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社会派ミステリーといえば松本清張 第四章

1 :名無しのオプ:2006/10/16(月) 22:08:32 ID:DxldKPAh
引き続き行きましょう


前スレ

社会はミステリーといえば松本清張。
http://book2.2ch.net/test/read.cgi/mystery/964968259/

社会はミステリーといえば松本清張。その2
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1083168387/

社会はミステリーといえば松本清張。第三章
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1137654712/

2 :名無しのオプ:2006/10/16(月) 23:22:46 ID:cPZae8zM
栄光の23get

3 :名無しのオプ:2006/10/17(火) 00:30:34 ID:ggl8jrV3
「社会は」から「社会派」になったかw

4 :名無しのオプ:2006/10/17(火) 20:39:36 ID:5ceNMYpi
age

5 :名無しのオプ:2006/10/17(火) 22:11:23 ID:gx6t2ACC
奥羽の二人 が面白い!

6 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

7 :名無しのオプ:2006/10/18(水) 15:07:40 ID:Wp5ol4Qj
「遠い接近」
よかったあ。

8 :七資産1970:2006/10/18(水) 18:43:02 ID:Ao/dLfl+
「遠い接近」 って
自分のところにきた召集令状
主人公が選ばれたのには、ある疑惑が・・・
という内容だったかな


今、品切れ中だったような気が・・・ ?
もっと改版・再販を出して欲しいな・・文春文庫

9 :名無しのオプ:2006/10/18(水) 20:10:05 ID:70lQali/
『遠い接近』は清張自身が、30代なのに招集され
朝鮮の部隊で兵役に就いたという経験をもとに書かれている。
軍隊内(内務班)での新兵へのしごき(私的制裁)や将校にも怖がられて
好き放題している古参兵の描写に迫真感がある。

主人公が招集され、朝鮮の部隊に配属されたという設定は、
清張作品にたびたび出てくる。
作品発表時は、軍隊経験者も多かったから、読者も自分の経験と重ね合わせて
読んでいたと思う。
戦後60年の現代では、小説とはいえ貴重な歴史の記録だね。

あと戦後の混乱期の描写、こういうのは実体験した人でないとなかなか書けない。

10 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/18(水) 21:50:03 ID:XUzES3SQ
「遠い接近」は小林桂樹主演でNHKでドラマ化されているが、
原作に忠実で、なかなかの出来栄えであった。
清張の軍隊経験は、「絢爛たる流離」等の外地の状況の描写などにも活かされている
かと思う。嫌な体験・辛い経験も作品に昇華してしまうのは、さすがに一流作家では
あるが、読者サイドは、今ではこういう作品をビビッドには感じられなくなっている
世代が大部分であろう。

11 :名無しのオプ:2006/10/19(木) 13:20:09 ID:+0H5Bebc
松本清張事典によれば、軍隊時代を題材にした長編小説があるらしい。
雑誌に1年以上連載されたようだが、なんらかの理由で単行本になってない。
もう関係者全員死んでるんだから、本にしてもいいんではないか。

12 :名無しのオプ:2006/10/19(木) 22:16:19 ID:3ZnGl13p
『昭和史発掘』の後半は226事件があてられているが、
それほど大事件だったのだろうかという気もする。
歴史の転換点となった事件であるとしても、
4日間の尻すぼみクーデターにすぎない。
それを書くなら、
満州事変や上海事変、盧溝橋事件〜第二次上海事件、南京事件(いわゆる南京大虐殺)、
日米開戦に至る経緯、終戦工作、
このあたりも清張に書いてほしかったところだ。
それらについては、他に色々な人の著作があるから、自分の任にあらず
と思ったのか。
清張の主な発表媒体である文芸春秋社の史観に触れる故、書けなかったのか。
唯一「軍部の妖怪」という短編がその辺りのことについて触れられている。

13 :名無しのオプ:2006/10/19(木) 22:48:29 ID:ofAtO77v
単に北一輝が好きだっただけ

14 :名無しのオプ:2006/10/19(木) 22:58:00 ID:3ZnGl13p
清張の北一輝観は、著作や思想にも特に見るべきものはなく、
226事件で連座していなければ、ただの右翼の中くらいのフィクサーで終わり、
歴史に名を残すような人物ではなかったと、かなり辛辣な見方をしている。

15 :名無しのオプ:2006/10/20(金) 06:27:37 ID:XDT6mLek
226事件は当時27歳だった彼にとって非常に衝撃的な事件だったので
印象に残ったようだ。
それと内務省や警保局、軍隊、裁判記録など、コンフィデンシャル扱いの
記録が、どうゆうわけか、入手できたので、作家魂として書かずにはおれない
なんて心境になったみたいね。
週刊文春も、「センセーもうちょっと娯楽性の高いものお願いします」
といいたかったみたいだけど、文豪は何してもいいんだよ。

16 :名無しのオプ:2006/10/20(金) 12:23:07 ID:k7tMSK3u
清張にしても司馬にしても晩年の作品はたるんでるけど編集部も何も言えなかったんだろうな・・・

17 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/20(金) 23:07:09 ID:HYYS6XVe
室伏哲郎ではないが、ノンフィクション分野で、
清張先生に一番書いて欲しかったテーマは「疑獄」である。
ロッキード事件は題材として新し過ぎたとしても、
昭電、造船(いわゆる戦後三大疑獄)等に、政治や官僚制への作家として
飽くなき興を抱いていた清張先生が書く意欲をそそられなかったはずは
無いと思うのだが…

18 :名無しのオプ:2006/10/21(土) 19:24:12 ID:gZtbKBh8
清張には『現代官僚論』という著作があるが
現在絶版なので自分は未読。
うちの市の図書館には清張全集も置いてないし。
いつかは読んでみたい。

19 :名無しのオプ:2006/10/24(火) 14:10:15 ID:SZcRGbtS
姑が美人の奥さんの顔のパーツの一つ一つを
醜く誇張したような顔で、それが原因で殺意を
抱くようになり、姑を殺害するんだけど
実はそれは奥さんだった。
って話、題名なんでしたっけ?

20 :七資産1970:2006/10/24(火) 21:42:02 ID:7ZFCwLJs
>>19
「部分」

21 :名無しのオプ:2006/10/25(水) 23:46:52 ID:PLbGvRb7
「部分」ですか。どうもありがとうございます。
一気に何冊もまとめて読んだから内容とタイトルが
一致しない…。また図書館で借りてこよう。

22 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 00:11:43 ID:x/07qjpp
松本清張作品まだ何も呼んだことないけど、是だけは読んどけってのありますか?

23 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 07:04:25 ID:29SHz4cB
「前スレ」

24 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 21:14:22 ID:fgjc3wOC
初心者なら、まず初期の諸短編がおすすめです。
「黒い画集」(新潮文庫)
「張り込み」(新潮文庫)
あたりいかがでしょうか。

一般に知られている代表作といえば、
「点と線」(新潮文庫)
「ゼロの焦点」(新潮文庫)
「砂の器」(新潮文庫)
のあたりです。
是非読んでおくべきというのは、
作品のテーマも様々だし、
それぞれに好みや感性が違うので、
難しいですけど。。。
「黄色い風土」(講談社文庫)
「Dの複合」(講談社文庫)
などは、地味ながら、傑作だと思うので、
読んで損はないと思います。


25 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/27(金) 21:46:36 ID:g1rtuJEx
新潮文庫の傑作短編集(全6冊)がお薦め。
ミステリに限定すれば、「張込み」の他に「駅路」もそれである。

26 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 22:33:54 ID:tsl6yDOr
「蒼い描点」「ゼロの焦点」「美しき闘争」「黒い樹海」と
きて、現在「波の塔」を読んでる。

松本清張を読み始めて、約一週間。まだまだ作品があって嬉しい!
この一週間夜中まで本にかじりついてる。
睡眠時間がなくなってしまうね。

27 :名無しのオプ:2006/10/27(金) 22:50:44 ID:qsoYk1pX
マジで清張の短編はハズレなしだと思う。
どれもおもしろい。
長編もおもしろいんだけどたまに
え?ていうのがある。

28 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 09:44:44 ID:w/gQzV4c
昔高校の先生の雑談で聞いたのですが、作品名を教えてください。

遺体がバラバラになって次々に発見されるという作品です。
メル欄が、実は死体の一部だったというものです。

先生は「ゼロの焦点」と言っていましたが、卒業後読んだところ違いました。先生の勘違いだったのでしょう。
もしかしたら現実の事件だったかもしれません。

お願いします。

29 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 12:53:55 ID:LgYIRHma

自分の記憶では、清張作品でそこまで露骨なのはなかったと思う。
何かの勘違いかと。

30 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 13:31:46 ID:i+qFM9JB
>>28
ゼロの焦点はそんな話ではない。

31 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 13:38:20 ID:w/gQzV4c
28です。
さらに手がかりを思い出しました。
さらに稲架というか田圃の藁の山からも発見されます。
この2カ所から遺体の一部が発見されたところでチャイムが鳴り、授業が終わってしまいました。

>>29
そういわれるとそんな気もしますが。。もう一押しどなたかお願いします。


32 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 14:59:07 ID:0VJA86aB
そんな殺害方法とか死体処理とかにこだわる作家じゃないから違う人じゃないのかなぁ
もう少し待てば肛門がキモイレスくれるかもよw

33 :七資産1970:2006/10/28(土) 17:44:15 ID:x6iMzSaf
中公文庫に入っている
「ミステリーの系譜」

肉鍋料理の話が頭に浮かんだ


違うかも知れないが

34 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 18:27:10 ID:LK+HVd4r
黒い福音、親父に薦められて読んでたのに
その親父にネタバレされた。
砂の器でも同じことをされた。
読むとは思わなかったって言ってたが
怒る俺を見て絶対喜んでた。


35 :名無しのオプ:2006/10/28(土) 19:28:29 ID:uzRG1kix
>>34
> 黒い福音、親父に薦められて読んでたのに
> その親父にネタバレされた。
> 砂の器でも同じことをされた。
> 読むとは思わなかったって言ってたが
> 怒る俺を見て絶対喜んでた。


殺せ

36 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/28(土) 20:20:47 ID:RlFghPZq
「黒い福音」は、元ネタ(現実の事件)を知っていれば、ネタばれされても十分に
面白く読めるかと思う。これは清張ピカレスクの極致でしょう。

37 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

38 :七資産1970:2006/10/29(日) 08:53:22 ID:dJoN7E+0
中公文庫『突風』収録の
黒い血の女
ってどんな話だっけ・・・ ?
検索しても出だししか出てこない


酪農家だったかが
道路が通るのに反対しているのには理由が・・・
という話もあった気がするんだが

39 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 11:45:23 ID:6AOjDVSv
>>36
初学者に対する適切なアドバイスをありがとうございます。
この板は初学者に冷たいので心からありがたく感じています。

40 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 12:06:39 ID:8ZVoDWk2
『「静雲閣」覚書』は淡々とした筆致で書かれているけど、
よく考えると結構怖い話だ。座敷牢のエピソードとかね。
最後はハッピーエンドになるけど、この短編を膨らませ
もっとおどろおどろしくしたら、かなりのホラーになると思う。

41 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 12:12:57 ID:8ZVoDWk2
もちろん清張はホラーなんか書かないだろうし、
この短編も『尊厳』と同じようなテーマなのだが
期せずしてホラーにもなりうるというのが清張のすごいところだ。

42 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 17:46:13 ID:K7FT+fSG
>>39
>初学者に対する適切なアドバイスをありがとうございます。
>この板は初学者に冷たいので心からありがたく感じています。

その一方でこういう罵声を浴びせてどういうつもりなんだか(w
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/mystery/1141910665/153

43 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 18:15:43 ID:6AOjDVSv
>>42
何かの間違いでは?
いずれにしてもそんな些事に拘りなさんな。何のためにミス板に来てるんだよ。
バカみたい。

44 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 18:28:44 ID:K7FT+fSG
>>43
>いずれにしてもそんな些事に拘りなさんな。何のためにミス板に来てるんだよ。
>バカみたい。

だったらいちいちレス返すなよID:6AOjDVSv (w
お前自信が「些事に拘」っているじゃないかよID:6AOjDVSv (w

45 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 18:58:14 ID:6AOjDVSv
>>44
スレタイに沿った話題が出来ないなら出て行って欲しいな。
せっかくいい雰囲気なんだからさ。

46 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 19:23:38 ID:uSSAtJBv
>>44
ID:6AOjDVSv は荒らしだから相手にしなさんな。
馬のいるスレに最悪板から叩きスレをコピペしてきたり、
一方では露骨な馬賛美レスを貼り付けてスレを荒らしているリア厨なんだよ。
以前コピペ元を指摘されたときにリンク先を覗いてみたことあるけど、
こいつは馬のいくスレをすべてそうやって荒らしまくっているらしい。
気違い同志気が合うんだろうね、
馬自身もしょっちゅう相手にして喜んでいるし。




47 :名無しのオプ:2006/10/29(日) 20:20:52 ID:8ZVoDWk2
『空の城』を読んだ。
経済ものは苦手なんで敬遠してたが、ためしに読んでみた。
ある商社が破綻に陥っていくさまが淡々とした筆致で描かれる
経済サスペンス。
経済関係の記述が多く清張的人間ドラマ性は希薄だが、
ずるい人間・こすっからい人間等それなりに描かれている。
実際の経済事件がモデルらしいが、経済についても勉強してるんだなあ、
という清張の作家的貪欲さを感じた。

48 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/29(日) 20:50:24 ID:C5xTiCyN
>黒い血の女
面白い作である。
和歌山の半農・半漁の小村を舞台にした悪女ものだが、カトリーヌ・アルレー的世界を
清張風に書くとこうなるのかといったところだ。
ただし、幕切れは日本的というか、人間の弱さも書き切る清張作品らしいというか、
印象的である。

清張とホラーと言えば、「肉鍋を食う女」。これは凄まじい…

49 : ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄)/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2006/10/29(日) 22:01:35 ID:yF88PJmp
   |/-O-O-ヽ| ブツブツ・・・
   | . : )'e'( : . |
   ` ‐-=-‐  
   /    \
||\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \
||\\.          \      ∧_∧
||. .\\          \    ( ;´Д`) (オイ、変なのが居るぞ)
.    \\          \ /    ヽ.  
.      \\         / .|   | |
.        \∧_∧   (⌒\|__./ ./
         ( ´,_・・`)目合わせるなって ∧_∧ 
.         _/   ヽ          \  (     ) うわー、こっち見てるよ


50 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 06:04:02 ID:r0ZKmtT+
>>48
お前が原因でID:6AOjDVSvみたいな荒らしが出るんだがどう思うよ

51 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 13:58:46 ID:DuUokxZF
ただただスレタイに沿って書き込み続けるだけでしょ。
そういう趣旨のスレなんだからな。

52 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 14:14:56 ID:o6NU/4m1
スレタイに沿った書き込みなどしない荒らし君のID
29日 ID:6AOjDVSv
30日 ID:DuUokxZF

53 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 14:15:30 ID:yNCxf1DO
おめー誰よ?
>>50は書斎魔神 ◆qGkOQLdVasに聞いてるんだろ。

54 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 18:52:55 ID:Kv3O7mou
座敷牢といえば、
初期の歴史物短編集「増上寺刃傷」の中の
「雀一羽」も、かなりエグいです。

55 :名無しのオプ:2006/10/30(月) 20:32:33 ID:yK/tPwCN
『甲府在番』もエグいね。
主人公の兄が監禁されてる描写とか。
話としては最後がご都合主義っぽいけど、タネ本があるらしいね。

56 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/10/30(月) 22:28:06 ID:RkWYR42k
「甲府在番」は、予想される修羅場をダイレクトに記すことはせずに、
「甲府勤番聞書」を引用しながらの締めが渋く効果的である。
「雀一羽」は、歴史上著名な綱吉の悪法に対する作者のシニカルな視点をも感じさせる
面白い一編だが、本書「増上寺刃傷」の収録作品中のイチオシは、
やはり最後に収録されている「明治金沢事件」かと思う。
前述したとおり、原題「明治忠臣蔵」がそのテーマ性を象徴している。

57 :名無しのオプ:2006/10/31(火) 03:32:15 ID:cAZHYds6
やっぱ座敷牢と言えば無宿人別帳だね

>>56
評論オナニー乙
チンポ勃ててきもい
消えろ

58 :名無しのオプ:2006/10/31(火) 18:57:57 ID:+e8a1rQ2
セガだっけコナミだっけ?会社に座敷牢があったよな

59 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

60 :名無しのオプ:2006/11/01(水) 17:02:53 ID:wvmL+ROM
清張の最高傑作は「遠い接近」だ。

61 :名無しのオプ:2006/11/01(水) 21:50:23 ID:Y8+TfjU/
数日前、ヤセの断崖に逝ってきたよ…




めかぶソフトが意外とうまかった

62 :名無しのオプ:2006/11/01(水) 22:20:04 ID:V6aftoCj
『壁の青草』
清張の異色短編。
少年受刑者のホモ物(だけではないが)。
刑務所の非人間的な待遇がテーマなのだろうが
そっち方面に関心が行ってしまう。生々しくてね。

63 :名無しのオプ:2006/11/01(水) 23:53:17 ID:FaZypxXR
ホモとかいうと、また誰か飛びついてきそうだな・・
 
あの話の青年て頭おかしくない?最初、精神病院かと思ったよ。
出だしからの変わった書き方が清張っぽくなくて、
何か新鮮な感じがしたのを思い出す。

64 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 00:12:35 ID:v8IcEwyP
あれは、不良になって中学校さえろくに行ってないような、
字も知らない少年が、ぎこちない文章を書いている、
というような設定だから、ああいう文章なんだろうけど、
でもよく読むとやっぱり清張の文体なんだよね。
あの少年が印刷の仕事をしながら作家を目指してる、
というのも、清張自身の過去の投影だと思う。
私小説を批判する清張でも、自分をデフォルメして
出している作品がけっこうある。

65 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 17:00:51 ID:nL4pdIjZ
>>62=>>63=>>64

文体で丸わかりじゃないか。トリックはもっときちんと仕掛けてね。

66 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 17:36:32 ID:v8IcEwyP
なるほど。
ホモの話題が出ると変な人が湧くんだな。
意図はよく分からないけど。

67 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 17:39:11 ID:v8IcEwyP
意図はなんであれ、清張の話題をしない人は、
お引き取りくださいね。

68 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 19:01:08 ID:XjRNkoVD
あの少年、精神病の気があったんじゃなかった?

69 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 19:17:48 ID:v8IcEwyP
精神病の気があったのは、主人公の友達(ホモ相手)の少年。
出所後精神病院に入った、とある。

70 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 20:29:11 ID:XjRNkoVD
あ、そうだったか。
何か変な気分だったけどサクサク読めたな。
これ以外にも憎悪の依頼の短編はどれも面白かった。

71 :名無しのオプ:2006/11/02(木) 22:07:20 ID:sbsQc7nL
憎悪の依頼は「流れの中に」以外は楽しめた。「絵はがきの少女」と「大臣の恋」は
何となく、遠い昔の女性への執着心が共通してるようにも感じた。
きっと>>65みたいに思いこみが激しいんだろうね。

72 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 01:00:59 ID:Wpw1HduQ
みなさん よろしころ
私は清張ファンの一人です。
私が最初に読んだ作品は【青の断層】で、それ以来色んな作品を愛読してます。
ちなみに福岡なんで、北九の松本清張記念館には一度行きました。
睡魔が襲ってるのでまた

73 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 02:29:26 ID:+IZFyePW
おいらも記念館いきてえな

74 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 07:49:14 ID:+skOW7Ui
「わるいやつら」の槙村隆子の台詞。
女らしい言葉を使いすぎだ。
ネカマの文章みてえだなw

75 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 12:51:20 ID:JiikqyhO

でも小説の女言葉って大体そんな感じじゃない?

76 :名無しのオプ:2006/11/04(土) 14:43:48 ID:vVr8J3VP
昭和30年代頃の小説だと、女言葉はたいてい
「〜だわ」「〜かしら」「〜よ」「〜ですこと」
って感じだよ、清張に限らず。
オネエ言葉にはそれが廃れずに残ってるってことだろう。

77 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/04(土) 20:32:27 ID:TVo8a471
讀賣ウイークリーの写真付き連載コラム(文・川本三郎、写真・田沼武能)に、
坂口安吾夫人が経営するバーで檀一雄とくつろぐ(?)清張先生の姿(昭和33年当時)がある。なんともつまらなそうな清張先生の表情が印象的だが、お水系の女性は結構好き
でも(女性編集者の証言有り)、アルコールを好まなかった事実は、この1枚からも
伝わって来る感がある。

78 :名無しのオプ :2006/11/04(土) 23:10:03 ID:OvOM91e2
清張さん日本共産党の支持者だったか
でも清張さんは党員では無かったし、
著作はいわゆるプロレタリア文学とは異なる
我の強いとされる清張さんが党員だったら、
安部公房のパターンと同じで、傘下の文人をやたら統制したがる日共と喧嘩して、決裂していたかもしれない。

79 :名無しのオプ:2006/11/05(日) 03:30:15 ID:4rdntFIF
「黒革の手帖」が舞台化されたそうですが、清張作品で他に舞台化されたのって
どんなのがありますか?
自分で調べた範囲では、「菊枕」が山田五十鈴主演で舞台になったことくらいしか
わかりませんでした。

80 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/05(日) 18:07:24 ID:T6XAGge4
前に映画板で「清張はサヨ」という軽薄なレスを見たことがある。
根拠を問うたところ、答えられず終いに終わったが、
確かに、ビンボー生活が長く、兵役も経験した清張先生は、
社会主義思想に共感する面もあったであろうが、
戦後の日本共産党などの官僚制の如き権力体制は最も嫌うところであったかと思う。
ヨーロッパ型の社会民主主義に関する清張先生の見解を聞きたかったところだ。

81 :名無しのオプ:2006/11/05(日) 20:08:31 ID:viKK9ncV
「ガラスの城」「天才画の女」「馬を売る女」読んだ。

「馬を売る女」は、もう思いつきだけでさらーっと最後まで
書けちゃったって感じなんだろうな。いかにも後期に書かれたというテイスト。

「天才画の女」は最後までハラハラしながら読んだけど、
珍しく最後の仕上げがgdgdというか、ちょっと冗長になってしまったのが残念。
もっとスパッと締められてたら言うことなかったんだけど。
「二冊の同じ本」なんかもそうだったけど、殺人事件が起きないのに
ここまでサスペンスさせられるのがすごすぎ。

「ガラスの城」は作者が主役級の登場人物に全く感情移入しないという、
この人の真骨頂が堪能できる。ま、そういう展開だと全然爽快な後味にはならないんだけど。

82 :七資産1970:2006/11/06(月) 12:54:31 ID:CG7EB8Cy
>>28
この前、本屋にて
角川文庫の短編集「失踪の果て」を立ち読みしてみたら
「額と歯」という話が
バラバラ殺人を扱った内容だった

私は家にしまい込んであるから買わなかったけれど
未読なら確認してみたらどうかな?

83 :名無しのオプ:2006/11/06(月) 17:45:11 ID:FS+ZN8q6
「額と歯」にはそんな場面は出てこない。
戦前の不穏な世相をの中で、バラバラ事件を取材し解き明かしていく
新聞記者の話。

『失踪の果て』はシニカルな結末の話が多い好推理短編集。

84 :名無しのオプ:2006/11/06(月) 20:03:54 ID:s8QZEGEM
「犯罪の回送」を読んだ。
晩年の作品にしては面白かった。

北浦市ってのは苫小牧でいいよな。
苫小牧何度か行ったことあるけどけっこう発展してるけどな・・・
ま、いいけど。


!!!!!!以下ネタバレにつき読んでない人は要注意!!!!!!!




死体を酒樽に入れて酒漬けにして送ると、腐敗も防げていいだろうけど検死の時にアルコールが反応でなかったのかな・・・
まさか酒樽に死体だけ生で入れたりしないだろ!?





!!!!!!!!!

85 :名無しのオプ:2006/11/06(月) 20:08:33 ID:FPQbJDnJ
メル欄使えよ

86 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/06(月) 21:41:44 ID:WiTSS/ti
「馬を売る女」はオープニングはいいんだが、それだけというか。
冒頭に登場する人物が本筋に絡んで来ないのが意外だった。

>「額と歯」
これは容疑者として大乱歩の名まで挙がった実際の事件をモデルにしたものであり、
清張らしからぬレトロムードが溢れ、異色で面白い作である。

87 :名無しのオプ:2006/11/06(月) 22:14:09 ID:JiR4eV4i
1日の疲れも吹っ飛ぶ至福の時間です。

88 :名無しのオプ:2006/11/07(火) 12:46:59 ID:5ln9awfH
地の骨読み終わったー。
川西アワレ。結局啓子の一人勝ちか。
地の骨ってタイトルだから殺人事件が
主体だと思ってたんだが全然違ったw
稲木の嫁も全く話に絡んでこなかったな。

89 :名無しのオプ:2006/11/07(火) 13:23:22 ID:zIYUWkKI
先月清張さんが勤務してた朝鮮半島の第20師団のあとを見学してきました。
いまだ赤レンガのかまぼこ兵舎が残ってるのも驚いた。
今は韓国軍と在韓米軍の基地および基地外になってます。
あとそれと韓国における指揮権は米軍にあってコリア軍は統治能力なしと
みなされて米軍の指揮下にあります。
はやく統一されていまは北にある旧日本帝国陸軍
第19師団の羅南を見てみたいなあ。

90 :名無しのオプ:2006/11/08(水) 23:15:48 ID:bRqOquD2
眼の壁読んだ。絵津子のことを話さない萩崎に
イライラしちまったい。でも面白かった。

91 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 01:28:50 ID:eUTH3nUm
古本屋で「隠花の飾り」を発見、即購入。
内容は女を主人公としたショートショートの掌編集。
ミステリー色は希薄なものの、この作家の多彩な側面を見ることができる。
女心、否、男女間についてはいつの世でも変わらぬということだろうか。
現在、絶版になっている?のが不思議なくらいだ。
久しぶりに、100円で大変得した気分を味わうことができた。

92 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 03:06:43 ID:tsNhRViG
>91
アマゾンのカスタマーレビューにそっくりの感想ですね。
誰が読んでも似た印象を持つ本なのかな。
自分は「見送って」とかいうのが印象深いです。
テレビドラマで藤真利子だったかが主演した1時間ものもよく出来てました。

93 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 07:06:12 ID:/2ddx7Rs
人の感想にはいやみを言わないときがすまないところといい、
そのくせ自分は小説自体にはなにもいえずに「連想ゲーム」で
ドラマの話題。

だれかそっくり

94 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 20:06:34 ID:pRGKRM8O
ゼミで松本清張の作品をとりあげようと思っているので、
短編でおすすめの作品を教えていただけませんか?
考察しやすそうな作品をお願いします!

95 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 20:22:46 ID:UhCvCGYi
初期の時代物がいいと思うな。
そういう作品にはたいてい元ネタがあるから、
何を参考にして書いたのかとか、
大衆小説としての時代小説の流れの中での清張の位置づけとか、
いろいろ調べたり考察したりできるんじゃないかな。
具体的に何の作品とは言えないけど。

96 :七資産1970:2006/11/10(金) 20:33:54 ID:BLgAyk+n
短篇

一年半待て 延命の負債 顔 鴉 カルネアデスの舟板
鬼畜 共犯者 空白の意匠 失踪の果て 真贋の森 
潜在光景 時計(結婚式) 二階 剥製 腹中の敵

なんかはどうですか ?

97 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 20:40:03 ID:94SBPmKp
>>94
短編集の張込みや駅路に入ってる作品はどれもいいよ

基本的に清張の短編は外れなし
長編はあたりなしだけど

98 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 21:07:47 ID:pRGKRM8O
>>95>>96>>97
みなさん、お早いご回答ありがとうございます!
長編しか読んだことないので、短編デビューにわくわく(`・ω・)
良ければ、卒論のテーマにもしちゃおうかと思ってます。
さっそく明日本屋さんに行ってきまーす(*´∀`*)

99 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/10(金) 21:54:07 ID:bO4nBXfU
>>94
「張込み」を推す。
ミステリとしてだけ読めば物足りない面もあるかもしれないが、
本作は「刑事が出て来る普通小説」とも把握出来る。
清張作品らしい簡潔な文体ゆえ、登場人物の心情に思いを致しながら、
研究対象とするのも一興かと思う。


100 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 22:47:51 ID:2rMGBanO
> >>94
> 「張込み」を推す。
> ミステリとしてだけ読めば物足りない面もあるかもしれないが、
> 本作は「刑事が出て来る普通小説」とも把握出来る。
> 清張作品らしい簡潔な文体ゆえ、登場人物の心情に思いを致しながら、
> 研究対象とするのも一興かと思う。


95・・・・・ゼミというものがどんなものなのかを理解したうえで、具体的な考察方法について指導している人。
書斎・・・ゼミというものを理解していないため、「こういう妄想を抱け」とアホなことしか言えない無能。

101 :名無しのオプ:2006/11/10(金) 22:53:02 ID:+eS9taz3
100は他板からの改竄&コピペ
もとのレスはこちら↓

書斎魔神・アホアホ語録格納庫 その11
http://tmp6.2ch.net/test/read.cgi/mog2/1160131467/903

読んで分かるように100( ID:2rMGBanO )は
「このスレに書くべき話題だから」ではなく
このスレを荒らすのが目的で改竄&コピペしている

2ちゃんねるガイドの「荒らしに反応したらあなたも荒らしかも。。。」を
お忘れなく!

102 :名無しのオプ:2006/11/11(土) 07:42:27 ID:2iWbxs+q
ところで
「球形の荒野」だけど、小説の方は野上がそのうち右翼団体に見つかって殺されるんじゃないかと言う不安を感じさせながら終わる。
見事なラストである。
そして「球形の荒野」の映画版をDVDで見た。
伊東が内田を殺す。そして右翼団体に伊東が殺される。あれじゃあ小説のような不安は感じさせない。ラストも盛り上がらないまま終わると言う印象だったよ。
みなさんはどう思いますか?

103 :名無しのオプ:2006/11/11(土) 07:48:31 ID:tolcu6ck
どう、って・・・ねたをばらすなよ、って思う

104 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 17:04:37 ID:I7gU3XXN
『十万分の一の偶然』で、主人公がある人物と知り合いになるきっかけが
パチンコというのに、清張でパチンコ?なんか違和感あるな、と思ってたけど、
その後、清張は大のパチンコ好きで、締め切りの間を縫ってパチンコ屋に通っていた、
ということを知り、なるほどね、と思った。
『東京人』の今年の5月号には清張がパチンコに興じている写真が載っている。


105 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 17:21:26 ID:19qrWwH1
>>104
ヤパーリあの格好(オールバック?に和装)なの

>『東京人』の今年の5月号には清張がパチンコに興じている写真が載っている。

106 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 17:45:48 ID:I7gU3XXN
>>105
そう。和装に下駄履いてパチンコ打ってる。
『東京人』5月号は清張特集なので読んだ方が良い。

また、麻雀の点数計算ができなくて、カモられてる男が出てくる作品もあったが、
(タイトル失念)
やはり、清張で麻雀?なんか違和感あるな、と思ってたけど、
『半生の記』を読んだところ、作家になる前の九州時代、仕事の憂さを麻雀で晴らしていたと、
やや自嘲的に書いてあった。

作家にならなければ、普通に賭け事を嗜む市井の平凡な人として終わってたわけだ。

107 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 17:59:17 ID:19qrWwH1
>>106
有益な情報、dクスです<(_ _)>

明日、ジュンク堂に行ってみます!

(田舎者は、雑誌買うのにも、いろいろ事情がありまして…)

あと関係ないんですけど中井英夫も麻雀好きなんですよね。
あれもなんか意外な気がしました。ではノシ

108 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/12(日) 18:58:36 ID:OzPvlaSt
讀賣新聞書評欄連載記事「ホントの旅」には、「火の路」が取り上げられている。
文中に、「学術的にも水準に達している歴史小説は清張のみ」と断言する考古学者もいる
くらいである、とあるが、この考古学者とは誰だろう?
やはり江上波夫氏か。

109 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 19:43:55 ID:V6fAXFbJ
今日の「アタック25」
ラストの海外旅行を賭けた問題で、“或る文学作品”を当てる問題。
正解は清張の「点と線」だったんだけど、
優勝者は「分かりません…」の一言。
司会の児玉清も「30代の方には馴染みが無いんですかねえ?」と言ってた。

110 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 20:23:58 ID:I7gU3XXN
自分も『別冊太陽 松本清張』の方は、
買おう買おうと思いつつまだ買ってないんだけどね。

111 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 21:08:37 ID:tbOyuGkn
砂の器ってそんなに面白いですか?

112 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 22:24:00 ID:lsJMFTws
『ミステリーの系譜』読んだ。実際にあった事件を小説的でなく清張の見解として書かれた感じ。

【闇に駆ける猟銃】・・・最初辺りは生い立ちが、くどくても面白いものがあったが殺しの場面は
一軒一軒うざくかんじた。この場面いる?みたいな。ジェイソンじゃねーんだから。映像にしてみりゃ面白いかも。
【肉鍋を食う女】・・・「食っちゃった」・・・コワス・・・。これはもっと描写が欲しかったな。
映画「×肉×頭」を思い出した。(ネタバレとかそういう話じゃないけど一応気を遣ってみる)
【二人の真犯人】・・・名乗り出る人の気持ちが理解できん。検事たち余計な労力使い杉。
ちゃんと捜査しろー。いやーウンチまみれの服巻きとかリアルだね。触りたくねー。

面白くない事は無かったが、とにかく全体的に纏まりが無いように思えてしまった。
やっぱ「鬼畜」みてーに書かれた方が個人的には好きかな。
>>111
読んだ上での問いかけなのかな?プロット自体はいいと思いますがね。

113 :名無しのオプ:2006/11/12(日) 22:37:21 ID:I7gU3XXN
>【闇に駆ける猟銃】
兇行の前に、現世への未練を断つため、まず、愛する祖母の首を一刀両断にした
というあたりに凄絶さを感じたよ。

114 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 03:01:02 ID:M8Gyo7xd
>>111
途中までめちゃ面白い
殺人音波の時点で急激につまんなくなる

115 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 19:01:58 ID:6IxufFs+
「日本の黒い霧」で、あそこまで書いた松本清張。
よく消されなかったな。

>>114
稚拙な殺し方か?

116 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 19:27:02 ID:9spYCiHS
日本やアメリカの憲法には表現の自由が保障されている。
ところがソ連や中国や北朝鮮の憲法にも保障されている。
しかし表現したあとに自由がある国とない国がある。
ソ中朝は決してそれを許さない。

117 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 19:55:01 ID:c6E82XGm
北朝鮮で政治犯として処刑された詩人を題材にした『北の詩人』。
読んでみたいが、文庫に入ってないし、わざわざ全集を買うのもな、
ということで未読。

118 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 21:06:10 ID:M8Gyo7xd
>>115
トンデモトリック

119 :七資産1970:2006/11/13(月) 22:00:48 ID:VFjxPsVq
>>106
「弱気の虫」 ?

120 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/13(月) 22:26:56 ID:iOqKpT2n
俺も昨日のアタックを見ていた。
画面に出ているヒントは決してわかり易いものではなかったような。
現在では「点と線」よりも、映画化され近年連続ドラマ化もされた「砂の器」の
知名度の方が高いかと思う。
ただし、「砂の器」の知名度がアップしたのは映画化以降、それ以前は長めの清張長編の
ひとつに過ぎない感じの作であった。
原作は格別優れた作とは思わないが、映画でカットしたSFミステリまがいのトリックこそ
まさに「砂の器」のミステリとしての「売り」の部分だったかと思う。

121 :名無しのオプ:2006/11/13(月) 23:07:12 ID:c6E82XGm
>>119
それ。
あの頃の清張のその手の傾向の作品って、
そういう断片的なことしか記憶に残ってないんだよね。

122 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 17:37:27 ID:KbYzc1OD
>109・120
私も見ていました。
時刻表が出てきた辺りで、何となく『点と線』かな?と思ったら、
案の定そうでした。
それまでは全然分からなかったのですが。
別々に見ていた父親もその場面で分かったみたいです。
西村京太郎とかたくさん読んでるけど
『時刻表』がヒントで『点と線』を連想するって事は
それだけあの作品が印象が濃かったって事かな?トラベルミステリーの。

因みに「30代の方には馴染みが無いんですかねえ?」
・・・私は26歳。



123 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 19:15:42 ID:HxpFYDGA
松本清張って右翼団体に命狙われた経験ないのか?
それが不思議だ。

124 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 19:35:08 ID:AMQrtu1k
それより、清張の史観って、文芸春秋社の雑誌『諸君!』なんかとは正反対なのに、
文芸春秋社のお抱え作家だったのが不思議。全集も文春から出てるし。
文芸部と雑誌部は関係ないのかな。

125 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 20:02:41 ID:ioerSaqV
http://ams1.web.fc2.com/

126 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 20:12:45 ID:AMQrtu1k
西武国分寺線、鷹の台駅前に清張のご子息がやってる書店がある。
自分は行ったことないんだけど、人の話だと、清張そっくりの容貌だそう。
そんなに大きな書店でもないそうだけど、小ホールが併設されていて、
清張が講演に来たこともあるんだって。

127 :名無しのオプ:2006/11/14(火) 21:36:07 ID:thGuWckH
ちゅーかなんでミス板って本格(もしくは変格)ヲタばっかりなんだろう。
「最強のミステリーは?」スレや「好みのミステリーを紹介し合う」系の
スレなんかでも挙げられるのは95%は本格変格ばっかりで、社会派やノワール
はおろかハードボイルドすらほとんど挙げられない。清張の作品も挙げらてるのを
見たことがない。

別に本格や変格は嫌いじゃないが、ミス板のこの偏重振りって何が原因なんだ?

128 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/14(火) 22:11:57 ID:HaDPFhEd
アタックの解答、俺は時刻表で「あっ!」と思い、最後のヒント、
タイトル部分にボカシが入ったカッパノベルスで確信した。
ただし、今では「点と線」を読んでいても、新潮文庫でという者が大半であろうかと思う。

本屋さんをやっているのは、早稲田の院へ進学した御子息だろうか。

129 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 15:01:46 ID:P7cAfkt+
>>127
新本格が流行った頃にミステリ読み始めた人が多いからでしょ。
新本格は出始めた頃に評論家に批判されたけど、
それに対する新本格作家の反論を読んでいくうちに
「僕たちの好きな新本格ミステリを非難する評論家たちが
 今まで持ち上げてきた社会派推理小説=悪」って誤解をして
社会派推理小説嫌いになったとか。

まあ実際は「物語の舞台が古臭そう」みたいな理由なんだろうけどねw

130 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 17:50:26 ID:tIKyaPKS
「やられた!」と思わせる、引っかけ小説を求めてる人が多いからだろうね。
清張の作品は謎解きのカタルシスみたいな要素は希薄だし、
描かれる人間ドラマが今の人には重すぎるのかもしれない。

131 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 18:46:37 ID:8wAK8dnD
また米倉が清張ドラマやるの?勘弁してよ。

132 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 18:48:23 ID:znJ8AdJe
誰か
>(もしくは変格)
という部分にも突っ込んであげて。
ちなみに、ノワールスレもあるし、読みましたスレやベストを予想するスレでも
結構冒険・ハード系は言及されてるはずだが。まあ、絵に描いたようなハードボイルドや社会派は、新作が
少ないだろう。新本格系以外の新作では、一般市民が事件に巻きこまれるサスペンス+謎解き複合タイプが、
比較的多数派だし、ここでも良く言及されていると思う。そうしたタイプは、ある意味、清張の延長上にあるとも言えるのでは。


133 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 18:54:59 ID:5p8iH3V7
今度は何?
また「悪女もの」かね。
だいたい清澄ヒロインにはいわゆる美女は少ないんだけど。

134 :123:2006/11/15(水) 19:16:40 ID:gGeiGug+
>>123に対するコメント下さい!

135 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 19:23:50 ID:tIKyaPKS
>>132
清張作品が取っ付き辛いと感じる人は、
清張作品のキャラに魅力がないからかな。
ホームズ時代から本格ものはキャラの魅力で読ませてたでしょ。
現代のミステリーでも、ホームズ、ワトソンに相当するキャラが出てくる
連続シリーズ仕立てが主流でしょ。
そういう要素も清張にはないから。

136 :七資産1970:2006/11/15(水) 21:20:00 ID:duQLrqAR
過去スレに似たようなことを書いた気もするが

清張作品を敬遠する人から
軽く読めるものが好ましい
社会派ものは、謎解きできたときの爽快感があまりない
清張作品は社会の歪み・暗部に切り込む作品ばかり・・・なので重いと敬遠される
舞台設定が特殊 (昭和30〜40年代頃) だから読んでいてしっくりこない、イメージがわかない
的なことを言われたことがある


長編はともかく、短編は現代でも興味をもたれると思うのだが ?

137 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/15(水) 21:26:14 ID:wyZsk+Ia
そもそも本格やハードボイルドほどには社会派ミステリの特性は明確なものではなく、
謎解きミステリという観点から見れば、新本格も社会派も本質的には変らない面が
多いかと思う。舞台設定とか社会問題が描かれているか等の表装の問題だけでしょ。
清張作品も「点と線」「数の風景」等の長編や初期短編等、謎解きの興趣やドンデン返し
の面白さに溢れた作も多いし、本格(新本格含む)か社会派かという嗜好の違いは、
案外、表紙の好み程度の差に過ぎない気がする。

138 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 21:27:10 ID:PqzpEiv/
どうしても取っ付き辛いと感じる人は無理に読まなきゃいいだけの事なんだけどな。
何かと比べる必要もないし。清張は見せたい所が違うんでしょう。
まあ普通の小説というふうに読んどきゃいいんじゃないの?

139 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 23:21:44 ID:sy04GCjU
>>134
例えばどの清張作品のどういうところが、>>123のようなことを誘発するというの?

>>124
でも「諸君!」なんかはオピニオン誌だし、歴史ものの考察と史観とは別物じゃないかなあ。
「私説古風土記」くらいしか読んだことないけど、清張の説・意見はほかの歴史学者のと比べても、
そう極端なものじゃなかったから、文春側とそんなに相容れないってほど歴史観に相違点は
ないんじゃないかな。
まあ文春にも多様性があるってことかもしれないけど。

140 :名無しのオプ:2006/11/15(水) 23:35:22 ID:5p8iH3V7
>>139
史観と言っても古代史じゃなく、『昭和史発掘』のあたりの、近代日本史に対する史観。
これは明らかに『諸君!』とは相容れないと思うんだけど。

141 :名無しのオプ:2006/11/16(木) 00:50:02 ID:bAwWx6mt
>>140
ああそっちか。
となると、清張という大看板のメインどころから見れば、そのあたりの社是との相違は、
看過できるくらい瑣末な問題、ってことじゃないのかな。

142 :名無しのオプ:2006/11/16(木) 19:34:15 ID:Gy3O2WXo
『地の指』ってどんな話だっけ?
以前読んだような気もするが忘れてしまった。
誰か、サワリだけ教えて。

143 :七資産1970:2006/11/16(木) 21:21:31 ID:8HzIK3hC
>>142

ttp://www.geocities.jp/sofutohahito/honn_No/0075.html

144 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/16(木) 21:32:46 ID:xXJlzagN
灰谷健次郎と新潮社の件を見てもわかるとおり、出版社も営利事業であるから、
社の主張と作家の主張が異なっても、確実に売れる作家の本は出したいのは当然のこと
である。清張先生の作品はこの良い例であって、反体制的なムードなものが多くあり
ながらも、著作の多くが新潮社や文春から出版されているのは面白いものがある。
逆に朝日はリーマン時代との絡みもあるのか少ない。

145 :名無しのオプ:2006/11/16(木) 21:49:07 ID:05/qLARc
キモっ

146 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 11:49:38 ID:iFmhpBUB
わるいやつら
主演 上川隆也
   米倉涼子

147 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 18:33:08 ID:x53ESXVT
>>146
これって米倉が主役なのかな

148 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 18:41:12 ID:T49oXFL0
悪女・米倉今度はストーカー役!ドラマ「わるいやつら」主演

 女優、米倉涼子(31)が来年1月スタートのテレビ朝日系「松本清張 わるいやつら」(金曜後9・0)に主演することが16日、分かった。

 女性を食い物にする医師の姿を描いた作家、松本清張氏の同名小説(新潮社)が原作。同局系「黒革の手帖」(平成16年10月期)、「けものみち」(18年1月期)に続く松本清張3部作の最終章だ。

 前2作で銀座のクラブママ、愛人と“悪女”を好演してきた米倉は今回、1人の医師(上川隆也)を愛するが故にストーカーに転落し、殺人に手を染める看護師を演じる。

ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061117-00000033-sanspo-ent

これだね、でも、『わるいやつら』ってそんな話だっけ?

149 :七資産1970:2006/11/17(金) 21:23:27 ID:O0WdF2E5
お坊ちゃんで女好きの医師が主役のはずだが・・・

米倉涼子の役
『あなたを本当に愛しているのは私だけなのよ』って
影のように寄り添う看護婦・・・ ?
原作だと女実業家役が正しいような ?


150 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 21:26:24 ID:9RB7dbml
米倉は「〜だわよ」とか清張の女にありがちなセリフが不自然じゃなく聞こえるからこれからももっと出演してほしい

151 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/17(金) 23:17:57 ID:yfePDC55
「わるいやつら」は、片岡孝夫主演の松竹作品がまずまずの出来栄え。
こちらは原作に忠実に病院長メーンである。

152 :名無しのオプ:2006/11/17(金) 23:48:08 ID:C7ooR5iJ
米倉、清張ドラマでは放屁だの脱糞だのは勘弁してくれよ

153 :名無しのオプ:2006/11/18(土) 08:25:58 ID:bmhjeJhe
米倉のウンコなら食える

154 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/18(土) 21:19:45 ID:CLHvAYT1
「わるいやつら」「けものみち」「黒革の手帖」…
「地の骨」や「落差」あたりも含めて、この辺は清張風ピカレスクとも言い得る。
森村誠一氏は、ローカルな日本語という制約が無ければバルザック、スタンダール
といったレベルの作家だという趣旨をNHKアーカイブスで語っていたが、
この評価は内容的にも妥当な面もあるやに思う。
清張先生はスタンダールを愛読していたのではないか。

155 :名無しのオプ:2006/11/18(土) 21:39:01 ID:bmhjeJhe
キモっ

156 :名無しのオプ:2006/11/18(土) 23:11:07 ID:N3/CnGgD
個人的に好きな、『黄色い風土』(犯人(黒幕)の意外性と凄惨なラスト)と、
『連環』もできればドラマ化して欲しいね。後者の宇都宮早苗というキャラが好きなんで。
まあ、今どき猥本で御用なんてこともないだろうから、裏ビデオとかに設定を変えて。

157 :七資産1970:2006/11/18(土) 23:34:25 ID:dgRxWgAI
『黄色い風土』
あまりに凄惨なラストだから逆に漫画っぽく思えたな・・・
黒幕は・・・だが、組織は残っているようだし

158 :七資産1970:2006/11/18(土) 23:50:36 ID:dgRxWgAI
『連環』とか『花氷』とかのドラマ化は面白いかも・・・

米倉主演でドラマ化するなら
『聖獣配列』・・・読んだことないけれど
のほうがいい気もする

159 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/19(日) 16:24:36 ID:tI+AcYue
俺は「落差」を現代風に巧く脚色出来れば面白くなると思う。
いつの世も教科書を巡る話題は尽きないものである。

160 :残業リーマン:2006/11/20(月) 18:57:37 ID:cMqgpGP0
清張作品のサラリーマンは、たいてい、5時過ぎには帰社し、6時前には帰宅してますね。
それからもう一度遊びに出かけたりしている。
昭和30〜40年代はそういう働き方が普通だったのでしょうか。
自分は就職して以来、定時で帰社できたことなどほとんどありません。
今日もこれから10時頃まで仕事です。日本は本当に豊かになったのでしょうか?
以上、会社からの書き込みでした。

161 :残業リーマン:2006/11/20(月) 19:01:12 ID:cMqgpGP0
>>160の「帰社」という言い方は変でした。「退社」ですね。

162 :名無しのオプ:2006/11/20(月) 20:44:12 ID:YP46LYcX
いま、『隠花平原』を読んでるんだが、
主人公が行く先々で、偶然人と出会ったり、手がかりが転がっていたりで、
どうもご都合主義的な感じがする。
文章も繰り返し同じような表現が出てきて、締まりが無く思える。
清張長編のマイナス面が現れてる感じ。ネタそのものは面白そうなんだが。
こういうのを読んでると、やはり清張の神髄は短編にあり、と思う。

163 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/20(月) 22:58:55 ID:jMti/8EL
そう言えば、清張描くところの昭和30年代のリーマンは、仕事に追われてバテバテ
という感じは受けない。色事を楽しんでこれが事件へという展開も多い。
例えば、「潜在光景」の主人公は、帰宅途中のバスの中で古い知り合いである子持ちの
未亡人と仲良くなる(これが恐ろしい結末へ繋がる)のだが、
時刻は夜7時頃と記されている。
主人公の家は、「都心から国電で30分ばかり乗り、私鉄に乗り換えて20分かかる。
それからバスで30分もかかるという、ひどく辺鄙なところだった」とあるが、
遅くとも6時前後には会社を退けている計算になる。

>主人公が行く先々で、偶然人と出会ったり、手がかりが転がっていたりで、
>どうもご都合主義的な感じがする。
これは清張長編の特色とも言えるものであって、この点を忍従出来ないと
作品世界を楽しむことは出来ない。
清張スレでは比較的評判が良い「Dの複合」「黄色い風土」「球形の荒野」も
この例外ではないし、あの「点と線」とて同様である。

164 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 00:29:13 ID:N8ylI6Wa
>>163
書名が多くなると間違いがち。気をつけてなw

165 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 00:50:36 ID:D6jcs5Or
ご都合主義はまだ我慢できるんだけど
短編にくらべて文章がおおざっぱなのはいただけない

166 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 10:13:24 ID:iJsrAY1s
「聞かなかった場所」をずっと「開かなかった場所」と読んでいて、
いいタイトルだなと思っていた俺。

167 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 18:14:23 ID:vBzJiEf9
球形の荒野の久美子がなんか癇に障るんだよな。
別にどこがどうってわけでもないんだが。
清張の書く女性は好きなの多いんだけど
霧の旗の桐子とこの久美子はどうもダメだ。

168 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/21(火) 21:48:02 ID:lqL0lDqq
70年代以降の清張長編の文体がストーリーを追うのみで淡白過ぎる感があるのは、
多忙とこれを因とする口述筆記に関係しているかと思う。
間違いなく自筆であった芥川賞受賞作「或る『小倉日記』伝」に代表される初期短編では、
クールで淡々とした清張節とでも称すべき独自の情感があり、これが魅力でもあったの
だが。

原作「霧の旗」のヒロインは、兄のリベンジという目的に執り付かれて逝っちゃてる状態
かと思う。このテーストの物語は松竹ではなく東映で映像化して欲しかった。
さそりシリーズのような雰囲気の映画になったかもしれぬ。

169 :名無しのオプ:2006/11/21(火) 22:30:39 ID:qdrrVieg
『霧の旗』は、家族関係が薄くなっている現代では、
兄のためにあそこまで執念を燃やす妹なんているのかな、
と、受け取られるかもね。
2〜3年前にドラマ化された時も妹だったけど、
いっそ、恋人に設定を変えた方が現代ではリアルかもしれない。


170 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 01:45:20 ID:VY7B2ngL
>>168
70年代以降の清張長編の文体がストーリーを追うのみで淡白過ぎる感があるのは、
多忙とこれを因とする口述筆記に関係しているかと思う。
ここ詳しく

171 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 03:43:16 ID:ReJIX62U
わるいやつら読んでるけど退屈。長いし。
皆は松本清張に何を求めて読んでるの?

172 :七資産1970:2006/11/22(水) 12:32:50 ID:K03xv2jo
どこにでもいる平凡な人が
ちょっとした踏み外しで犯罪を犯してしまう怖さ

が作品の魅力かな

長編はともかく
短編を読んでも物足りないならば
あなたの好みには合わなかったんでしょうね

173 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 16:21:08 ID:TsgWoXlh
>>167
一人称が久美子なところとか?
俺ツンデレが苦手だから蒼い描点のリコちゃんのほうが
だめだなあ。何か気がきつくて。

174 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 20:29:15 ID:RT6kBJXh
『蒼い描点』はいかにも女性読者向け、って感じで
清張ならではの「毒」が稀薄なのが残念。

175 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/22(水) 21:23:13 ID:1fSnxCXJ
多忙ゆえ口述筆記された作品が多いことは衆知の事実であるが、
(口述筆記の担当者に対するインタビューもオンエアされている)
多忙で各作品に費やす時間が限定され、手書きとの感覚の相違もあるのか、
描写が薄く淡白になり、ストーリー展開を楽にするための御都合主義も多く
なっている感が強い。
この点は、やはり「点と線」「ゼロの焦点」等初期作よりも、中期以降の作に
顕著である。

バーの女性のような略称を嫌がるリコちゃんだが、清張作品の女性キャラにしては
翳が無さ過ぎる点が、やや魅力を欠くように思う。
作品(描点)そのものは、それなりにボリューム感があるロマンチック・ミステリ
ってところか。

176 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 22:41:00 ID:YDEl2RfH
口述筆記なんてちょっと想像できない世界だな。速記者が清張にも見えるように
横に座って書いてたのかな。濡れ場のシーンとか言いにくかったりするのかな。
やっぱりデメリットの方が多かったりするのだろうか。

177 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 22:58:03 ID:1wOPLpjI
聞いた話だと、清張は口述筆記の際、女言葉は女らしい情感たっぷりに喋ったそうだが。

178 :教えて:2006/11/22(水) 23:51:22 ID:FxGdPZ8I
教えていただきたいんですが・・・
多分テレビドラマにもなった作品なんですが、題名がわかりません。

1)地位のある夫をもつ妻が、殺人を犯す話なんですが、多分妻が戦前売春婦をしていて
その過去をかくして現在の夫と一緒になるのですが、昔の売春婦仲間か何かと偶然再会し、
過去を知られたくないばかりに殺人をおかしてしまう。
最後警察がその奥さんを逮捕しにきたとき、その夫が妻はもう戻りません、みたいなことを言って
実は妻の過去や殺人のことを知ってた(偶然知ったのか忘れた)が、
妻の気持ちがわかるので妻を行かせた、妻は最後ボートで海か湖かに自殺しに出て
浜辺にいる夫に手を振った、夫もいつまでも妻に手を振り続けた・・・
そういうラストでした。小説には書かれませんでしたが妻は捜査の手が自分に伸びたことを知り、
自殺するということを匂わせたラストです。

179 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 23:54:37 ID:TsgWoXlh
ゼロの焦点じゃなかったっけ?違ったか。
似たような話が他にもあるから自信ない。

180 :名無しのオプ:2006/11/22(水) 23:55:30 ID:S/OezARw
ここまで書かれたらわかっていてもタイトルかけないような
即ネタバレじゃん・・・
ドラマのタイトルだって同じくネタバレ行き

メ欄で書いてくれる人が答えてくれることを祈りましょうね

181 :教えて:2006/11/22(水) 23:59:44 ID:FxGdPZ8I
2)冤罪で兄を死刑にした裁判官か検察官か弁護士かに妹が復讐する話。
細かいとこは忘れましたが、妹が身分を隠して兄の敵であるおじさんに近づき、
酒を飲ませて情事にいたる。合意の上だったが、妹は実は処女であり、医者の診断書も
情事の後診察にいき、処女であったという診断書か証明書をとって、そのおじさんに
郵送する内容です。レイプで訴えられたらそのおじさんには潔白を証明する術がなく
その女が、自分が死刑にした男の妹であると知るというストーリーでした。
これも題名が思い出せません。
3)有名建築家の男の後妻におさまった水商売の女が、夫の部下で若く才能のある建築家を誘惑し、
夫を共謀して殺害。若い建築家はその後めきめきと頭角をあらわし、その後妻が経営する
建築事務所の花形建築士になっている。その男は後妻を好きだったが、後妻から世話してもらった
新妻をやがて熱愛するようになり、独立したいと願うようになる。
が、共謀して犯罪をしたということをたてにいつまでも独立させてくれない後妻を
次第に憎むようになりその女を殺してしまうという話です。短編でした。

182 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:01:20 ID:S/OezARw
新手のネタバレ荒らしだったか

183 :教えて:2006/11/23(木) 00:05:30 ID:FxGdPZ8I
あの、松本清張スレなので作品を読んでる人が語り合うところだと思って
大丈夫だと思って書き込んでしまいました。
本当に題名が知りたいだけなのですが、ネタバレはだめだったのは知らなくてごめんなさい。
あの、題名が無理ならどの本に収録されてるかだけでも結構ですので
もし良かったら誰かおしえてくださいませ。

184 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:11:42 ID:NG+hJtBJ
ここまで具体的に書かれたら、題名教えるわけには行かない。
簡単なあらすじ紹介してるサイトがあるから、そこで探してみましょう。
キーワード検索もできるようだから。

185 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:45:36 ID:IWh4UUxQ
>179
ありがとうございました。調べてみます。
2)については184さんの方法で調べました。題名わかりました。
3)についてはまだわからないのですが短編でしたのでそれが収録されてる本の題名を
知ってる方がおられましたらよろしくお願いいたします。
皆様のルールも知らずご無礼をいたしました。
それでは、ごめんくださいませ。

186 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 00:51:37 ID:jJf3MGkM
■メール欄以外でのネタバレは禁止です。
 目に付くところにネタバレを書き込むのは止めましょう。
 ネタバレを予告する書き込みも止めましょう。
 メール欄以外でのネタバレを目的としたスレッドを立てることは禁止です。

「皆様のルール」じゃなくて、↑っていうのがこの板の頭に掲げてあるんだが・・・

187 :名無しのオプ:2006/11/23(木) 01:10:34 ID:IWh4UUxQ
はい、申し訳ありませんでした。以後は絶対にそのルールを破りません。
私も清張のファンですので、今後は機会がありいましたら作品について
語り合いたいと思っております。勝手をしてすみませんが>184さんのアドバイスにより
目的の作品名を知ることができました。ご気分害された方方に謝ります。
それでは失礼いたします。

188 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/23(木) 17:29:41 ID:dca9SL+B
清張先生は結構ノリノリで演じる面がある。
NHKの自身の原作ドラマでは、雲助タクシーの運転手、遊園地の整備員、
初老の学校事務員、好色なボケ老人といったはまり役(?)を好演していた。
口術筆記の場合は、製作・演出まで自由になるから大熱演、劇団ひとり松本清張だった
のではないか。
なお、口述筆記の担当者によれば、思わず物語に惹き込まれるような語りの巧さは
絶品だったそうだ。

189 :名無しのオプ:2006/11/25(土) 07:35:01 ID:7Kz/TW+E
>>188
そう言う部分も真似たのが森村先生か?

190 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 01:56:46 ID:9Oo7G522
「砂の器」は原作より映画のほうが面白いと思うのは私だけですか?

191 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 02:22:29 ID:6M9YB7FY
大丈夫、作者もそう言ってたから

192 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 20:48:10 ID:8bPELoZk
「影の地帯」読み終わりましたが、
文体が簡潔なわりにはやや冗長な感じがして(さすが終盤は
グングン引き込まれましたが)、
少し前に読んだ、似たような展開の「黄色い風土」のほうに
どちらかといえば魅せられました。

193 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/26(日) 20:50:40 ID:dFAzfoaj
森村誠一のホテルマン(フロント)役はさすがに絶品だった(w

映画「砂の器」は、謎解きミステリとしてはセールスポイントである
あのSFミステリ風のトリックを切ったこと、原作には無い親子巡礼の描写、
メーンとなる2人の刑事のキャラが原作とは大幅に異なること等、
最早、原作というよりは元ネタ=素材程度の意味しかない別物となっている。
別物として見れば良いが、清張作品らしいクールさが無い松竹人情劇になっているという
批判的な意見もあったことは記しておきたい。

194 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 20:57:35 ID:6M9YB7FY
カキコライターってきもいね

195 :名無しのオプ:2006/11/26(日) 21:00:45 ID:zXQ9L/Gq
ご都合主義的傾向がある清張長編だが、
『砂の器』は、逆に反ご都合主義というか、
刑事に何度も徒労をさせることで、
紙幅を引き伸ばしているような感がある。

196 :名無しのオプ:2006/11/27(月) 11:30:57 ID:b6DQ/AQM
そうそう、東北亀田の話とか結局何の意味も無いし

197 :名無しのオプ:2006/11/27(月) 17:11:35 ID:oZj91mj/
『隠花平原』読了。
真犯人の意外性は申し分ないが、
それが主人公の、人違いで殺された義兄と目欄1であり、さらに目欄2でもあり、
本来殺されるべき人物とも目欄1でもあった、というのは偶然にしてもでき過ぎてありえん。

198 :名無しのオプ:2006/11/27(月) 21:33:15 ID:b6DQ/AQM
>>197
なんかラストがグダグダだったように感じる
というか上巻と下巻の落差が激しい
上巻面白いのに下巻イマイチ

199 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/27(月) 21:45:01 ID:yYauIBXl
「砂の器」は、ラストシーンに込めたテーマが原作は新旧交代、
映画は運命(テーマ曲のタイトルでもある)と全く異なる脚色がなされている。
原作は今西&吉村メーン、映画は犯人メーンでフィナーレとなっており、
主眼も全く逆になっている。

200 :名無しのオプ:2006/11/28(火) 09:49:11 ID:sZu3+o4R
先生の息子で電通勤務の人が昔賭博だか詐欺だかで捕まったことあったよね。
電通には作家や有力者などの子息が多いことで知られているが、先生も
人の子の親として、
苦労したんだよなあ。 
生涯独身係累なしの書斎さんには縁のない話だが、
それはそれで、苦労のネタは尽きまぢ、ってことですよね。

201 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 00:28:20 ID:TnVjHiAE
「無宿人別帳」読みました。印象に残ったの書きます。

【逃亡】あの状況であの男はどんなテクを使ったのやら
【夜の足音】色々おいしい思いしたくせに・・・逆に良い意味で燃えるじゃん。ねえ? 
【町の島帰り】最初のやつね。脈絡の無いストーリーが二つある感じ。でもそれが効いている。
ネジリンボウ、パラシュート部隊ではなく画太郎マンガの世界もあり。
【左の腕】シブ杉・・・
【雨と川の音】コ・・・コワス・・・

202 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 01:06:30 ID:i2M9c8BN
ウンコ食わすのがいちばん怖い

203 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 19:10:07 ID:dhUULtMm
清張の小説は性的な描写がすごくエロチックだ。
女の体臭・口臭が伝わってくるようだ。
清張自身はあんなにもてたのか?

204 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 21:16:24 ID:2uU2lGEW
清張の小説は面白いけど
本格としては弱すぎる

さしずめ早すぎたライトノベルだ

205 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/29(水) 21:27:04 ID:nTYtXd0L
清張の女性観には、理想型としては「或る『小倉日記』伝」における耕作の母ふじの
ような聖母への憧憬があったかに見えるが、
結構、生身の女性を生活の中でリアルに見据えているという感がある。
例えば、「梅雨と西洋風呂」ではコケティッシュな悪女役が、汚れた浴槽の掃除をしている
ところを刑事が訪ねる場面が出て来るが、簡潔な描写ながら妙に生活観が漂い、
水商売の女性が住む昼下がりのしょぼいアパートの情景が目に浮かんで来るかのようだ。

206 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 21:38:25 ID:i2M9c8BN
 カ キ コ ラ イ タ ー 


207 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 22:20:49 ID:xWpF8CQa
清張はモテなかったと聞く。自分で青春時代は無かったとも言ってるしね。
濡れ場のシーンも薄い方だと思う。その事を清張に指摘した人がいたらしく、その時清張は
「私に経験が少ないとおっしゃるのか!?ならば殺しも同じで推理作家は人殺しでないと成り立たない!」
みたいな事を言って反撃したらしい。本当にこんな事言ったのだとしたら、なかなか茶目っ気もあるね。

208 :名無しのオプ:2006/11/29(水) 22:44:05 ID:oOR3yHEv
城野隆の「一枚摺屋」
清張賞受賞だけあって清張作品に似てて面白かった

微妙にスレ違いかも知れんが。
ついでに「天保図録」再販キボン
本庄茂平次サイコー!

209 :名無しのオプ:2006/11/30(木) 14:51:14 ID:wAXufAld
今は無き『噂の真相』によると、清張は晩年まで妾が三人いたそうだが。

210 :名無しのオプ:2006/11/30(木) 18:35:34 ID:ZIvc1Gda
清張って、やたら歯の描写が多くないですか?
黄色い歯をむき出して、とか
汚い歯ぐきを出して、とかw

211 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/11/30(木) 22:33:01 ID:CQo4T3+d
「清張は女性が描けない」というのは、生前から指摘されていたことであり、
定説化していることでもあるが、前述したとおり、物語の中でビビッドに女性を描く
という点は巧みだったと思う。優れた作家だけあって客観的な観察力は鋭いものがある。
ただし、あくまで主にあるのは「物語」であって、
「ゼロの焦点」「黒革の手帖」「蒼い描点」…物語上におけるヒロインのキャラは
それぞれあれで良いかとは思うが、
物語を越えたヒロインの存在感・魅力といったものは感じられない。

212 :名無しのオプ:2006/12/01(金) 21:46:59 ID:x/vxJWX0
>>211
ん、で?

213 :名無しのオプ:2006/12/01(金) 22:18:19 ID:bOQkE5a6

いちいち茶々れるな
うざい

214 :名無しのオプ:2006/12/03(日) 23:53:01 ID:rBf/X781
今日のNHKアーカイブすは写楽の謎だ

215 :名無しのオプ:2006/12/06(水) 18:14:05 ID:kEr7NYM9
最近少々驚いたことがあった。
高校殺人事件の探偵役の羽島さち子の設定がカッパノベルズのと文春文庫ので微妙に違ってるんだな。

カッパノベルズでは「彼女は小学二年まで東京にいて、それから彼女の父が転勤で九州に引っ越したので彼女と離れ離れになった」とあり、
文春文庫のでは「小学二年まで私(主人公)の家が小学二年まで九州にあり、私の父が東京に転勤し引っ越したので彼女と離れ離れになった」とあり、

やたら違うことが書いてある。
こんなに登場人物の設定を軽々しく変えないで欲しいもんだ。

216 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/07(木) 21:50:07 ID:ahk1arGt
俺は「高校殺人事件」はカッパ版しか読んでいないが、
本作は典型的な謎解きミステリだし、本筋に関係しない人物設定には目くじらを
立てる気はしない。
清張作品らしからぬ青春もの、怪奇・猟奇もの(喉笛を切られて、まさに笛のような
音が出るとか)としては、まずまず楽しめる作であった。

217 :名無しのオプ:2006/12/10(日) 12:18:24 ID:7+8ITHD9
彩霧、知念が何であんなに安川のために尽くすのか
よくわからんかった。友情のためだと言ってるけど
横領犯だしなあ。俺なら田村のように金もらう。
クビになった銀行の支店長と次長がカワイソス。

218 :名無しのオプ:2006/12/12(火) 17:06:40 ID:FS3+E3N9
元子も民子も米倉じゃないよなあ。

219 :名無しのオプ:2006/12/18(月) 22:54:40 ID:QvVvx58C
清張に極楽山本の話書いてほしい。
小悪党の転落話。

220 :名無しのオプ:2006/12/19(火) 03:33:17 ID:Lv0Pddnv
小物すぎて小説にもならんわw

221 :名無しのオプ:2006/12/19(火) 12:04:23 ID:FaA59aPy
吉本や業界のウラとかそれに関わる女の話とか
そこらへん織り込んでいけば・・・それでも無理かw

222 :名無しのオプ:2006/12/19(火) 12:28:10 ID:Lv0Pddnv
引きこもって誰も頼んでないのに本の論評を2ちゃんねるに書く事に快感を覚えてるクソコテの話とか。

223 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/19(火) 22:03:15 ID:o0Poqnky
そもそも清張先生は政界や官界、学界に興味はあっても芸能界には無かったようである。
「空の城」という作品はあるものの、経済界にも先の3つに比較すれば興味は薄いように見える。
同時代ではこの分野は城山三郎氏の守備範囲という感じもする。

224 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 15:57:21 ID:3345N97t
清張全集33巻の195ページの上段にある、
「クロコダイルやナビゲーターの鰐ではなく」
ってところは、正しくはアリゲーターではないだろうか。
こういったところの校訂をきっちりやってもらいたいものだ。

225 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 16:21:03 ID:igGhVKdv
前にも書いたかもしれないけど、清張氏は女優好きで、NHKプロデューサーの某氏に、
君は若い女優と仲良くできていいなあ、とよく語っていたらしい。
芸能界に関心がないわけでもなかろう。

226 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 16:22:05 ID:Y3ZSy+bT
わるいやつらのドラマ化たいへんなことになってるね。
途中で○○されてしまうあいつを主人公にして、しかも
デザイナーと女の戦いだってよ。

227 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 16:23:15 ID:Y3ZSy+bT
>>200
電通および視聴率主義の批判した小説書いてなかったっけ?

228 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 18:48:16 ID:rMQ9NMwp
>>225
そりゃ一般人と同じような感想だな。
特別な関心を払っていたとするのはどうかと。

229 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 20:56:24 ID:igGhVKdv
『わるいやつら』ドラマのサイト見てみたけど、看護婦姿の米倉はなんか荒んだ感じで、
病気が悪くなりそう。
清張先生は、もっと豊満なタイプの方が好みだろう。

230 :七資産1970:2006/12/21(木) 21:08:43 ID:ur2/VEhl
>>227
新潮文庫に収められている『渦』かな

231 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/21(木) 21:51:40 ID:r0k/WSe3
>視聴率主義の批判した小説
「渦」という作品だが、芸能界ではなく視聴率という存在を通じてテレビ業界の実態を
背景にしたミステリである。
清張先生はお水系の女性も好きだったのではという編集者の証言もあるし、
これと同様に、女優への興味は綺麗な女性が好きという世の多くの男性に共通する感覚に
過ぎないのであって、芸能界に興味があったというのとは異なるように思われる。
前述したとおり、清張先生は乙羽信子嬢のファンだったとのこと。

232 :名無しのオプ:2006/12/21(木) 22:54:38 ID:vKTbzc2S
「西郷札」を読みました。印象に残ったの書きます

【くるま宿】あれれ、どっかで見た逆バージョンの希ガス。こういうの多いの?
【権妻】オチが肩透し食っちゃった。あーあ。
【西郷札】嫉妬深杉。女の腐ったような奴だ。キレ杉
【口秋々吟】(こんなタイトルじゃないけど字が見つからない)こんな人いるね。
【白梅の香】みんなも気をつけて。
【面貌】カワイソス・・・
【酒井の刃傷】コ・・コワス・・

233 :名無しのオプ:2006/12/23(土) 19:46:52 ID:lNN/Ktxu
『或る「小倉日記」伝』を読み返してみた。
「笛壺」の主人公の老学者、自分を悪い女に引っ掛かった被害者のように云ってるけど、
どっちもどっち、というかむしろ老学者のほうが浅はかなように見える。
学問一筋の生真面目で堅物な人間のようだが、人間適当に遊んでいないとこうなってしまう、
という警告の意味を込めた作品なのかな。

234 :名無しのオプ:2006/12/25(月) 23:12:55 ID:bncpXbzG
逃亡のお蝶たんとお秋たんは俺の最萌えキャラ。

235 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/26(火) 23:35:42 ID:ykA6+/gk
清張先生の筆致は自然主義というか、どちらかと言うと日常の諸事を描く私小説的な
ものである。
普通、この手の作風はいわゆるつまらない話が多いのだが、この筆致で面白いミステリを
書けたのも、さすがという感がある。

236 :名無しのオプ:2006/12/26(火) 23:47:22 ID:6CN29xbn
古本屋でも文庫はよく見かけるけど、カッパノベルスを最近見かけんなあ。
例外は「砂の器」と「短編集」・・・まあドラマ化と復刊のせいだが。

けっこう意識的にカッパでそろえようと思っているんで現状は悲しいねえ・・・
ところでカッパのゼロの焦点初版って貴重?

237 :名無しのオプ:2006/12/27(水) 00:21:07 ID:zRnhfR4f
てめーの話のほうがつまらねーんだよカキコライター消えろ
まじでアンモニアクセエ

238 :名無しのオプ:2006/12/27(水) 00:21:48 ID:+NinoQW4
カッパは実家にたくさんあるが
行が二段になってるのもあるし、ポケットサイズじゃないし
俺はあまり好きでないな。でも背表紙の見た目はなかなかいいかも。清張の顔でかい

239 :名無しのオプ:2006/12/27(水) 00:25:28 ID:+NinoQW4
おっと背表紙に清張の顔がある訳ではないです

240 :名無しのオプ:2006/12/27(水) 19:07:30 ID:CPhcAWNt
『或る「小倉日記」伝』収録の「喪失」「弱味」という作品も、
弱い庶民が、どん底に落とされてしまうという、なんとも救いがなく、
陰々滅々としてくる話だ。
清張リアリズムは実に厳しい。


241 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/27(水) 20:47:17 ID:SE6bvwjF
カッパノベルスの背表紙には清張先生のモノクロ写真が掲載されていることが多かった。
煙草を一服している清張先生、執筆中の清張先生の横顔、庭を散策(作品の構想を
練っているのか)している清張先生等々、
魁偉な容貌ではあるが、逆に、それゆえに独自の存在感があって絵になる男という
感もある。

242 :名無しのオプ:2006/12/28(木) 01:35:01 ID:V659yQv3
>>241
背表紙じゃなく、裏表紙じゃないの。

243 :名無しのオプ:2006/12/28(木) 02:02:58 ID:u+3XOZut
>>242
ですよね・・?>>239訂正しようと、ちょっと迷ってしまった。
背表紙に顔があるとドラゴンボールのコミックみたいに遊べる感じになっちゃうんですよね?違うの?
たしかに裏には清張の顔がアップでダメだこりゃ!(妖怪みたい。ある種バケモンだが)
初版は欲しい人にとっては貴重なんじゃないかな・・?ぐらいしか分からない。

244 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/28(木) 22:40:12 ID:9gkOCtSL
清張作品で繰り返し読みたくなり、実際に再読するのは初期の短編(非ミステリ)が多い。
「或る『小倉日記』伝」の田上耕作、「菊枕」のぬい、「笛壷」の畑岡、「石の骨」の黒津、
「断碑」の木村、
そして清張先生自身の姿が投影されていると思われる「父系の指」の私…
いずれも淡々とした筆致でありながら、語られる人生は対照的にそれぞれに
波瀾と葛藤に富んだものである。
暗い色調の作品ばかりなのが特色だが、この意味では「半生の記」は続編を書かなかった
のは正解かもしれぬ。
この後の話は、実話とはいえ、清張作品らしからぬ文壇サクセスストーリーにしか成り
得ず、清張先生得意の敗者の生き様を活写するという持ち味を発揮出来ないのである(w

245 :名無しのオプ:2006/12/29(金) 18:35:57 ID:k9oJLkl4
「失踪の果て」を読んだ

【額と歯】コメントのみだけど新聞に乱歩や甲賀が出てくる。確かに言いそうな事っぽい。
【失踪の果て】何が「計画のミソ」だ。バカヤロめ。
【繁盛するメス】ごまかし方も含め時代を感じる。今じゃ考えられない。
【速記録】最初から最後までマヌケすぎる・・・
【春田氏の講演】男カワイソス。
【やさしい地方】最初の独占禁止法の部分とか場面いる?いるんだろうなあ。でもこれ一番
        面白かった。状況が違うと心変わりもするんだろうね。でもあの男コワス・・。

246 :名無しのオプ:2006/12/30(土) 17:02:21 ID:FDbAKoz1
誰か、突風を読んだ人はいないか?
最後の葉村明子の会話がさっぱり理解できんのだ。
考えれば考えるほど混乱する…

247 :名無しのオプ:2006/12/30(土) 17:21:32 ID:9FiIUwqd
>>246
あれは推理ものでもないのでネタバレってこともないから言うと、
夫の浮気相手のヒモと関係を持ったことにより、夫を出し抜いた、
そう思った上での余裕が言わせた発言じゃないのかな?

248 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/30(土) 18:47:12 ID:de4oaOhC
清張先生の非ミステリは、最初期の短編は一途で直線的な人物が主人公となることが多く、
その点では物語にも理解しやすい面があるが、
「突風」に限らず「式場の微笑」「遠くからの声」等、
人間心理に思いを致すような考えオチが多くなって来るやに思う。

249 :名無しのオプ:2006/12/30(土) 19:00:04 ID:r329EFvj
清張さんの趣味でありかなりの資金を出していた
現代史研究という雑誌はまだあるの?

250 :名無しのオプ:2006/12/30(土) 22:59:51 ID:OEOYx1X/
 ∧∧
   ( -_-)
  (フっソ \_
   しlニニlしノ)
    /」_| 
    台 台   

251 :名無しのオプ:2006/12/31(日) 14:15:46 ID:d7DC8jl0
清張作品は、大ざっぱな意味で勧善懲悪(犯人は最後には失敗する)であるものが多いが、
『突風』収録の「理由」は、『黒い画集』収録の「遭難」とともに例外的な作品。
この二つの作品は結構も似ていて、いずれも、プロバビリティの犯罪、であることが共通している。

252 :名無しのオプ:2006/12/31(日) 15:33:09 ID:d7DC8jl0
上記の作品は、被害者の親族が復讐しようとして返り討ちに遭うという点も共通している。

253 :246:2006/12/31(日) 18:03:06 ID:HgBRXrYl
>>247
でも、明子は待っていれば大丈夫って言ってるよね?
これの意図がさっぱりわからなくて…。
作中じゃ明子は動きっぱなしだし。

この最終段落の意図について、
ゼミで混乱しまくり、先生もあやふやなんだ。
行間ないのも不自然だし。

254 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2006/12/31(日) 18:28:20 ID:CzHikJAp
前にも紹介したことがあるが、「奇妙な被告」も最後の一行が効いている
アンチ勧善懲悪な作。

>>253
あくまでもひとつの解釈としてだが中公文庫の解説を参照されたい。

255 : 【小吉】 :2007/01/01(月) 00:42:56 ID:RC277hQG
謹賀新年

256 :名無しのオプ:2007/01/05(金) 20:55:50 ID:ATejz3Pw
「けものみち」読んだ
翻訳ものばっか読んでたので気分転換に・・・
長編はご都合主義が激しくて評判悪い清張さんだけど
これはわりと面白かったよ
ブクオフで計210円で5時間楽しんだw
つまんない新刊買うよりいいよな

257 :名無しのオプ:2007/01/06(土) 01:48:50 ID:vdGTm6+1
「落差」
え?これで終わり?と言う感じ
もう少しどろどろにちゃにちゃした事件が起きるのかと思った

258 :名無しのオプ:2007/01/06(土) 02:24:39 ID:xHKmQ3eO
書道がでてきた作品知りませんか?確かラブホ代わりに教室が使われてた 
できれば軽い粗筋もおねがいします

259 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/06(土) 13:06:46 ID:BoPEH89j
>書道がでてきた作品
「書道教授」でしょ。
新潮文庫(「鴎外の婢」)に収録されていたがこれは絶版。
今は文春文庫の短篇コレクション(中)に収録されている。
自分は新潮文庫で読んだが、表題作に少し食い足りないものを感じたものの、
併録されていた本作で日常性に材を取る清張ミステリの面白さを堪能した。
予備知識無しで読んでみることを薦める。

260 :名無しのオプ:2007/01/06(土) 16:39:00 ID:n3QECOLf
テメーには聞いてねえ
消えろクズ

261 :名無しのオプ:2007/01/06(土) 18:10:46 ID:xHKmQ3eO
>259
詳しくありがとう! 読んでみます。

262 :名無しのオプ:2007/01/08(月) 18:07:14 ID:me4k0Av/
昔から短編ばかり読んでいたけど、最近長編読んでます。
「黒い樹海」読み終えたけど、…ん〜。
登場人物多過ぎというか、そんなに必要無いよな気がしました。
今から、「渇いた配色」読みま〜す。

私は短編なら「声」が一番好きでした。
「黒の様式」「死の枝」といった短編集も面白いですよねっ!

263 :名無しのオプ:2007/01/09(火) 00:19:47 ID:zYww40F+
セイチョウリスペクト

264 :書斎魔神 ◆qGkOQLdVas :2007/01/10(水) 06:36:17 ID:GcKz2KGv
「黒の様式」に収録されている「微笑の儀式」で
初めてアーケイック・スマイル(古拙の笑い)というワードを知った。
(残念ながら手軽に読める新潮文庫版は絶版)
清張先生の作品には種々のジャンルの豆知識が散りばめられていて、
これも読む楽しみのひとつとなっている。

265 :名無しのオプ:2007/01/10(水) 10:58:03 ID:wDsqt1DM
>「微笑の儀式」
ちょっとしたホラーですな。


266 :名無しのオプ:2007/01/10(水) 14:44:18 ID:SB0H0rrH
コテハンキモス

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