香山さんのようなお客さんも珍しくはないそうだ。

僕と真理の部屋は残念な事に、というか当然、
というべきか、別々にとってある。
僕達は 一旦部屋に戻って着替えると、
玄関脇の談話室で落ち合った。
大きな茶色のテーブルを囲んでソファが置かれている。
僕達は、夕食が始まるまでの間そこに座って待つ事にした。

 



567 :552:2005/06/20(月) 23:13:56 ID:ffGT3/3w
ちょうど、僕等が腰を掛けた時、
2階からガヤガヤと女の子の声が聞こした。
OL風だが、多分僕達と同じか、一つか二つ年上だろう。
三人で喋りながら
階段を下りて来ている。
「こんなにゲレンデに庶民がいるなんて思わなかったわ。」

そう言ったのは、やせて髪の長い女の子だった。
ちょっときつい顔をしているが
まぁ美人と言ってもいい顔つきだ。
性格もきつそうだな…と僕は思った。
「でも、お姉さま、お料理おいしぃって、
ほら、ココに書いてあるでしょ」
丸めて持った情報誌のページを
右手のペンで指した子は、
いかにもスキーより、食い気という感じだ。
体型はぽっちゃりとしていた。

「だからケイコに任せるのはイヤだったのよ。
美味しい物なら東京に幾らだってあるでしょう?まったく・・・」
「まぁまぁ。イイじゃないの。雰囲気だって素敵だし。
こういうところの方がサービスいいと思うわよ」
そう言ったのは、もう一人のメガネの女の子だ。
口調から見るとこの子は長女のようだ。









568 :552:2005/06/20(月) 23:14:35 ID:ffGT3/3w
みんな見た目はただのOLのようだが…もしかしてこの子たちもとんでもないお金持ちなのだろうか?
というか、お姉さまとか、庶民とか言ってる時点で普通の生活をしているとは思えない。
もしかして、一般庶民は僕だけなのか…?!


「ねえ、真理。あの子たちももしかして…?」
「透、鋭いわね。あの子たちは河村財閥の三人姉妹よ。明治の頃から続いている歴史のある家なの。
あの子たちには大して力はないだろうけど、油断は禁物よ。」
なるほど…みんなお高くとまってる感じだ。
しかし、さっきから香山さんといい、何故こんなにも財閥の人達がこのペンションに来ているんだ…?

僕は
A 「ねえ、真理なんでこんなにも財閥の人たちが来ているの?」
   と率直に聞いてみた。
 
B 「一般人の僕がいても大丈夫なの?」
   不安になったので聞いてみた。

C 「ご飯まだ?」
  子供が甘えるように真理に擦り寄って晩御飯を催促した。

 




569 :名無しのオプ:2005/06/20(月) 23:26:19 ID:0J5V6+5i
C
なんかこういう馬鹿な選択を楽しめたのがかまいたちなんだよなw

570 :名無しのオプ:2005/06/22(水) 02:31:45 ID:hwKB820c
>「こんなにゲレンデに庶民がいるなんて思わなかったわ。」
禿ワロスwwwwwwwwww
可奈子ちゃんのキャラにはまり過ぎだ

571 :名無しのオプ:2005/06/24(金) 01:54:30 ID:A61uIkKT
ほしゅ

572 :五伍弐:2005/06/24(金) 20:54:39 ID:GLQZQPOR
C 「ご飯まだ?」
  子供が甘えるように真理に擦り寄って晩御飯を催促した。

真理は少し呆れた様子で「はいはい、もう少しで出来るからね。」
と言って笑った。

それから5分程して、小林さんが食堂の方からやってきた。
「お食事の準備ができました。皆様、食堂の方へどうぞ。」
僕はもちろん真理と同じ席に着いた。
出された料理はすばらしかった。
香山さんや河村三姉妹も満足そうな顔をして食べている。
得に可奈子ちゃんなんて「大衆向けのペンションかと思ったら素晴らしいじゃないの!!」
などと、小林夫妻を褒めているのか貶しているのかよくわからない言葉を口にしていた。

「これ全部叔母さんが作ってるの?」
「叔母さんの方は料理はまったくダメなの。料理は叔父さんが全て作ってるわ。」
「ふ〜ん、この味なら財閥の人達がわざわざ来るのも頷けるね。」
僕は口の中に料理を詰め込みながら言った。
ふと、僕は強い視線を感じ、顔をあげた。
それは部屋の隅の一番小さい、恐らく一人用のであろう、テーブルから向けられてきたものだった。
黒いコートに、帽子にサングラスと言った妙な格好だった。


573 :五伍弐:2005/06/24(金) 21:06:17 ID:GLQZQPOR
ちょうどその時、みどりさんが料理を運んで来た。
みどりさんは、年齢不詳で、おばさんのようでもあり、お姉さんのようでもあり、女子高生のようにも見える
不思議な人だ。
シュプールで住み込みで働いている。

「あの人もお客さんなんですか?」
「ああ、田中さんね。一人で泊まりに来てるのよ。見た目からしてスキー目的の客でもなさそうだし、あの格好だし、
無口だし。まあ、悪い人ではなさそうなんだけどね。」
「さっきから透の方よく見てるけど、透のこと好きなんじゃないの?ほら、男の人が好きなな男の人っているじゃない。」
真理がいたずらっぽく言った。
僕は

A「勘弁してくれよ。僕が好きなのは、君だけさ。」
みどりさんがいるのにかかわらず、そう言って真理の手を握った。

B「いやいや!男の人になんか興味ないよ。」
猛烈に否定した。

C「あはは。そんなわけないだろ。」
そういって一緒に笑った。

574 :名無しのオプ:2005/06/24(金) 22:25:00 ID:OJWk7D+1
ちょいマジメ路線でA

575 :名無しのオプ:2005/06/25(土) 02:50:26 ID:xdAqADOh
ワクワクテカテカ

576 :五伍弐(552):2005/06/25(土) 11:36:05 ID:xaD7Mok5
なんかオレ一人で財閥編、話続けてるけど、大丈夫でしょうか…?
ちょっと不安になってきた

577 :名無しのロム専:2005/06/25(土) 16:12:04 ID:YBkU07vs
面白いっすよ。遠慮なく続けて欲しい。

578 :名無しのオプ:2005/06/25(土) 20:52:01 ID:4AY/xMOZ
誰もいないの?

579 :名無しのオプ:2005/06/26(日) 01:41:12 ID:0lcb66IR
>>576
どんどん行ってヨシ!

580 :五伍弐:2005/06/28(火) 13:22:53 ID:mJmH/BNO
A「勘弁してくれよ。僕が好きなのは、君だけさ。」
みどりさんがいるのにかかわらず、そう言って真理の手を握った。

「ちょっと…透…みどりさんがいる前で冗談やめてよ。」
真理は顔を真っ赤にしてそう言ったが、内心は冗談じゃないとわかっているようだった。
「それじゃあ、二人ともゆっくりしていってね。」
みどりさんの反応が気になるところだったが、彼女は何事もなかったように去って行った。
さすがは、大人の女性といったところか…何のリアクションもないとは…

食事も終わりに差し掛かった頃、僕は再び強い視線を感じた。
それは部屋の隅―そう、田中さんからだった。

「何ぼーっとしてるのよ。先、行ってるからね。」
「ああ、ゴメン。僕も後で行くよ。」
真理はそのことには気づいてないらしく、談話室の方へ行ってしまった。
僕が一人なるのをまるで待っていたかのように、真理の姿が見えなくなった瞬間、
田中さんは僕が座っているテーブルへやってきた。




581 :名無しのオプ:2005/06/28(火) 13:38:44 ID:mJmH/BNO
「矢島…矢島透くんだね?ちょっといいかな?」
「は!はい、そうですけど…僕に何か御用でしょうか?」
突然話かけられたので、僕はかなり挙動不審の声をあげてしまった。

「私のことを覚えているかい?」
「あの…田中さんとは初対面のはずですけど…」
「そうか。無理もないな…座ってもいいかい?」
「あ、はい。どうぞ。気が付きませんで。」





長い沈黙が続いていた。
さっきまで真理が座っていたところに、見知らぬ男が座っている。
いったい僕に何の用だろう。
しかし、何故こんなに長い間、男の人と見つめ合わないといけないのだ。
まさか、真理が言っていた様に、男が好きな男の人なのか…!?
そんな様々な想像を駆け巡らせていた頃、
田中さんが口を開いた。






582 :五伍弐:2005/06/28(火) 13:57:19 ID:mJmH/BNO
A 「実は君は私の息子なんだ。」

B 「嫁に来ないか?悪くはしないよ。」

C 「好きです。」








583 :名無しのオプ:2005/06/28(火) 16:36:20 ID:MV5L6Goz
もっとひねれよバカ

584 :五伍弐:2005/06/28(火) 16:38:43 ID:Hhz4NwS3
↑もうネタ切れだ…あとはたのんだ

585 :名無しのオプ:2005/06/28(火) 22:13:44 ID:iSGvxbK5
>>583
もうちょいひねった選択肢よろしく

586 :名無しのオプ:2005/06/29(水) 01:38:52 ID:jom0X3J4
>>五伍弐氏
>582はAで。厨は無視して続けて下さい。

587 :五伍弐:2005/06/29(水) 02:01:03 ID:j2N3k3ih
みなさんありがとう。・゚・(ノД`)・゚・。
今回は時間がなくて確かに、選択肢が悪かったです…orz
次回は練りまくってきますんで!

588 :名無しのオプ:2005/06/29(水) 10:05:53 ID:0ojEu4yF
HP立ち上げてやってろバカ


公開オナニーなんかしてんじゃねーよ (・∀・)カエレ!

589 :名無しのオプ:2005/06/29(水) 14:47:55 ID:P1KoCpAi
なんだ単なる荒らしかよ。

590 :名無しのオプ:2005/06/30(木) 01:06:36 ID:nloss4XH
>>587
2ちゃんで職人やってたら一度も絡まれない方が稀だ!!
なので、気にせんと好きなように書いてくれー

591 :名無しのオプ:2005/06/30(木) 01:18:47 ID:Nig6Fz0p
A 「実は君にはスキーの才能があるんだ。」
B 「あの真理と言う娘には注意した方がいいぞ。」
C 「すべすべだね」

勝手に選択肢を作ってみた。

592 :名無しのオプ:2005/06/30(木) 09:54:33 ID:9C44OExX
A 「やらないか?」
B 「ヤラナイカ?」
C 「YARANAIKA?」


僕はもう限界だと思った。

593 :名無しのオプ:2005/06/30(木) 12:13:52 ID:paRa2FGu
「やらないか?」田中さんのその言葉に僕はうなずく。
一目見たときから田中さんに惹かれていた。
あの腕に抱かれ胸に顔を埋めたいと思った。
その思いが叶うチャンスを逃せるはずがない。
頬を赤らめてうなずいた僕の肌に田中さんの
指が優しく触れる。男の扱いに慣れている…
その巧みな指使いは田中さんが百戦錬磨の
テクニシャンということを如実に示していた。

A 田中さんのペニスを触る
B 田中さんにキスする
C 田中さんのアナルに指を突っ込む

594 :名無しのオプ:2005/06/30(木) 15:03:18 ID:9C44OExX
B

「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」





595 :名無しのオプ:2005/06/30(木) 17:43:36 ID:D+HTq9ge
財  閥  ホ  モ  編

596 :名無しのオプ:2005/07/01(金) 02:14:55 ID:U/qPu7hA
何これ…
552さん帰ってきてくれ…orz

597 :名無しのオプ:2005/07/01(金) 12:50:05 ID:NQkB25Ca
田中さんのアナルにつっこまれたゆびはぬけなくなった。
くっせー!くせー!んだどうhしよう!!?!?!??!
真理助けてくれ。
「いやよ死んで?」
真理はホモのぼくを睨みつけるとラーメンを投げ付けてきた。
あちちちちt!!!
田中さんは全身ヤケドで逝ってしまった。
「なんてことするんだ真理!」
真理の触手はぼくを拘束した。
こいつ…人間じゃねぇ!!!

598 :名無しのオプ:2005/07/01(金) 16:56:43 ID:M5fOtm7W
↑おまえ生きてて恥ずかしいだろ?しねよ


↓塾長、このバカにカツいれてやってください

599 :名無しのオプ:2005/07/01(金) 19:44:43 ID:V1hK/wu9
わしが男塾塾長 江田島平八であるッッッッッ!!!!!

<守腑卯瑠>という宿泊施設は、魑魅魍魎が跋扈する異世界への入り口と言われている!
何が起こっても不思議では無いのだ!(民明書房刊 「鳩時計の由来」より)
故にそこでは男色も殺戮もつまみ食いも、やりたい放題!
そういった所に足を踏み入れるからには、それなりの覚悟を持つが必須の条件!
また、男たる物、何時いかなる時も突発的事柄に真正面からぶつからねばならない!
おなごに助けを求めるなど、言語道断!
597はまず手を洗え!その後は命ある限り塾生全員の褌を洗い続ける
 洗濯機と選択肢をかけてみますた 
の刑に処す!!!

600 :名無しのオプ:2005/07/02(土) 02:10:29 ID:fRnijzoU
>>596
なんか変なのに目を付けられたみたいだし
あまり職人さんにプレッシャーかけるのはよくないよ。
どうせ普段はさびれたスレだしまた書きたくなった時に来てくれればいい
他の職人さんモナー

601 :名無しのオプ:2005/07/02(土) 12:41:12 ID:StTEcFsH
A

「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」





602 :名無しのオプ:2005/07/02(土) 12:43:01 ID:mJty5P3O
↑てめーパクってんじゃねーよハゲ殺すぞ









アッーーーーーーーー!!!

603 :名無しのオプ:2005/07/03(日) 23:07:14 ID:L+kNHlof
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

604 :名無しのオプ:2005/07/04(月) 08:41:31 ID:iTBtqbEB
デドー
な流れだな。
財閥編楽しみにしてます。

605 :名無しのオプ:2005/07/05(火) 00:19:12 ID:jmdcr+YM
真理の触手…。
ぼくは真理の触手になら殺されても良い…そう思った。
絡みつく。

「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

言い知れぬ快感が全身を駆け巡る。
「おほ、おほほ、おほほひひひひ!」
真理の気色悪い笑い声が脳髄を揺るがす。
ぼくは狂ってしまいそうだったたったたったあttt…。

「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
「アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」

ウおお油田なんてどうでもいいうんこうんこぉ。。。

606 :名無しのオプ:2005/07/05(火) 02:50:47 ID:QBMNRzsp
財閥編続き頼むよ…552さん…OTZ
クソスレ化しすぎ

607 :名無しのオプ:2005/07/06(水) 01:43:06 ID:LgaLC3+l
スレの方向性を変える期待を職人さんだけの肩に負わせるのはイクナイ
一月でも二月でもマターリ待つのが吉と出ておるよ

608 :名無しのオプ:2005/07/09(土) 21:00:31 ID:uubLuFoB
俊夫さんが来た。
助けに来てくれたんだ。
「透君を放したまえ真理ちゃん」」」
「うぎっうぎぃ!」
奇声をあげる魔物・真理。
触手は俊夫にも襲い掛かったったた・・・。
「うおお!」
巻き付いた。
「もっとだ!もっと締め付けろそれが快感というもんだろ??!」
狂っていた。俊夫も。
ぶひひひひ!みんなくるってしまえしまえしまええええぶぶぶb。。

狂気に満ちた夜は終わりそうもなかった…。

財閥編・完 全 完 結

609 :名無しのオプ:2005/07/10(日) 11:34:21 ID:aBIdJsK+
(・∀・)カエレ!

610 :名無しのオプ:2005/07/11(月) 23:59:27 ID:7Gnm8Pwj
>>525の続き

悲鳴のもとへ駆けつけたぼくは言った。
「俊夫が真理の下着に何かしたんだってなァ!!??」
「何言ってんだバカヤロウコノヤロウ!」
たけちゃん風の起こり方じゃん…俊夫ちゃん…!
ぼくはウケチマッタウケタウケタあっはっはっはは!
あっはっは!ひーっはっは!
ぼくは笑いが止まらなかったっははっはひひひ!
「透!一体どうしちゃったのよ?」
真理の悲痛な叫び声。
そして触手。
まさか…ぼくは笑いながら>>608へとワープしていったひーーっはっは!

>>608

611 :名無しのオプ:2005/07/12(火) 11:01:18 ID:j74oMWXx
なにこの一人ヨガりバカはwww

612 :名無しのオプ:2005/07/12(火) 12:22:52 ID:qg9I6B1l
552が消えたんだから誰か続き書けよ
出来なんて気にするなとりあえず書け。
書け!書け!

613 :名無しのオプ:2005/07/12(火) 18:03:28 ID:X63WqaFi
>>581
A 「実は君は私の息子なんだ。」

「はい??…あの…言っていることがよく…」
僕は思わず間抜けな声を出してしまった。
「無理もない…か…きっと君のお母さんからも聞かされてないだろう。」
「あの、僕には父親がいないってずっと聞かされてて…僕が小さい頃に父は死んでしまったって…」
「そうか…少し長くなるが、聞いて欲しい。
私が事業を起こした当初は、借金まみれでね。数年たっても、少しも会社の利益は上がらなかった。
借金は膨らむばかり…借金取りは家に毎日のように押しかけてくるようになった。これ以上妻に迷惑をかけられない。
そう思って離婚したんだ。
その時君がお腹の中にいるとは知らずにね。
そして、君は生まれた。
私は会社の利益をあげることに手一杯で長年そのことを知らなかった。
そして、最近君のことを知ったんだ。」

開いた口が塞がらなかった…なんてことだ…これは現実なのか……??
僕に父親が…
「あ、あ、ああ…あの、突然のことで何がなんだか、それに事業って…」
「矢島財閥っていうのを知っているかい?あれが私の会社だ。ちなみに田中は偽名だ。」

矢島財閥!?
電化製品や、薬品製造、日曜生活にはなくてならないもの、ほとんどをこの会社が製造している。
家にある半分以上のものがこの会社の製品だ。
「あの、なんで偽名なんか…?」
「今日、このペンションは様々な財閥の人が泊まっている。一応ライバルなんでね、
正体は明かしたくないっといったところかな。」




614 :名無しのオプ:2005/07/12(火) 18:10:49 ID:X63WqaFi
「さてここからが本題なんだ。今、私の会社にはこれから跡継ぎになるものがいない。
実の息子にである君に是非、私の会社を継いでもらいたい。」

僕は、今が、夢なのか現実なのか、わからないくらい混乱していた。
「僕はあなたの息子で、矢島財閥の跡継ぎ!?そんな…信じられない。」
「信じられないのも無理もないだろう。何も返事は今しろとは言っていない。しかし、あまり時間もないんだ。
今夜12時までに考えてくれないか?」
「は、はい、わかりました。」


一体これからどうしたら…?

A 真理に相談しよう。彼女なら何か的確なアドバイスをくれるはずだ。

B とりあえず、自分の部屋に戻ってゆっくり考えよう。冷静にならなくては。



615 :552:2005/07/12(火) 18:11:52 ID:X63WqaFi
帰って来ましたw
とりあえず、完結だけはさせておきたいんで

616 :名無しのオプ:2005/07/12(火) 18:45:26 ID:rIKH/A53
きたー!
Aでお願いします!

617 :名無しのオプ:2005/07/12(火) 23:07:40 ID:/6SmnKhj
期待してるぜ

618 :名無しのオプ:2005/07/13(水) 02:08:29 ID:gJq0uWD5
キタ─wwヘ√レvv〜(゚∀゚)─wwヘ√レvv〜─ !!
ヒャッホウ!!

619 :名無しのオプ:2005/07/13(水) 02:38:35 ID:thcorR/x
真理に相談しよう。彼女なら何か的確なアドバイスをくれるはずだ。
あっはっは!ってい「 真理に相談しよう。彼女なら何か的確なアドバイスをくれるはずだ。
あっはっは!ってい「は!はい、そうですけど…僕に何か御用でしょうか?」
突然話かけられたので、僕はかなり挙た。俊夫も。
ぶひひひひ!みんなくるってしまえしまえしまええええぶぶぶb。。
ひーっはっは!
ぼくは笑いが止まらなかったっははっはひひひ!
「透!一体どうしちゃったのよ?」
真理の悲痛なは!はい、そうですけど…僕に何か御用でしょうか?」
突然話かけられたので、僕はかなり挙た。俊夫も。
ぶひひひひ!みんなくるってしまえしまえしまええええぶぶぶb。。
ひーっはっは!
ぼくは笑いが止まらなかったっははっはひひひ!
「透!一体どうしちゃったのよ?」
真理の悲痛な

620 :名無しのオプ:2005/07/13(水) 09:37:19 ID:f27Vk7s+
>>619(・∀・)キエロ!

621 :名無しのオプ:2005/07/13(水) 18:08:52 ID:ONEoEBwW
>>614
A 真理に相談しよう。彼女なら何か的確なアドバイスをくれるはずだ。

真理は談話室にいるはずだ。
僕は談話室に向かった。

しかし、そこに彼女の姿はなかった。
僕がきょろきょろとあたりを見回していると、真理を探していることを察してくれたのか小林さんが教えてくれた。
「透君、真理を探しているのかい?真理ならついさっき自分の部屋に戻ったよ。」


真理の部屋の前まで来たが、いったい何て話せばよいのだろう…
彼女は信じてくれるだろうか…?
それに真理は小林財閥の娘だ…もし、僕が矢島財閥の後を継ぐなら真理とはライバル関係になってしまう…
僕は真理が好きだ。
真理に嫌われたくない…
どうしたらいいんだ…

A ありのままを話そう。真理ならきっと受け入れてくれる。

B やっぱり真理にはまだ話さないでおこう。 今は、一人になってゆっくり考えるべきだ。

C この話は断ろう。まだ12時にはなっていないが、僕は今の自分を大切にしたい。
  真理とはライバル関係にはなりたくない。








622 :名無しのオプ:2005/07/13(水) 18:15:47 ID:gWNlCjrH
Aで
なかなか楽しい

623 :名無しのオプ:2005/07/13(水) 21:43:04 ID:lN6MFSB6
キタ━(゜∀゜)━━!!
Aでおながいしまつ

624 :名無しのオプ:2005/07/15(金) 12:43:55 ID:Hj35k0hI
わくわくどきどき

625 :名無しのオプ:2005/07/17(日) 19:45:30 ID:5gQfveKC
A

真理は受け入れてくれなかった。
だって真理は美樹本の女だったんだもの。
Mari Is Mistress.
マジショック。
ぼくは油田の中枢まで進入すると
火の付いたマッチ棒を投げ入れた。
勿論燃えたさ。
シュプールも。
真理も。
夏の思い出、キャンプ・ファイア。

End

626 :552:2005/07/19(火) 15:28:19 ID:wG9s6lOF
>>621
A ありのままを話そう。真理ならきっと受け入れてくれる。

コンコン

ドアをノックする。
「真理?僕だよ。入っていい?」
「あ、透?うん…どうぞ…」
気のせいだろうか?
いつもの彼女に比べて元気がない。

「あのさ…ちょっと相談があるんだけど…いいかな?」
「うん…」
「驚かないで聞いて欲しい…実は僕は…」


ここから先の、言わなければならない言葉が出てこない…
真理はどんな顔をするだろうか?
長い沈黙が続く…

先に口を開いたのは僕ではなく、真理だった。



627 :名無しのオプ:2005/07/19(火) 15:28:56 ID:wG9s6lOF
「あのね、透…怒らないでね…全部聞いちゃったの…」
「!!!…ホントに? 先に談話室に戻ったんだと思ってた。」
「談話室に行こうと思ったの…でも、なんか透の事が気になって。
それで、様子を見に行ったの…そしたら、透と田中さんが話してて…
透がいつになく真剣な顔してたから…つい聞き入っちゃったの。」

「そっか…真理…僕はどうしたらいい?
田中さん…いや、父さんに会えたのは正直嬉しい。
あの、矢島財閥の跡継ぎになれるという話も、僕の様にさえない、
出世しそうにもない男にもまたと無い話だ。
でも、僕は、真理。君を失いたくないんだ!」


628 :名無しのオプ:2005/07/19(火) 15:35:56 ID:wG9s6lOF
真理はしばらく俯いていた。
再び沈黙が続いた。
しばらくして真理は重い口を開いた。

「これは言いたくなかったんだけど」

A 「実は小林財閥は男の人の跡継ぎを探してるの。それで、叔父さんに話したら『是非連れて来なさい』って」

B 「透、違うの…私そんなんじゃないの。透とは普通の友達でいたかったのに…」

C 「ダメだよ。私なんかのためにそんないい話を断るなんて。せっかくお父さんにも会えたんだから…」


629 :名無しのオプ:2005/07/19(火) 19:00:41 ID:V6VNpOjp
Cがおれの脳内真理っぽいけどAがいい

630 :名無しのオプ:2005/07/20(水) 02:02:22 ID:xIyY2feR
跡継ぎ=真理とケコーン

(;゚∀゚)=3ムッハー

631 :名無しのオプ:2005/07/20(水) 02:02:37 ID:febc2+c8
じゃあオレはC
期待してるよ

632 :名無しのオプ:2005/07/20(水) 03:16:19 ID:CKaUMgHz
じゃあオレはB
全部書けよ

633 :名無しのオプ:2005/07/20(水) 17:14:21 ID:febc2+c8
全部はキツイだろw

634 :名無しのオプ:2005/07/21(木) 01:34:23 ID:00Xx0JrH
早い者勝ちルールゆえ最初の選択肢だけで可。

635 :名無しのオプ:2005/07/24(日) 00:53:17 ID:w9LvUWWm
ワクワクテカテカ

636 :552:2005/07/26(火) 12:05:46 ID:2UB/eWoc
A 「実は小林財閥は男の人の跡継ぎを探してるの。それで、叔父さんに話したら『是非連れて来なさい』って」

「え?そんな…僕が一方的に真理のことを好きなだけだと思っていた…」
「今まで隠しててごめんね。それに素直じゃなくて…
今、透はすごく悩んでいるのにこんなこと言うなんて。」

しばらく真理と見詰め合う。

もう、僕に迷いなどはなかった。
「真理、今ので決心がついたよ。僕はあとを継ぐ。」
「そっか…せっかくお父さんに会えたんだもんね。それがいいよ。」
「いや、僕は小林財閥の後を継ぎたい。田中さん、いや、父さんにはそう伝えておくよ。
今から父さんの部屋に行って来るよ。」


「透…」

僕の前では涙など見せない、そして、弱い自分を見せたことすらない真理が泣いていた。





637 :名無しのオプ:2005/07/26(火) 12:28:09 ID:2UB/eWoc
僕と真理は父さんの部屋の前まで来ていた。
僕がドアをノックする。

コンコン

「透か?入りなさい。」
そう言われて僕と真理は部屋に入った。

真理の姿を見て、父さんは少し驚いたような顔をしたが、全てを悟ったように頷くとこう言った。
「その子は小林財閥のご令嬢だね?まさか、透と付き合っていたとは…
確か、小林財閥は男の跡継ぎを探しているらしいね。」
「父さん、僕は…真理と…」

いや、何も言わなくていい。私も君のお母さんと結婚した時、周りからかなり反対されたんだ。
お前が決めたことだ。お前の好きなようにしなさい。」



638 :552:2005/07/26(火) 12:30:41 ID:2UB/eWoc
何も話さなくても全てをわかってくれた…やはりこの人は僕の父親だ。
僕はいつのまにか涙を流していた。真理も。
「父さん、これからはライバル同士になってしまうかもしれないけど、たまには会いに行ってもいいですか?」
「何を言っているんだ。いつでも来なさい。真理君も連れてね。」


          ************************************


A.それから5年の月日がたった。僕は今、矢島財閥の社長という地位にいる。

B.あれから10年。僕は今、東京の都心にある。高層ビルの最上階にいる。








639 :名無しのオプ:2005/07/27(水) 01:35:46 ID:Nz0bE4gc
キンクリキタ━━(゚∀゚)━━!!!!
Bで

640 :名無しのオプ:2005/07/27(水) 21:33:54 ID:VaXrN8pO
B.あれから10年。僕は今、東京の都心にある。高層ビルの最上階にいる。

飛び降りた。
地上60メートルのビッグ・スケール・ダイヴ。
重力の影響でぼくの頭があっという間に下向きになった。
風を切る感覚は史上最高の快楽だった。
グチャッ
ぼくは肉になった。

End

641 :552:2005/07/30(土) 01:15:48 ID:+FlCx6pY
B.あれから10年。僕は今、東京の都心にある、高層ビルの最上階にいる。

そして僕は今、矢島財閥の社長という地位にいる。

シュプールでの一件のあと、僕たちは正式に婚約をし、お互いの両親と会った。
最初は、予想通り真理の御両親に猛反対を受け、まったく了承してもらえなかった。
僕がそのことを父さんに相談すると「それなら私が説得してあげよう。」
ということで、再び真理の御両親に会いに行った。
正直、僕は父さんが間に入ることで余計にややこしいことにならないか心配だった。
しかし、以外なことに父さんと真理のお父様は意気投合してしまい、挙句の果てには
「会社を合併させよう。」と言い出し、社長の座をあっさりと僕へ譲ってしまった。
(ちなみに真理のお母様は小林さん、つまり真理の叔父さんがうまく説得してくれた。)
今では、毎週のように二人仲良くゴルフなんかへ行ったりしている。
おかげで、僕は毎日殺人的な量の仕事に追われる日々…

でも、不幸せなんかじゃない。
僕の隣にはいつも最愛の妻がいてくれるから…
そう、真理が…


END




642 :552:2005/07/30(土) 01:18:36 ID:+FlCx6pY
とりあえず、これで完結です。
今まで、自分のつまらない文才のない文章を読んでくださった皆様には感謝です。
話が短すぎたし、真理と透以外のキャラがあまり引き立ってない点に関しては本当にすみません。
次回また書くことがあれば、その点は改善して行きたいです。



643 :名無しのオプ:2005/07/30(土) 02:14:54 ID:xGU4MYs1
こんなに透が勝ち組なエンド初めて見たw
552さんお疲れ様でした!楽しませてもらったよ。

644 :名無しのオプ:2005/07/30(土) 09:21:52 ID:kQql8ti2
なんか社長ENDよりハッピーだなw
おもしろかったよ


645 :名無しのオプ:2005/07/30(土) 11:20:11 ID:KVH9gKU4
うわもう終わりかよ!
ショボ過ぎ

646 :名無しのオプ:2005/07/30(土) 11:52:51 ID:x/p/Auu9
ENDロールから5分間放置すると……

……男は今、パチンコ屋に来ていた。

足元には顔を腫らして倒れた数人のヤクザ。自分の顔にも痣がある。

そして、手にしているのは一枚の古びた地図……

A:水に漬ける

B:日光に晒す

C:火で炙る

D:そのままにする

E:酢に漬ける

647 :名無しのオプ:2005/07/30(土) 12:38:52 ID:kQql8ti2
神シナリオキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

648 :552:2005/07/30(土) 14:36:27 ID:1717wVRu
>>646
続きは頼んだ!
オレはこれから名無しに戻って、じっくりと見させてもらいますよ

649 :名無しのオプ:2005/07/31(日) 00:39:58 ID:l48UYQOt
……エンディングの後、すぐにコナミコマンドを入力すると……



少年は今、校庭の片隅にそびえたつ古木、学園創立以前から存在すると伝えられる『輝明の大桜』の前にいた。

彼は今……

A:クラスメートの少女を待っている。

B:憧れの先輩(男)を待っている。

C:担任の先生に呼び出された。

650 :名無しのオプ:2005/08/02(火) 14:05:21 ID:b7p8voUz
財閥編なかなか良かった 完結GJ

651 :名無しのオプ:2005/08/03(水) 10:39:43 ID:vBVP0Nis
なんか、2周目が2パターンあるんですが……まずどっち?

652 :名無しのオプ:2005/08/03(水) 23:02:50 ID:l8waE0w/
好きな方の好きな選択肢を選び職人さんの降臨を待つor自分で適当に書いて繋ぐ

653 :名無しのオプ:2005/08/03(水) 23:50:12 ID:vBVP0Nis
>646

B:日光に晒す

あ、地図が萌えちゃったもとい燃えちゃった。

  END

654 :名無しのオプ:2005/08/03(水) 23:50:59 ID:vBVP0Nis
>653
ごめん、選択肢は『C:火で炙る』だった。だが私は謝らない。

655 :名無しのオプ:2005/08/04(木) 18:13:01 ID:Gzv8abom
>646

B:酢に漬ける

そして食った。
うわおおいしいじゃん!
ぼくはそれ以来紙を酢に漬けて食う癖がついた。
うんこも真っ白。
最高だぜ

    END

656 :名無しのオプ:2005/08/09(火) 01:03:56 ID:0VBosJvn
>649
B:憧れの先輩(男)を待っている。

「菊田先輩……」
ボクは、桜の木の下で待っていた。
ずっと憧れの人だった菊田健二先輩から呼び出されて……

僕の名は、真行寺命(ミコト)、輝明学園の生徒……

657 :名無しのオプ:2005/08/11(木) 03:13:50 ID:duGpCfK9
    ∧__∧
    (´・ω・`)  僕はいつまで頑張ればいいの?
   .ノ^ yヽ、
   ヽ,,ノ==l ノ
    /  l |
"""~""""""~"""~"""~"

658 :名無しのオプ:2005/08/16(火) 19:56:29 ID:mxdPide/
夕食の後、談話室へ向かう途中で俊夫さんが言った。
「透くん、悪いが真理ちゃんは俺がもらう。」
いきなりだった。
俊夫さん…いやもう「さん」付けはやめよう。
俊夫の野郎がマイラヴァー・真理を奪おうとしているのだ。
それを面と向かって宣言したのだ。
「さっそく部屋に誘うことにするよ、じゃあな透くん。」
舐めやがって…、このままでは大変なことになる。
早く対策を練らなくては…。

A. 殺してしまおう。俊夫を。
B. 「真理はニューハーフだ」、とか俊夫に言ってみたら面白いじゃん?
C. みどりさんに密告だ。
D. ぼくが俊夫と結婚すればいいのさ。

659 :名無しのオプ:2005/08/16(火) 20:22:56 ID:JfYdQHYl
Aで
シリアスに頼むよシリアスにw

660 :名無しのオプ:2005/08/16(火) 20:36:24 ID:jo/qIKXu
>659
オーケー。

夏樹俊夫。

奴は医学部並びに野球部所属、容姿端麗、実家は元華族。ある意味『男の敵』という表現がぴったり来る奴だ。

奴を殺すには、『アレ』を使うしかない……

A:ジェダイの証、ライトセーバー

B:対アンノウン用強化スーツ、V-1システム

C:何時でも何処でもどんな世界でも不幸、柊蓮司

661 :名無しのオプ:2005/08/16(火) 21:23:55 ID:JfYdQHYl
なんかようわからんようになっとるw
まあAで

662 :名無しのオプ:2005/08/17(水) 18:04:02 ID:Jl7y10SO
ホモネタは↓で

あっ、透…だめぇっ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1123347690/

663 :名無しのオプ:2005/08/17(水) 22:03:03 ID:KO5ChFEu
なんかよく分からないので>>658から続き

A. 殺してしまおう。俊夫を。

ぼくが談話室に着くと、俊夫はすでに真理と話をしていた。
…野郎、速攻でヤるつもりか。
ぼくは彼らの話に聞き耳をたてた。
「…じゃあ、23時くらいに俺の部屋に来なよ、真理ちゃん。」
現在の時刻は20時。
あと3時間以内に奴を始末しなければ、奴と真理は出来上がってしまう。
…たったの3時間の間に奴を殺すチャンスがあるのだろうか?
ぼくは考えた。

A. 「俊夫さん、1時間ほどぼくの部屋でゲームでもしませんか?」
  自室に誘い込んで実行することにした。
B. 「ちょっとお茶入れてきます。」
  俊夫のお茶に毒を仕込むことにしよう。
C. ええい、ヤケクソだ。
  真理を奪われるくらいなら、今ここで俊夫を日本刀で切り捨て御免!

664 :名無しのオプ:2005/08/18(木) 00:21:01 ID:FVtWFf1z
おお新しい話が来てる。Aで

665 :名無しのオプ:2005/08/19(金) 22:20:57 ID:w7J8L/uU
A. 「俊夫さん、1時間ほどぼくの部屋でゲームでもしませんか?」
  自室に誘い込んで実行することにした。

「ああ、いいよ。」
俊夫は意外にすんなりOKした。
二階の自室へ着くと、ぼくはさっそくPS2を取り出し、
適当な対戦格闘ゲームを起動した。
「ちょっと、練習でもしていてください。
お茶でも入れてきますよ。」
「ああ。」
俊夫はゲームを始めた。
その後姿はまるで無防備だった。
…今しかない。
ぼくは近くにあった花瓶を手に取ると、俊夫に向かって振り下ろした。
…しかし、ぼくは足がもつれてバランスを崩し、俊夫に覆い被さるように倒れてしまった。
「と、透くん…!?」
その時、突如部屋に真理が入ってきた。
ぼくと俊夫が抱き合っているような状態をそのまま目撃されてしまったのだ…。

666 :名無しのオプ:2005/08/19(金) 22:24:41 ID:w7J8L/uU
「…ヘンタイ!」
しまった!
これは大変なことになった。
真理は明らかに軽蔑の目でぼくを見ている…。
そして、隣には変な目付きの俊夫…。
このままでホモの烙印を押されてしまう。

A. 二人とも殺るしかない
B. ぼくはホモに徹した
C. 逃げた。全てから

667 :名無しのオプ:2005/08/20(土) 01:33:25 ID:7OOxOTWZ
キター!!
B…だといつもの展開になるのでAでw

668 :名無しのオプ:2005/08/20(土) 22:20:56 ID:ifW9qQsM
A. 二人とも殺るしかない

もうだめだ。
言い訳は難しい。
気が付くと、真理の後ろには何故か泊り客全員がいた。
「ウホッ、こいつらやるじゃねぇか!」
興奮気味に口を開いたのは美樹本さんだった。
「真理ちゃん、元気出しなよ…。」
みどりさんが涙を流しながら真理を慰めている。
もう完全にホモ扱いだ。
やけになったぼくはパンツを降ろすと、泊り客たちの方へ下半身露出で特攻した。
「ぎゃーーーーーッ!」
OL3人組みが恐怖で叫び声を上げた。
「怖いだろ?怖いだろ!」
ぼくは勝ち誇ったように走り続ける。
ガツン!
その時だった。
不意に脳天に強烈な衝撃が走った。

669 :名無しのオプ:2005/08/20(土) 22:30:09 ID:ifW9qQsM
…どれくらい気を失っていただろうか。
気が付くと、どうやらぼくは地下の乾燥室へ放り込まれていたようだった。
「いてて…。」
後頭部をこすりながら、ゆっくりと立ち上がる。
…ホモ、下半身露出の変態、もはやぼくの人生は終焉に向かいつつあった。
なんとかしなくてはいけない。
殺すんだ。
目撃者全員を殺すんだ。
ぼくは側に置いてある金属バットを手に取ると、ドアをぶち壊した。
「うわっ、あの変態野朗が脱出しやがったぞ!」
誰かが叫んだ。
「ここまでコケにされちゃあ、黙ってられないね。
決めたよ。ぼくはお前らを皆殺しにする。」
「ぎゃーーーーーッ!」
真理、みどり、今日子の叫び声三重奏だ。
良い響きだ。
「透くん、一体どうしてしまったんだ!」
俊夫だ。
「何がどうしてしまった、だ。
一番イカれているのはお前だ。
ぼくの女に手を出した報いを受けるのが道理ってモンだぜ。」


670 :名無しのオプ:2005/08/20(土) 22:35:01 ID:ifW9qQsM
ぼくが金属バットを構えながらにじり寄ると、
俊夫、美樹本、小林、香山の男陣がモップやスキーのストックなどを
構えて立ち塞がる。
…これでは不利だな。

A. もうこんなキチガイじみたシナリオは終わらせるべきだ。
  ぼくは自殺を試みた。
B. 一番強そうな美樹本を説得し、仲間に加えるべきだ。
C. ぼくはシュプールから逃げた。

671 :名無しのオプ:2005/08/20(土) 22:58:14 ID:OOnWyyA1
いつもの展開ではつまらないがほかは予想できるのでBで

672 :名無しのオプ:2005/08/22(月) 01:10:57 ID:4IdQi9vi
なにこの駄作クォリティ

673 :名無しのオプ:2005/08/24(水) 01:51:34 ID:Cb+JP4Pw
続きを期待

674 :名無しのオプ:2005/09/02(金) 21:44:36 ID:ZonakXF9
美樹本さんはあっけなくぼくの味方になった。
「諦めろよオーナー、俺には銃があるんだぜ?」
美樹本さんは腰から銃を取り出した。
「…?
美樹本さん、銃を所持しているのは違法じゃないですか?
それに、その銃は一体どこで手に入れたんですか?
何に使うんですか?」
ぼくは疑問を次々と口にした。
「そうだそうだ!
お前犯罪者なんじゃないのか!?」
敵対していた小林さんたちまで同調する。
「…ふふふ、こりゃあ俺としたことがしくじったぜ。
計画が台無しになっちまった。」

675 :名無しのオプ:2005/09/02(金) 21:52:59 ID:ZonakXF9
…それから10分。
美樹本さんは銀行強盗をしたことなどを打ち明けた。
そして、二階に南さんの死体があることも。
「ようし、今から俺の言うことを聞いてもらおうか。」
美樹本さんはぼくたちに銃を向けた。
「まずは透。
俺の靴を舐めろ。」
…!
どうしよう…。

A. 従わなかったら撃ち殺される、舐めよう
B. 俊夫さんが舐めたらどうです?
C. ぶん殴る

676 :名無しのオプ:2005/09/02(金) 22:18:35 ID:v0k8hnZR
うはwww急展開wwwwww

命あっての物種、Aで

677 :名無しのオプ:2005/09/03(土) 01:39:39 ID:podqIJ8I
真理にふられそうだな

678 :名無しのオプ:2005/09/03(土) 01:51:08 ID:eYwpsbDZ
まーた駄作が始まった




あげんなカス

679 :名無しのオプ:2005/09/03(土) 10:45:50 ID:2ae0sBTR
誰もあげてねぇだろ
池沼かお前は

680 :名無しのオプ:2005/09/04(日) 01:19:56 ID:D7IBwXYB
思わず晒しageたくなるような真性ですな

681 :名無しのオプ:2005/09/04(日) 21:50:33 ID:SjkgV/0Y
ならあげてやんよ プギャー!

682 :名無しのオプ:2005/09/10(土) 03:45:43 ID:DlHacJLR
ここは閑散としてるのねん

683 :名無しのオプ:2005/09/12(月) 01:15:47 ID:ACaP+phv
新作開発決定記念真紀子

684 :名無しのオプ:2005/09/19(月) 08:55:15 ID:NlXL+AVn
    

685 :名無しのオプ:2005/09/21(水) 01:24:12 ID:Z6suMXTz
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1120747758/
住人はこっちに引っ越したのか?

686 :名無しのオプ:2005/09/21(水) 01:42:20 ID:3W0HZ5Lm
>685
そんなスレ知らんかったわ。お気に入りに入れたよ
こっちの続きも普通に待ってるけど

687 :名無しのオプ:2005/09/22(木) 00:47:52 ID:5HEcXaLN
かまいたちの創作スレって病み付きになるよね

688 :名無しのオプ:2005/09/23(金) 00:56:26 ID:fDH1Rn0R
えーと、続きを書きたかったんだけど…どこら辺から書き始めたら皆は喜ぶかな?
なるべく即レスでお願いします

689 :名無しのオプ:2005/09/23(金) 01:49:04 ID:S+4wIJjc
>>675の続きってこと?
それなら>>675の続きからお願いしたく。
新作なら最初のスキー場からがいーな

690 :名無しのオプ:2005/09/23(金) 10:47:44 ID:fDH1Rn0R
>>689 >>675とそのちょっと前から見返してみたけど…なんだか凄い展開ですねw話の辻褄合ってなかったら指摘しちゃって下さい。
えーと、選択肢は「A」からだよね。


A: 従わなかったら撃ち殺される、舐めよう

 どうしようも無かったのだ。美樹本さんは銃を所持している。それに、歴然とした犯罪者だ。従わなかったら何を仕出かすか分かったもんじゃない。
 良く思案してみよう。仮にここで恥をかいても、それは構わない事だ。結局、僕はこの場に居る全員を殺すつもりなんだから…。
 命あってこその謀り事…。僕は大人しく美樹本さんの靴を舐める事にした。
 ……。
 …ドロが付いてて嫌な味が下に染み渡る。
「はい。舐めましたよ。」
「はっはっは。透君は素直だねぇ。素直な馬鹿は嫌いじゃないよ。」
 美樹本さんは、僕を嘲笑するかの様に下を向きながら笑い続けた。…堪えろ。我慢だ。
「さーて、次はどいつに何をしてもらおうかな。」
 僕が靴を舐めた事だけじゃ満足できなかったのだろうか。美樹本さんは皆を見渡し、再び誰かを抜擢しようとしてるようだ。
 相手は銃を所持している。一人で立ち向かっても分が悪い。だけど、二対一なら…?
 僕には一時休戦と言う言葉が閃き、この場に居る誰かにコッソリ耳打ちし、協力してもらうよう頼もうかと思った。
 誰に頼もうか…

A:一番強そうな俊夫さんに頼もう。
B:一番信頼出来る真理に頼もう。
C:不意を付けそうな小林さんに頼もう。

691 :名無しのオプ:2005/09/23(金) 12:07:59 ID:a9s7+Srh
C:不意を付けそうな小林さんに頼もう。
でおながいします。

692 :名無しのオプ:2005/09/23(金) 12:46:18 ID:fDH1Rn0R
C:不意を付けそうな小林さんに頼もう。

 そうだ。小林さんなら…。
 美樹本さんも、まさかこの中の男性で一番力が弱くて気も弱そうな小林さんが自分を欺いてくるとは思っていないだろう。僕は美樹本さんの心理の裏を付こうとした。
 不意を付かれ、注意が小林さんに逸れてる間に、僕が美樹本さんの背後に回り込む。そして先程の金属バットで美樹本さんを…。幸い、身体にロープなど巻かれてないのが救いだ。
 良し、そうと決まれば小林さんとコンタクトだ。僕は美樹本さんにバレないよう、小林さんの耳元で囁いた。
「小林さん…いずれ美樹本さんは僕らを殺す気ですよ…。」
「と、透君!それは…」
「シッ。大きな声を出さないようにして下さい。良く僕の話を聞いてください。良いですか?」
 小林さんは、びっしょり汗をかきながら僕の目を見る。多少戸惑って居たようだが、すぐに頷いてくれた。
「まず、小林さんが玄関の方に向かってゆっくりと歩きます。恐らく美樹本さんが気付き、声をかけてくると思うので、そこでなるべく時間を稼ぐ様、適当に美樹本さんと会話を交えて下さい。その時の美樹本さんの注意は小林さんに言っているはずですから、そこを僕が…。」
 上手くいけば絶対に成功する策だ。僕はこういう時の度胸には割りと自信があった。

693 :名無しのオプ:2005/09/23(金) 12:47:24 ID:fDH1Rn0R
「わ、分かった。…少々無茶な気もするが、透君を信じてみよう。……後は…頼んだぞ!」
 そう言い、目で僕に合図を送ると、小林さんは玄関にゆっくりと歩み出した。僕も手に汗を握った。すると、やはり美樹本さんは小林さんに注意が逸れた。
「おい。小林さん。どこに行くつもりだい?」
「あ、ちょっとトイレに行こうかと…。」
「トイレはそっちだったかな?」
「ええ、臨時用でないと今流れの調子が悪いんですよ。」
「ほう。それは本当か?」 
 美樹本さんは、疑いの眼差しで小林さんを見つめる。が、作戦が順調な事は確かだ!
 良し。今の内に…!
 僕は美樹本さんの背後に回ろうとした……が、大きなミスがあった。金属バットは美樹本さんの傍にあったのだ。
 もし僕が接近してる最中に美樹本さんに気付かれたら射殺されるかもしれない。しかし、今行かなければ作戦が……。
 いや………待てよ?わざわざ、僕がこんな危険を犯す必要があるのか?他の誰かに行かせれば、僕が危険を伴う事は無い……。どちらにしろ全員殺すんだ……他の人たちなんて……。
 ……次第に僕の中で悪魔が覚醒してくるのが分かった。
 
 良し…ここは……

A:俊夫さんにやらせよう。
B:香山さんにやらせよう。
C:やっぱり皆は信用できない。僕自身がやろう。

694 :名無しのオプ:2005/09/23(金) 12:49:32 ID:fDH1Rn0R
訂正
×その時の美樹本さんの注意は小林さんに言っているはずですから、そこを僕が…。」
○その時の美樹本さんの注意は小林さんにいっているはずですから、そこを僕が…。」

695 :名無しのオプ:2005/09/23(金) 16:40:18 ID:/XAu9jto
つづきキター
ぐずぐずしててもどの道ヤバそうなのでCで

696 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 03:36:09 ID:USRSecZ/
ここが404になって覗けなかったっす。今から書き始めますね。

697 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 04:00:07 ID:USRSecZ/
C:やっぱり皆は信用できない。僕自身がやろう。

 そうだ…!肝心な事を忘れていた…。
 僕はさっき『お前らを皆殺しにする。』なんて言ってしまったのだ。
 もしここで人を利用出来たとしても、美樹本さんを抑え付けた所ですぐに、次は僕自身が皆に拘束されかねない。
 それより、良い事を思い付いた。皆の心理を惑わすのはどうだろう?
 今の時点での“悪”は間違いなく美樹本さんだ。仮に、“悪”である美樹本さんをみんなの為に僕が取り抑え付けたら…?
 間違いなく、僕はその時点で”正義”と化すだろう。最低でも、先程の行動と差し引き0ぐらいにはなるはずだ。成功すれば僕が拘束されるのを逃れる事も…。 
 そうすれば、後々みんなを消して行く時にも色々とやりやすい。…僕はそう思った。

698 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 04:00:51 ID:USRSecZ/
 どうやら、美樹本さんと小林さんはまだ対話中みたいである。美樹本さんにも段々と熱が入ってきた。熱が入る…それは、注意が完全に逸れている証拠を意味するのだ。
 僕は忍び足を心がけ、そっと美樹本さんに近づいていった…。
 
 10メートル…

 5メートル…

 3メートル…

 全く気付いて無い様子だ。段々と距離を縮め、手を伸ばせばバットに手が出る所まで来た。よし……僕の、勝ちだ!!そう思った矢先である。
 


「ブエックシュン!!!!!」



 その時だった。…誰かがくしゃみをしたのだ。この親父臭いくしゃみは香山さんか?恐らくそうだろう。いや、今はどうでもいい。それ所じゃなかった。
 くしゃみの音に反応し、美樹本さんが急に振り返ってきたのである。
 
 美樹本さんと目が合う僕。その充血気味の目は、立派な犯罪者である事を物語っている。
 ヤバイ。予想外の出来事だ。このままでは確実に殺される。
 どうする…!?僕は咄嗟の判断を余儀なくされた。

A:今更後には引けないので、そのまま美樹本さんに襲い掛かる。
B:「今です!小林さん!!」そう叫び、再び小林さんに注意がいくようにした。
C:こうなった以上、どうしようもない。僕は死を覚悟した。

699 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 17:38:39 ID:I10xNZuZ
B

700 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 19:38:25 ID:+Ji9qqZU
B:「今です!小林さん!!」そう叫び、再び小林さんに注意がいくようにした。

「何!?」
 予想通り、美樹本さんは再び小林さんの方に振り向く!だが、当然小林さんは何もしようとしてない!


 ―――よし!今だ!!
 僕は美樹本さんのその一瞬をつき、金属バットを手にした!それを強く握り締め、美樹本さんに殴りかかる!それと同時に美樹本さんが僕に振り返る!
「…貴様…!!」
 その言葉と同時に、僕は美樹本さんの背中の辺りを殴りつけた!


 バキッッ!!


 鈍い衝撃音が談話室に走った…!
「ぐ……、よくもはかった……な……。」
 美樹本さんはその言葉を最後に、バタリと床へ倒れふせた。
 やった…。
 僕は美樹本さんをどうにか止める事が出来たのだ…。
 ………しばらく皆は唖然としてたが、次第にその沈黙は歓声に変わっていった。

「と、透君!君やりおるなぁ!」
 香山さんが言った。
「ただの変態かと思ったら、かなりの正義感の持ち主なんだな。感心したぞ。」

701 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 20:00:48 ID:+Ji9qqZU
 俊男さん…。いや、「さん」付けはやめるんだった。俊男は僕の手柄が気にくわないかのような皮肉な感じで言った…。
「透…。なんて無茶するのよ!もう……!」
 真理が心配した様に近くによってきた。どうせ真理は俊男に気があるんだ。この心配も偽りのものなんだろうか…。
「…でも、格好良かったわよ…。とにかく、良かった…。」
 真理はそう言うと、僕の胸に頭を倒した。………分からない。真理の気持ちが…。だが、悪くない気持ちだった。
 三人組やみどりさんは勝手にキャーキャー騒いでいる。小林さんは床に尻餅をつき、放心状態だ。
「皆、聞いてくれ。とにかく、美樹本の奴から銃を取り上げ、体をしばって地下室に閉じ込めようじゃないか。誰か手伝ってください!」
 俊男が何故か仕切る。………納得出来ない。
「そ、そやな!浮かれてる場合やなかった…!」
 香山さんが我に返り、キョドキョドしはじめた。
「あ…ええ、今私がロープのようなものを持ってきます!」
 小林さんがロープを取りに行った。美樹本さんは生きているようだが、相変わらず目はさまさない。
 小林さんがロープを取りに行ってる間、先程と同じ様な静かな空気が流れる。
 そうえば…。美樹本さんが持っていた銃……どうするべきだろうか…?

A:皆にバレないように、僕が所持するべきだ。
B:銃を渡しても問題なさそうな小林さんが所持するべきだ。
C:誰が持っても構わないが、最終的に僕が所持してみせる。

702 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 21:00:16 ID:8nKUKalL


703 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 21:16:24 ID:USRSecZ/
透のキャラ、段々とダークにしちゃってすいません;

704 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 22:23:35 ID:USRSecZ/
A:皆にバレないように、僕が所持するべきだ。

 この拳銃があれば、後々犯す予定の殺人もグッと楽になるはずだ。今のうちに……。
 僕は倒れている美樹本さんの周りに誰も居ない事を確認し、そして…美樹本さんの手にある銃を取ろうとした。

 ―――僕が銃に手を伸ばした、その時だった。

「おっと、何をする気だい?透君。」
 !
 …その声は俊夫…。
 振り返ると、疑いの眼差しで僕を凝視する俊夫の姿が目に入った。
「…。美樹本さんがいつ意識を回復するか分かりません。ですから、この銃を今のうちに取り上げておこうと思って…。」
「ほう。それは良い心がけだ。で、その銃を取り上げた後どうするつもりだったんだい?まさか、君が所持しようとでも?」
 …意外と頭の回る人のようだ。僕の考えは筒抜けみたいである。どうにか誤魔化さねば…。
「俊夫さん、何を言ってるんですか。違いますよ。このペンションの責任者である、小林さんに渡そうかと考えていたんです。」
 口から出任せで言ったものの、銃を手放してしまう事は非常に惜しい気もする。
 が、それ以上にまずは怪しまれない事の方が重要なのだ。クソ、俊夫め…。
「そうか。小林さんなら安心だね。君みたいな変態と違って。」
 その瞬間、僕の中で何かが爆ぜた。
「…変態?なんですか、変態って。大体僕は――」
「ははっ。まさか、あれだけの行為をして自分が変態じゃないと主張する気かい?ん?」
 こいつ……!僕と俊夫の距離が段々と近付いてきた。一触即発な空気が漂い始める。
「やめなさいよ、二人とも。」
 真理だ。真理が仲裁に入ってきた。
「透も透よ。何をそんなムキになっているの?皆で楽しく過ごそう、って目的でここに来たんでしょ?」
「それは、そうだけど…。でも変態って言うのは余りに―」
「所で真理ちゃん。透君はさっき僕らを全員殺すみたいな事言ってたけど、そんな彼をこのまま放っておいて良いと思うかい?」
「それは…脳天を打たれた衝撃でちょっとおかしくなっていただけよ。現に、美樹本さんからあたし達を守ってくれたじゃない。」
「…なるほど、ね。」

705 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 22:24:46 ID:USRSecZ/
俊夫は納得いかない様子だったが、渋々真理の意見を飲んだみたいだ。
 真理、君は…君は僕をどう思っているんだ…。僕はもはや人間不信に陥っていた。何も信じれない。僕の過ちの記録を全てを消したい。その為にはここに居る全員を始末する必要がある。もちろん、真理もだ。


「あの…」

 意表をついた所から声が聞こえ、その方向へ全員が振り向く。小林さんだ。
「…ロープ、持ってきましたよ。」
 そうだった…小林さんがロープを取りにいってる事をすっかり忘れていたのだ。
「お、おおきに!ほな、早いとこ縛りましょか!」
 僕たち3人の会話に中々入れなかった香山さんがここぞとばかりに首を突っ込む。
 香山さんはロープを受け取ると、美樹本さんをグルグル巻きにした。物凄く固く縛り付けたようだ。あれでは血管が止まってしまうのではないだろうか、と思うほどだ。
 そして、小林さん、香山さん、僕、俊夫で美樹本さんを担ぎ、地下に閉じ込めた。地下室は常に常温に保たれているので、この寒さでも美樹本さんが凍死する事はない。 
 その後、小林さんの呼びかけで全員談話室に集合した。
「大変申し訳ありません。あのようなトラブルが生じるとは私も想定外でして…。」
「何もそこまで言う必要ないわよ、叔父さん。」
 真理は小林さんを励ますよう、優しい口調で言った。
「さて…トラブルメーカーの一人は閉じ込めた所で僕らは安心して良いのかな。」
 俊夫だ。こいつは何かとうるさい人のようだ。それに、『トラブルメーカーの一人』って…もう一人はまさか僕の事か?
 時刻は10時15分。後45分か…。とてもじゃないが、今の状況でもし俊夫を殺したら僕が真っ先に怪しまれるだろう。
「あ、それと美樹本さんが所持していた拳銃は私が預かってますので、ご安心くださいませ。」
 結局、あの拳銃は小林さんが持っているようだ。どうする…?あの小林さんからどう拳銃を奪えば良いんだ…?いや、それとも拳銃無しで全員を…。

706 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 22:25:20 ID:USRSecZ/
「ねえ、透。」
 突然真理が耳元で囁いてきた。僕は考えていた事が見透かされた様な気がして、少しビクビクしながら返事をした。
「あ、あぁなんだい?」
「美樹本さん…あそこから抜け出したりして来ないわよね?なんだか怖くて…。」
「大丈夫だと思うよ。なんせ、香山さんがグルグル巻きにした挙句、外側からじゃないと開かない鍵もしめてあるから。」
「そっか…。うん。ありがとう。安心したわ。」
 真理はそういうと、安堵の笑みを浮かべた。
 
 …ん!待てよ…。『犯罪者の美樹本さん』こいつは利用できると思った!何故なら…

A:美樹本さんに罪を被せながら皆を殺せば…
B:美樹本さんを助ける代わりに、僕に協力してもらえれば…

707 :名無しのオプ:2005/09/24(土) 23:56:49 ID:yk1IxOal
Aでよろ

708 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 00:50:07 ID:yM9Ke2N4
A:美樹本さんに罪を被せながら皆を殺せば…

 僕は突然こんな事を思いついた。
 それは、『美樹本さんがあそこから逃げ出して、皆を皆殺しにする。』という”事にする”と言う策略だ。
 …何も僕がオープンに殺人を犯さなくても良いじゃないか。自分は無実を装いながら、着実に人を殺して行く…。
 一見難しそうな事だが、僕なら出来る。自信はあった。
 僕の頭の中で自然と設計が浮かんでくる。この方法なら全員を抹殺出来るはずだ…。
 僕の計画上、一番に消えてもらう人間…。
 それは、犯人に仕立てあげる美樹本さんだ。
 まず必要な物…それは、地下室の鍵、そして美樹本さんが使ってた拳銃。
 よし…後には引けない。僕は絶対にこの計画を実行させ、成功させる。
 全員に罪がある訳じゃない。だが、皆を殺さなきゃ僕の醜態は永遠と語り継がれ、消える事は無いんだ。
 そんな気がしてならない。僕が正気じゃないのは分かっている。分かっている…が、もう遅かった。僕は止まれないんだ。

「あ、真理ちゃん。そろそろ23時だよ。さ、一緒に僕の部屋に行こう。」
「そうね。行きましょ、俊夫さん。」
 真理と俊夫が階段へ上っていく。
「また後でね、透。」
 そう言い残すと、階段の上に消えていった。真理は僕の気持ちを知っていたはずだ。真理は僕をからかっているのだろうか。玩んでいるのだろうか。
 きっとそうだろう。僕の気持ちが分かっていながら、こんな簡単にホイホイと他の男に付いていくなんて…。それとも真理はそんなに俊夫の事が…?
 結局、僕はあの二人を阻止する事が出来なかった…。
 が、今となってはそんな事どうでも良くなっている自分が居る。最終的に僕は全員を殺すんだ。全員を…。
 今更真理と俊夫が何をしようと、僕は…僕は………僕は………………!!

709 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 00:51:47 ID:yM9Ke2N4
 ―――その時、僕に近寄ってくる人が居た。小林さんだ。
「透君。皆2階に上がっていってしまったよ。今夜は真理と一緒じゃないのかい?」
 僕は一人でずっと考え込んでいたようだ。時計を見た。既に23時40分を回っている。
 小林さん、か…。この人を利用出来るか否かによって、僕の今後の計画にも大きく関わってくる。
 何故なら、鍵となる物である『地下室の鍵』も『拳銃』も小林さんが持っているからだ。
 まずは、上手く小林さんの心を掴むことが大事…僕は、小林さんを話で釣る事にした。なるべく小林さんが食らい付きそうな話題は…

「真理は俊夫さんとちょっと話があるみたいで…。それより…小林さん…」

A:「釣りが好きでしたよね?」
B:「ちょっと将棋でもやりませんか?」
C:「何か趣味とかありますか?」

710 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 02:06:04 ID:VHX8qYuq
A

711 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 02:47:22 ID:yM9Ke2N4
A:「釣りが好きでしたよね?」
 
 真理から聞いた話だと、小林さんはかなりの釣り好きらしい。なんでも、釣りの話をし出したら最低2時間は話を聞かされるようだ。
「おお、そうなんだよ。透君も釣りが好きかい?」
「ええ、まぁ…。最近釣りの面白さに気付いたんですよ。まだまだ小林さんには負けますけどね。」
「ははは!そうかそうか、透君とは気が合いそうだ。ささ、ここに腰掛けたまえ。」
 小林さんは嬉しそうに哄笑しながら、わざわざ上客用のイスを運んできた。僕はそこに座る。
「で、透君。話を聞こうじゃないか。君は何を釣るのが好きなんだい?」
 小林さんをこの話で釣っているんですよ。と、言いたい所だが、好感を与える為に真面目に答えた。
「僕は…キス釣り、ですかね。面白いのはなんといっても投げ釣りが一番だと思っています。
 大海原に向かって、力の限り遠投…そして、ゆっくりと『アリの歩く速さ』で引いていく…。あのキス独特の“アタリ”も楽しみの一つですしね。」
 僕は、大して釣りの知識なんてなかったが、自分の知ってる限りの『釣り』を小林さんに話した。
「うんうん、なるほど!実は私もキス釣りが好きでね。月に3回はキス釣りに行ってたりするんだよ。
 そして、キス釣りの醍醐味は小気味の良い“アタリ”にある。あの力強いながらも上品な“アタリ”は、なんとも言えな…。どうだい?」
「気が合いますね、小林さん!全く同感です。いやぁ、中々話の出来る人ですね。」 
 僕は小林さんの機嫌を取る事だけに全力を尽くした。その後、暫く釣りについて語り合ったのだ。

712 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 02:47:57 ID:yM9Ke2N4
「透君みたいに釣りに対して意欲的な概念を持つ若者は最近居なくてね。どうだい?今度一緒に釣りをしてみないか?若者の意見も取り入れてみたいのだよ。」
「ええ、喜んで。この宿泊会が終わった後日にでもよろしくお願いします。」
 そう言うと、小林さんと僕は立ち上がって固く握手をした。もちろん…この約束が果たされる事は無いだろう。小林さん、何故ならあなたは僕によって………。 
 それにしても、随分と時間を食ってしまった。時計を見るともう時刻は深夜1時に近い。皆は寝静まってる頃だろうか。
 こんな時間だというのに、小林さんはかなり上機嫌みたいだ。釣りの話が出来てよっぽど嬉しいと見える。


 …さて、小林さんの機嫌が良い内にさり気無く色々と聞かせてもらおう。

「あの、小林さん、ちょっと気になったんですけど……」

A:「さっきの拳銃はどうしたんですか?」
B:「地下室の鍵ってどこにあるんですか?」
C:「美樹本さん…本当に放っておいて大丈夫ですかね?」

713 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 05:27:41 ID:BDVz6OaN
Cで

714 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 11:06:29 ID:yM9Ke2N4
C:「美樹本さん…本当に放っておいて大丈夫ですかね?」

 僕は恐る恐る訊く感じで言った。その言葉を聞いた瞬間、小林さんの顔が強張ったように思える。
「だ、大丈夫じゃないかね。鍵も閉まってるし、ロープで体中巻かれてるんだから。」
「果たして本当にそうでしょうか?ロープなんて壁に何回も擦り付ければ摩擦で切れるでしょうし、僕がさっき取り乱して監禁された時…あのドアは、鍵がかかってたのに内側から開けれましたよ?(>>669参照」
 僕はわざと小林さんを怖がらせるように言った。もちろん、そんな簡単にロープは切れないだろうし、体が縛られてる状態からでは絶対にドアも開かないだろう。
 僕の話を聞いているさなか、小林さんの顔が段々と青ざめてくる。
「どうしたら…良いのだろうか?透君の考えを聞かせてくれないか。」
 よし。僕はこの台詞を待っていたのだ。作戦の第一段階は成功だ。
「そうですね…。あ、僕が今から地下室に行って様子を見てきましょうか?」
「!?だ、大丈夫かね?そんな無茶をして…。」
 途轍もなく怖気付いてる小林さんとは裏腹に、僕はいかにも冷静沈着を装い続けた。
「大丈夫ですよ、ちょっと見てくるだけですから。えーと…地下室の鍵は……。」
 僕はイスから立ち上がると、部屋全体を見回すような素振りをして、地下室の鍵を探しているフリをした。
「あ、地下室の鍵かい?それならスタッフルームの棚の、右から二番目の所にかかっているよ。」
 そう言うと小林さんはスタッフルームの方向を指差した。僕はゆっくりと指差された方向に歩み始める。

715 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 11:08:10 ID:yM9Ke2N4
「ここが…スタッフルーム…。」
 スタッフルームに着いた。僕は小言を漏らしながらも、その棚らしきものに一番に目が入った。鍵が20個ほど陳列されている。各部屋のスペアキーがほとんどだろうか。
 
 あ!
 
 小林さんに言われた通り、右から二番目のところに地下室の鍵を発見した。…これで、これで良いんだ。
 僕はそれを手に取り、強く…強く握り締める。まるで、何かに取り付かれたかのような笑みも浮かべたほどだ。
 とにかく、一度談話室へ戻ろう。長々とここに居ても小林さんに怪しまれてしまうかもしれない。僕は小走りで談話室へ戻った。
「小林さん。これですね。」
 僕は小林さんの顔の前に持ってきた鍵をちらつかせる。小林さんは、黙って頷いた。顔色を見る限り、先程の話がかなり堪えているようだ。  
 よし、地下室に行こう。僕は小林さんの先頭に立ち、地下室のドアの目の前まで足を運んだ。僕が無理矢理開けた時の外傷はない。どうやらドア自体は全く壊れてないみたいである。
「じゃあ…僕が今から美樹本さんの様子を見てきますから、小林さんは……」

A:「もしもの時の為に、ドアの外で先程の拳銃を構えて待っていてください。」
B:「美樹本さんがもし逃げ出そうとしても取り押さえられるように、ドアの外で待っていてください。」
C:「危ないかもしれないので、ちょっとここから離れて待っていてください。」

716 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 14:18:56 ID:iQAzuLZq
面白いね。がんばれー。Aでお願いします。

717 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 14:56:22 ID:yM9Ke2N4
A:「もしもの時の為に、ドアの外で先程の拳銃を構えて待っていてください。」

 僕の見た限りだと、小林さんは臆病だ。それも、かなりの。
 ただでさえ臆病なのに、この緊迫した状況の中、武器の一つも持ってなければ安心できないだろう。僕はそんな小林さんの心境を利用し、拳銃を持ってこさせる事にしたのだ。
「もし…もしですよ?僕が美樹本さんに襲われ、このドアから逃げられる様な事があれば…小林さん、あなたしか彼を止められないんです。」
 すると小林さんは少し躊躇したが、すぐに僕の言葉に納得した。
「わ、分かった…。用心するに越した事はないからね。出来れば、拳銃なんて物騒な物は使わないでありたいが…。」
 小林さんはブツブツ言いながら銃を取りにいった。…と、思ったらすぐに戻ってきた。
「あれ。早いですね、小林さん。どこに隠してたんですか?」
「実は、スタッフルームの食器棚に隠してあるんだよね。あそこなら俊夫君やみどり君しか来ないだろうし、安心出来る。」
 小林さんは微笑しながら言う。
「なるほど。それなら…安心、ですね。」
 僕はそう言うと、小林さんにいかにも安心しかのような笑勝ちな顔付きを見せつける。

 ……しめた!食器棚、か…!
 僕は拳銃の在り処を小林さんから上手く導き出す事に成功した。着々と…確実に…僕の計画が進んで行く。
「じゃあ、透君。ここは私に任せて美樹本さんの様子を見て来てくれ。」
「分かりました。あ、そんな肩に力を入れないで良いと思いますよ。多分、大丈夫だと思いますから。」
 僕は小林さんに適当にアドバイスすると、鍵穴に鍵を差込み…そして、開けた。

718 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 14:57:24 ID:yM9Ke2N4

 ギギー……

 ドアがゆっくりと開く。地下室の中は談話室より少し暖かく、湿っている感じだ。
「では小林さん。後は任せます。一応、僕が階段を下りていったらドアを閉めて下さいね。……危ない可能性は、ありますから。」
 僕はその台詞を言い終わると同時に、地下室の入り口付近の壁際にかかっている懐中電灯を手にしながら慎重に階段を下っていった。
 何故慎重かと言うと、可能性は少ないが、本当に美樹本さんが脱出を試みているかもしれないからだ。
 そんな事を考えていたが、何事もなく階段を下り終わる事が出来た。
 階段を下り終わると、すぐそこに美樹本さんの姿が見えた。どうやらまだ目を覚ましてないらしい。放り込んだ時と場所が全く同じだ。

 …さて。美樹本さんはまだ目を覚まして居ない。どうする…?

A:どうせ最初に殺す人だ。今のうちに殺しておこう。
B:今殺さなくても、まだ殺す機会はある。落ち着こう。
C:本当に気を失っているか、脈を取ってみた。

719 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 14:59:05 ID:kqBkEQnA
なかなか緊迫感あるね
Cで

720 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 15:16:29 ID:yM9Ke2N4
C:本当に気を失っているか、脈を取ってみた。

 …もし美樹本さんが、実は起きていたら…?突然僕はそんな事を考えた。
 よくある事だ。寝たフリをして、相手の不意をつく。推理小説なんかじゃありがちな話だろう。
 僕が階段を上ろうとした瞬間に背後から突然……なんて事も考えられる。
 『脈を取る』というのは、何も生死を確かめる事だけの判断材料とは限らない。僕はそれを知っている。
 脈を取れば、今人が起きているか寝ているぐらいは簡単に分かるはずだ。鼓動の早さやリズムが全然違うからである。
 そう思った僕は、早速美樹本さんの手首に手を伸ばした。


 ドクン………ドクン………


 脈が打つのが驚くほど遅い。間違いない、彼は寝ている。
 美樹本さんは寝ているんだ…。
 今なら間違いなく簡単に美樹本さんを殺せる…。だが今殺してしまって、後で何も問題は起き無いだろうか。考えろ…考えるんだ…!
 
 ……さあ、どうする?二つに一つだ…。

A:今殺しておくべきだ。
B:いや、まだ早い。

721 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 15:22:38 ID:FeLr12WK
Bでお願いします

722 :720:2005/09/25(日) 17:14:37 ID:yM9Ke2N4
6時ごろから書き始めるので少々お待ちを。

723 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 17:58:23 ID:FeLr12WK
本当におもしろいです!
頑張って下さいね

724 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 18:40:18 ID:yM9Ke2N4
B:いや、まだ早い。

 僕は一瞬、今のうちに美樹本さんを殺しておくべきだと思った。今の美樹本さんは体の自由が全く利かない上、意識すら無い。
 やろうと思えば簡単に殺せる状態だ。
 …だが、一つ忘れている事があったのだ。
 小林さんの存在である。小林さんは入り口付近にいるので、地下室で少しでも音がすれば間違いなく聞こえるはずだ。
 ここが地下であるとは言え、美樹本さんも僕が彼を殺そうとすれば意識を取り戻し、この状態なりに必死に抵抗するだろう。
 もし美樹本さんの唸り声を聞かれたら…?もし美樹本さんが暴れ、その物音を聞かれたら…?
 間違いなく小林さんは僕を怪しむはずだ。だから、何も今すぐに美樹本さんに手を下す必要性は無いんじゃないだろうか。
 僕の計画は『美樹本さんに全ての罪を着せながら、全員を殺す事』であり、これが全てだ。
 その為にはまず美樹本さんを確実に誰にも怪しまれずに殺す必要がある。
 僕は大事を取り、美樹本さんを今殺すことは中止した。まぁ元々ここで殺す気はなかったので、そんなに支障はないが…。

725 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 18:40:53 ID:yM9Ke2N4
 僕はそんな事を考えながら、地下室を後にした。
「と、透君!大丈夫だったかね?」
 入り口から出てきた瞬間、小林さんがほっとした表情で駆け寄って来る。
「ええ、大丈夫でした。美樹本さんは完全に意識を失っていて、もうしばらく目を覚ましそうにありませんでしたよ。」
「そ、そうかそうか…。良かった。さ、今日はもう遅いから、後は自分の部屋でゆっくり休みなさい。」
「そうですね。小林さんももう寝るんですか?」
「ああ、まあね。緊張が安心に変わって、一気に眠くなってしまったよ。」
 小林さんはそう言いながら、地下室を指差す。美樹本さんの動向確認をして安心したようだ。
「それじゃ、おやすみなさい。」
「おやすみ。」
 小林さんと夜の挨拶を交わすと、僕は自分の部屋に戻った。
 自分の部屋から窓の外を見る。ゴーゴーと凄まじい風の音が聞こえた。来た時より吹雪が更に強くなっているみたいだ。
 地下室の鍵…。拳銃…。これらの場所が分かり、僕の計画の舞台はほぼ整った。
 後は事を流れるままに進めていくだけだ。
 今の時刻は午前1時過ぎ。小林さんの睡眠を計算に入れると、午前2時ぐらいから行動するのが妥当だろうか。

 決まりだ。まず、午前2時になったら僕は何をすべきだろうか…。

A:肝心な事を忘れていた。このペンションの電話線を切らなければ…。
B:まず美樹本さんを殺そう。それが全ての始まりだ。
C:僕は良く考えてみた。

726 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 19:02:06 ID:IzBcFUHq
A

727 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 19:44:21 ID:yM9Ke2N4
A:肝心な事を忘れていた。このペンションの電話線を切らなければ…。

 危ない危ない、一番大事な事を忘れる所だった。
 幸いな事に、小林さんはまだ警察に通報していないみたいだ。美樹本さんを閉じ込めただけで安心し切っているのだろうか。
 とにかく、午前2時になったら電話線を切ろう。例え通報されたとしても、この吹雪だ。すぐに警察が来る事はないだろうけど、動かれると色々と厄介だろう。
 僕にとって、警察なんて邪魔者以外のなんでもないのである。
 よし、まずは電話線だ………!僕は横になり、計画をイメージし続けた。
 
 ―――後40分。

 嫌でも時計の秒針が進む音が聞こえる。僕にはその音が、一秒事に大きくなっているような気がしてならなかった。
 
 ―――後35分。

 ……まだまだか。時間が経つと言うのは案外遅いものだ。
 それにしても、緊張する…。このままではだめだ、トイレにでも行こう。僕はそう思った。
 このペンションには、客用のトイレと従業員用のトイレと2つある。客用は2階で、従業員用は1階だ。
 僕の部屋が客用トイレに一番近いので、この時だけ皆より少し得した気分になれる。少し優越感を覚えた。
 僕は自分の部屋のトビラを開け、廊下に出る。
 廊下は怖いぐらい静まり返っていて、どことなく不気味だ。皆は寝静まったのだろうか。
「あ、透もトイレ?」

728 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 19:46:04 ID:yM9Ke2N4
 !!
 僕は急に声をかけられ、ビックリして振り返った。そこには居たのは、眠そうな顔をした真理だった。
「真理、ビックリしたじゃないか…。脅かさないでよ。」
 そう言うと僕は腕で額の汗を拭く。
「ごめんね。脅かすつもりはなかったんだけど…。」
 …今は誰とも話したくないのだ。
 特に、真理と俊夫。この二人とは話したくない。俊夫は僕の彼女を奪い、真理はその俊夫の誘いに乗った。
 この殺人計画が実行されるのも、元はと言えばこの二人のせいだ。
 とにかく、これから殺す人間と必要以上に話す必要はない。
 こういう事を考えている時に、変に人と絡むとボロを出してしまったり、情が移ってしまう事があるのを僕は知っていた。大学の心理学で習ったのだ。
 構成心理学。複雑な意識現象の構造を、種々の要素の結合によって必然的に説明しようとしてしまう心の働きだ。ミル・ブントが主張したものである。
 という訳で、僕は必要以上になるべく会話をしないよう、適当に真理の相手をする事にした。
「あぁ、そうなんだ。もう夜遅いから早く寝なね。」
 僕は真理に少し冷たい返事を返すと、逃げる様にトイレに入ろうとした。
「…。透…なんか怒ってない?何か、あったの?あったでしょう?」
 …!
 まずい。
 いくら関わらないようにしようと思っても、これでは不自然過ぎたか…。いつもの僕とのギャップがありすぎる。
 ここで真理に勘付かれてはだめだ。昔から、真理は勘が鋭かった。僕が軽い嘘を付いても、見破られなかった事なんて一度も無い。
 どうにかして誤魔化さないと…。何より今は怪しまれない事が大事なのだ。
 僕は…

A:「実は、ちょっとさっきから体調が悪くって…。どうも調子が出ないんだ。」
B:「恥ずかしい話だけど、夕食で食べたものが当たったっぽいんだ。」
C:「ただ眠いだけだよ。もうこんな時間だしさ。」

729 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 20:19:00 ID:IzBcFUHq
んーAかな

730 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 20:41:25 ID:yM9Ke2N4
A:「実は、ちょっとさっきから体調が悪くって…。どうも調子が出ないんだ。」

「…本当?でも何故かしら。」
 真理はこれだけの説明じゃまだ納得いかないみたいだ。
「本当だよ。ほら、さっき誰かに脳天を思い切り叩かれて…。頭がクラクラするんだ。(>>668参照)」
 すると真理は“あの時”の事を思い出したかのように顔を顰めた。
「うーん。そっか…思い切り殴られてたもんね。俊夫さんに…。」
「!?…あの時僕の頭を殴ったのは俊夫さんだったのか?」
「え、えぇ…。モップでガツンと…。」
 なんて事だ…。僕の脳天に衝撃が走らせ、僕の意識を無くしたのは…あの、俊夫だったのか!
 僕の俊夫への恨みがまた一つ増えた。あいつだけは絶対に楽に死なせない…!僕はそう心に誓った。
「でも、透。なんであんな馬鹿みたいな事したの?俊夫さんに覆い被さったり、服を脱いで走り回ったり…。」
 僕が決意を新たにしている間に、再び真理の質問だ。
 服を脱いだ事はともかく、俊夫に覆い被さった事をどう説明すべきか…。
 僕は…

A:「あの時ゲームのコードに足が引っかかっちゃって、それが偶然変な風に見えただけだよ。」
B:「立っていたら突然めまいがして、気が付いたら俊夫さんに凭れ掛かっていたんだ。」
C:「夕食の時に飲んだワインの酔いが回ったのかな。自分でも何をしたか良く覚えてないんだ。」

731 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 20:46:15 ID:IzBcFUHq


732 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 21:22:00 ID:yM9Ke2N4
A:「あの時ゲームのコードに足が引っかかっちゃって、それが偶然変な風に見えただけだよ。」

「あ、そうだったの?じゃあ完全な誤解…?」
「当たり前だろう?でも、もうそんな事どうでも良いんだよ。考えたくもない。」
 実際は俊夫を花瓶で殴って殺そうとした結果、足を滑らせた訳だが…。もちろん、そんな話が人に言える訳がない。
 いや、この際そんな話はどうでも良い。あれだけが原因で、全員にホモだの変態だの罵られたのだ。
 それで僕は気が動転し、服を脱いで走り回ったり…と、更に恥をかくべき行為をしてしまった。取り返しが付かない醜行だ。
「そうだったの…。ごめんなさい、あんな事言っちゃって。」
 真理は申し訳無さそうに謝る。
 だが、僕は当然真理を許すはずがなかった。
 あそこまで偏見で僕をコケにした人たち。僕の醜態を見た人たち。僕は一人たりとも生かさない。
 僕の中でこれは、絶対に揺るがぬ信念と化していたのだ。
「じゃあ、その後は…?」
「あれは、皆に誤解されて…気が動転しただけだよ。僕があんな事するはずないじゃないか。」
「ふふ。どうだか…。」
 真理はにこやかに冗談っぽく微笑んで見せた。そうえば、“昔”は真理のこの笑顔に弱かったっけ。そう、所詮は“昔”だ。
「なんてね。冗談。ちゃんと信じてるわよ、透。それにしても、こんな夜に透と話が出来るとは思わなかったわね。」
 『信じてる』…か。君が僕を信じても、僕は君を信じてない。僕より俊夫を選び、一時期とは言え差別をした真理をどう信じろと言うのだ。
「そうだね。あ、あのさ、真理。もう寝させてくれないかな。さっきも言ったけど体の具合が…。」
 僕はそう言うと、さも体調が悪いかのように溜息をついた。

733 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 21:23:24 ID:yM9Ke2N4
「…うん。分かった。また明日の朝、元気に会いましょう。じゃ、おやすみね。」
「ああ、おやすみね。」
 真理は最後に再び僕に向かって微笑むと、僕に背を向け自分の部屋に戻っていった。
 僕もトイレを済ませ、自分の部屋に戻る。そして再びすぐ横になった。
 『明日の朝、元気に会いましょう』か…。ははは。
 真理、君らに明日の朝を拝む事は出来ない。何故なら、今夜中に僕が全員を殺すからだ。
 …もう、誰にも僕を止められない。

 僕は驚くほど冷静さを取り戻していた。不思議な気持ちだ。緊張感が全く無い。
 だけど、僕はその冷静さの中に深く眠りながらも、湧き上がっていく憎悪を感じていた。

 そして……

 ―――午前2時。たった今、僕によって殺戮計画が実行されようとしていた…。

734 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 21:32:29 ID:kqBkEQnA
おぉ!いいねぇ
支援

735 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 21:33:48 ID:yM9Ke2N4
 僕は計画通り、時刻と同時に廊下に出た。もちろん誰も居るはずが無い。
 僕は誰も起こさぬよう、忍び足で廊下を歩き進む。
 深夜とはいえ、ここは旅館だ。廊下はずっと電気が付けっぱなしの為、暗くて前が見えないという事はない。
 …僕は何事もなく、1階の談話室まで辿り着いた。
 
 まずは電話線だ。電話線を切らなければ。
 …電話は確か厨房の入り口付近にあったはずだ。
 ……。
 …あった!結構古いタイプの電話だ。ボタン式電話が普及している今の世の中、ダイヤル式電話とは中々洒落ている。
 よし、これが電話線だな…。
 …あれ。そうだ。一つ忘れていた。
 どうやってこの電話線を切るべきだろう?

A:手で無理矢理千切る。
B:口で無理矢理噛み切る。
C:ハサミなどで切断する。 

736 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 21:47:10 ID:L/Q3WlNI
Bで!

737 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 22:20:40 ID:yM9Ke2N4
B:口で無理矢理噛み切る。

 僕は割りと歯並びに自信があったのだ。そして、犬歯は本当に犬のように尖っている。
 僕は感電しないよう、電話のコンセントを抜き、電話線を思い切り噛み切った。電話線の柔らかいゴムが歯に当たる。そして――

 ブチッ…

 電話線の細かい線が一本ずつブチブチと確実に切れていく。
 我ながら見事な出来だ。完全に電話線は切断された。これで警察にはどう足掻いても通報できないはずだ…。
 そして回りは稀に見る猛吹雪。外への脱出も無理がある。
 携帯電話もこの山奥じゃまず使えないだろう。

 …これで、みんなはこの恐怖から逃れられない…!

 僕はそう思うと、何かが可笑しくてしかたがなかった。
 何度も笑いそうになるのを堪えながら、小林夫妻の寝室が隣にある、スタッフルームへと足を進める。
 隣の部屋で小林夫妻が寝ている中、僕は物音を立てない事だけに注意しながら、電気をつけ、物色を始め出した。
 小林夫妻が寝ている部屋と、スタッフルームを繋ぐドアは完全に木で出来ているタイプで、ここで電気をつけても光が漏れる事は絶対にない。

 あった…地下室の鍵は…これだ。さっき見たから間違いない。
 そして『食器棚』…か…。皿やガラス製のコップがいくつか綺麗に並べられている…。
 ここか…?
 僕は食器棚を漁り始めた。


 ………あ!あった!拳銃だ!

 僕は拳銃の使い方ぐらいは分かっていた。何故なら、良くモデルガンを分解したり組み立てたりした経験があるからだ。
 大体の事は分かっている。銃の扱いは素人よりうまいはずだ。
「………欲しいものは手に入った。後は………!」

738 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 22:22:50 ID:yM9Ke2N4
 僕は小声で喋ったのか、心の中で呟いたのか分からない。だが、この言葉に全てが込められていた。
 ゆっくりと、地下室のドアへ歩き出す。恐らく今の僕の目は、とても殺気に満ちた炯眼だろう。
 僕の中で生まれた悪魔は、次第に僕を支配し始めていた。

 ギギー…

 さっきと同じように地下室の鍵を開ける。やはり物静かだ。
 僕はまた懐中電灯を手にし、階段を下っていく。先程と唯一違うのは、右手に拳銃を構えている所だけだ。
 美樹本さんが居た。相変わらず意識が回復してないようだ。場所が変わって居ない。
 無理も無い、脊髄を思い切りバットで殴りつけられたんだ。打ち所が悪ければ、植物人間なんて事もありえる。

 美樹本さんはまだ意識が無い。さっきと状況は同じ。




 ――だが!









 ――――――今度は殺す!!!

739 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 22:24:23 ID:yM9Ke2N4
 僕は生まれて初めての殺人に興奮しながらも、早速美樹本さんを手にかける事にした…!


A:首を締め上げて殺す!
B:首の骨を折って殺す!
C:拳銃で頭を打ち抜く!

740 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 22:40:46 ID:kqBkEQnA
Bで

741 :名無しのオプ:2005/09/25(日) 23:00:47 ID:yM9Ke2N4
B:首の骨を折って殺す!

 拳銃で一思いに殺した方が早いのは間違いないだろう。
 が…それでは、どうしてもここに血痕が残ってしまう。それに、銃声を聞きつけ皆がやってくるだろう。
 それでは、折角の計画が台無しだ。
 そして、僕は首を締め上げて殺す事も考えた。が、もし首を締め上げてる最中に美樹本さんが暴れ出したら…たまったものじゃない。
 美樹本さんは、かなり大柄な男だ。ロープで縛られてるとはいえ、あの体で暴れ出されては僕にとってかなり厄介極まりない。
 
 と言う事は…声を出す暇も暴れる暇も与えない、首を折って殺す方法が最も最適だと考えた。
 考えたならば、実行だ…。
 僕は、震えた手で美樹本さんの両耳の辺りに手を回す。
 手に大量の汗をかきながらも、美樹本さんの頭を抱えてる手の力をグッと強めた。
「美樹本さん。あなたは不幸でしたね。それじゃ、さようなら。」
 僕は届かないであろう声を美樹本さんに最後の手向けとして呟いた。そして、一気に首を捻ろうとした、その時だった………!

「誰が、不幸だって?透君。」
 !!!!!!!!!!!!!!
 低い声が僕のすぐ近くから聞こえた!その声の主は、紛れも無く…美樹本さんだ…!
 美樹本さんは、意識を取り戻していた!馬鹿な……!そんなはずは…!
 僕は、迷う間もなかった…!またもや美樹本さんが原因で、咄嗟の判断を余儀なくされたのである!
 そして、僕は……!
 
A:その手に力を込め、美樹本さんの首を思い切り捻った!
B:美樹本さんに拳銃を突きつけた!
C:美樹本さんのみぞおちを思い切り蹴った!

742 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 00:06:11 ID:mPoPT/tM
Cで

743 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 00:29:30 ID:BI6eUc3F
C:美樹本さんのみぞおちを思い切り蹴った!

 とにかく、美樹本さんを再び気絶させなければ…!そうだ、みぞおちを蹴り上げてやろう…。
 予想外の事態で、僕は咄嗟に美樹本さんと距離を置いた!
 すると美樹本さんがダルそうな低い声で僕に言った…。
「…あー君に殴られた背中、まだ痛むよ。恐らくこれは後遺症が残るな。どうしてくれるんだ。」
 美樹本さんは身動きせず、じっと倒れたまま話を続ける。
「で、何をしにきた?…な……!貴様…その銃を何故持っている?」
 
 ヤバイ!!
 このままでは大声で叫ばれる!!
 僕は咄嗟に美樹本さんに駆け寄り、無抵抗な美樹本さんのみぞおちをかかとで蹴りまくった!
「グハ…う……ぐ……!」
 美樹本さんは声にならない声で唸っていた。そして、僕は更に渾身の力で蹴り上げた!
「……ッッ!!」
 美樹本さんは、苦痛の声をあげ、再び意識を失った。

744 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 00:30:40 ID:BI6eUc3F
 危ない所だった…。もし叫ばれていたらこの計画は失敗に終わっていただろう…。
 僕は…その、意識を失った美樹本さんに一歩一歩近付く……
 どうやら、本当にまた気絶したようだ。
 
 不覚だった…。が…
 
 ―――次こそ殺す!
 僕は、美樹本さんに近付き、再び顔を両手で掴んだ。

 そして、その手を、
 思い切り、
 左に回し、
 捻り上げた。

 ゴギッ……

 嫌な音が鳴った。何かが壊れるような、そんな音だった。
 僕はその音を聞き、自分の首の辺りが痛くなるような思いをした程だ。
 僕は、人を殺した。
 殺したんだ。
 僕が?
 生まれて初めて?
 ああ、そうだ。僕が殺した。そしてこれからも殺すんだ。
 
 僕の心に、もう迷いは何も無かった。

745 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 00:41:09 ID:BI6eUc3F
 美樹本さんを殺し、次に僕がしなければならない事…それはもう決まっている。
 この死体…つまり、美樹本さんの処理だ。
 僕の計画上、美樹本さんが“脱走”した事にしなければならない。
 そして、“美樹本さん”が人を殺した事にするのである。絶対に見つかるはずのない犯人。それが“美樹本さん”なのだ。
 つまり、美樹本さんの死体が見つかる事は絶対にあってはならない。絶対にだ。
 だが、どこに隠そうか?
 絶対に見つかってはいけないんだ…良く考えろ…良く…。僕なら出来る…すんなりと…。

 僕は…

A:死体を外に運び、雪に埋める事にした。
B:死体を玄関から遠くに放り捨てる事にした。

746 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 07:39:27 ID:6+Q5A7AD


747 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 08:50:16 ID:LEQcYCTx
A:死体を外に運び、雪に埋める事にした。

誰も『美樹本さんが雪に埋まっている』なんて考えるはずがない。
 つまり、雪に埋めてしまえば…?美樹本さんが皆に見付かる事はまずないだろう。
 そして、仮に外を探し回られても、この吹雪だ。僕が美樹本さんを埋めた場所を特定出来るはずがない。
 吹雪によって穴に埋めた痕跡が消滅してしまうからだ。
 決めた事は、早く実行しなければ…!
 僕は重い美樹本さんの体を背負い、地下室を上っていく。さすがに巨体だけあってキツイ…。だが弱音を上げてる場合じゃない。
 僕は美樹本さんを担ぎながら、ペンションの入り口まできた。そして、物音を立てないよう、そっと入り口のトビラを開けた……。

748 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 09:07:53 ID:LEQcYCTx

 ゴゴゴー……

 トビラを開けると、吹雪の物凄い音が轟いている。これではまるで騒音だ。そして、それ以上に寒い…。
 僕はそんなに暖かい服装をしてなかったので、早く作業を済ませなければ…!
 運が良いことに、このペンションの入り口付近には、常にスコップがおいてある。いつでも雪掻きが出来るようにだ。
 僕はそのスコップを手にし、美樹本さんをペンションの裏側まで運んだ。
 足が冷たく、もはや感覚がない。身も心も冷たい僕の足取りは重かった。
「……ここら辺にしようか…。」
 僕は一人で呟き、美樹本さんの死体を背中から降ろした。顔は青く、白眼を向いている。まさに死人の顔だ。
 そして、僕は穴を堀始めた…。
 ガッガッガ……
 氷点下なので、雪自体も凍りついていて、かなり固い。中々の力仕事だ。
 そうえば……美樹本さんを縛ってしたロープ…どうするべきだろう?

A:ほどくのも面倒だ。そのままにしとこう。
B:地下室にこのロープがないと、怪しくなるんじゃないだろうか…?
C:このロープも殺人道具に使えないだろうか…?

749 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 09:24:15 ID:6+Q5A7AD
A

750 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 09:59:57 ID:LEQcYCTx
A:ほどくのも面倒だ。そのままにしとこう。

 この寒さの中、あれだけ香山さんが力を入れて縛ったロープがほどけるだろうか?
 仮にほどけるとしても、手がかじかんでいる為、かなりの苦戦を強いられるだろう。
 僕には時間がないんだ。ロープをほどく暇なんてなかった。
 ……穴を掘っている間、僕はこれからの事を考えた。将来の事だ。皆を殺し、その後どうするのだろう…。
 警察から逃げ続け、恐怖と戦いながら生き続けるのか…それともあっさりと警察に捕まり、罰せられるのか…。
 …だめだ。考えてはだめだ。なるようになる……身を任せよう…。それが僕の定めだ。
 穴もある程度堀り進んだので、僕は美樹本さんの死体をを埋める事にした。

 ドサッ

美樹本さんの死体が窮屈な体勢で穴に嵌った。僕はそのまま雪を被せ、美樹本さんを完全に埋めたのだ。

751 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 10:12:57 ID:LEQcYCTx
 僕は美樹本さんを埋めた後、体中の雪を払い、ペンションの中に戻った。
 ペンションの中は相変わらずとても静かな空気が漂っている。今の時刻を見ると、午前2時20分だった。
 思ったより早く事が済んだ事に、我ながら驚いている。
 さて…もう一息だ…。僕はスタッフルームの棚に地下室の鍵を戻し、再び談話室に戻る。
「ふぅ…」
 僕は思わず一息ついた。最初の計画が見事成功したからだ。まさかここまで上手くいくとは…。
 だが、美樹本さんを犯人に仕立てるには、もう一つしなければならない事があった…。

A:美樹本さんの他にも誰かを殺さなければ…。
B:美樹本さんの部屋の窓ガラスを割らなければ…。
C:いかにも脱走したかの様に地下室のトビラを壊さなければ…。

752 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 10:18:31 ID:mPoPT/tM
Aで…

753 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 10:18:39 ID:6+Q5A7AD
A!

754 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 10:38:25 ID:LEQcYCTx
A:美樹本さんの他にも誰かを殺さなければ…。

 美樹本さんを犯人に仕立てるには、まず他の誰かを殺さなければならなかった。
 まず美樹本さんが殺人を犯した事にしなければ何も始まらないからだ。
 僕はその決意を胸に留め………………小林夫妻の元へ向かう事にした。
 そう。僕が決めた次のターゲットは小林さんたちだったのだ。
 いつも真理と僕を可愛がってくれた、小林さん。そして、今日子さん。僕はそんな夫婦を殺そうとしてた。
 仕方がないのだ。僕の計画は、あくまで全員を殺す事。
 あんな醜態を見られた以上、誰一人として生かしてはおけない。
 どうせ小林さんも内心僕を嘲笑っているのだろう。……殺す。殺すしかない。
 僕の皆を恨む憎悪は時間と共に膨らみ、決して萎む事はなかった……。
 スタッフルームまで着くと、僕は食器棚を再びあさった。
 もし、小林夫妻を銃で殺してしまっては、皆が一斉に駆け付けてくるだろう。そうしたら僕が犯人である事は一目瞭然になってしまう。
 そこで僕は、鋭利な刃物…つまり、別の凶器がないかを調べていたのだ。
 ……あった!
 そこには、夕食でも使われたナイフが置かれていた。

755 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 10:40:45 ID:LEQcYCTx
 僕はそのナイフを2本手に握りしめ、小林夫妻の寝ている部屋をそっとあけた。

 そこには、気付かずにスヤスヤと眠る二人の姿があった。


 …さぁ、どちらから殺そう?

A:小林さん
B:今日子さん

756 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 10:45:07 ID:6+Q5A7AD
・A・

757 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 12:03:28 ID:LEQcYCTx
A:小林さん

 小林さんからにしよう。もし、片方を殺している最中にもう片方が起きてしまったら…?
 そう考えると、今日子さんより力の強い小林さんを先に殺しておいた方が無難なはずだ。
 僕は小林さんを見る。小林さんは仰向けに寝ていて、まるで無抵抗だ。
 …僕の額から汗が垂れる。自分の心臓の鼓動の音が大きくなるのが分かる。
 美樹本さんと違い、小林さんとはずっと前から認識があった。親戚のようなものだ。やはり殺すには、それなりの覚悟は要る。
 けどここで迷っちゃだめだ…。僕は再び覚悟を決め、そして……ナイフを振り上げた…!  ナイフを大きく振り上げた僕は、その手にグッと力を込める……!

758 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 12:22:31 ID:LEQcYCTx
 そして、力の入ったその手を僕は………!!

A:一気に喉元に振り降ろした!
B:一気に心臓部に振り降ろした!
C:いや…このままやれば返り血を浴びてしまう…。

759 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 14:42:40 ID:RYJJgEvk
Cで

760 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 15:23:18 ID:LEQcYCTx
C:いや…このままやれば返り血を浴びてしまう…。

 迂濶だった…。もし返り血が僕の服についてしまったら言い訳しようがないじゃないか。危ない危ない…。
 僕はミスを反省しながら、小林さんの顔に布団を被せた。 こうすれば、刺した時に返り血を浴びる事はまずない。そして、小林さんに僕の顔を見られる事もない。
 この上から突き刺すんだ……!
 僕は再びナイフを握る手に力を入れた。



 そして、一気に振り降ろす!!


 グサ…

 音は思ったより無かった。
 ただ
 小林さんの喉元に
 ナイフが
 深く
 深く…
 突き刺さっていた。
 次第に布団が小林さんの血で染まっていく。
 小林さんは声こそ上げなかったが、体が痙攣していた。
 まだ息があるみたいだ。
 僕はまるで生きているのが気に食わないかのように
 更に小林さんの喉を
 刺した
 刺した
 刺した……!

 やがて、小林さんは動かなくなった。 死んだのだ。自分を殺した相手の顔も知らずに、死んだのだ。

761 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 15:38:12 ID:LEQcYCTx
 小林さんは死んだ。僕が殺したのだ。不思議と罪悪感は無かった。殺人に慣れたのだろうか。
 小林さんを殺した後、まだ目を覚まさない今日子さんも同じ様に布団を被せ、そして……

 グサ…

 小林さんと違って女性だから肉が柔らかかった。
 喉を刺された今日子さんが必死にもがきだした。人間、死ぬ時は必死のようだ。
 僕はそんな今日子さんに、何も喋らせる間もなく布団の上からナイフで滅多刺しにした。
 グサ
 グサ
 グサ
 グサ

 ………やがて今日子さんも、動かなくなった……。
 今日子さんも殺したのだ。

 僕は小林さんたちを殺し、スタッフルームを後にした。

 僕は人を殺しても平然としている。平然としすぎて自分自身が怖いぐらいだ。
 小林さんと今日子さんを殺した。
 次は……どこへ行こうか?

A:また地下室へ行こう。
B:部屋に戻ろう。
C:とりあえず2階へ上がろう。

762 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 15:45:23 ID:6+Q5A7AD
B

763 :今小説を書き進めている者:2005/09/26(月) 15:48:51 ID:BI6eUc3F
>>748の訂正
そうえば……美樹本さんを縛ってしたロープ…どうするべきだろう?
→そうえば……美樹本さんを縛っていたロープ…どうするべきだろう?

で、お願いします。
ついでに、続きは17時ごろから書きますので、少々お待ちを。

764 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 17:51:49 ID:BI6eUc3F
B:部屋に戻ろう。

 僕は、一旦部屋に戻る事にした。
 そして、次にすべき事を考えるのだ。
 ふと談話室の時計を見る。午前2時35分…僕が計画を開始してから、まだ35分しか経っていないのか…。
 …そうえば、僕はその35分の間に人を3人殺したのか?どういう訳か、実感が湧かない。何故だろう。
 
 僕は美樹本さんの拳銃を、背中の皮膚とズボンの間に挟みながら階段を上っていく。こうすれば、外見だけを見ると拳銃はおろか、何も持って居ないように見える。良くテレビドラマの刑事などがやっている事だ。

 ギシ… ギシ… ギシ…
 
 静かに、一段ずつ、確実に…。階段に限らず、歩く時は常にそう心がけていた。
 僕は行きと同じ様に、物音のしないよう慎重に足を進める。こんな深夜だ。多分廊下には誰も居ないだろう。
 そして、やっと階段を上り終えた。…このペンションの静けさは、どこか不気味だ…。
 壁際からそっと廊下を見渡す…。誰も居ない事を確認し、廊下に躍り出た。僕の部屋は階段側から数えて4つ目の部屋だ。少し遠い。
 そして、何事もなかったかのように部屋に向かって歩き出す。
 もう少しだ。もう少しで僕の部屋に着く。僕は自分の部屋の目の前まで来ていた。

 そして、ドアノブに手を回そうとしたその時―――

765 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 17:52:22 ID:BI6eUc3F
「あら。透君?」
 !!
 誰だ!?
 この声は……春子…さん…!?
 何でこんな時間に廊下へ…!?
 僕は振り返らなくても春子さんだと分かった…。
 僕の心臓の動きが一気に2倍ほど早くなった気がする…。まるで幽霊にでも会ったような心境だ…。
 誤算…完全なる誤算である…。
 一番見られてはいけない所を、この人に見られてしまった…。
 これでは僕のアリバイがない所か、春子さんの証言次第では容疑者として扱われてしまうかもしれない。
 マズイぞ…。どうする…?
「…あ、こんばんわ。」
 とりあえず僕は落ち着いて挨拶を返す。
「透君もおトイレかしら?」
 すると春子さんは首を傾げながら僕に質問してきた。
「え、ええ、まあ。春子さんもトイレに?」
「そうよ。主人のいびきがうるさくて眠れないのよ。」
 しめた…!
 香山さんは寝ているみたいだ。おかげでこちらも色々とやりやすい…。

 春子さんは和風美人で、とても心が穏やかそうな人だ。と同時に、香山さんの奥さんでもある。
 いずれこの人も殺すんだ。バレないのならば、出来る限り大勢殺しておいた方が楽に決まっている。
 僕は密かに、今すぐ春子さんを殺す事を決意した。
 だが、ここは廊下だ。さすがにここで殺すわけにはいかなかった。
 どうやって殺すべきだろう…?

A:僕の部屋に連れ込んで…
B:トイレに連れ込んで…

766 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 18:24:06 ID:O5Yq0zVY
('A`)

767 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 19:11:12 ID:BI6eUc3F
A:僕の部屋に連れ込んで…

 …下手にトイレなどで殺しても、春子さんのようにたまたまトイレをしに来た人に見られる可能性がある…。僕の部屋で殺そう…。
「あの…春子さん。ちょっと僕の部屋で話しませんか?二人きりで。」
 春子さんなら人が良いので、何も警戒せず僕の部屋に来てくれる。そんな気がしたのだ。
「まぁ。年寄りをからかって面白いかしら。」
 そう言うと春子さんはにこやかに笑ってみせた。その笑顔を見る限り、どうやらOKらしい。
 それと、春子さんは年寄りと言う程歳を取ってる訳じゃないと思うが、そこは敢えて何も言わないでおこう。
 ただ、銃で殺してしまっては、僕の部屋に血が飛び散ってしまう。また別の方法で殺さなければ…。
「で、透君のお部屋はどちらに?」
「すぐそこです。」
 僕はそう言って自分の部屋を指差す。
 そして、僕の部屋のドアを開ける。
 それにしても、まさか春子さんと僕が同じ部屋で二人きりになるなんて思ってもみなかった。そう考えると、僕は少し苦笑しかけたが、すぐに真剣な顔付きに戻す。

768 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 19:12:12 ID:BI6eUc3F
春子さんと僕はベッドの上に座り、しばらく僕は春子さんに見つめられていた。僕は何か恥ずかしくて、下を向いている。
 チラッと春子さんの方を向いてみた。その目はどこか物寂しそうで、とても澄んだ目だった…。なんの不純さも感じられない。
「で、透君。お話って何?」
「お話、ですか…。」
 そこで僕は立ち上がり、春子さんを見下す。春子さんはポカンとした様子で僕を見つめ続けた。
「春子さん、ちょっと立って後ろを向いてもらえますか?面と向かってだと言いにくい話なんです。」
「あら、そうだったのね。分かったわ。」
 春子さんは言われた通り起立し、僕に背を向けた。
 さて……

 

 ――殺すか。

 完全な悪魔へと化した僕は、なんの躊躇いもなく春子さんに手をかけようとする。

A:腕で首を絞める
B:春子さんがつけているネックレスで首を絞める
C:首の骨を折る

769 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 19:25:33 ID:mPoPT/tM
('C`)

770 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 20:04:42 ID:BI6eUc3F
C:首の骨を折る

 
 今まで3人の人を殺し、いよいよ僕は4人目の死者を出そうとしている。僕は次第に場に応じた相手の殺し方も分かってきた。
 やはり、この状況だと相手が暴れる間も、悲鳴を上げる間も与えないこの方法がベストだと僕は判断したのだ。
 春子さんはこのペンションの中で最も罪がない人だろう。
 春子さんだけは、僕を蔑む事もなかった。そして今も、何も怪しまずに僕を信じ、部屋に入ってきてくれた。
 そんな春子さんだ。僕は、慈悲深く彼女を葬り去る事に決めたのだった。

「………春子さん…すいません、死んでもらいます。」 

 僕は言葉を掛けるや否や、後ろを向いている無防備な春子さんの頭に手を回した!
「!?と、透く――――――」
 そして…



 グチャ!!

 殺した。春子さんを殺した。
 美樹本さんの時とは違い、いとも簡単に骨が折れたみたいだ。音も鈍い音ではなかった。
 フライドチキンを食べている時に、間違えて軟骨に噛み付いてしまったかのような…そんな音が鳴ったのだ。
 男性と女性の体の違いだろうか。女性の中でも春子さんはかなり細い方だったので、当然骨も脆かったのだろう。

 突然の事に、春子さんの反応は大分遅れていた。
 僕が自分を殺してくるだなんて全く思ってなかったのだろう。何が起きたか状況を把握できぬまま死んだに違いない。
 春子さんは一切抵抗しなかったが、そんな事に構っていられる状況ではなかった。
 僕は春子さんが有無を言う前に、彼女の首の骨を折り、殺した。4人目だ。

 いつしか、僕の中で殺人と言う行為は、尋常的なものになりつつある…。
 まるで、与えられた仕事を済ませるかのような作業に思えてきた…。

771 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 20:17:18 ID:BI6eUc3F
 春子さんを殺した始末として、僕はこの死体をどこかに隠す必要があった。
 それも、僕が絶対に怪しまれることがなく、誰かに必ず発見されそうな場所…。そんな場所が望ましい。
 『発見されそうな場所』に隠すことによって、誰かが死体を発見した時に、混乱を起こすよう仕向けたかったのだ。
 “気付いたら身近な人が居なくなり、発見した時には死んでいた”…これほどの恐怖はないだろう。
 このペンションに居る人間は、いつ自分が殺されてもおかしくなく、そして他人を疑い、自分も疑われ…何がなんだか分からなくなる…そんな恐怖を味わう事になるのだ。
 僕は一人で皆が恐怖に引き攣っている所を妄想し、薄笑いを浮かべた。

 …問題は、この死体を“どこ”に隠すか、だ。先程の条件を満たしている所と言えば…。

A:掃除用具が入っている棚だ。
B:トイレだ。
C:美樹本さんの部屋だ。 

772 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 20:24:02 ID:6+Q5A7AD
(・A・)ノシ

773 :疲れてきた名無しさん:2005/09/26(月) 21:04:35 ID:BI6eUc3F
A:掃除用具が入っている棚だ。

 確か、廊下の端っこに掃除用具を入れる為の棚があったはずだ。
 あそこなら、人が入るには十分なスペースがあったんじゃないか…?
 僕はそう思い、自分の部屋からそっと廊下を覗いてみる。
 確かに、その棚が見えた。中身がよほど詰まってなければ、春子さんを入れる事が出来そうな棚だった。
 それにしても、相変わらず静かな廊下だ。暫時人が出てきそうな気配は全く無い。
 僕は春子さんを背中に担ぐと、もう一度その廊下に出て、歩き出す。
 春子さんを担いでいる分、体重が重くなり、床が軋んでいく…。だが木の造りが丈夫なのか、足音はならなかった。
 棚の前まで着くと、僕はそっとその棚のトビラをあけてみた…。
 モップやホウキが4本ずつ入っているようだが、春子さんが入るには十分なスペースだ。
 僕はそこに体が冷たくなっていく春子さんを押し込み、再びトビラを閉めた。…何事もなかったかのように。
 これで、春子さんが生き返って自分でトビラを開ける事をしない限りは、春子さん以外の誰かが棚のトビラを開けないと、春子さんの死体は見つかる事はない。
 まあ、春子さんの死体が蘇る事なんてありえないので、誰かがここを開けなければ見つからないはずだ。こんな目立つ所、真っ先に皆が怪しむだろう。 
 僕はその棚に春子さんを閉じ込めた後、棚を振り返る事なく自分の部屋に戻った。

 部屋についた。少しベッドに横になりながら、今までの殺人を少し振り返ってみる…。
 美樹本さん。小林さん。今日子さん。春子さん。今や全員帰らぬ人…か。人間の命とは実に儚い。
 僕は自分で殺しといて、そう思った。
 …僕は…何故こんなにも人を恨むのだろう。僕は悪魔にでも取り付かれたのか…?だが、頭も体も今や自然に動いていく。そして、不快感はまるでない。
 続けなきゃ…。殺しを…。これで良いんだ…。

 感傷に浸ってる暇はなく、すでに…次に僕がするべき事は決まっていたのだった。

A:美樹本さんの部屋の窓ガラスを割る。
B:空砲の銃声を鳴らし、全員を起こす。
C:非常サイレンを鳴らす。

774 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 21:23:01 ID:mPoPT/tM
難しいですね…Bでお願いします

775 :申し訳ない名無しさん:2005/09/26(月) 21:48:13 ID:BI6eUc3F
B:空砲の銃声を鳴らし、全員を起こす。

 さーて。舞台は大体整った。
 ここからが本番だ。残っているのは僕を含めて8人。果たして皆はどういう反応をするだろう。
 一人が一人を疑い、一人が一人に疑われる。緊迫した空気が張り詰めるだろう。

 ―――今からが本当の恐怖の始まりだ!

 この恐怖舞台を味わってもらうには、皆を何かの切欠で起こす必要があった。
 それと同時に、この銃は美樹本さんが所持していたものだ。
 空砲を撃つ事によって、美樹本さんが生存している事の証明にも出来る。
 …僕は、銃のマガジンを抜き、銃を右手に持つ。
 マガジンを抜いた状態で弾込めをする。こうする事によって、その空砲を撃つ事が可能となるのだ。
 その銃を持ったまま、僕の右手を部屋のトビラから少し出す…。


 そして、人差し指でトリガーを引いた!!


 パーーーーーン!!!!!!!!!!!!!


 物凄い音が鳴り響いた!
 鼓膜が破れるかと思ったぐらいだ!
 だが、そんな事を言ってる場合じゃない。

 僕は、その後瞬時に扉を閉め、鍵をかけた。
 持っていた拳銃は、ベッドのマットレスと布団の間に隠した。これなら簡単に見つからないだろう。

776 :申し訳ない名無しさん:2005/09/26(月) 22:05:47 ID:BI6eUc3F
「何……今の音!?」
「なんだ!何がどうしたと言うんだ!」
「みんな!無事か!?今の音は銃声だったぞ!」
「銃声ですって!?まさか…人殺し!?」
「キャーーーーーーーーーーー!」
「落ち着け!!今この場に居ないのは誰だ?」
「…あたし、もう部屋に戻る!!」
「ちょ…、啓子!」
「落ち着けと言っているんだ!軽率な行動が一番危険なんだよ!」
「もういやあああああああああああ!!!」
 廊下がさっきの静けさとは対照的に、とても騒がしくなり始めた。そろそろ僕が出るタイミングだ。
 僕は慌てて出てきたかのように、自分の部屋のドアを思い切り開ける。そこには僕以外全員集まっていた。…そう、死んでる人間以外は。
「な、なんですか!今の音は!」
 そして、あくまで自分は無関係である事を装う。…完璧だ。
 僕を見るや否や、真理が駆け寄ってきた。
「透!大丈夫?なんともない?」
「ああ、僕は大丈夫だ。それより…一体何があったんです?説明してもらえませんか。」
 僕がこう言うと、皆は黙り出した。
「あんな、わしらも分からんねん。急にパーンってごっつでかい音鳴りおって、そいから…」
 香山さんが場の静まり返った空気にたじろぎながら言う。
「透君。君、何か知らないのか?」
 俊夫が気安く話しかけてきた。気に喰わないが…我慢して話そう。
「ええ、全く分かりません。僕は寝ている最中に急に銃声らしき音が聞こえただけで…それで慌ててドアを開けたら…。」
 僕はとても落ち着いた口調で返した。
「と、とにかく…今この場に居ないのは誰かしら?」
 みどりさんが会話に割り込んできた。
「…あ!叔父さんが居ないわ!それに、今日子叔母さんも!一階に居るのかしら?」
「み、みどり君!起きた時から春子も居ないねん!ほんまどこ行ったんや…春子…。」
 皆が慌てている。余りに急な出来事に対応しきれず、ホラー映画を見ている子供のような脅えようだ。

777 :申し訳ない名無しさん:2005/09/26(月) 22:19:26 ID:BI6eUc3F
「とりあえず…ここで話し合うのもあれなんで、皆で固まって談話室に行きませんか?」
 僕が、尤もな案を言った。皆はうんうんと頷く。
 僕の意見に納得し、皆はぞろぞろと廊下を歩き、階段に向かっていった。
 そして、恐る恐る階段を下っていく…。先頭に立つのは真理と俊夫だ。…なんで真理と俊夫が並んでいるんだ…。
 啓子ちゃんは泣き出して、鼻を啜っている。重度の怖がりのようだ。可奈子ちゃんと亜紀ちゃんはそれを励ましながら、ポンポンと肩を叩いたりしてる。

 全員顔が強張り、緊張しきっている。
「ね、ねぇ透…。」
 真理が僕以外には聞こえぬよう、小声で言った。いつの間にか僕の隣に来ていたみたいだ。
「あの……本当に、寝てたの?」
 …?なんだ、この単純な質問は…。単純…単純だが、どこか真に迫る感じだった。
 だが、寝てると答えるしか無いだろう…。もし寝てないなんて答えたら、僕は怪しすぎるからだ。

A:「うん、寝てたよ?グッスリと。」
B:「深い眠りじゃなかったけど、寝てたよ。」
C:「真理はどうなの?」

778 :名無しのオプ:2005/09/26(月) 22:32:43 ID:mPoPT/tM
透怖いですね…
Bでお願いします

779 :申し訳ない名無しさん:2005/09/26(月) 23:18:10 ID:BI6eUc3F
B:「深い眠りじゃなかったけど、寝てたよ。」

 何か引っかかる…なんだ、この違和感は…。
 真理の質問は何かしら意図があると思い、僕は曖昧な返事をしといた。
「そう…。ありがとう。」
「真理はどうだったんだい?」
「あたしは、透の次に出てくるの遅かったのよ。グッスリと寝てたわ。」
「そうなんだ。」
 …僕の思い過ごしだろうか?どうやら特に意味深な質問じゃなかったらしい。

 そんなこんなで、一同は談話室まで辿り着いた。
「ここなら安全なはずよ…。」
 みどりさんが言う。
「みどりさん…叔父さんと、叔母さんがまだ見えないの…。」
「…そう言われてみれば、そうね。私が見てくるわ!」
 そういうと、みどりさんは一人で小林夫妻の部屋まで向かっていった。
「春子ー!春子ー!おらんのかいー!?」
 香山さんはまだ階段の下から上に向かって大声で呼びかけている。…僕は、その光景を黙ってみていた。
「真理ちゃん、何か気付いた事はあるかい?」
 俊夫が真理に近付き話し掛けた。
「うーん…今の状況じゃ、まだ何がなんだか…」




 キャーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

780 :申し訳ない名無しさん:2005/09/26(月) 23:27:03 ID:BI6eUc3F
 突然の悲鳴。これは恐ろしい物を見た時の悲鳴だ。もちろん、みどりさんのものである。
 きっと、あの状況を見たんだろう…。小林さんたちの、無残な屍を…。
「…みどり!!!?」
 俊夫はそう言うと真っ先に駆け出していった。可奈子ちゃんたちはまだ泣き止まない啓子ちゃんを励ましている。 
 そんな彼女らを残して、他の皆は俊夫に遅れを取らぬようその後を追った。
 そして、一同は小林夫妻の部屋に着いて愕然とした。そこには、僕が殺した死体が転がっているからである。もちろん、小林さんと、今日子さんのものだ。
「…なんて、こったい………。」
「……し、死んどるやん……。死んどるやん!!どないしてこんな事が起きるねん!!」
 俊夫、香山さんは続けて死体を見た時の感想を述べた…。
「…これって………叔父さんと、叔母さん……?ねえ……そうなの……?」
 真理がその無残な死体を見て、事実を慎重に確認するかのように皆に聞く。
「こ、小林さん……。小林さん!!!今日子さん!!!!」
 僕も負けじと演技をする。俊夫と香山さんは唖然とし、その場に立ち竦んでいるだけだ。
「…誰だ…。一体誰がこんな事をしたんだ!!!!」
 僕が演技で大声で叫ぶと、真理は我に返ったようだ。そして、力なく、床に崩れた。
「…………なんで…なの…。」 
 そして、真理はその場で泣き出した。真理は、泣いてはいたけど…決してそれを声には出さなかった。
 真理は今本気で悲しんでいる。本気で悲しんだ時、真理は声を出さずに泣くのだ。昔からの癖なので確かなはずである。
 丁度3ヶ月ほど前、愛犬のローギスが死んだ時もあの泣き方をしていた。
「真理ちゃん……とりあえず、談話室に戻ろう。皆で話し合わなきゃ…。」
 俊夫だ。俊夫は真理の肩を軽く叩き、優しく言った。どうやら俊夫はこういう時だけ格好つけるタイプのようだ。
 小林夫妻の死体に度肝を抜かれた一同は、一旦俊夫の言うとおり談話室に戻った。

781 :申し訳ない名無しさん:2005/09/26(月) 23:42:43 ID:BI6eUc3F
 一同は談話室に着いた。
 顔色の青ざめた僕らを見た可奈子ちゃんが、ビクビクしながら聞いてくる。
「何か…あったの?」
 誰も答えようとしない。
 当然だ。人が死んだ事をそう簡単に話せるものじゃない。そんな中、みどりさんが重い口を開く。
「……落ち着いて聞いて。小林さん夫妻が殺されたのよ。何者かに。」
「キャアアアアアアアアア!!!」
 啓子ちゃんが再び大泣きをしだした。顔は真っ赤になり、酷い事になっている。
「……誰よ…。誰がやったって言うのよ!」
 今までずっと黙ってた亜紀ちゃんが突然大声を出す。可奈子ちゃんに関してはもう放心状態だ。
 だが、やはり亜紀ちゃんの質問には誰も答えない。そう、何故なら犯人を知らないからだ。…僕以外は。
 よし、そろそろ僕の出番だ。
「待って。待ってください!皆落ち着いて!」
 僕は皆を宥め、自分の意見を聞かせようとした。すると、啓子ちゃんも微妙に泣き止み、こちらを向いてくれた。
「…話を整理してる最中に思ったんですけど…、あの『音』はなんだったんでしょうか?」
「…それだ。俺は多分、銃声だと思うが…。」
 俊夫が受け答えをしてきた。僕は続ける。
「しかし、それじゃおかしいんです。一体、誰が、何に向かって発砲したんですか?」
「透、その通りよ。叔父さんたちは、銃じゃなくてナイフでやられてたから……その音がする以前から死んでたとも考えられるわ。」
 真理の推理は当たっていた。が、僕は皆を惑わすために適当な事を言ってみた。

A:「みどりさんなら、あの銃声の後に小林さんたちを殺す事が出来たんじゃないか?」
B:「春子さんなら、あの銃声の後に小林さんたちを殺す事が出来たんじゃないか?」
C:「香山さんなら、あの銃声の後に小林さんたちを殺す事が出来たんじゃないか?」

782 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 01:48:28 ID:EGbgHNqC
Bで

783 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 09:00:29 ID:LoESTdAC
B:「春子さんなら、あの銃声の後に小林さんたちを殺す事が出来たんじゃないか?」

 僕がこう言うと、皆一斉に僕の方を向いてきた。
「どういう事なの。透。」
「春子やて?どないして春子が犯人になるねん!」
「当てずっぽうじゃないだろうな。」
 皆は次々に僕を扇動する。真理を初めとする一同の疑問を解決すべく、僕は続けた。
「香山さん、あなたが一番僕の言葉を理解してるんじゃないですか?」
 張りつめた空気の中、僕が香山さんに意見すると、香山さんは下を向いて唇を噛みだした。
「透、説明して。」
 真理が鋭い目で僕を見てきた。僕は続ける。
「簡単な事だよ、真理。銃声らしき音が聞こえた直後、あの廊下に居なかったのは春子さんだけじゃないか。」
「…そ、そうえば…。」
「嘘?あの優しそうな女の人が犯人…?」
「…確かに、あの場に春子さんが居なかったのは不自然ね…。」
 俊男、可奈子ちゃん、みどりさんがはっとした表情で呟く。だが真理は違った。
「ちょっと待って…。透は、あの銃声を鳴らした当事者も春子だと言うの?春子さんが銃を持ってるなら、ナイフじゃなくて銃で叔父さんたちを殺すはずじゃない。」
 真理は泣きそうな顔で僕に言う。さぞ小林さんたちの死が辛いのだろう。だが僕も後に引けない。
「そうは言ってない。僕の予想だと……おそらく、銃を撃ったのは小林さん本人だ。」  

784 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 09:24:38 ID:LoESTdAC
「透……何を言っているの?叔父さんたちが殺されたのよ?なんで叔父さんが銃を……………。」
 真理はそこまで言うと、どうやら僕が言いたい事が分かったらしい。
「…殺されそうになったからこそ、小林さんは美樹本さんからとりあげた銃で抵抗したんだ。襲ってきた春子さんに対して、ね。正当防衛ってやつさ。」
 僕は淡々と話す。次第に香山さんの顔が青ざめていった。
「そして、あの現場には小林さんと今日子さん以外の血痕はなかったはずです。おそらく、小林さんの撃った弾は外れ、その隙に春子さんに殺された…。
そして春子さんはその銃を持ち去り、隠れ…現状に至る…。違いますか?」
 僕はそれ以上何も言わなかった。
「…つじつまは合うな。」
 俊男が納得する。その俊男の言葉に皆が頷いた。
 再び場に重い空気が流れる。『犯人は春子さんなのか…?』全員そんな心境だろう。
「ちょ…待てや待てや!そこまで言うなら春子に動機があるっちゅうんか?」
 香山さんは他の皆と違い、春子さんが殺人をした事をまだ信じていない。
「それは分かりません。小林さんたちや春子さん本人が居ないので、なんとも…。」
「…ありえへん!嘘や!春子は殺人なんて出来る女やないで!ホンマや!ホンマなんや………。」
 喋ってる途中に、香山さんは泣き崩れた。

785 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 09:46:08 ID:LoESTdAC
「…でも透くんの話は推測であって、事実であるかは分からないわ。」
 水を差したのはみどりさんだ。
「現場に行って、本当に銃弾が外れ、どこかに当たってる事を確かめる必要があるんじゃないかしら。」
 …もっともな言葉だ。
「…でも、春子さんが隠れているかもしれないんですよ?」
「全員で行けば問題ないはずだ。よし、行こうか。」
 俊男は僕の意見に耳をかさず、事件現場に向かう。皆もぞろぞろとそれに付いていく。僕たちはスタッフルームに向かった。

「きゃっ…!」
 三人組が固まっている。可奈子ちゃんたちはこの死体を初めて見たんだ。驚かない方がおかしい。
 部屋につくなり、皆で銃弾の跡を探し始めた。…5分…10分…当然見付かる訳がない。
「あたし、思ったんだけど……」
 捜索をしてる最中、真理が口を開いた。真理は、ここに銃の弾はない事に感付いたんだろうか。
「……ねぇ、あの銃声って…廊下から聞こえなかった?」
 …!!
 とうとうそれに…気付かれたか…。
 皆はハッと顔を見合わせる。
 僕は…

A:「いや、空耳じゃないか?」
B:「言われてみれば…確かにそうだね。」
C:「そんなはずはない。絶対に下から聞こえた。」

786 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 10:00:05 ID:VVkyxFtU


787 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 10:32:32 ID:LoESTdAC
B:「言われてみれば…確かにそうだね。」

 ここで変に否定しても、逆に怪しい。それに、皆の顔付きを見ると、どうやら真理と同感なようだ。僕も渋々真理に同感した。
「でも真理……そうだとすると、犯人はあの廊下で何に向かって発砲したと言うんだい?」
「それは………」
 さすがの真理も、そこまでは分からないみたいだ。当然だろう、空砲だったんだから。が……
「…皆、俺の考えを聞いてくれないか?」
 俊男が何か閃いたようだ。嫌な予感がする。
「俺は昔銃を扱った事があるから、ちょっとした事を知ってるんだが……あれは空砲だと思う。」

 …!何!?
 俊男…何故分かったんだ…?

「透くんの推理は外れ、ここに銃弾の跡がないのはほぼ決定だ。そこで、あの時の銃声を思い出して欲しい。音は何発聞こえた?」
「…一つです。確か。」
 僕は答える。それがどうしたと言うんだ。俊男…何を考えているんだろうか。
「そう、一つだ。皆は銃を撃った時に、何回音が鳴るか知ってるかい?『2回』なんだよ。撃った時の発砲音と、弾が物に当たった時の、衝撃音。ほぼ同時に聞こえるから素人には分からない違いだ。」
 馬鹿な…そんな事が…!
 そうだったのか…俊男…め。やけに詳しい…。
 待てよ…これは利用出来るぞ…?
「……そうね。ザッと見た感じあの廊下に弾の後もなかったし、発砲した時独特の焦げた臭いもしなかった…。」
 みどりさんも俊男を肯定する。

788 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 10:40:58 ID:LoESTdAC
「と言う事は……叔父さんたちを殺したかどうかは分からないけど、銃を撃った本人はあの時廊下に居たって事かしら…?」
「その通りだ、真理ちゃん。おそらく銃を撃った本人は、何かを撃とうとしてた。そして、発砲したは良いが弾が入ってなかった…。その後、慌てて自分の部屋なりなんなりに隠れたんじゃないかな。」
「……。」
 俊男の予想は外れている。が、皆は言葉がない。いや、喋れないのだろう。
 それはつまり、この中にも犯人が居るかもしれない事を意味しているからだ。
 だが僕は、ここで黙ってはいられない。俊男に遠慮なく反論した。

A:「それは、ありえませんよ。絶対に。」
B:「ずいぶんと詳しいんですね。俊男さんが犯人じゃないですか?」
C:「犯人は何をうとうとしたと言うんですか?」

789 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 12:38:27 ID:MXxjcMG8


790 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 13:53:33 ID:LoESTdAC
C:「犯人は何をうとうとしたと言うんですか?」

 犯人の視点から見ても、あの廊下には拳銃で撃つべき物はなかったはずだ。僕は俊男に反論する。
「そんなの決まってるだろう。…人…さ。俺達を撃とうとしたんだよ。
 なぁ、この中で誰かあの銃声が聞こえた時に、廊下に出てた人は居ないか?」
 皆首を横に振る。僕自身、空砲を撃つ時に廊下を確認したんだ。誰も出てるはずがない。
「どうやら、誰も居ないようですね。」
 僕が勝ち誇ったように言う。
「……じゃ、じゃあ銃声が聞こえた後に一番に部屋を飛び出したのは誰だ!香山さんの奥さんを除くと、そいつが一番怪しい!」
「………私よ、俊男くん。」
 その声の主は…みどりさんだ。
「みどり…お前……。」
 俊男は言葉につまった。みどりさんは予想外の人物だったんだろう。
「私が、一番怪しいのね?」
「いや…俺はただ………。」
 険悪なムードが流れる。みどりさんはずっと俊男さんを睨んでいた。
「じゃあ俊男くん。私からも言わせてもらおうかしら。犯人が空砲を鳴らしただの、その廊下で犯人が何かを撃とうとしただの、良く分かるわね。でもちょっと白々しくない?
 しかも常に自分から進んで先頭に立っている。まるで、犯人なんて居ないかのようにね。」
 みどりさんの怒りが爆発する。

791 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 14:17:58 ID:LoESTdAC
「……なんだと。みどり、お前俺を疑っているのか?」
「俊男くんだって私を疑ったじゃない。。怪しさならお互い様だって事を言いたかったの。」
 その言葉を聞くと、俊男は息を大きく吸い込み、とんでもない事を口にする。
「…みどり、お前が犯人だろ。あの時、真理ちゃんに頼まれてオーナたちを見に行くフリをして、寝ているオーナーたちをナイフで刺し、殺した。
 そして悲鳴を上げ、ただの第一発見者に成りすましたんだ。どうだ?」
 俊男が一つの推理をした。その言葉は理にかなっているように思える。
「え!嘘でしょ…!?」
 みどりさんの隣にいた啓子ちゃんが、途端にみどりさんから離れる。
「…言ってくれるじゃない。私がオーナーたちを殺しただなんて。けど、あんなすぐに人を2人殺せるの?1分と経ってなかったはずよ。
 それに、私が犯人だとしたら、何故空砲を撃って皆を起こすような事をする必要があるの。夜中にコッソリ殺せば良いじゃない。」
「そんなのはただなんらかの都合があってやったんだろう。後々明らかになる。お前が犯人だ。」
「何よそれ。証拠がないじゃない。大体、場にいなかった春子さんの方がよっぽど怪しいわ。」
「そうやって春子さんを犯人に仕立てようとする所がまた怪しいんだよ。」
「…な、なんですって!言い掛かりよ!」
「犯人はお前だ、みどり。」
「いいえ、あなたよ。俊男くん。」

 真相を知ってる僕は、この口論がおかしくて仕方なかった。

792 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 14:33:07 ID:LoESTdAC
 ――パシン!!


 その時、突然高音が鳴り響いた。みどりさんが俊男を殴ったのだ。
「……最低よ、あなた。」
 みどりさんのその言葉に、力はなかった……。
「……はははっ。口で敵わない奴はすぐに暴力、か…。」
 俊男はみどりさんを嘲笑った。

「二人共、やめや!やめやめ!確信を持てる根拠がないっちゅうんに、互いに疑い合ってたらキリがないやん!そやろ?」
「…ええ。香山さん、皆さん、すみません。」
 みどりさんは酷く落ち込んでいるみたいだ。また言葉に元気がない。
「…あぁ、分かりましたよ。香山さん。」
 俊男もふてくされたように言葉に従う。
 僕の望み通り事が運んでいた。皆が皆を疑い、いつでも容疑者に為れかねない。そうだ…それで良いんだ…。

「あの……犯人って、必ずしもこの中に居るのかしら…?」
 この険悪な雰囲気を破ったのは真理だった。
 その言葉を聞き、僕はそろそろ“あの事”に皆を気付かせようとした……。

A:「どういう事だい?真理。」
B:「分かった!悪霊の仕業だ!」
C:「美樹本さん……!犯人は美樹本さんじゃないか?」

793 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 14:43:35 ID:VVkyxFtU
('A`)

794 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 16:15:41 ID:0Wt2EBIN
A:「どういう事だい?真理。」

 僕は一応真理の言葉を聞いてみる事にした。
「全員、犯人はこの中にいると思い込んでるのは何故なの?犯人が部外者だって言う可能性も否めないじゃない。」
 真理の推理は“真実”からは外れているが、“僕のシナリオ”に中々近い線をいっている。
 一体誰が、一番最初に“僕のシナリオ”に行き着くのだろう?楽しみだ。
「真理ちゃん、それはちょっと無理な話だ。このペンションには俺たちしか居ない。俺がオーナーに頼まれて予約の受付をしてたから分かるんだ。
 それに、犯人がこの吹雪の中こっそり忍び込んでくるとは考えにくい。」
 俊夫がすかさず言い返した。
「分かってるわ。でも………あたしにはこの中の誰かが人殺しをしたなんて思えないの。根拠はないけれど…。」
「まぁ、それには俺も同意なんだが…。」
 再び重い重い、沈黙が流れた。何度目だろう?

795 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 16:16:45 ID:0Wt2EBIN
「…叔父さんは美樹本さんから取り上げた銃を隠していた…。そして、犯人は叔父さんを殺し、その銃を叔父さんから奪って逃げる…。その後、あの廊下で空砲を鳴らした…。流れはこうね?」
 真理がなにやら考えついた様子だ。まともに話を聞いているのは、香山さん、みどりさん、俊夫だけだったが…。
「…空砲を鳴らした後、犯人はすぐに隠れる必要があったはずよね。…みどりさん、一つ聞いて良いですか?」
「…えぇ、良いわよ。」
「みどりさんが一番廊下に出るのが早かったと言う事は、当然全員が『出てくる瞬間』を見ていると思うんですけど…全員が全員、自分の部屋から出てきました?」
「…た、確かそうだったわ。注意深く見てた訳じゃないから、断言は出来ないけど…。」
 みどりさんは上を向きながら、その当時の状況を思い出しながら答えているように見える。そして、真理は一体何を考えているんだろう…。
「分かりました…あたしに一つ、考えがあります。全員の部屋を細かく捜索するのはどうですか?それで、拳銃が見つかった部屋の人が犯人…。分かりやすくないかしら?」

 …しまった!その手があったか…。
 それはマズイ!拳銃は僕の部屋にあるんだ。バレないような場所に置いてあるが、もし細かく探されたら……見つからない保証はない!
 こうなった以上、真相を惑わす事はやめて、僕は皆が全く気付いて無い“あの事”を告げるしかなかった…。

A:「待って、真理。犯人が分かったかもしれない。」
B:「その前に、調べる必要がある所がないか?」 
C:「ふと思ったんだけど…一人、忘れてないか?」

796 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 16:24:21 ID:TQCqdI6k
(・C・)

797 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 16:53:42 ID:0Wt2EBIN
C:「ふと思ったんだけど…一人、忘れてないか?」

 真理の言う通り、部屋の捜索なんてされたらたまったものじゃない。
 下手をすれば、僕が犯人である事がバレるかもしれないのだ。僕は、そんな無駄な危険性は伴いたくかった。
 そして、この発言に真理は過剰反応する。
「…誰?誰だって言うのよ?」
 今ここに居る皆は、この人を除外して推理をしていた。何故なら、その人物は体をロープで完全に巻かれ、意識を失っている上に、地下室へ閉じ込められている。
 全員、三拍子揃って『完全に閉じ込めた』と思い込んでるのだろう。根本的にそこが間違っているのだ。
 僕は、真理の言葉に対し、少し考え込んだように答える。
「僕たちは、完全に美樹本さんの事を忘れてないかな、って…。」
「―――――!!」

 その言葉を聞いた瞬間、全員が談話室から見える地下室への入り口を凝視し出した!
 
「…開い…てる…の?」
 ここからでは少し遠いのではっきり見えないが、かすかにトビラが開いているようにも見える。
 俊夫が一気に駆け寄って、トビラを確かめた。僕もそれに続く。
「………ありえない。………このトビラは、開いて…いる…。おい、トビラが開いてるぞ!!」
 俊夫の顔が青くなり始めた。尋常じゃない。真っ青な色だ。
「う、嘘…嘘でしょ!?」
 みどりさんも駆け寄ってきた。
「キャァアアアァアアァアアア!!!!!」
 また啓子ちゃんが毎度の如く悲鳴を上げる。今回ばかりは、可奈子ちゃんも亜紀ちゃんも励ましてる余裕なんて無さそうだ。
「美樹本さんが…逃げたって言うの………?」
 気が付くと真理も近くに居た。それは恐怖と言うより、不思議そうな顔に満ちていた。
「そ、そんな馬鹿なはずあらへん!わしがごっつガチガチに巻いたんやで?あれを一人でほどける訳は絶対にありえへん!!」
 香山さんは怖がってトビラには近付こうとしないが、階段付近から大声で自分の結んだロープの頑丈性を訴えていた。

798 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 17:01:40 ID:XPb7l8Ep
○亜希
×亜紀

799 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 17:20:42 ID:0Wt2EBIN
「まさか美樹本が…自分でこのトビラを…?」
 俊夫が僕らの顔を見渡しながら疑問そうに発した。
「…僕が、さっき監禁された時の話なんですけど…僕も内側から無理矢理トビラを開けましたよね?あの時僕は金属バットを使いましたが…。
 それによって、トビラの強度が落ちて…美樹本さんのあの状態でも、ある程度の衝撃を与えればトビラは壊れるくらい退化してたんじゃないですかね…。」
「しかし!どうやって美樹本はあの縄を………」
「そんな事どうだって良いじゃない!地下室のトビラが開いていたという事実はなんら変わりないのよ!」
 皆パニックだ。
 そう…美樹本さんを閉じ込めていたはずの地下室。そのドアが開いているという事実。
 “僕のシナリオ”では、これによってほぼ犯人は美樹本さんに決定される…!
「…透、美樹本さんは…ここから脱走したの?まだ地下室に隠れてるかもしれないわよ…?」
「そ、そう言われてみれば…。でも、あの地下室の中まで行く気なのかい…?」
「確かめる必要はあると思うわ。」
「もし地下に居るとしたら、彼は銃を所持してるかもしれない。真理、それは危険すぎるよ…。」
「居るかもしれないんでしょ?じゃあこのまま放っておくの?」
「…また鍵を閉めておくとか…。」
「どうせ同じ様にトビラを開けられるわ。」
「……。」
「もういいわ。あたし、確認してくるから。…その気のある人は、ついて来て下さい。」
 真理はそう言うと階段を下っていった。

800 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 17:21:31 ID:0Wt2EBIN
 真理のこういう時の度胸はどうも据わっている。僕が真理と同じ心境なら絶対にいけないだろう。
 だが、僕は美樹本さんがそこにいない事を知っている。地下室に行っても問題は何もない、僕は真理についていく事にした。
 僕の後ろにも、何人かついてきてるみたいだ。足音が2、3人分聞こえた。俊夫とみどりさんだろうか。
「気をつけろよ、真理。」
「…分かってるわよ。」
 僕はいつもの“透”を演じる為、心にもない事を言った。だが真理は少しだけ嬉しそうに返事をする。どうでもいい。

 薄暗い地下室に、真理が懐中電灯を灯し、辺りを慎重に確認し始めてから5分程経っただろうか。
 その顔には、大量の汗が流れている。あんな強気な事を言っても、内心は恐らく恐怖で引き攣っているんだろう。

 
「………誰も、居ないわね。」
「と言う事は…美樹本の奴は……脱走…?」
 暗闇で顔が見えないので、誰かは分からないが、俊夫の声だった。
「ええ…間違いないわ。」
「…最悪の事態に、なってきたわね…。」
 みどりさんのその声には、妙な威圧感があった。
 そんな中、僕は次にすべき事を“透”の立場で考えた。

A:「皆で美樹本さんを探しませんか?」
B:「美樹本さんが犯人なら…春子さんが危ない!!」
C:「談話室に戻って、全員に状況を説明しましょう。」

801 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 17:22:40 ID:0Wt2EBIN
>>798 グハ…すまない。ただでさえ微妙な小説なのに。今後は気をつけます…。

802 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 17:57:53 ID:22UFujqx
(゚c゚)

803 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 18:33:37 ID:0Wt2EBIN
C:「談話室に戻って、全員に状況を説明しましょう。」

 美樹本さんが地下室から消え、脱走したという事実。“透”だったら、それを真っ先に皆に伝えようとするだろう。
「透くんの言う通り。…皆に言う必要があるわ。パニックを起こさなきゃ良いけど…。」
 みどりさんは思案を巡らし、皆になんと言おうか考えてるみたいだ。
「…美樹本さん、何処に消えたのかしら?」
 真理が漠然とした事を言う。だが、この事件の核心に迫ろうとするだけ無駄な事を僕は知っている。
「分からない。けど、なんだかとても近い所にいそうな気がするんだ…。」
「うん…あたしも、そう思う。」
 …真理はそう思ってるのか。…その勘は大正解だ。
 真理は真犯人が、こんなも近くに居るのに全く気付いてなかった。無知とは、実に罪である。
 そんな会話をしているうちに、僕らは談話室までやってきた。
「ねえねえ!美樹本さんは居たの……?居たのよねぇ?」
 啓子ちゃんが僕らを見るや否や大声で言った。
「ここで曖昧な事も言えないからハッキリ言うわね。残念ながら………彼の姿は地下にはなかったわ。」
 みどりさんが率直な事を言った。啓子ちゃんは言葉すらなかった。この世の終わりのような顔をして居る。

804 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 18:34:47 ID:0Wt2EBIN
 談話室に待ち受けていた人たちは、奈落の底に落とされたように気落ちし、同時に愕然とした。
 先程とは違い、確たる殺人者の名前が浮かんだのだ。全員の顔は、恐怖に脅え切っている。
 美樹本さんの本性を知っているからだ。彼と対峙する様な事があれば、恐らく誰も勝てないだろう。
「…ほ、ほんじゃ春子は……!!春子は犯人じゃないねんな?」
 香山さんが、事件の本質と逸れるが、重要な事を言ってきた。
「そうねんな?な?透くん!」
 何故か香山さんは僕に矛先を向ける。
「ええ。そうなります。しかし…これだけ経っても出てこないという事は…生存の確率は―――」
「やめなさい。透。」
 真理がそこで僕の話を止めた。僕は言ってはいけない事を言いそうになった。
「なんやて…!!…春子…!な、なぁ…誰か春子を一緒に探してくれへん?出来るなら全員がええんやけど…!!」
 香山さんは土下座をし出した。こうなっては断り辛い…。どうしようか。

A:「僕と真理が一緒に探しましょう。」
B:「心配なら一人で行ったらどうですか。」
C:「俊夫さん。探してきてくれませんか?」

805 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 19:34:44 ID:TQCqdI6k
(*゚∀゚)=C

806 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 21:08:41 ID:0Wt2EBIN0
C:「俊夫さん。探してきてくれませんか?」

 僕は“人を殺す事”以外で、面倒な事はなるべくしたくない。段々とそんな気持ちになってきている。
 春子さんの死体は、香山さんたちがよっぽど探し物が下手じゃない限りすぐに見つかるだろう。
 僕が行く必要もないので、ここは俊夫に行ってもらうよう頼んでみる事にした。
「お、俺がか?だが、透くんとかはどうするんだ…?」
「僕たちは、それぞれ自分の部屋で待機してます。談話室に女性が5人も固まっている間に、美樹本さんが現れたりでもしたら僕一人じゃ…。」
 不安げな表情を演技で出すのは難しい。僕はちょっと不自然になりながらも、不安げな表情をする。
「…それもそうだな。よし、皆自分の部屋で待機してるんだ。もし美樹本が現れた場合…とにかく、大声を上げるんだ。すぐに向かう。」
「分かりました。俊夫さんも気を抜かないで下さい。美樹本さんが隠れているかもしれませんから。」
「ああ。それから、気をつけてね。真理ちゃん。」
「うん。」
 俊夫は真理にそう言うと、ニヤリと笑ってスタッフルーム方面へ消えていった。どうやら、一階から探し始めるようだ。これは時間がかかるな。

「ちょっとー。真理さんと俊夫さんって出来てるの?そうなの?」
 今の現場を見て、可奈子ちゃんが空気も読めずに気楽に首を突っ込んだ。僕はその場を黙ってみている。
「………ん。」
 真理は何も言いたくなさそうだ。首を縦にも横にも振らない。ただ、僕のほうをじっと見つめてる。
「やだー。もしかして、透さんに悪くて本当の事を言えなかったり?」
 可奈子ちゃんは更に言及する。
「そうよね。俊夫さん格好良いし私も素敵だと思うよ。」
 亜希ちゃんも便乗する。聊か楽しそうな面持ちだ。
「そうそう、それに俊夫さんの方が頼りになりそうじゃない?」
 今まで泣きまくってた啓子ちゃんまでも出てきた。もうボロクソだ。
 女性と言うものはこういう下らない話の時だけ出てくるものなのだろうか。僕はイライラする一方だった。
「透に悪くてとか、そんなんじゃないわ…。それに、俊夫さんはみどりさんの――」
 嘘だ。僕を気遣ってるだけだろう。僕は、真理の考えなんて手に取るように分かってるつもりだった。僕は決め付けていた。
「…別れたわよ。」

807 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 21:10:21 ID:0Wt2EBIN0
「……え?」

 ―みどりさんの発言により、場の空気が一気に凍り付く。三人組もやっと黙った。さすがに悪い話をしてしまったと思ってるのだろう。
 ――それにしても、そうだったのか…?僕もこればかりは知らなかった。下を向き、少し笑いながらみどりさんは話を続けた。
「さっき…と言うか、正確には昨日の夕食後なんだけど、フラれたの。別の相手が出来そうだから、って。」
「そんな!酷い!」
「酷いわ!」
「ホント!俊夫さんって遊び人なの?」
 また三人組だ。
「遊び人ではないはずよ。何年も真面目に付き合ってくれたし…。それに、躊躇せずハッキリ言ってくれてこっちも清清しい気分なの。」
 みどりさんは自嘲気味にそう言うと、天を仰いだ。感傷に浸ってるのだろうか。
「……夕食後…?」
 突然真理が喋り出した。
「え、ええ…夕食後よ?」
「あ、はい。そうですか…お気の毒に…。」
 真理はそれだけ言うと、話を逸らす様に続ける。
「それより、皆早く2階に上がりましょう。美樹本さんが出てきてからじゃ遅いわ。」
「そ、そうね…!こんな話してる場合じゃなかったわ。」
「可奈と亜希はあたしの部屋に来てくれるわよね?」
「もちろん。固まっていた方が安全だわ。」
「ね。ずっとあの部屋に居ましょ。」
 ……ダメだこりゃ。この調子じゃ、僕が彼女らを殺す時も3人一緒になりそうだな。

 階段を上り終わると、3人組はすぐさま部屋に閉じこもった。中でガヤガヤ騒いでいる。人が死んだというのに暢気な連中だ。
 今廊下に今居るのは、僕、真理、みどりさんの3人…。
「じゃ、真理ちゃん、透くん…くれぐれも、気をつけてね。」
「はい。みどりさんも。」
 そう言うとみどりさんは僕らに微笑み、自分の部屋に戻っていった。それを見届け、真理も自分の部屋に戻って行く。
 僕も社交辞令的な会話を済ませると、部屋に戻る。

 そして、隠していた拳銃を手に握り締め、マガジンを抜き、銃の残り段数を確認した。
 ――7発。丁度全員に一発ずつ打てる数だ。

808 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 21:11:19 ID:0Wt2EBIN0
 僕は、その銃をもう手放したくなかった。いつでも殺人が出来るように……。
「さっきここに置きっぱなしにしたのはハズレだったな…。」
 僕は一人で呟くと、再び銃をズボンと背中の間に挟んだ。
 時計を見た。3時50分だ。まだ朝までには十分時間がある。

 コンコン。

 僕の部屋をノックする音が聞こえた。
「誰ですか。」
 やる気の無い返事を返す。
「あたしよ。」
 先程部屋に戻ったばかりの、真理の声だった。何か用事があるのだろうか。
 待てよ…?この機会を利用して真理を……いや、真理は最後だ。最後に皆が死んだ跡で、僕を裏切った事を後悔させるんだ。
 そして僕はいつもの“透”を演じるべく、優しく相手をした。
「真理か!?出歩くなって言われてるのに…危ないじゃないか!」
 ドアの中からそう言うと、部屋の鍵を開けた。そこには、寂しげな真理が立っている。僕は真理を招き入れ、ベッドに座らせた。
「ごめんなさい。どうしても一人じゃ怖くって。」
「そうか。俊夫さんに、春子さんを探しに行かせて悪かったね。」
「…ちがう…!そんなんじゃないんだってば…。」
 真理が必死に嘘を付き、誤魔化そうとする。まぁ僕にはどうでも良かったが。
「はは。そっかそっか…。ごめんね。」
 表では真理に優しく接し、裏では物凄い形相で睨んでいる。これが今の僕だ。
「分かってくれれば、良いのよ。それより、透…」
「なんだい?」
「………あたしが、もし犯人だったら、どうする?」


 …………………………………なんだ?
 真理は何を言っているんだ?意味が分からなかった。

809 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 21:24:32 ID:0Wt2EBIN0
「悪は悪だからね。許さないんじゃないかな。でも…そんな事ありえないから、良く考えられないや。」 
 僕は形だけ“透”らしい答えを返しといた。
「そうね…うん、うん。」
 真理は一人で何かに納得し、頷いている。
 何に納得したかは、僕には分からなかった。
「話し変わるけど…あたし、夢に見てる事があるの。それは、贅沢じゃなさそうにみえて、贅沢な夢。」
 真理が一人で語り出す。こういう語りを聞くと、中学校の修学旅行を思い出す。よく友達と好きな女について語り合い、夜更かししたものだ。
「なんだと思う?その夢って。……って、聞いてる?」
 真理が少し怒ったように言う。しょうがないから相手しようか…。
「…あ、ごめん。うん。聞いてた。えーと…夢か…。真理の事だから、横綱とか?」
 僕は軽い冗談を言ってみた。
「……。ええ、そうなのよ。横綱になって透をぶん投げに行こうと思ってたの。」
「おいおい勘弁してくれよ。」
「しません。」
「して。」
「しない。」
「してください。」
「してあげません。」
「お願いします。」
「お願いされません。」
 ………僕は……少し、楽しかった。
 けど、真理とこういう甲論乙駁的な冗談を交えるのも今夜が最後か。
 どんな事があろうと、僕の中で描いた結末を変える気はなかった。

 そうだ…忘れてた。殺さなきゃ…人を…。殺すんだ!

810 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 21:38:06 ID:0Wt2EBIN0
 僕の中の悪魔が激しく蠢き出した。なんだろう。人を殺したくてウズウズしてきた。
 もう目的なんて忘れているのかもしれない。何で殺したか、何で殺そうとしてるか、それすら見失いそうだ。
 だが、人を殺したい。あいつらが憎い。鬱陶しい。
 僕は再び行動を起こそうと、立ち上がった。
「…真理、ちょっと俊夫さんと香山さんが心配になってきた。様子を見て来て良いかい?」
「…大丈夫なの?透…。」
「大丈夫だよ。ちょっと見てくるだけだから。それより真理、何があっても、この部屋を出ちゃダメだ。絶対に。」
「…う、うん。」
「約束できる?銃声が聞こえてもだよ?」
「…分かってるわよ。でも……」
「ん?」
 僕があっさり聞き返すと、真理は恥ずかしそうに言葉に詰まった。
「……すぐに、戻ってきてね。」
「……あぁ。すぐ戻る。」
 そう言うと、僕はトビラを開け、部屋を出る。
 僕は軽い“仕事”を済ませたら、本当にすぐに戻るだろう…真理を殺しに。
 階段を下り、すぐにスタッフルームへ足を運んだ。…2人を、殺しに。
 そこには、天井裏や箪笥の中まで隅々調べている俊夫と香山さんの2人の姿があった。
 
「…!な、なんだ。透くんやないか。足音がしたから美樹本の奴が来たんかと……。」
「透くん、春子さんが見つからないんだ。丁度良いし、手伝ってくれないか?」
「そうですか…。手伝っても良いですよ。あ、香山さん。それから俊夫さん。一つ、言っておく事があるんですけど……」
「…?なんや?」

A:「春子さんに、会いたいですか?」
B:「美樹本さんが犯人じゃありませんよ。」
C:「僕が犯人です。」

811 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 21:42:13 ID:VVkyxFtUO
びぃ

812 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 21:57:08 ID:0Wt2EBIN0
B:「美樹本さんが犯人じゃありませんよ。」

 香山さんと俊夫は顔を顰めた。おそらく、僕が何を言いたいのか理解できなかったのだろう。
 そんな何も知らぬ2人を見回し、僕は少し笑ってしまった。
「何をゆうてん?まさかまだ春子が犯人とでも言うんか?」
「いいえ。」
「じゃあなんだ。美樹本と香山さんの奥さん以外に真犯人が居ると言うのか?」
「はい。そうです。」
 僕は淡々と、なんの面白みもなく答える。だが2人は驚きを隠せないようだ。
「なんだと!?」
「何ですか?」
 俊夫は言葉に詰まる。その額には大量の汗が滴り落ちていた。
「ありえない…!ありえないぞ!美樹本が逃げ出しているのが何よりの証拠だ。そうだ、美樹本はどこに行ったと言うんだ?答えてみろ。」
 俊夫の持論に熱が入る。だが僕は冷めたように答えた。
「あの、こちらからも質問して良いですか?」
「な、なんだ?」
「美樹本さんがどうして『生きてる』と思うんですか?」
「…地下室から消え、消えたから…だ。」
「そうですか。けど、残念です。それはハズレなんですよ。」
 僕は自分でも分かるぐらい不気味な笑みを浮かべた。まるで、内側に潜む悪魔が僕の顔に露呈されたかのような…そんな笑みだろう。
「な、な、な、な……何を言うんや!!ハッキリ言おうや!」
 香山さんが僕を急かす。
「…まだ分からないんですか。僕が、美樹本さんを殺しました。」

813 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 22:08:58 ID:0Wt2EBIN0
 空間が凍り付いた。今この部屋の空気は吹雪の外より寒いだろう。特に、香山さんと、俊夫にとっては…。
「……なんちゅう、こっちゃ………。」
「……何故美樹本を殺した。」
「簡単ですよ。美樹本さんの姿を完全に喪失させる事で、『犯人は美樹本さん』であると思わせるためです。ね?上手くいったでしょう?」
 僕はさも自慢げに言った。
「…まさか……!!狂ってる…お前は狂ってるぞ!」
「ははは。」
 自分でそう思う。だが、それを恥辱だとは思わない。寧ろ、誇るべきだ。
「…っちゅう事は……小林さんを殺したのも……」
「そう。僕ですよ。」
「…貴様ァア!!!オーナーをも手にかけやがったのか!!」
 俊夫が憤怒する。だが僕には知ったこったない。
「…ちょ…待てや!!は、春子を隠したのもお前やな!?春子はどうした!どこへ隠したんや!」
「そんなに春子気になるんなら……」

A:「案内しましょうか?春子さんの所へ。」
B:「会わせてあげましょうか?春子さんに。」
C:「話しましょうか?春子さんを殺した時の事を。」

814 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 22:10:31 ID:0Wt2EBIN0
「…地下室から消え、消えたから…だ。」
↑この表現上手く伝わらなかったらすまん。

815 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 22:12:13 ID:0Wt2EBIN0
そしてミス。
「そんなに春子気になるんなら……」
↑「そんなに春子さんが気になるんなら……」


816 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 22:28:04 ID:VVkyxFtUO
Cで。
表現伝わってますよ

817 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 22:55:22 ID:0Wt2EBIN
C:「話しましょうか?春子さんを殺した時の事を。」

 僕は香山さんに対し、艶笑しながら言った。物凄い、皮肉を込めて。
「こ……殺した?殺したやて…?春子を?…殺したん?春子を殺したんか?なぁ……。嘘や。嘘やろ?」
「香山さん、これは嘘じゃないですよ?だからさっきも言ったように、その時の事を詳しく話しましょうか?」
 香山さんは気が動転してる。精神障害に陥り、現実逃避を始めようとしているようだ。僕の話をもはや聞いていない。
 が、まだ俊夫は熱気に満ちた形相だ。
「…貴様、人を次から次へと殺しやがって…絶対に許さんぞ…。許さんぞ!!!!」
 その雄叫びと共に、俊夫がいきなり僕に向かって猛進してきた…!物凄い速さだ!
 が、僕も背中の銃に瞬時に手を回した!そして、猛進してくる俊夫に銃を突きつける!
 すると、それを見た途端、急に俊夫の足が止まった…。
「…!!!!!その銃も、貴様が………!?」
 僕は質問に答えなかった。
「……僕の真理を奪い、良くも僕に恥をかかせてくれたな。俊夫さん。そんなあなたともここでお別れだ。」
 そう言うと、僕は銃の引き金をゆっくりと引いた…。
「ま、待て…!!!!やめ―――!!」
「死ね。俊夫。」


 パァアアアアアン!!!

818 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 22:56:27 ID:0Wt2EBIN
 物凄い音だ。密室だから、先程の空砲より大きな音に聞こえた。
 僕は少し離れた位置から、俊夫の心臓部を狙い撃ちしたのだ。ある程度離れていたので、返り血は飛んでこない。
 そして、その後…俊夫はもう言葉を発する事なく、崩れ落ちた………。死んだのだ。
「…透くん。わしも殺してくれへんか。春子の居ない世の中、もう生きる意義っちゅうもんがないねん。」
 香山さんは、俊夫の死を目の当たりにしたのにも関わらず、物凄く冷静な調子で僕に話す。
「春子さんは良い奥さんでしたね。」
「ああ。わしに似合わず、とってもええ…女やった…で…。」
 段々と力が抜けていく香山さん。殺してくれと言ってるんだ。今すぐに殺してあげよう。
「それじゃ、早い所奥さんに会わせてあげますよ。」
「頼む…。」
「さようなら。香山さん。春子さんによろしくお願いします。」
 僕は再び、引き金を引く。

 パァアアアアアン!!!


 先程より若干高い音だった。僕は香山さんの頭を打ち抜いたのだ。
 香山さんの顔面は、原形を留めていなかった。スイカ割りで割られたスイカのような顔をした香山さんを、僕は暫く見つめていた。

819 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 23:05:32 ID:Izep/9xo
支援!


820 :名無しのオプ:2005/09/27(火) 23:07:16 ID:cToOxXXV
改行をもうちょっと上手くやるべきだと思います!

821 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 23:07:56 ID:0Wt2EBIN
 その時だった。

 ダッダッダッダッダッ!!

 ―――!

 誰かが階段を下り、こっちへ向かってくる。誰だろう…?僕は慌てて銃を背中に隠す。
 その足音が段々と近付いてきた。今は談話室辺りだろうか。
 軽い足取りでこちらへ進んでくる足音は、その瞬間ピタリと足音が止まった。

 そしてついに……僕は、その足音の主と対峙したのだ。
 
 その正体は、みどりさんだった。
 しばらく、僕とみどりさんは無言のまま見つめ合った。

「俊夫くん…香山さん………。…透くん。何があったと言うの。」
 みどりさんは、まるでこの事態を予想していたかのように冷静に言う。転がっている2つの死体にはまるで脅えていない。
「…みどりさん、これは…」
「誰がやったって言うのよ!!」
 みどりさんは急に感情的になる。その表情は、俊夫の死を確認し、辛さが滲み出ていたかのように見えた。
「これですか?それは…」

A:「犯人がやりました。」
B:「僕がやりました。」
C:「美樹本さんがやりました。」


822 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 23:11:46 ID:0Wt2EBIN
>>820 そうだよねぇ…改行酷いっすよね^^;後でアドバイスお願いします。ちなみに、またミスったし。見直してから投稿してるんだけどなぁ…。
×軽い足取りでこちらへ進んでくる足音は、その瞬間ピタリと足音が止まった。
○軽い足取りでこちらへ進んでくる足音は、その瞬間ピタリと止まった。


823 :こんな感じに:2005/09/27(火) 23:19:13 ID:cToOxXXV
その時だった。

ダッダッダッダッダッ!!

―――!

誰かが階段を下り、こっちへ向かってくる。
誰だろう…?
僕は慌てて銃を背中に隠す。
その足音が段々と近付いてきた。今は談話室辺りだろうか。
軽い足取りでこちらへ進んでくる足音は、その瞬間ピタリと足音が止まった。

そしてついに……僕は、その足音の主と対峙したのだ。
 
その正体は、みどりさんだった。
しばらく、僕とみどりさんは無言のまま見つめ合った。

「俊夫くん…香山さん………。…透くん。何があったと言うの。」
 みどりさんは、まるでこの事態を予想していたかのように冷静に言う。
転がっている2つの死体にはまるで脅えていない。
「…みどりさん、これは…」
「誰がやったって言うのよ!!」
みどりさんは急に感情的になる。
その表情は、俊夫の死を確認し、辛さが滲み出ていたかのように見えた。
「これですか?それは…」



A:「犯人がやりました。」
B:「僕がやりました。」
C:「美樹本さんがやりました。」

824 :申し訳ない名無しさん:2005/09/27(火) 23:21:39 ID:0Wt2EBIN
>>823
おうけい なるべく気遣ってみます!さんきゅ〜

825 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 00:08:16 ID:exEjVhvH


826 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 00:55:17 ID:Vih5/b2C
C:「美樹本さんがやりました。」

 僕は嘘を付いた。
 別に、これと言って深い意味は無い。
 単刀直入に全てを供述しても、会った瞬間に撃ち殺しても良かったのだ。
 だが、みどりさんの推理力がどの程度のものか…それに僕は興味があった。
 その推理力を見るために、僕は敢えてみどりさんを欺いたのだ。
「美樹本…さん!?…彼が、ここに現れたって言うの?」
「ええ…僕が俊夫さんたちを心配して、下に様子を見に行ったんです。その時には既に美樹本さんが居て…。
 僕はただ立ち竦んで、壁際で見てるしかなかったんですよ…。」
 僕は体を震わせながら言った。
 だが、みどりさんはまだ怪しんでいるようだ。
「つまり、透くんだけは美樹本さんに存在がバレなかったって事?」
「はい。」
「…おかしいわね。2発銃弾を撃ち込んだ後、何故透くんはすぐに2階に上がってこなかったの?」
「今、美樹本さんが消えたばかりなんですよ。」
「どこへ消えたって言うの?」
「そりゃ…そこの、裏口から外へ…。」
「裏口は鍵がかかっていて、壊しでもしない限り開かないわ。見た感じ、裏口のドアは壊れてないけど。」
「いや、間違えました。…正面玄関から逃げたんだった。」
「ありえないわ。私は銃声が鳴ってからすぐにここに来たのよ。正面玄関が開いた様子なんて全く無かった。」
 予想通り、みどりさんは中々頭の冴える人みたいだ。

「2つの死体がある部屋に、生きてる人間が1人…。そして、その1人が透くん。……美樹本さんは犯人じゃないわ。」
「…何が言いたいんですか。」
「考えたくなかったわ。透くん…あなたが、犯人なのね。」
「…………。」

827 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 00:55:52 ID:Vih5/b2C
 みどりさんはジワジワと後退りしながら僕を睨む。2階に上がろうとする気だ。
 そして、みどりさんは僕に背を向き、一気に駆け出そうとした!
「それ以上僕から離れたら、この銃で殺しますよ。みどりさん。」
「…な……!」
 みどりさんの逃げ足が止まる。
 僕はその止まったみどりさんに遠慮なく近付きながら喋る。
「見事なものです。僕の自供なしに僕を犯人だと当てたのはみどりさんが初めてですよ。」
「……全てが、透くんによる殺人だったのね…。美樹本さんはどうしたの…?」
「美樹本さんですか。殺しましたよ、一番最初に。」
「なんですって…!じゃあ、脱走したんじゃなくて……透くんが…?」
「はは。鋭いですね。その通りですよ。僕が鍵を開け、美樹本さんを殺し、外に埋めたんです。今頃冷たくなってるでしょうね。」
「なんて事を…!……俊夫くんやオーナー…それに、香山さん夫妻は何故…。」
 みどりさんの額に銃口を押し付けながら、僕は受け答えを続ける。
「もう答える意味がありません。何故ならみどりさん、あなたはこれからここで死にます。」
 みどりさんの顔色が一気に青くなる。
「……く!透くん…真理ちゃんがそれで喜ぶと思うの?あなたの彼女でしょ?」
「…みどりさん、あなたは何か勘違いをしている。」
「な、何…?」
「僕が一番嫌いな事…それは、真理の話をされる事なんだよ!!」

 パァアアアアアン!!!



 気付いたら、引き金を引いてた。
 みどりさんの首から上でほぼなくなっている。
 僕がみどりさんの首から上がなくなってることを確認すると同時に、そのみどりさんの首から下の体は、不自然な倒れ方で倒れた。
「さようなら、みどりさん。」
 僕はその無機的な声をみどりさんに手向けると、拳銃を右手に階段を上って行った…。

828 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 01:07:41 ID:Vih5/b2C
 残りの弾は4発。その弾数は、そのまま残りの殺人予定人数を示したいた。
 階段を上り終わると、僕は三人組が閉じこもってる部屋の前までやって来た。
 三人組の部屋は階段を上り終わったらすぐの所だが、僕の部屋からはかなり遠い所にある。
 僕は三人組の部屋のトビラの前に立ち、ノックをした後……

A:「透です!開けてください!美樹本さんが現れました!」
と言った。
B:「透です!美樹本さんに対抗すべく、武器を持ってきました!」
と言った。
C:「透です!真理と一緒にこの部屋に入れて下さい!人数が多いほうが安全です!」
と言った。

829 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 01:40:09 ID:OHlhGMaR
B!!!!!!!!

830 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 01:57:20 ID:smmWywr7
これは…悲しい結末になりそうだ…。
取り合えず気になって眠れないのが悲しいw

831 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 09:00:44 ID:xyqDl8Z1
B:「透です!美樹本に対抗すべく、武器を持ってきました!」
 と言った。

 三人組もさっきの銃声を聞いているはずだ。
 そして、その銃声を鳴らした人物を美樹本さんだと思い込んでいる。
 この状況で、味方である僕が、用もないのならともかく、武器を持ってきたと言って訪ねてきたら…?
 臆病な彼女たちの事だ。武器の一つや二つ欲しいと思ってたに違いない。快く向かえ入れてくれるはずだ。
 すると、中から可奈子ちゃんの声が聞こえてきた。
「……透さん?……無事なの?銃声が……聞こえたけど……。」
 その声は、もう生きた心地を感じさせないような声だった。
「僕は無事です…それより、武器を持ってきたんで開けてくれませんか?僕も長い間廊下に居るのは危険なんですよ。」
「でも……みどりさんに『誰が部屋に来ても開けるな』って…。」
 …?そんな事僕は聞いてないぞ…?
 さすがはみどりさんだ。良く状況を分かっている。
 多分、階段を下ってくる前に可奈子ちゃんたちに一声かけていったんだろう。
「じゃあ、武器を受け取るだけでも良いので、少しトビラを開けてください。」
 僕がこう言うと、中からヒソヒソと話声が聞こえてきた。 大方、僕を入れるかどうかの相談でもしてるのだろう。

832 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 09:19:44 ID:xyqDl8Z1
「透さん…本当に一人……?」
「本当に一人です。だから、廊下に居るのは危険なんですよ!早くトビラを…!」
「わ、分かったわ…。じゃあ少しトビラを開けるから、その間に武器を渡してくれる?」
「………分かりました。」
 これで、良いんだ。
 可奈子ちゃんが鍵を外し、そっと少しだけトビラを開く。10センチぐらいだろうか。
 僕は瞬時に、その隙間に銃声を差し込んだ…!
「…!!!」
 可奈子ちゃんはそれを見るや否や、慌ててトビラを閉めようとする。
 だが、銃が挟まってるトビラは閉まるはずも無かった。
 「ガタガタ」と銃とトビラがぶつかる音が響く。
「邪魔だよ、可奈子ちゃん。」


 パァアアアアアン!!


 トビラを閉めようと抵抗する可奈子ちゃんを撃った。
 可奈子ちゃんの体は、まるで浮いたかのように後方に吹っ飛ぶ。
「イ、イヤァアアアアア!!!」
 啓子ちゃんが今日一番の悲鳴を上げる。
 亜希ちゃんは、首の辺りからおびただしい量の出血をしている可奈子ちゃんを、ただただ見つめるだけだった。
「犯人は僕です。亜希ちゃん、啓子ちゃん。」
 僕は自己紹介でもするかのような調子で言った。
「そ、そんな…なんで透さんが…。」
「……人殺し!来ないでよ!!」
 亜希ちゃんと啓子ちゃんは部屋の隅に固まって手を握り合っている。良い顔だ。
 さぁ、どちらから殺そう?

A:可奈子ちゃん
B:啓子ちゃん

833 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 09:20:26 ID:xyqDl8Z1
「透さん…本当に一人……?」
「本当に一人です。だから、廊下に居るのは危険なんですよ!早くトビラを…!」
「わ、分かったわ…。じゃあ少しトビラを開けるから、その間に武器を渡してくれる?」
「………分かりました。」
 これで、良いんだ。
 可奈子ちゃんが鍵を外し、そっと少しだけトビラを開く。10センチぐらいだろうか。
 僕は瞬時に、その隙間に銃声を差し込んだ…!
「…!!!」
 可奈子ちゃんはそれを見るや否や、慌ててトビラを閉めようとする。
 だが、銃が挟まってるトビラは閉まるはずも無かった。
 「ガタガタ」と銃とトビラがぶつかる音が響く。
「邪魔だよ、可奈子ちゃん。」


 パァアアアアアン!!


 トビラを閉めようと抵抗する可奈子ちゃんを撃った。
 可奈子ちゃんの体は、まるで浮いたかのように後方に吹っ飛ぶ。
「イ、イヤァアアアアア!!!」
 啓子ちゃんが今日一番の悲鳴を上げる。
 亜希ちゃんは、首の辺りからおびただしい量の出血をしている可奈子ちゃんを、ただただ見つめるだけだった。
「犯人は僕です。亜希ちゃん、啓子ちゃん。」
 僕は自己紹介でもするかのような調子で言った。
「そ、そんな…なんで透さんが…。」
「……人殺し!来ないでよ!!」
 亜希ちゃんと啓子ちゃんは部屋の隅に固まって手を握り合っている。良い顔だ。
 さぁ、どちらから殺そう?

A:亜希ちゃん
B:啓子ちゃん

834 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 09:21:35 ID:xyqDl8Z1
>>832はミス…

835 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 09:28:16 ID:FD5oLY7v
B

836 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 10:07:20 ID:xyqDl8Z1
B:啓子ちゃん

 啓子ちゃんから殺そう。
 この子を先に殺しておかないとキャーキャー煩い。それに、なんとなく腹立たしい。
「なんで可奈子を殺したのよ!」
 啓子ちゃんが脅えながら言う。
「僕がその質問に答える義理はないんじゃないですか?」
 僕はニヤケながら部屋の入り口から、ジワリジワリと部屋の中に進んで行く。
「……私たちも、殺すの……?」
 亜希ちゃんの声は死を覚悟しているのか、かすれて聞こえにくい。
「…はい。殺します。」
「お願い……命だけは助けて…?なんでもするから…。」
 亜希ちゃんが必死に命ごいをし出した。
「絶対に、無理です。」
 亜希ちゃんはその言葉を聞くと、絶望感に押し殺され、とうとう泣き出した。
 そんな中、啓子ちゃんがいきなり叫び出す。
「何なのよ!真理さんを奪われた腹いせ?情けない人!」

 僕はピクリと止まった。
 こみあげる憎しみの矛先が全て啓子ちゃんに向いたのだ。
「……ちょうど良いや。啓子ちゃん、あなたから殺そうと思ってたんです。」
 僕は啓子ちゃんの胸元に銃口を当てた。
「…嫌よ…。嫌よ!!やめて!」
「おとなしく、死ね。」

 パァアアアアアン!!

 部屋中に血が飛び散る。
 啓子ちゃんは死んだ。弾丸が胸を貫通し、背中からも血が飛び散った。
 この部屋に、真っ赤な華が咲いたのだ。

837 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 10:23:45 ID:xyqDl8Z1
 今この部屋に居るのは、僕と亜希ちゃんだけだ。
 もう亜希ちゃんは何も抵抗しようとはしない。
 何をしても無駄だと言う事を分かっているんだろう。
「う…う……。」
 ただ泣いてるだけの亜希ちゃん。
 僕はそんな彼女にも容赦がなかった。
「亜希ちゃん。最後に何か僕に言っておく事はありますか?」
「……み、みんなを返して……。」
 僕は爽やかに笑うと、こう答えた。

「それは、出来ない相談ですね。」

 パァアアアアン!!

 同じ部屋に、3つ目の赤い華が咲いた。
 その華が僕には芸術に見える。
 僕は亜希ちゃんをも葬り去ったのだ。
 そして僕は、達成感を感じると、真っ赤な花園の部屋を後にしたのだった。


 ―――――残るは……後一人!!

838 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 10:57:43 ID:xyqDl8Z1


 ――――真理。



 僕は今から真理を殺しに行こうとしている。
 時刻はちょうど4時半頃だろうか。あるいはもっと経っているかもしれない。
 僕が待ち望んでいた、目標の達成はすぐそこにある……。
 それにしても、真理はあの何回もの銃声を聞き、何故飛び出して来なかったのだろう?
 僕が『絶対に出るなよ』と言ったからか?
 いや…真理の性格上そんな事は中々考えられない。
 物凄い正義感の持ち主だからだ。

 まぁそんな事はどうでも良い。早い所真理を…………。


 僕は大股で歩きながら、自分の部屋の目の前に来た。体が軽い。
 足音で真理も『誰かが部屋の前に来た』と気付いてるはずだ。
 部屋のドアノブを回してみる。
 やはり、鍵はかかっていた。

 僕はそこで静かに言った…

A:「君を殺しに来たよ。真理。」
B:「透だ。鍵を開けてくれ。」
C:「ルームサービスです。」

839 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 11:10:39 ID:3eN5u+sO
Bで

840 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 11:41:15 ID:xyqDl8Z1
B:「透だ。鍵を開けてくれ。」

 中から足音が近付いてくる。
「透…なの……?」
 トビラの中から真理の声が聞こえた。
 僕はまた銃を背中の方に忍ばせる。
「うん、僕だ。」
「………皆は…?」
「今からそれを説明する。開けてくれ。」
「…うん。」
 真理は鍵をはずし、ゆっくりとトビラを開いた。
 そこには、いつもの真理の姿があった。
 顔もスタイルも申し分ない、良い女だ。
 僕は、トビラの鍵を閉めずに部屋の中に入っていく。
 僕と真理は無言でたったまま、向き合っていた。

「―――透!」

 突然だった。
 真理が僕に抱きついてきたのだ。
 僕はあまりに突然の事に身動きが取れなかった…。
「良かった…………。」
 真理は何が良かったと言うのだろう? その疑問は声に出さなかったが、真理は続ける。
「透が、生きてて………。」
 な……。
「真理?」
 真理の顔を見る。その目には溢れんばかりの涙が映っていた。その涙は、僕の見た限り…本物の涙だった…。
「……銃声は…6発聞こえたから…無事なのは透だけなのよね…?」
「……あぁ。」

841 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 11:48:04 ID:xyqDl8Z1
 ペンション内唯一の生存者、真理と僕。
 そして僕は真理を殺し、ただ一人の生存者になろうとしていた。
 惑わされてはいけない…殺すんだ…!
「…後の方の3発の銃声は、凄く近い所から聞こえた……。可奈子さんたちが撃たれたのね?」
「……そうだよ。」
「今生きてるのは、あたしと透だけ……?」
「……多分。」

 なんだ。
 なんなんだ。
 …真理は本気で僕を……?
 いや、まさか…。真理はあいつの事が………

 僕は気になって仕方なかった。

「なぁ…真理、一つ忘れてないか……?」

A:「俊男さんも死んだのを。」
B:「僕が犯人である可能性を。」
C:「犯人がまだ生きている事を。」

842 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 12:53:49 ID:3eN5u+sO
Cで

843 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 16:40:04 ID:AA5mu/qk
ひょっとしてもうクライマックスで遅いアドバイスかも知れないけど、
いちいち引用して「ここは間違いです」とかレスする位なら、
一旦文章をテキストファイルに打って、確認してから投下すればいいと思う。

844 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 17:26:50 ID:Vih5/b2C
C:「犯人がまだ生きている事を。」

 安心しきってる真理。僕はそんな真理が忘れかけてそうな事実を突きつけた。
「…ええ、忘れてないわよ。」
 意外な返事が返ってくる。
 まさか、僕が犯人だとは全く思ってないのか…?
 これだけ人が死んでるのに、僕だけが無事なのに何も違和感がないのか…?
「それと、俊夫さんも死んだんだよ?」
 僕は追い討ちを掛ける。
「…分かってるわよ。」
 真理はそう言うと、少し僕から離れた。だが目線は僕から離さない。
 俊夫が死んだ事はあまり気になってないのか?それとも演技…?
「ねぇ、さっき夢の話をしたの、覚えてる?」
 そんな話も、あったっけな。
「…横綱のやつ?」
「あはは。あれは透の冗談でしょ。」
「そうだけど…。」
「あたしの本当の夢はね…」
「ん。」
「――――る事…。」
 真理は恥ずかしそうに何かを言う。だが良く聞こえない。
「聞こえないよ?」
「もう…なんでもない!」
「言ってよ。」
「…透と結婚する事。」

845 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 17:55:40 ID:Vih5/b2C


 ………なんだって?


「え?」
「もう言ってあげない。」
 …真理は…僕を?いや、でも……だったらあの時なんで俊夫の部屋に………。
 真理は僕が近くに居たのに俊夫と仲良くしてたじゃないか。
 僕を残して、俊夫の部屋へ向かった真理……。あれはどう説明が付く?
 もしかして俊夫が死んだからサブパートナーとして僕を…?そうだ!そうに決まっている!
 所詮僕はサブだ…。……真理は僕を良い様に利用しているんだ!!

 僕は何を思ったか、背中から拳銃を取り出す。そしてそれを右手に構えた。
 自分に我慢が出来なくなっていたのだ。
 真理に、初めて今の自分の素を見せる。悪魔の、自分を…。
「…!…透…なんでそれを……。」
「…その前に、聞かせてもらおうか。何故あの時俊夫の部屋に行った。僕が居たっていうのに何故だ。
 僕と結婚する事が夢なんて嘘なんだろう?本命の俊夫が亡き者になった今、偶々身近な僕を利用してるだ、お前は!」
「!!透、それは…ちが―」
「どう違うんだ?何が違う?僕の言ってる事が間違ってるのか?」
 真理は当然の如く、驚いてる様に…見えた…。
 が、真実は僕の予想を欺いた…。
「…やっぱり、透が犯人だったのね…。」
「…『やっぱり』?」
「…いつもと様子が違った。目つきは常に悪かったし、何か怖かったもの。でも…」
 真理は最初から…?

846 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 18:03:28 ID:Vih5/b2C
「嘘を付くな!僕が犯人だと分かってたなら、何故すぐ皆に言わない!」
「あたしは、信じてた。だから皆には何も言わなかった。それだけよ。」
「……そんな事を言った所で、僕がお前を見逃してあげると思ったかい?」
 僕は真理に近付き、銃口を真理の顎に当てた。
「いえ…思ってないわ。」
「さすがに利口だね。良く僕の事が分かっている。」
「…俊夫さんに着いて行っちゃったもんね、あたし…。」
「…黙れ。」
「透にそんな自分を許してもらおうなんて思わないわ。例えどんな“理由”があろうとも、ね…。」
「黙れ黙れ!!」
 そう言うと真理は目を瞑り、涙を流しながら言葉を続ける。
「…死ぬのは嫌だけど、あたしは透になら殺されても良いわ…。今まで、ありがとう…。」
 その真理の顔は、笑っていた。
「………!!」

 僕は真理の顎に銃口を更にグイと押し付け、引き金に指を当てる…。
 撃つんだ…。
 今撃たなかったら永遠に真理を撃てなくなる気がする。
 いや、それで良い…のか?
 何を考えている…!良い訳がない…!ダメだ。殺すんだ…。真理を…殺すんだ…!
 それが僕の…僕の指名…いや、本能だ!
 だが、どうしても気掛かりな事がある。
 それは、真理が死んでからじゃ絶対に解決しない事。
 僕は、それを今のうちに聞いておく事にした…。
「…真理。君を殺す前に一つだけ聞きたい事がある……」

A:「俊夫の部屋に行った本当の訳を教えてくれないか?」
B:「まだ、こんな僕の事が好きだと思えるかい?」
C:「俊夫と僕、本当はどっちが大事だったんだ?」

847 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 18:12:12 ID:exEjVhvH
('A`)

848 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 18:15:02 ID:fFpbQm7s
おお、俺が書き始めたヘンタイストーリーが
まともになってるじゃないか!

849 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 18:44:37 ID:5/tCUXYG
>>848
原因はおまいかw

850 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 18:48:47 ID:Vih5/b2C
A:「俊夫の部屋に行った本当の訳を教えてくれないか?」

 これだけは……これだけは、どうしても真理に聞いておかなきゃならなかった。
 僕はこの真意を知らぬまま真理を殺してしまえば、一生後悔するだろう。
 後悔するのはもうごめんだ。

「……。それは…………」
「……それは?」

 僕と真理は互いの目を見詰め合う。
 何故真理はそんなに言いにくそうにしてるんだ。
 言えない事なのか?

「!!!……あ!!透!危ない!!」
「!?」
 その時、真理の視線が僕の後ろに行くのを見届けたのと同時に、背後に人の気配を感じた。


 バギッッ!!!


 音だ。
 物凄い衝撃音だった。
 …その音がした数秒後に、僕に途轍もない激痛が走る…!!
 背中が、…痛い。
 僕の背中に何かが当たった。
 いや、これは当たったのではなく…殴られた?
 僕の体はガクンと跪いた。

851 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 18:54:13 ID:Vih5/b2C
「……やってくれるじゃないか。透くん。」
 …!!
 その声の正体が、僕には信じられなかった。
 何故なら、そう……僕が殺したはずの人間だったからだ。


 

 俊夫だ。
 金属バットを持った俊夫がそこには立っていた。



「俊夫…生きていたのかっ…!」
「透!!…俊夫さん!あなた……!」
 僕は顔を苦痛に歪めながら精一杯の声で言う。真理は俊夫に何か言いたそうだ。
 俊夫は僕を跪かせた事を喜ぶかのように笑った。
「はっはっは…危ない所だったよ。心臓を狙ったつもりだろうけど、弾は幸い急所を外れてね!」
「……。」
 僕には言い返す気力もなかった。
 背中が痛すぎる…。次第に意識も遠退いてきた…。
「…今すぐにぶっ殺してやりたい所だが…いくつか“今の”透くんに言いたい事があってね。」
 …“今の”?
「……“今の”ってなんだ。」
「…なぁに、すぐに殺してやるからとりあえず聞け。」
 そう言うと、俊夫は僕に撃たれた胸付近を片手で押さえながら言う。
 急所は外れたと言っても、かなりの致命傷のようだ。
「……透くんは、“かまいたち”、って聞いた事ないかな?」
「……」

A:「ある。」
B:「ない。」

852 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 19:06:48 ID:OhVDEeWH
( ゚∀゚)b

853 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 20:03:59 ID:Vih5/b2C
B:「ない。」

「…そうか。そりゃあ、分からないだろうな。自分が何故、こんな風になってるのかすらも。」
 俊夫は何を言っているんだ…。僕は言葉を理解するのがやっとだった。
 意識が飛びそうだ。だがここで気絶するわけにはいかなかった…。
「どういう事です。」
 俊夫は僕を無視して続ける。
「…19世紀半ば、ある生態研究者が日本の関東各地で『無差別に人を殺しまくる獣』がいる事を聞きつけ、“ソレ”を捕獲しようと試みた話を知っているかな。」
 19世紀?…随分昔の話だ。一体俊夫はそれを僕に言って何になると言うのだろう。
 朦朧とした意識の中で、僕は気絶し無い事だけを考えていた。
「その研究者は、一心不乱に“ソレ”を捕まえる事だけを頭に入れ、色々と対策を練った。
 そして捕獲作戦開始から半年後…7人の犠牲者は出たものの、その研究者は“ソレ”を捕獲する事に成功した。」
「…話が読めません。」
「まだ分からないのか。鈍感な男だな…。その研究者は、3年ほど“ソレ”の生態を調べたんだ。
 研究の結果、“ソレ”は非常に凶暴で、見るもの全てを恨み、殺したがるという性質を持っていることが分かった。」
 ……まるで今の僕みたいだな。
 …………今の、僕……みたい……?
 …!!
 まさか………!!!!!
 僕はハッとした。まさか俊夫は…!!!!!!!
「どうやら気付いてきたようだな。…“ソレ”は喜怒哀楽に偏りがあり、『怒』が感情の殆どを支配する。
 それが故に、同種族同士でも憎しみ合い、殺し合った。その結果“ソレ”は絶滅した…。」
 それを言い終わると、俊夫は自分の胸ポケットを探りまわり出した。何かを探している。
「だが、当然その研究者も“ソレ”の絶滅を予想していたのだろう。その研究者は“ソレ”の体液を細胞レベルで分解し、エキス状にし、保管したんだ。現代医学を生きる俺たちの為にな!」
「…………まさかお前………」
 僕はペンションで起こった一連の出来事の結末と、真実が、着実に見えてきた…。
 最悪の…信じ難い真実が……。
「その凶暴性と、同じ空間に居るだけで怪我をしそうな危険性を由来とし、形態もイタチと似てる事も踏まえ、研究者は“ソレ”をこう名付けた。」

「“かまいたち”……とな。」

854 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 20:15:12 ID:Vih5/b2C
「……馬鹿な……。」
「…驚いているようだな。そうだよ、お前にそのエキスを注入したんだ!!
 動物実験の結果からも分かったが、そのエキスを体内に注入すると、感情面は殆ど“かまいたち”の本能に支配される。あくまで、動物はな。」
「俊夫さん…それであなたは動物でなく、人間である透にそれを………!」
 真理が俊夫を睨み、話を続ける。
「その通りだ、真理ちゃん。動物実験じゃどうも明らかにならない点があってね。
 『理性にも勝てるか』と言う点だ。おかげさまで答えはハッキリしたよ、感謝する。」
「俊夫…お前……僕に…いつ……」
 僕は声を振り絞った。
「2回も体に取り入れさせたのに分からなかったのか?1回はお前の夕食のスープに入れた。2回目はお前が気絶してる間に、皆が見てない所で注射で打ち込んでやった。」
「……クソ!あの時か!」
「…そんな……それだけの事で…透を…。」
 真理はそれ以上言葉も出ない。
 僕は…俊夫に…………諮られたのか…。
「でも危なかったよ。お前がまさかここまでやるとはね。
 危うく、こっちも死ぬ所だった。今でも傷口が傷むぜ…。重傷だ。」
 俊夫の胸元からはまだ血が流れたいた。心臓は外れても、相当の傷であることに代わりはない。
「じゃあ、お前は…僕が殺人犯だと分かっていながらあんな…白々しいマネを…?」
「そうだ。あくまで実験が最優先だからな。見事な演技だったろ?みどりを失ったのは痛い。が……」
 俊夫は真理に近付く。
「俺には真理ちゃんがいる。こりゃ良い妻になりそうだ。くっくっく……。」
「……。」
 …真理は何も言わない。

A:「真理、何で何も言わないんだ!」
B:「真理を部屋に呼び出して何の話をした…!」
C:「…お前と例の研究者がどう関係するんだ!」

855 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 20:19:46 ID:exEjVhvH
('B`)

856 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 20:38:28 ID:Vih5/b2C
B:「真理を部屋に呼び出して何の話をした…!」

「…透、聞いちゃダメ!」
「真理は黙ってろ!」
「おいおい、真理ちゃんを責めちゃだめだぜ。真理ちゃんはお前の為に、俺と簡単な“取引”をしたんだ。」
「取引…だって?」
 …てっきり僕は、真理が自ら着いていったように見えたが、俊夫に逼られてたのか…!
「話を抽象的にはさせておいたがな。俺は真理ちゃんに自分が知っている事実を伝えたんだ。その時は“かまいたち”とは教えなかったがな。
 『透くんが今夜中に治療しないと治らない病気にかかっている』とだけ教えてやったのさ。」
「…詐欺師め。」
「勘違いするな。『今夜中に治療しないと治らない』と言うのは事実だぜ?」
「……それで、なんの取引をしたんだ。」
「…俺が透くんの病気を治す代わりに、俺と結婚を約束してくれる取引だ。」
「…………真理は、それに応じたのか。」
「もちろん、喜んで応じていたぞ。」 
「喜んでなんていない!!信じて、透…!
 …仕方が無かったのよ…あなたが不治の病気にかかっているなんて言われたら……。」
 真理は必死に否定する。
「真理ちゃん、そんな事言って良いのかな?この男は結局、このワクチンがなければ元の自分には戻れないんだぞ?」
「………!」
 俊夫が胸ポケットから漸く何かを取り出した。それはカプセル状の青い液体だった。例のワクチンだろう。
 真理は悔しそうな顔をしただけで、何も言わなかった。いや、言えなかった…のか。
「実に良い取引だった。俺は実験の『結果』が分かればその後はお前が“かまいたち”に侵されているのが治ろうと、治らなかろうとどうでも良いんだ。
 そしてその『どうでもいい』お前を利用し、真理ちゃんとの結婚も約束した。」
「……汚い。汚すぎる。」
「汚い?お前は人生に美学を求めて居るのか?等価交換の原則など今や全く通用しないんだよ。」

857 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 20:48:14 ID:Vih5/b2C
「…俊夫、お前は狂っている。お前の中の常識は人間として通用しない。」
「はっはっは。狂ってるのはお前のほうだ。殺人鬼め。」
「な…僕は…殺人鬼じゃ…」
「殺人鬼だよ、立派なね。」
「…違う。」
「お前は人を大勢殺した。一晩で。」
「…違う!僕じゃない!」
「…君なんだよ、透くん。」
 ……僕はもう今起きてることが現実なのか、夢なのか、またはゲームの中の世界なのか。それすら分からなくなってきた
 ただ、今起きてる事がなんだろうと、一つ確かな事がある。
 …それは………

A:僕は真理が好きだ。
B:俊夫を許してはならない。
C:朝が近い。

858 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 21:09:43 ID:5/tCUXYG
('A`)

859 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 21:33:47 ID:Vih5/b2C
A:僕は真理が好きだ。

 …今まで、自分の素直な気持ちを否定し続けていた。
 真理を殺そうとした時も、一思いに殺せなかった。心のどこかで拒絶していたんだ…。
 そして、それだけが“今の”僕の唯一の理性…!!
 最凶の生物“かまいたち”にも負けなかった、僕の感情だ…!
 僕は…真理が、好きなんだ!!
 真理をお前なんかに…お前なんかに、渡してたまるか!!
「真理、俊夫から離れろ!!」
 僕は背中の痛みを堪え、持ってる力の全てを振り絞り、手に握っていた銃の口を俊夫に向けた!
 僕の掛け声と同時に、真理は俊夫から離れる!
 そして、引き金を………!!
 気付いたら、僕の手から銃が転げ落ちていた。
 背中を強打され、腕の神経がおかしくなってしまっていたのだろう…。
 僕が持っていた銃は真理の目の前に転がった。
「…!!真理ちゃん、その銃をどうする気なんだ?」
「真理…、撃つんだ…俊夫を…!」
「でも、それは殺人…」
「そうだ!殺人だ!俺を撃つ事がどういう事だか分かるかい?自分の履歴に一生傷がつくんだ。」
 俊夫は真理を必死に説得する。
 だが、僕には背中が痛くて真理を説得するだけの気力がなかった…。
「…真理…。」
「真理ちゃん、殺すなら犯罪者のあいつだ!殺人犯を殺しても正当防衛にしかならない!それは“正義”だ!」

「………。」
 真理は微動だにしない。ただ、ずっと銃を強く握り締めている。
 僕はそんな真理に、最後の力で言った…

A:「真理、僕と結婚しよう。」
B:「“悪”だと思う方を撃つんだ。」
C:「後は、任せた…。」

860 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 22:09:44 ID:5/tCUXYG
('A`)

861 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 22:47:09 ID:Vih5/b2C
A:「真理、僕と結婚しよう。」

 僕は咄嗟にこんな事を言った。
 こんな場面で言う事じゃない事は分かっている。
 けど…意味深な言葉だって事は、真理に伝わっただろう…。
 だって、それは、つまり………………
「透…それって…あたしの“夢”を…叶えてくれるって事……?」
 僕は笑顔で聞き返す。
「…嫌かい…?」
「…まさか。」
 真理も笑顔でこう返してくれた。
 僕は、この真理の笑顔に、弱いんだった…。
「…二人で好き勝手に言いやがって。真理ちゃんは俺と結婚するって約束しただろ!」
 真理は笑顔から急に眉を顰め、子供みたいな事を言う俊夫に向き直った。
「俊夫さん…。あなたの医学センスや、研究しようとする姿勢…それは否定しないわ。
 でも、あなたは人間として間違っている。根本的な命の尊さを分かっていない。それじゃ研究する資格は無いわ。」
「何を言っているんだ。進歩に犠牲は付き物だろ?」
「あなたは『犠牲』の定義の範囲が広すぎるのよ。叔父さんたちも犠牲だって言うの?」
「…!オーナーを殺したのは、そこで寝ている殺人鬼だ…。俺じゃない。君も知っているはずだ。」
 真理は呆れ顔になった。その呆れ顔は、こみ上げてくる怒りを抑えているように見える。

862 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 22:48:09 ID:Vih5/b2C
「…何も分かっちゃいないわね。真の殺人鬼は、あなた自身よ。俊夫さん。」
「…なんだと。女だと思って言いたい放題言いやがって!それをよこすんだ…!」
 そう言うと俊夫は真理に掴みかかった!銃を奪おうとしている!
 だが真理は動かない…!
 このままでは…!
「真理、逃げろ…!!」


 パァァアアアン!!!


 近くで、銃声が聞こえた。これが最後の弾のはずだ。
 床を見てみる。血が飛び散っていた。
 真理が俊夫に銃を奪われ、撃たれたのか…?
 僕は、恐る恐る顔を上げる…。
 
 そこには

 真理が

 倒れている俊夫を

 見下しながら

 立っていた…!!

 撃たれたのは俊夫の方だったのだ!

863 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 23:06:46 ID:5/tCUXYG
支援

864 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 23:07:12 ID:Vih5/b2C
「俊夫さん…これがあなたの言う、『正当防衛』よ。」
 真理は捨て台詞のようにそう言った。
 すると、すぐに俊夫の死体を調べだす真理。
 そして、俊夫が死んだ事を確認すると、真理は俊夫の胸ポケットから何かを取り出した…。
「これ、ワクチンよね…。ワクチンって事は、その“かまいたち”のエキスはウィルス性のものなのかしら。」
「…そうだろうね。だから、俊夫は自分にそれを使うために持ってきたんじゃないかな。」
 僕はそう言うと、ふと窓の外を見る。
 あれほど強かった吹雪は止み、もう夜が明けようとしていた…。
「…透!これ、今夜中に使わないと治らないって俊夫さんが言ってたわ。早い所使いましょ。」
 その後、真理はそのワクチンを半分だけ僕の腕にそれを注射した。
 そして、その注射の針を紙で一度良く拭くと、自分の腕にもう半分を注射した。

 ――30分は経っただろうか…段々と僕の無意味な憤怒感もなくなっていった……。効果が出始めているようだ…。
 “かまいたち”という悪魔は、僕の中から徐々に徐々に…消え去っていったのだった……。
 今まで動いた分、疲労感がどっと出てくる。
「…………終わった。」
 一人で呟いた。隣には真理もいる。
「…そうね、あなた。」
「…あなた?」
「あら、結婚の件、ちょっと早すぎたかしら?」
 僕が、真理のその発言に顔を赤らめたのは言うまでもない。


 ――朝日が昇った。長い長い、そして、悪夢のような夜は終わったのだ。

865 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 23:08:22 ID:Vih5/b2C
まだ続くよ!待ってね!

866 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 23:13:40 ID:3eN5u+sO
はい、お願いします

867 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 23:21:08 ID:OQNZAgfE
まとめて読んだけど
面白すぎ。
続きも期待してる。

868 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 23:25:34 ID:RxYl4tB1
俊夫に寝取られた編からずっと読んでましたよ!
いや〜大化けしましたね。
感動のフィナーレ楽しみにしています。

869 :申し訳ない名無しさん:2005/09/28(水) 23:30:51 ID:Vih5/b2C
 蒼黒の夜は消え、赫燿の朝日が顔を覗かせたのだ。
 その遅すぎる顔出しに、僕は目を細めながらそれを見つめる。
 僕は真理に問いかけた。
「これから、どうしたら良いかな…。」
「あたしは、どんな所でも透についていく気よ。」
「またまた。」
「あら。本気よ?」

 小林夫妻、香山夫妻、可奈子ちゃん、啓子ちゃん、亜希ちゃん、みどりさん…。
 そして、犯罪者である美樹本さん。そして、この事件の黒幕…俊夫。
 殆ど善人だった…。僕が殺したのだ…。
 僕は、自分の余りにも理不尽な行動を振り返り、自分を心の中で責め続けた。
「透、自分を責めないで。原因は俊夫さんと“かまいたち”にあるわ…。」
「分かってる。分かってるけど……僕は、犯罪者なんだ。殺人をしたんだ。真理は、そんな僕についてくると言うのかい?」
「…透。俊夫さんを殺したのは、あたしよ。」
 …そうだった。
 その瞬間を見てなかったから、真理が殺したという実感が無かったのだ。
「――あたしと透、二人とも同じ犯罪者。」
「…真理…。」
「自分だけを責めないで欲しいの。お願い。」
「…ありがとう。」
 …真理の言葉に僕は深く頷き、僕は決意を胸に秘め、立ち上がった―――
「…真理、決めたよ。今から…」

A:「遠くへ…遠くへ行こう…。道のある限り。」
B:「外国へ行こう。この事件が公になる前に。」
C:「自主しよう。警察に全てを打ち明けるべきだ。」

870 :名無しのオプ:2005/09/28(水) 23:43:50 ID:3eN5u+sO
CがいいけどやっぱAかな

871 :申し訳ない名無しさん:2005/09/29(木) 00:05:37 ID:AZdJwI02
A:「遠くへ…遠くへ行こう…。道のある限り。」

「…よろこんで。」
 特に行く先は決まってなかった。ただ、ここから離れるべき…そう思ったのだ。
 警察へ自首するべきだとも思ったけど、僕は色々と調べたい事があった…。
 主に、この悪魔のエキスの源…“かまいたち”についてだ。
 俊夫が死んでしまった以上、これをどこで入手したのか、これを残した研究者と俊夫はどういう関係なのか、
 何故、大々的にこのペンションで実験を行ったのか…他にも未解決の謎が色々とある。
 これが……僕が殺してしまった皆に出来る、せめてもの酬いだろう…。
 僕は二度と、誰にもこの“かまいたち”に纏わる惨劇を繰り返して欲しくない。
 その為に、独自で調査をしようと思ったのだ。
 0からのスタート…膨大な時間がかかりそうなのは、言うまでもない…。
 それに、真理との今後の事もじっくり考えたい…そう思ったのだ。

 僕たちは荷物を持ち、玄関まで向う。
 ペンションを後にしようとしていた。
 
「あ、真理…最後にお願いがあるんだけど…。」
「なに?」
「この紙にさ、書いてくれないかな…『かまいたちは 去った』って…。」
「自分で書きなさいよ。」
「僕字が汚くて…。」
「あはは。」
「―。」

872 :名無しのオプ:2005/09/29(木) 00:10:37 ID:rC+MT3uN
今、書いてる人ってゲサロの一行スレにいた人だよね

873 :申し訳ない名無しさん:2005/09/29(木) 00:23:49 ID:AZdJwI02
 ――――――1週間後。


「いつまでテレビ見てるの。真理ちゃん特製のご飯出来たわよ。」
「あ、悪い悪い。今行く。」

 ――あの事件から1週間が経った。
 僕たちは少ない貯金を全部おろし、とある田舎の一軒家を安い賃金で借り、一緒に暮らしている。
 僕が俊夫に殴られた背中の痛みは、もう殆ど残っていない。 
 この1週間の間、“かまいたち”について少し調べてみた。
 どうやら俊夫の言った通り、本当に“かまいたち”は存在するみたいだ。
 “かまいたち”の殺戮本能は、一度覚えてしまったら二度と消える事はないらしい。
 まぁ……それは、人間も同じ事か。
 とにかく、漠然とした事しか分かっていなかった。
 まだまだ調査する必要があるな…。

 それより、さっき新聞でシュプールの事件が一面に取り上げられていた。
『警察は、殺人犯の2人の行方を全力で調査中』
『事故現場の玄関に、「かまいたちは 去った」との謎のメッセージ』
『専門家にこれを見せた所 この調査は打ち切りにした方が良いという意見も』
『そして、私たちはこの事件を謎のメッセージと、犯行時刻を絡めてこう呼んでいる――』


『“かまいたちの夜”と』


〜透の殺人編 完〜

874 :申し訳ない名無しさん:2005/09/29(木) 00:34:42 ID:AZdJwI02
>>872
そうだよー。学生の方ね、見れば分かると思うけどw

875 :あっちの学生でないほう:2005/09/29(木) 00:40:21 ID:+bPvO3Mo
>874
なんと!
私こそこんなとんでもない筆力ねぇっすよ。

876 :申し訳ない名無しさん:2005/09/29(木) 00:43:27 ID:AZdJwI02
うほあ…見ていてくれたのですね(笑)知識力の差を見せ付けられましたよ、あなたには^^;
俺の場合、所々、矛盾や意味の無い行動・発言が出てきちゃうんですよねー。長いと…。

877 :学生でないほう:2005/09/29(木) 00:55:35 ID:+bPvO3Mo
VXガスのくだりなんてテケトーにググッて出てきたのを拾い読みしただけですw
雑談や私信もなんなので私も何か書こうかと思います。…いつかw

878 :申し訳ない名無しさん:2005/09/29(木) 00:58:00 ID:AZdJwI02
発想凄いと思いましたよ、アレ(笑)あ、一つ聞かせて下さい。書くとしたらこの板ですか?

879 :名無しのオプ:2005/09/29(木) 00:59:47 ID:UVuEvjFA
GJ!すごく面白かった。
ダークなまま終わるかと思いきや、
ラストは2人幸せそうでよかった。

880 :申し訳ない名無しさん:2005/09/29(木) 01:05:46 ID:AZdJwI02
>>879 目を通していただきありがとうございました。
ダークな感じから一転し、ハッピーエンドでシメルのも意外性があって読者が驚くかなーって思いまして。笑

881 :学生でないほう→ゲサロの雪:2005/09/29(木) 01:15:54 ID:+bPvO3Mo
>878
A:「もちろんその通りです」
 僕は学生さんに言った。その時はゲサロの雪とでも名乗ろうかと思う。


882 :名無しのオプ:2005/09/29(木) 02:00:30 ID:rC+MT3uN
「ねえ、これからナイターに行かない?」
夕食が終わった後、真理が提案してきた。
「ええ?またやるの?」
かなり疲れていたぼくは、ちょっとうんざりしたような調子で言った。
「あら、透くん、今日は夜間も快晴でスキーには絶好の環境よ。
私たちも行こうかな?ねっ、俊夫くん。」
横からみどりさんが話しかけてきた。
「ああ、そうだな。
透くん、真理ちゃん、一緒にナイターに行こうぜ。」
俊夫さんが同調する。
…どうも断れないような雰囲気になってきたな。
ぼくは仕方なくナイターに行くことにした。

…数分後、ぼくたちが支度をしていると、
長身でガッチリ体型の髭面の男が話しかけてきた。
「やあ、君たち。今からスキーかい?」
「ええ、今日は天気が安定していますからね。」
「そうかぁ、じゃあ僕も一緒に行って良いかな?」
「ええ、いいですよ。」
ぼくは即答した。
人数は多い方が楽しい。
「僕の名前は美樹本洋介。よろしく。」

支度が終わると、ナイターに行くメンバーが正面玄関に集合した。
ナイターに行くことになったメンバーは、
ぼく、真理、みどりさん、俊夫さん、美樹本さんの5人だ。
さっきまでは嫌々だったが、なんだかワクワクしてくる。
「じゃあ、叔父さん、行ってくる。」
真理が小林さんにそう言うと、ぼくたちはペンションからスキー場へ向かった。

883 :名無しのオプ:2005/09/29(木) 05:21:37 ID:JT5p5R9p
>>882
続きは?

884 :申し訳ない名無しさん:2005/09/29(木) 09:04:41 ID:AZdJwI02
お、新しいストーリーが出来てるね。ガンバ!

885 :名無しのオプ:2005/09/29(木) 14:50:39 ID:zxVaRVz3
ゲサロの自慢はもういいよ。
お前ら二人揃って荒らしの自覚無さ杉。
何が ゲサロの雪 だよ。恥さらしが。
せっかく凄い実力なのに、これじゃ支援できねーじゃん。

886 :名無しのオプ:2005/09/29(木) 14:51:26 ID:zxVaRVz3
と思ったらあっちで誤爆か。ちょいワロタ。つか、和んじまったじゃねーか。

887 :名無しのオプ:2005/09/29(木) 16:59:52 ID:cJKYvqJ7
いや、俺は応援してるよ
ガンガッテ!

888 :名無しのオプ:2005/09/29(木) 21:09:34 ID:HR7R1RdG
>>880
遅レスだけど学生さん乙でした!

889 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 00:45:39 ID:RAWmpuC0
「それじゃあ、少し休んでからまた、ね」
ペンション・シュプールでの和やかな夕食が終わってから、僕と真理はそれぞれの部屋へ
一旦戻ることにした。30分ほど休んでから再び談話室へ行って
オーナーである小林夫妻が焼き上げるケーキをご馳走になろうということになったのだ。
「うん、それじゃ後で」
真理の微笑みに僕も笑顔で応え、彼女が部屋に入っていくのを見届けると
僕も自分の部屋のドアを開けた。

だが、僕は部屋に足を踏み入れることができなかった。
…何だ、これ?
夕食前、小林さんに案内されて荷物を置きに来たときには何ら異常のない
よく手入れされた綺麗な部屋だったのに。

今、僕の部屋は…

A:窓ガラスが割られていた
B:荷物が荒らされていた
C:ベッドカバーが切り刻まれていた

890 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 01:02:43 ID:qpXLcJ4M
Cで

891 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 01:08:17 ID:es2t3Ci4
一人だけが書くんじゃなくて
色んな人が参加してほすぃ。
別にハイレベルな文章である必要はないよ!

892 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 01:12:46 ID:RAWmpuC0
C:ベッドカバーが切り刻まれていた

真っ白な清潔そうなベッドカバー…それが無残にも切り刻まれている。
僕は何も考えられないまま、ゆっくりとベッドに歩み寄り、それを手に取った。
はさみで丁寧に切られたような綺麗な切り口で、切れ端のほとんどは
綺麗な三角形の形をしているようだ。

夕食前に部屋を出て行くとき、僕は部屋の鍵をかけただろうか?
…かけたような気もするし、真理が早く早くと急かすので忘れたような気もする。
しかし、例え鍵をかけなかったとしても誰がこんないたずらをするのだろう。
他人の部屋に入り込み、ベッドカバーを切り刻んで喜ぶ『誰か』を想像して
僕は不思議な不気味さを感じた。

僕はわけのわからないまま…

A:他の荷物に異常がないかチェックした
B:小林さんに相談するため談話室に向かった
C:真理に相談するため隣の部屋に向かった

893 :>>890 じゃあ遠慮なく:2005/09/30(金) 01:19:43 ID:NWI10GW4
C:ベッドカバーが切り刻まれていた

 とんでもない事になっている。ベッドカバーが見るも無残に切り刻まれていたのだ。
 僕の部屋は羽毛があちこちに散らかっていた。
 一体誰がなんの為にこんな事を…。
 と、そこへ廊下の方で足音が聞こえた。僕の部屋のほうへ向かってきている。
「透!あたしの部屋のベッドが……って…透も!?」
「なんだって…!?」
 真理だ。
 どうやら真理もベッドカバーが切り刻まれていたようだ。
 おそらく、この分だと全員のベッドカバーが…。
 だが、まだこの事実を知っているのは僕と真理だけだ。
 どうするべきだろう…?

A:皆の部屋も確認する
B:小林さんに知らせる
C:こういうベッドも良いじゃないか

894 :すまん。被ったw:2005/09/30(金) 01:20:26 ID:NWI10GW4
>>893は気にしないでw

895 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 01:23:39 ID:es2t3Ci4
>>892
Cで

>>893も面白かった!
次も書いてくれ

896 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 01:26:08 ID:XJPTvEfR
Aで

897 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 01:43:12 ID:RAWmpuC0
C:真理に相談するため隣の部屋に向かった

「真理…僕だけど」
控えめに数回ノックしながら名乗ると、部屋の中から声がした。
「透? 今ちょっと手が離せないの。開いてるから入って」
お言葉に甘えてドアを開けると、真理はどうやら鞄から明日の着替えを
取り出していたところのようだ。ベッドの上に綺麗に畳まれたセーターやジーンズがある。
「あんまりじろじろ見ないでよ、もう…どうしたの?」
「あ、ごめん」
謝りながら僕はどう説明したものか考える。だが、もともと頭の回転が速いほうではない…。
ここは直球で伝えることにした。

「実は、僕の部屋のベッドカバーがめちゃくちゃになっているんだ」
「え? 何それ」
真理は眉をひそめて聞き返す。理解してもらえなかったようだ…。

A:実際に見てもらった方が早い。僕は真理に部屋に来てもらうことにした
B:小林さんにも相談したい。僕は真理を連れて談話室に向かった
C:説得力を与えるためだ…僕は真理に一歩近づき、彼女の目を覗きこむようにした

>>893
自分だけじゃ行き詰まりそうなのでどんどんお願いしますw

898 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 01:48:11 ID:bUdyrjSK
Aで!!

899 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 02:05:35 ID:RAWmpuC0
A:実際に見てもらった方が早い。僕は真理に部屋に来てもらうことにした

「うーん、上手く説明できないんだけど…とにかく僕の部屋へ来てくれないか?」
「え? いいけど」
真理はあっさりと承諾して立ち上がる。僕らは部屋から出るとそのまま隣の
――僕の部屋へと向かった。
「言っておくけど、変なこと考えないでよね」
ドアに手をかけた僕に釘を刺してくる真理。失礼な、これでも僕は紳士のつもりだ。
「そんなわけないじゃないか」
言いながらドアを開け、先に立って部屋に入る。

「うわ…」
後から足を踏み入れた真理が声をあげる。
「めちゃくちゃだろ? 夕食から戻ったらこんなになってて、どうしてこんなことに
 なってるんだか…真理?」
ベッドカバーを手で示しながら話していた僕は、ふと真理の顔色が悪いことに気付いた。
血の気が引いたとでも言うのだろうか、真っ青な顔で口元を抑えている真理は今にも
倒れそうだ。さっきまであんなに元気そうだったのに。

僕は…

A:「真理、大丈夫か?」心配になって思わず真理に尋ねた
B:「食堂に行くときに鍵をかけたかも覚えてないんだよ」とりあえず自分の話を続けた

900 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 02:37:11 ID:qpXLcJ4M
Aで

901 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 03:11:11 ID:RAWmpuC0
A:「真理、大丈夫か?」心配になって思わず真理に尋ねた

真理の体は小刻みに震えている。
僕の声も耳に入っていないようだ。
「真理?」
僕は彼女の両肩に手をかけ、ほっそりとした体を軽く揺さぶった。

次の瞬間、僕の両手は物凄い勢いで振り払われた。
真理がバスルームに飛び込む。
「真理? どうしたんだ?」
僕が慌てて後を追うと、彼女はバスルームの洗い場でへたり込んでいた。
僕の部屋のバスルームは、ここに到着してから一度も使っていない。
塵一つ落ちていないバスルームで、真理ががたがたと震えている。ちょっと異様な光景だった。
「どうしたんだよ、急に…」
ゆっくりとかけた言葉に、真理が振り向いて僕のことを見上げた。
「あの人も、ベッドカバーを切り裂いて死んでいたのよ」
「何だって?」
真理の口から飛び出した突拍子もない言葉に、僕の目は点になった。
「自殺したの。この部屋で、ベッドカバーを切り裂いて、このバスルームで首を切って」
真っ青な顔で、今にも泣き出しそうな顔のまま、真理は話す。
「もうずっと前だけど、確かにこの部屋で、自殺したの…」

コンコン、という音。真理の部屋のドアを叩く音だ。
「あの〜…ケーキが焼けましたけど、どうしましょう?」
従業員のみどりさんだ…。
もし、本当にこの部屋で自殺事件があったとしたら、みどりさんももちろん
その話を知っているはずだ。
僕はバスルームから出ると部屋のドアから顔を出した。

A:「みどりさん、ちょっと…」僕はみどりさんに部屋を見てもらうことにした
B:「すいません、後で真理と行きます」僕は真理の話を聞くためみどりさんを追い払った
C:「みどりさん、小林さんを呼んでもらえませんか?」ここぞとばかりに真剣な顔で頼んだ

902 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 04:12:05 ID:LCjCK2lY


903 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 05:17:02 ID:RAWmpuC0
C:「みどりさん、小林さんを呼んでもらえませんか?」ここぞとばかりに真剣な顔で頼んだ

「え? 小林さんをですか?」
「とても大事な用なんです、急いでください、お願いします」
僕は普段真理に『頼りない』とからかわれている顔で精一杯真剣な表情を作る。
「はぁ…分かりました。ちょっと待ってくださいね」
そう応えると、みどりさんは首を傾げながら談話室へと走って行った。
ぱたぱた、とのん気な足音が遠ざかる。どうやら僕の表情はあまり
真剣なものにとってもらえなかったようだ。

真理はまだバスルームから出てこない。
自殺した、と真理は言った。バスルームで、首を切った。
この、僕が泊まることになっていた部屋で。
…そんな部屋に泊まることになっていたなんて、あまりいい気持ちがしない。

「透君、どうしたんだ?」
廊下から足音と共に小林さんの声が聞こえてくる。開けっぱなしだった部屋のドアから
小林さんの顔がひょいと部屋を覗き込み――

切り刻まれたベッドカバーを見て、真理と同じようにさっと顔色を変えた。

A:「困りますよね、こんないたずら。あはは」とりあえず笑ってみた
B:「真理は…バスルームです」僕はわざと沈痛な表情で言った
C:「小林さん、自殺って何ですか」ストレートに切り込んだ

904 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 06:17:33 ID:Heo6AFtX
Cで

905 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 06:18:16 ID:qpXLcJ4M
Cで

906 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 09:16:47 ID:qpXLcJ4M
イッツミラクル

907 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 09:43:25 ID:XbdW2AbK
C:「小林さん、自殺って何ですか」ストレートに切り込んだ

「え?なぜ知ってるんだ」
小林さんはさっと青くなった。
「真理に聞きました。この部屋で、自殺した人がいるそうですね?」
「た、たしかに。もうずいぶん昔のことだが」
「そのときも、ベッドカバーはこんな風に切り裂かれていたんですか?」
「そうだ、これは、あのときとまったく同じ形なんだ・・」
小林さんまでがたがた震えだした。当時のことを思い出してしまったのだろうか。
僕は

A:「こんなイタズラをする人は許せない」
 怒りに燃え、犯人を見つけることを決意した。
B:「なんだか気味が悪いから、部屋を変えてください。
 あき部屋がないなら、誰かと相部屋になってもかまいません」
 真理と相部屋になれる可能性があるかもしれないと思い、そう言った。

908 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 10:48:02 ID:XJPTvEfR
ここは透らしくAで

909 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 12:13:49 ID:4k4h7w44
A:「こんなイタズラをする人は許せない」
 怒りに燃え、犯人を見つけることを決意した。

 誰かが自殺したというのも決して気持ちの良い話じゃないが、それ以上にこんな事をする人の悪趣味さに腹が立つ。
 一体誰だろう?
 僕と真理、みどりさんと俊夫さん、それと美樹本さんの5人はナイターに行っていたから(>882参照)除外していいだろう。その後みんなで遅い夕食(>889)を取った時も一緒だった。
 …そういえば、ナイターでは結局僕だけが下手でみんなに迷惑をかける事になってしまった。…あんまり思い出したくない。
 ともかく、ナイターに出発する前に部屋に侵入したのなら他の人でも犯行(というとちょっとおおげさだが)は可能だろう。しかし、雪まみれになって一人ミジメな思いをする僕を気遣ってくれた俊夫さんやみどりさん、美樹本さんを疑いたくはない。…また思い出してしまった。
 とにかく犯人は…

A:自殺事件を知っている誰かに違いない。
B:自殺の件とは全く無関係に別の意図があるのでは?


910 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 13:14:26 ID:VpWNb5wt
A!

911 :すまん。被ったw:2005/09/30(金) 13:28:35 ID:NWI10GW4
A:自殺事件を知っている誰かに違いない。

 …そうに決まっている。と言うか、そうとしか考えられなかった。
 大体、こんな偶然が有り得るだろうか?
 自殺が他の部屋で行われたならまだしも、僕の部屋である以上、これは自殺事件となんらかの関係を持っている人がやったに違いない。
 僕は一人で確信した。
 それと、一つ気掛かりな事があった。
 それは…

A:これは本当にイタズラなのか…?
B:過去の事件は、本当に自殺だったのだろうか…?
C:果たして僕は、この部屋で無事に過ごせるのだろうか?

912 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 13:29:14 ID:NWI10GW4
あ。名前が orz

913 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 13:54:00 ID:qpXLcJ4M
Aで

914 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 14:20:54 ID:faLslYH3
この調子だとすぐに950いきそうだけど、新スレどうするの?
>>1-6見るとこのスレ立ったのは一年以上前で、
テンプレ作り直す必要もありそうだけど。

915 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 18:43:49 ID:nubXCe6f
前スレも今スレもここの>>1氏が建ててるんだけど、今も見てるのかな?
とりあえず、シナリオは980あたりまでなら進めておいていいと思う。
その時点で誰も建ててなかったら俺が宣言して建てるよ。

916 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 21:36:39 ID:pFV4ndIF
A:これは本当にイタズラなのか…?

過去に人が死んだ部屋で、人が死んだときと全く同じ状況を作り出す。
ただのイタズラにしては悪質すぎるのではないだろうか。
…これは、何か明確な目的を持って行われた行為ではないだろうか?
僕は必死で考える。

小林さんは恐る恐るといった様子でベッドに近寄り、三角形に切られたカバーを
手に取って薄気味悪そうに見つめている。
真理は…まだバスルームか。もしかしたら腰でも抜かしてしまったのかも知れない。
…あの勇ましい、度胸のある真理があんなに震えているところを見たのは初めてだな。

それにしても

A:自殺した人は誰だったんだろう
B:死体を発見した人は誰だったんだろう
C:どうしてそんな部屋に僕を泊める事にしたんだろう

917 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 21:44:43 ID:NWI10GW4
これって勝手に自分で選択肢選んで書き始めちゃダメかな?

918 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 22:01:53 ID:LCjCK2lY
>>917
いんでない?そのほうが書きやすいと思うし。

919 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 22:08:15 ID:1oJUy9wG
>>917
自分も構わないと思う。
途中で枝分かれした話が同時進行してた流れって、前にもあったはずだし。
ただ、アンカーは忘れずに入れてくれないとロムが混乱するので注意してね。

920 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 22:09:21 ID:NWI10GW4
A:自殺した人は誰だったんだろう

 まず僕がこの事件の真相を明らかにする上で、絶対に知っておかなければならない事。
 一体、この部屋で誰が自殺したと言うんだろう。
 それに、死因は?自殺した理由は?何でわざわざここで?
 僕が知らない事はまだたくさんある。

 真理のあの脅え様からして…真理と無関係者ではなさそうだ。
 真理なら何か知っているかもしれない…。僕はそう思った。
 かと言って、唐突に聞くのもなんだか可哀想だ。
 ここは…

A:「真理、大丈夫かい?」
 真理を宥めてから聞く事にしよう。
B:「真理、何でそんなに震えているんだい?」
 それとなく聞いてみた。
C:「…」
 とても真理には聞けない。小林さんに聞こう。

921 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 22:10:12 ID:NWI10GW4
>>919 OK...

922 :名無しのオプ:2005/09/30(金) 23:25:45 ID:fFZfdVbt


923 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 01:00:30 ID:/rCYCnya
>>882の続き

全員が車に乗り込んだ。
運転手はぼくだ。
エンジンをかけ、車を発進させる。
みどりさんの言ったとおり、外は穏やかな雰囲気だった。
夜空には星が美しく瞬いている。
他愛もない世間話などをしながら車を走らせていると、
あっという間にスキー場に到着した。
「早速始めましょ。」
真理が素早く準備を済ませた。
「ちょっと待ってよ!」
ぼくは慌てて付いていった。

ぼくたちは、しばらく各自でスキーを楽しんだ。
「そろそろ終わりにしようよ、昼間もやったし、さすがに疲れたよ。」
ぼくは真理に懇願した。
「しょうがないなぁ。」
真理はしぶしぶ了承してくれた。
「俊夫さん!そろそろ帰りましょう!」
ぼくが声をかけると、俊夫さんとみどりさんも疲れた様子でこちらへ向かってきた。
「あれ?美樹本さんはどこに行ったんだろう?」
「そういえば、自主行動になってからずっと見かけないな。」
俊夫さんが首をかしげながら言った。
そのまま帰るわけにもいかず、ぼくたちは二手に分かれて
美樹本さんを探すことにした。

924 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 01:13:56 ID:/rCYCnya
>>923の続き

…それからぼくたちは30分ほど美樹本さんを探し続けたが、
見つけることはできず、車の前に集合していた。
「どうしよう?警察に連絡するしかないのかな?」
真理が不安そうな表情で言う。
「うーん、それしかなさそうだな…。」
そんな話をしていると、遠くから大声がした。
「おーい!みんな、来てくれ!」
その声の主は美樹本さんだった。
「一体どうしたんですか、突然いなくなっちゃってみんな心配してたんですよ。」
ぼくはちょっと抗議するような調子で言った。
「いやあ、すまんすまん。
それより、凄いものを発見したんだ!
ちょっと来てくれよ!」
美樹本さんはかなり興奮しているようだった。
「凄いものって何ですか?」
「来てみれば分かる。」
その台詞を聞いたぼくは…、

A. 「それが何なのか教えて下さい、そうでないと行けませんよ。」
B. 「分かりました。」
   これは凄いことに違いない、好奇心の強いぼくは即決した。
C. 「嫌です。」
D. 「ちんちんシュッ、シュッ!」

925 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 01:21:10 ID:0+pOgSgc
>>920 C:「…」 とても真理には聞けない。小林さんに聞こう。

僕は決心すると小林さんに話しかけた。
「あの、ここで自殺した人ってどんな人だったんですか?」
「え?」
小林さんはまだ頭が混乱しているのか、どこかぼんやりしているみたいだ。
「ああ、自殺したのは…ペンションのお客さんだ。
 スキーシーズンの単独客は珍しくなかったし…まさか自殺するとは思っていなかったから」
言いながら手に持っていたカバーの切れ端をベッドに戻す。
「男の人ですか? 真理は『首を切った』と言ってましたけど」
「いや、女性だ。そう…バスルームで首を切っていた」
そこまで話して、急に小林さんは訝しげにこちらを見る。
「透君、どうしてそんなことを気にするんだ?」

A:「そりゃ、気になりますよ」軽く流した
B:「今回のことが、過去の自殺と関係あるかも知れません」重々しく言った

926 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 01:27:58 ID:MEE0YO15
B!



927 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 01:31:55 ID:MEE0YO15
>925の続き
B:「今回のことが、過去の自殺と関係あるかも知れません」重々しく言った

 僕はこの部屋で寝泊りしているのだ。気にならないわけがない。しかし、それ以上にこの部屋にそれを再現したのが気にかかる。
「小林さん…その女性がどういう方だったんですか?」
「あ、いや…その、えーと、女性ね…その…なんと言えばいいか」
 急に小林さんの答えが要領を得なくなった。
「自殺したのはいつの話なんですか?」
「ええと…もう7年前になるかな?」
「なぜ?どうして自殺を?」
「あ、いや、その…あーなんで、といわれても…」
 どうもおかしいな。一体なんだっていうんだ?
「その人は、次郎さんの前妻だった方です…」
「きょ、今日子!?どうして…」
 いつの間にか小林さんの奥さん、今日子さんが入り口に立っていた。
「…前…妻?」
 僕はバカのように聞き返した。
 前妻というのは、前の妻と書く。つまり、今日子さんは後妻だという事か?
 しかしさっきペンションの客って…。
「そういえば…あの日もこんな風に吹雪いていましたね…」
 今日子さんは懐かしいものでも見るように窓の外を見た。雪がほとんど真横に流れてゆく。相当ヒドイ吹雪になりそうだ。

928 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 01:32:48 ID:MEE0YO15
>927の続き
「今日子、その話は…」
「あなた。隠し立てしてもしょうがないでしょう。私は、次郎さんと浮気をしていました…。それを苦にして、あの人、真奈美さんは自殺を…。スキー客のふりをして、次郎さんを見張っていたんでしょうね…。
 真理ちゃんをよく可愛がっておらる方ですた…。お母さんを早くに亡くした真理ちゃんにとって、真奈美さんは母親代わりのような存在だったんでしょうね…、それを、私が奪ってしまったんです…。
 真理ちゃんにとっては、思い出したくない事でしょう…」
 そんな。
 あの人のよさそうな小林さんが奥さんに隠れて浮気をしていたなんて。そして、その人が真理にとって母親のような人で、この部屋で自殺していたなんて。
 いきなり重い話をされ、僕も沈黙さぜるを得なかった。
 が、それでも聞かずにおれない事はある。
 それは…

A:「どうして僕をこの部屋に泊めたりしたんですか?」」
B:「その人はなぜベッドのシーツを切ったりしたんですか?」
C:「今日子さん、小林さんのどこが良かったんですか?

929 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 07:06:00 ID:k973FDfB
>>924Bで
>>928Bで

930 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 15:39:43 ID:K/UAtslE
>>928の続き
B:「その人はなぜベッドのシーツを切ったりしたんですか?」

 自殺をした理由や、誰が死んだかはもう分かった…。
 けど、これがどうも引っかかる。
 自殺をするのに、わざわざシーツを切り刻む必要があったのだろう。そして、何故三角形に…?
 大体、バスルームで首を切って自殺したならば、ベッドのシーツは関係ないじゃないか。
 僕は不思議に思い、小林さんに聞いてみたのだ。
「…透くん、そればかりは私も良く分からんのだよ…。」
「本当ですか?」
「…ああ、本当だ。」
 返ってきたのは意外な答えだった。…オカシイ。
 死んでしまったとは言え、小林さんの前の奥さんだ。
 小林さんが知らないはずはない…僕はそう思っていた。
 だが、小林さんの顔を見る限り、嘘を付いてるようには思えない。
 いや…それとも、ただ単に演技をしてるだけか?僕に知られてはならない事を隠してるだけか…?

 …どうしても気になる。
 ここは…

A:「……分かりました。」
 小林さんの顔色も悪いので、諦める。
B:「今日子さん…話してくれますよね?」
 今日子さんなら何か話してくれると思ったのだ。
C:「…本当に、自殺…だったんですか?」
 僕は、突拍子もない事を考え付いた。

931 :訂正:2005/10/01(土) 18:43:55 ID:K/UAtslE
>>928の続き
B:「その人はなぜベッドのシーツを切ったりしたんですか?」

 自殺をした理由や、誰が死んだかはもう分かった…。
 けど、これがどうも引っかかる。
 自殺をするのに、なんでわざわざシーツを切り刻む必要があったのだろう?そして、何故三角形に…?
 大体、バスルームで首を切って自殺したならば、ベッドのシーツは関係ないじゃないか。
 僕は不思議に思い、小林さんに聞いてみたのだ。
「…透くん、そればかりは私も良く分からんのだよ…。」
「本当ですか?」
「…ああ、本当だ。」
 返ってきたのは意外な答えだった。…オカシイ。
 死んでしまったとは言え、小林さんの前の奥さんだ。
 小林さんが知らないはずはない…僕はそう思っていた。
 だが、小林さんの顔を見る限り、嘘を付いてるようには思えない。
 いや…それとも、ただ単に演技をしてるだけか?僕に知られてはならない事を隠してるだけか…?

 …どうしても気になる。
 ここは…

A:「……分かりました。」
 小林さんの顔色も悪いので、諦める事にした。
B:「今日子さん…話してくれますよね?」
 今日子さんなら何か話してくれると思ったのだ。
C:「…本当に、自殺…だったんですか?」
 僕は、突拍子もない事を考え付いた。

932 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 18:50:43 ID:MEE0YO15
無責任にCと言ってみる。

933 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 19:08:57 ID:PYSD34eI
C:「…本当に、自殺…だったんですか?」
 僕は、突拍子もない事を考え付いた。

「それは…」
小林さんが言葉を濁す。
「きっと殺人だったのよ!」
叫ぶような声が後ろから聞こえた、真理だ。
いつのまにか部屋に戻って、僕たちの話をきいていたのだ。
「真奈美おばさんが死んだとき、部屋には鍵がかかっていなかったの。
なのに、叔父さんと叔母さんは、鍵がかかっていたと、警察に嘘を言ったの。
殺人を自殺にするために」
今日子さんがあわてて口を挟む。
「人聞きの悪いことを言わないで真理ちゃん。
殺人の可能性があるなんてことになったら、ニュースでも報道されるし、新聞にも載ってしまうわ。
そうしたらここは、不吉なペンションと噂になって、お客さんが来なくなるのよ。
私は、ここを守るために、しかたなく嘘をついたんです」
真理は今日子さんをにらみ続けている。
僕は

A「嘘をついたせいで真奈美さんの死の真相がうやむやになったんですよ」
真理と一緒になって小林さんたちを責めた。
B「真理、小林さんたちの立場もわかってあげないと…」とたしなめた。
C「ケーキ食いてぇ」と叫んで一階に駆けおりた。

934 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 20:24:35 ID:k973FDfB
Bで

935 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 20:24:35 ID:iKlDfj1q
空気が重いのでC

936 :名無しのオプ:2005/10/01(土) 20:31:07 ID:iKlDfj1q
ごめんね被ったみたいなんでBで

937 :名無しのオプ:2005/10/02(日) 01:48:02 ID:BZM5nF1p
>>924の続き(選択肢は>>929氏の選択)

B. 「分かりました。」
   これは凄いことに違いない、好奇心の強いぼくは即決した。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「ちょっと透!」
真理が声をかけてきたが、ぼくと美樹本さんは走って行ってしまった。

そして、ぼくと美樹本さんは、スキー場から外れて山道を歩いていた。
15分ほど歩いただろうか、前方に古びた看板が見えてきた。
看板にはこう書いてる。

“白雪村”

白雪村…?
こんな場所に村があるんだろうか?
美樹本さんは黙ってその看板を通り越す。
ぼくもそれに付いて行く。
さらに数分歩くと、廃村らしき場所に着いた。
「美樹本さん、この場所に一体何が…?」
美樹本さんはぼくの問いには答えず、懐中電灯で
朽ち果てた家々を照らし始めた。
「ここか!」
美樹本さんは何かに気付いたようで、走り出した。



938 :名無しのオプ:2005/10/02(日) 01:53:21 ID:BZM5nF1p
>>937の続き

ガツン!
ぼくも駆け出そうとしたその時、後頭部に強烈な衝撃が走った。
振り向こうとしたが体がいうことをきかず、
ぼくはその場に倒れ込んだ。
…意識が無くなってきた…、一体何だっていうんだ…。
刹那、視界が消滅した。



                               終

(コンテニュー>>924)

939 :名無しのオプ:2005/10/02(日) 02:41:43 ID:AWi8SCDZ
>>938
紳だ━━━━━━━━━━━ww
>>924のAでヨロ

940 :名無しのオプ:2005/10/02(日) 16:42:22 ID:Q0PsPuPP
失礼します。
偶然ファミ通を立ち読みしたときにチュンソフトが
2006年かまいたちの夜新作発売予定との発表をしてました。
やっと来ましたね。
今度は透や真理関係ない新たなかまいたちを武丸に熱筆してほしいですね。

941 :名無しのオプ:2005/10/02(日) 17:38:45 ID:Y5in1MHz
また監獄島が舞台だそうだがなw

942 :>>933:2005/10/02(日) 19:21:29 ID:fUxjW2Oq
B「真理、小林さんたちの立場もわかってあげないと…」とたしなめた。

小林さんも今日子さんも黙って俯いている。
真理の射抜くような視線が一瞬僕に向けられたが、すぐにそれは逸らされた。

真理の言っていることも分かる。僕は暇なときにミステリードラマなんかを見る事があるが
ドラマの警察が重視するのは関係者のアリバイや人間関係、そして現場の保存性だ。
密室か、否か。
これはこの部屋で死体が発見されたとき、捜査の方向性を決定づける大きな
ポイントだったに違いない。
――そして、小林さんたちはその方向性を歪ませたのだ。

「あの〜…」
部屋の入り口からみどりさんが再び顔を覗かせる。
「どうしたんですか?談話室に皆さん集まっているんですけど…もうケーキを
 おだししてもいいんでしょうか?」
今日子さんと小林さんに遮られて、みどりさんにはベッドが見えていないらしい。
でも、部屋全体に立ち込めた異様な雰囲気は伝わっているようだ…。

A:「あの…僕らの事は構わないで、行ってください」 小林さんと今日子さんを促した
B:「そうですね、焼き立てのケーキを食べましょう」 わざと明るく言って全員を促した

943 :名無しのオプ:2005/10/02(日) 19:39:50 ID:/TheQYSP
Bでよろしく

944 :名無しのオプ:2005/10/02(日) 21:02:28 ID:w7SND3bR
B:「そうですね、焼き立てのケーキを食べましょう」 わざと明るく言って全員を促した

僕はみんなをうながして、廊下に出た。
ここはおいしいケーキを食べて、気分を変えたほうがいい。
せっかく真理と旅行に来たんだから。
そのとき、俊夫さんが血相を変えて階段を上ってきた。
「みんな、た、大変だ。どこを探してもあの人がいないんだ」
うわずった声で俊夫さんは言った。
「どこにもいないんだ…」

A「可奈子ちゃんが」
B「啓子ちゃんが」
C「亜希ちゃんが」
D「香山さんが」
E「春子さんが」
F「美樹本さんが」
G「田中さんが」
H「鈴木さんが」

945 :名無しのオプ:2005/10/02(日) 22:09:54 ID:CX/PyuUJ
かまいたちの基本、Gでお願いします

946 :名無しのオプ:2005/10/03(月) 00:45:37 ID:bXm3TSAx
>>924の続き(コンテニュー、選択肢は>>939氏の選択)

A. 「それが何なのか教えて下さい、そうでないと行けませんよ。」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「そうか、それはそうだよなあ。
実は、僕はフリーライターをやっているんだけどね、
今回、この地方に来たのはある噂を聞き付けたからなんだ。」
「特ダネってことですか?」
「まあ、そんなところだ。
それでだ、先ほどこのスキー場から30分ほど歩いた所に
目的の場所を発見したんだ。
そこは白雪村という廃村だ。」
「廃村…。」
ぼくは廃村と聞いて少し不気味な感じがした。
「その廃村で幽霊を目撃したという情報が何件もあったんだ。」
予感は的中した。
「そこで白雪村を調べて記事にしようと思ったって訳さ。
大体、場所の目星は付いていたから、君たちにスキー場まで運んでもらった。
ついでと言ってはなんだが、これから一緒に来て欲しいんだ。
さすがに一人で行くのは恐ろしくてねえ。」
「どうするの?透。」
真理が聞いてくる。

A. 真冬の肝試しっていうのも面白いな。
B. 祟られそうだ、やめておく。
C. ぼくはスキー場の売店でお守りが売っているのを思い出した。

947 :名無しのオプ:2005/10/03(月) 01:03:20 ID:Btu+N9Z3
>>946
Cでお願いします

948 :>>945:2005/10/03(月) 02:07:48 ID:fs24CpW2
G「田中さんが」

田中さん…?
僕は夕食時の風景を思い出す。
確か、一番隅の席に座って1人黙々と食事をとっていた人だ。
真理が『あの黒ずくめの人、1人で旅行かしら?』と言っていたっけ。

「ナイターにでも行ったんじゃないか?」
小林さんが落ち着かない様子で言ったが、今日子さんがゆっくりと首を振る。
「外は吹雪よ、こんな中滑ってたら遭難してしまうわ」
「そうですね、それにそろそろスキー場も閉まる時間だし」
みどりさんも今日子さんの意見に賛同する。僕は…

A:「ちゃんと調べたんですか?」俊夫さんに疑いの目を向けた
B:「そのうち顔を出しますよ」とにかく早くケーキが食べたかった
C:「あの…僕も探しましょうか?」とりあえず申し出た

949 :名無しのオプ:2005/10/03(月) 05:49:28 ID:LrmKWvGB
>>948Bで

950 :名無しのオプ:2005/10/03(月) 13:50:24 ID:GTndhTPZ
B:「そのうち顔を出しますよ」とにかく早くケーキが食べたかった

「でも…」
何か言いかける俊夫さんを遮って、小林さんが声をかける。
「私も田中さんを探そう、透君と真理はお客様だ、トラブルに巻き込むわけにはいかん。
 今日子、お2人を談話室へ案内してくれ」
「はい」
そう言うと小林さんと俊夫さんは2人で田中さんを探しに行ってしまった。

談話室へ入ると、そこは甘い香りでいっぱいだった。
「うわー、美味しそうだなぁ」
テーブルの上に置かれた1カットのケーキを見て、僕は思わず声をあげる。
「このペンションの売りですからね、雑誌でも紹介されてるんですよ」
紅茶を運んできたみどりさんがにこにこしながら僕にそう言った。
「えっと、君達は使う?」
「あ、はい。ありがとうございます」
美樹本さんから受け取った砂糖をティースプーン1杯半。こう見えても僕は甘党だ。
「すいません、ミルクとってもらえますか?」
「ん、どうぞ」
真理がテーブルの向かいにいたOL3人組からミルクポットを受け取り、自分のカップに
注いだ後に無言で僕に差し出す。…まだ部屋でのことを引きずっているようだ。
…まぁ、いいや、今はこのケーキと紅茶をご馳走になろう。

しつこくない程度の上品な甘さを持ったケーキ、やわらかな香りを含んだ紅茶。
うん、さすが雑誌で紹介されるだけのことはある。
これは、小林さん が焼いて いるのだろうか、それと も今日子さんが?
――ひょっ として、真奈 美さ んが生 きてい たころ には真 奈美さんが?

何だろう
何でこんなに


951 :名無しのオプ:2005/10/03(月) 13:51:30 ID:GTndhTPZ
――喉に鋭い痛みを覚えて、僕ははっと目を覚ました。
バタン、とドアの閉まる音。ここは――

――バスルーム!?

何だ、と言おうとしたが声が出ない。転げまわるほど喉が痛い。
思わず手で抑えると、ぬるりとした熱いものがそこから流れ出ていることに気付いた。
それを見ようとする。嫌だ、見たくない。視線を手に落とす。それがついた手に。
だが、ゆっくりと、確実に視界が狭まって行く。
モノクローム、そして暗闇へ。
それを見なくてすむのが嬉しいのか、怖いのか、残念なのか、よく分からない。
悲鳴をあげたくても、あげられないのが、嬉しいのか、怖いのかも。

そして僕は 最後に
今日子さんは またドアの鍵を閉めるのかと そんなことを 思った

≪Bad End 1 バスルーム≫

952 :名無しのオプ:2005/10/03(月) 20:04:18 ID:07UjKhwH
>>948
バッドエンドになってしまったようなので、Cを

953 :名無しのオプ:2005/10/03(月) 20:29:07 ID:ZpbSFBdH
>>948の続き、選択肢C

C:「あの…僕も探しましょうか?」とりあえず申し出た

「ああ、そうしてもらえると助かるよ…あ!」
俊夫さんが短く叫んで前方を見つめたので、僕たちも振り返ってそのほうを見た。
そこには、黒いコートをはおり、黒いサングラスをかけた田中さんがいた。
「田中さん、どこに行ってたんですか、探したんですよ」
俊夫さんが咎めるように言った。
「ああ、雪を見にちょっと外へね…」
田中さんは小声でぼそぼそ言い、談話室に入っていった。
「まあまあ、見つかったんだからいいじゃないか」
小林さんが俊夫さんをとりなし、僕たちもケーキが待つ談話室に入った。

954 :名無しのオプ:2005/10/03(月) 20:30:35 ID:ZpbSFBdH
中にはOL三人と香山さん夫婦しかいなかった。
「あれ、美樹本さんは?」
「腹痛がするとか言って、さっき出て行ったの」
可奈子ちゃんが説明した。
「大丈夫かな。ケーキ食べられそうだった?」
「食べないんだったら私がもらう」
啓子ちゃんが鼻息荒く宣言する。
そのとき、田中さんがそわそわしながら、
「あ、私はちょっと、やり残した仕事を思い出したので…失礼します。ケーキはいりません」
そう早口でいい、談話室を出て行ってしまった。
「こんなときも仕事なんて大変だなあ」
僕たちはのんきに言い合った。
2、3分後、美樹本さんが談話室にやってきた。
「やあ、お待たせしてすみません」
「お腹は大丈夫ですか?」
「おかげさまで。おいしそうなケーキですね」
僕は美樹本さんに言った。

A「つけヒゲがずれてますよ」
B「あなた、田中さんでしょう」
C「本当においしそうなケーキですね」

955 :名無しのオプ:2005/10/03(月) 20:47:50 ID:OTNENzhU


956 :名無しのオプ:2005/10/04(火) 01:15:08 ID:rSQ++wKo
Aがいいなぁ

957 :名無しのオプ:2005/10/04(火) 01:18:36 ID:ZNFQmA3s
>>946の続き(選択肢は>>947氏の選択)

C. ぼくはスキー場の売店でお守りが売っているのを思い出した。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「分かりました、美樹本さん、行きましょう。」
ぼくは内心びびっていたが、堂々と返事をしてみせた。
行く前にあのお守りを買っていこう…。
「そうか、ありがとう。
それで、他の皆さんはどうかな?」
「俺も行ってみたいな、面白そうだ。」
俊夫さんだ。
「俊夫くんが行くなら私も…、真理ちゃんも行くんでしょ?」
みどりさんも続く。
「…なんか気乗りしないけど…、行こうかな。」
結局、全員行くことになり、ぼくはかなり安心した。
これで美樹本さんと二人だけだったりしたら、心細いなんてもんじゃない。
「じゃあ、早速行こうか。」
「ちょっと待って下さい。ちょっと休憩所に忘れ物が。」
「早くしてよね透。」
ぼくは忘れ物を取りに行くフリをして、売店にお守りを買いに行った。
…それはびびっていることがバレないようにするためだった。

958 :名無しのオプ:2005/10/04(火) 01:30:25 ID:ZNFQmA3s
>>957の続き

売店で買ったお守りを大事にポケットにしまったぼくは、
美樹本さんたちの場所へ急いで戻った。
「さてと、行こうか。」
スキー場を下っていくと、注意しないと分からないほど荒れた
道のようなものがあった。
美樹本さんはそこを早歩きで通り抜ける。
しばらく歩くと、古びた看板のようなものが見えた。
看板にはこう書いてる。

“白雪村”

ここが美樹本さんの言っていた廃村か…。
さらにもう少し歩くと、朽ち果てた家々が姿を現した。
「ここがその幽霊村だ。早速、見て回ろう。
透くん、どの辺りから見て行こうか?」
美樹本さんがぼくに聞いてきた。

A. 北側にある最も大きな家、あの場所だ。
B. 南側にある井戸だ。
C. 西側にある普通の家から行こう。
D. 東側にある自動車…、なんだかあれが怪しい。
E. お腹がすいたな、スニッカーズでも食べよう。

959 :名無しのオプ:2005/10/04(火) 01:38:52 ID:N/LlIT2Y
>>958Bで

960 :名無しのオプ:2005/10/04(火) 11:07:08 ID:HJOoKh4V
B「あなた、田中さんでしょう」

「は、何を言い出すんだい?」
美樹本さんは呆気に取られているふりをして言った。
だが、美樹本=田中、これだけはガチなのだ。
僕が追及の手を休めることはなかった。
「とぼけないでください。さっきから、田中さんがくると美樹本さんが消え、
美樹本さんがくると田中さんが消えてるじゃないか!!」
「それはただの偶然だ」
美樹本さんは憮然として言い返す。
「そうよ。だいいち、美樹本さんがそんなことする理由がないじゃない」
真理がむきになって美樹本さんの援護をした。
「理由?それは・・その・・」
僕は言葉につまった。
「バカなこと言う人はほっといて、ケーキ食べましょ」
真理は冷たく言い放ち、みんなと楽しそうにワイワイやりながら、
ケーキをつつきはじめたが、僕はもう食欲などなくなってしまった。
これからどうしよう・・

A:田中さんの部屋に行って、田中さんがいないのを確かめ、僕が正しいことを証明しよう。
B:自分の部屋に戻ってふて寝しよう。

961 :名無しのオプ:2005/10/04(火) 12:23:57 ID:N/LlIT2Y
>>960Bで

962 :名無しのオプ:2005/10/04(火) 22:23:19 ID:NQ6C76+W
>>958の続き(選択肢は>>959氏の選択)

B. 南側にある井戸だ。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ちょっと前に流行った『リング』という映画を思い出したぼくは、
井戸に近寄って行った。
よくある汲み取り式の井戸だ。
底の方を覗いてみる。
…おや?
今、底の方で何か光ったような…。
「どうしたの?透。」
「井戸の底に何かあるみたいなんだ…。」
「何だって?」
美樹本さんが駆け寄ってくる。
持っている大型の懐中電灯で井戸の底を照らす。
井戸の中は苔だらけだった。
奥の奥まで光が届くと、確かに何かが光っている。
しかし、上からではよく見えない。
「うーん、あれが何なのか気になるなあ。」
「よし、ちょっと俺が行ってみる。」
俊夫さんが近くに置いてあったロープを柱にくくり付けると、それを井戸の底へ垂らす。
「俊夫くん、大丈夫?」
みどりさんが心配そうな表情で声をかける。
「なに、問題ないさ。」
そう言うと、俊夫さんはそのまま井戸の底へ降りていった。


963 :名無しのオプ:2005/10/04(火) 22:32:13 ID:NQ6C76+W
>>962の続き

俊夫さんは慣れたような手付きで、あっという間に底まで降りていった。
「おーい、どうだー!何かあるかぁ!」
美樹本さんが懐中電灯で底を照らしながら、大声であげた。
「…。」
俊夫さんは黙って井戸の底に立っている。
「どうしたのよ、俊夫くん!」
みどりさんも声をかける。
「…これは、血だ。血の付いた包丁が落ちてるんだよ!」

それから、俊夫さんは逃げるように井戸から這い上がってきた。
「…やっぱりここには何かあるんだ…。」
美樹本さんが呟くように言った。
「さぁ、次はどこを調べる?さっさと行こうぜ。」
俊夫さんが元気良く言う。
明らかに虚勢を張っているような感じだ。
…ぼくも相当恐ろしいと感じているが。

A. 北側にある最も大きな家、あの場所だ。
B. 西側にある普通の家から行こう。
C. 東側にある自動車…、なんだかあれが怪しい。

964 :名無しのオプ:2005/10/04(火) 22:34:53 ID:mDaYpsQj
C

965 :名無しのオプ:2005/10/05(水) 01:16:51 ID:Hts6v+iQ
完成、させたいんだがな。
このまま放置してしまうと後悔しそうな気がする。
いいかな?

966 :名無しのオプ:2005/10/05(水) 02:13:13 ID:jexd4zbI
>>965
ちょっと言ってる意味が分かりづらい。
現在進行中のシナリオに途中参加したいということ?


967 :915:2005/10/05(水) 18:41:18 ID:3s/6y6u8
少し早いけど新スレのテンプレの件で相談。

・関連スレはスレタイ検索で引っかかった現行スレからエロ系を外したもの。
 (具体的には下の9つ。)
・あとは>>3-6から、リンク先がそのまま生き残ってるものだけ抽出。

こんな感じでいい?

《ゲームサロン》 ★★★かまいたちの夜2総合スレ★★★
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1127059925/
《ゲームサロン》 一行ずつ書いてかまいたちの夜の世界を再現するスレ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1120747758/
《ゲームサロン》 リアルかまいたちの夜やってみようぜ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gsaloon/1128235587/
《家庭用ゲーム》 かまいたちの夜統合-91-
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1127327208/
《家庭用ゲーム》 かまいたちの夜2〜賞賛篇〜
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/famicom/1126616758/
《レトロゲーム》 かまいたちの夜 第21章
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/retro/1126270150/
《ゲームキャラ》 かまいたちの夜の美樹本は残酷ホモカコイイ
http://game10.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1124802433/
《携帯電話ゲーム》 かまいたちの夜
http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/appli/1079670868/
《ゲーム音楽》 【街】サウンドノベルの音楽【かまいたちの夜】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamemusic/1115439701/


968 :名無しのオプ:2005/10/05(水) 20:50:14 ID:joTLGkMA
>>967
乙!
良いんじゃないのかな、それで。

969 :915:2005/10/05(水) 21:38:10 ID:PontakWi
>>968
了解。
じゃ、建ててくる。

970 :915:2005/10/05(水) 21:47:23 ID:PontakWi
次スレ
つ【http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1128516029/

971 :名無しのオプ:2005/10/05(水) 21:50:56 ID:iBhvjhRc
>>969
IDがなんだかかわいいな。

972 :名無しのオプ:2005/10/06(木) 18:49:12 ID:iJCAdbIu
とりあえず、ぼくは埋めることにした。

973 :名無しのオプ:2005/10/06(木) 21:11:26 ID:SRrzpJnS
「じゃあ僕も埋めるとしよう」美樹本さんが協力を申し出た。


974 :名無しのオプ:2005/10/09(日) 04:49:58 ID:2ZdHpbdx
「わしも手伝うで」香山さんだ。

975 :名無しのオプ:2005/10/12(水) 00:31:09 ID:dyIKitks
透の殺人編

第一章『俊夫の宣言』>>658-
第二章『ヤられる前に殺る!』>>663-
第三章『誤解』>>665-
第四章『崩壊』>>668-
第五章『打算』>>690-
第六章『悪×悪=正義』>>697-
第七章『美樹本の銃を…』>>701-
第八章『モノは使いよう』>>706-
第九章『釣り餌』>>709-
第十章『鍵』>>714-

976 :名無しのオプ:2005/10/12(水) 00:31:41 ID:dyIKitks
第十一章『地下室へ』>>717-
第十二章『何から始めよう?』>>725-
第十三章『彼女に声をかけられて…』>>728-
第十四章『計画の始まり』>>735-
第十五章『もたげる殺意』>>738-
第十六章『第一の殺人』>>744-
第十七章『スケープゴート』>>751-
第十八章『4人目』>>764-
第十九章『破鐘』>>773-
第二十章『気になる問い』>>777-

977 :名無しのオプ:2005/10/12(水) 00:32:11 ID:dyIKitks
第二十一章『悲憤』>>780-
第二十二章『銃声への疑問』>>785-
第二十三章『疑心暗鬼』>>790-
第二十四章『誘導』>>794-
第二十五章『透』>>800-
第二十六章『分断』>>804-
第二十七章『明滅』>>808-
第二十八章『凍てついた血』>>810-
第二十九章『溶解』>>823-
第三十章『四の銃弾』>>828-

978 :名無しのオプ:2005/10/12(水) 00:32:42 ID:dyIKitks
第三十一章『トビラ』>>838-
第三十二章『決壊』>>841-
第三十三章『あいつが生きていた!』>>850-
第三十四章『過去より蘇りし獣』>>853-
第三十五章『真理はぼくの為に…?』>>856-
第三十六章『意志』>>859-
第三十七章『断たれた悪魔』>>862-
第三十八章『血塗られたふたり』>>869-
第三十九章『のこされた謎を求めて』>>871-
第四十章『夜明け』>>873-

979 ::2005/10/12(水) 19:54:42 ID:zfOSWlw0
素晴らしい。マジで乙…。尊敬するよ、キミ。

980 :名無しのオプ:2005/10/13(木) 01:21:15 ID:awOhpB7+
>>975-978
なかなかに乙

981 :名無しのオプ:2005/10/13(木) 01:39:08 ID:gCvf2WmN
まとめて読める所(サイト)は無くなってしまったのか・・・

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