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温故知新〜近代詩を鑑賞してみるスレ

1 :激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/01/24 00:56 ID:E2w59jdR
「詩板版近代名詩選集」を作りませんか?
みなさん、お気に入りをコピペして、感想なども書いて下さい。
あんまりむずかしい話は抜きで。

ちなみに著作権の切れてるのは、
昭和27年(1952)までに亡くなった方、です。

266 :名前はいらない:03/05/15 22:21 ID:+WvTa7uL
>>265
どういたしまして。俺はルドルフよりもシービーの方が好きだったよ。
似たようなのでは、トウメイの子テンメイの紹介でいい文句があったが…。
年がバレバレだなあ。しかも甚だしくスレ違いだ。近代詩にもどそう。では。

267 :風男:03/05/19 00:40 ID:YGCJdGQv
自分の創作の方が忙しく、書けなくて申し訳ない。良スレ維持のために
協力したいとは思ってるのですが……。

268 :風男:03/05/19 21:47 ID:YGCJdGQv
   序 詩

思ひ出は首すぢの赤い蛍の
午後のおぼつかない触覚のやうに、
ふうはりと
青みを帯びた
光るとも見えぬ光?

あるひはほのかな穀物の花か、
落穂ひろひの小唄か、
暖かい酒倉の南で
ひき毟しる鳩の毛の白いほめき?

音色ならば笛の類、
蟾蜍の啼く
医師の薬のなつかしい晩、
薄らあかりに吹いてるハーモニカ。

匂ならば天鵞絨、
骨牌の女王の眼、
道化たピエローの面の
なにかしらさみしい感じ。

放埒の日のやうにつらからず、
熱病のあかるい痛みもないやうで、
それでゐて暮春のやうにやはらかい
思ひ出か、ただし、わが秋の中古伝説?

269 :風男:03/05/20 07:02 ID:bauwBX4D
上記の白秋の詩をもって、私はしばらく姿を消します。「序詩」とは皮肉です。
また時間に余裕ができたら書きに来ます。この良スレの永続を希望します。

270 :激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/05/20 22:45 ID:MVD+Duar
>>269
創作がんばってくださいませ。
このスレは焦らずぼちぼちと続けていくつもりですので、
また息抜き程度にお立ち寄り下さい。

今のところ、あまりネタがありません。
もっと色んな詩人を読んで、紹介したいのですが。。。
ネタを仕入れるため買い出しにいこうかな。

みなさま、自分のお気に入りをどんどん貼ってください。
ナウい近代詩募集中。

271 :山崎渉:03/05/22 02:44 ID:R3rNNKvM
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

272 :たけ ◆g09RQuKuak :03/05/27 05:17 ID:0fcWh51t
猫    萩原朔太郎

まつくろけの猫が二疋、
なやましいよるの家根のうへで、
ぴんとたてた尻尾のさきから、
糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
『おわあ、こんばんは』
『おわあ、こんばんは』
『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』
『おわああ、ここの家の主人は病氣です』


---------------------------
ネコの恋の季節。『』の使い方がいいですね。

273 :山崎渉:03/05/28 11:28 ID:91alohpq
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

274 :風男:03/06/03 21:43 ID:xK83dwbG
一つ作品を書き上げたので来てみました。なんと一編しか書かれてない!
後は「山崎渉」のみ。どうしちゃったんですか、激辛氏。良スレ危うし!!

275 :名前はいらない:03/06/12 21:30 ID:fwzbpOSb



        誰もいなくなった…

276 :激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/06/12 21:38 ID:wzVnBeq9
いますよ。。。ごぶさたですが。
ネタが尽きたというか、偏ってるというか、
僕が貼付けるものにバラエティがなくなってきて。。。
いまのところ他力本願で待っているところなのでした。

著作権消滅リスト>>201を参考に、
みなさんのお気に入り近代詩を紹介してください。
お願いしますー!

もちろん、いいネタ仕入れたらまた貼ります。

277 :山崎 渉:03/07/12 11:43 ID:Gu5iF5xl

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

278 :山崎 渉:03/07/15 11:56 ID:iuxfPmjy

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

279 :なまえをいれてください:03/07/15 13:18 ID:utyJ2XGU
ハッキリ言ってアメリカなどの多民族国家では黒人の方がアジア人よりもずっと立場は上だよ。
貧弱で弱弱しく、アグレッシブさに欠け、醜いアジア人は黒人のストレス解消のいい的。
黒人は有名スポーツ選手、ミュージシャンを多数輩出してるし、アジア人はかなり彼らに見下されている。
(黒人は白人には頭があがらないため日系料理天などの日本人店員相手に威張り散らしてストレス解消する。
また、日本女はすぐヤラせてくれる肉便器としてとおっている。
「○ドルでどうだ?(俺を買え)」と逆売春を持ちかける黒人男性も多い。)
彼らの見ていないところでこそこそ陰口しか叩けない日本人は滑稽。

280 :山崎 渉:03/08/02 01:32 ID:GCypsXvY
(^^)

281 :山崎 渉:03/08/15 13:43 ID:jFO+cPAl
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

282 :( ☆´ー) ◆PpNattILVM :03/08/28 21:18 ID:x7UfhybJ
>>201
伊東と、釈は来年にならないとダメだべ。
著作権法を参照。

283 :名前はいらない:03/09/07 01:00 ID:m7lCe74L
金子光晴の落下傘てどういう意味??

284 :名前はいらない:03/09/07 01:00 ID:m7lCe74L
金子光晴の落下傘てどういう意味??

285 :名前はいらない:03/09/07 01:01 ID:m7lCe74L
金子光晴の落下傘ってどういう意味??


286 :激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/10/21 00:32 ID:li86eYix
なんとなく保守。

誰か語ってくれー

287 :名前はいらない:03/11/05 22:16 ID:lp27q+TZ
このスレを読んで、詩に興味を持ちました。
萩原朔太郎が好きです。
それだけ。

288 :激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/11/06 04:40 ID:K1AFf8dn
>>283-285
えーあれはですね、つまりこう日本人に対する愛憎っていうか、
日本を愛しながらそこに落ち着くことのできない感じとか。
あとは落下傘部隊への連想から、反戦ぽい感じも。

って全文引用したいんだけどなあ。。。

>>287
うれしい。
よし、久しぶりに朔太郎をコピペ。

289 :激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/11/06 04:41 ID:K1AFf8dn
「夢に見る空家の庭の秘密」萩原朔太郎

その空家の庭に生えこむものは松の木の類
びわの木 桃の木 まきの木 さざんか さくらの類
さかんな樹木 あたりにひろがる樹木の枝
またそのむらがる枝の葉かげに ぞくぞくと繁茂するところの植物
およそ しだ わらび ぜんまい もうせんごけの類
地べたいちめんに重なりあつて這ひまはる
それら青いものの生命(いのち)
それら青いもののさかんな生活
その空家の庭はいつも植物の日影になつて薄暗い
ただかすかにながれるものは一筋の小川のみづ 夜も昼もさよさよと悲しくひくくながれる水の音
またじめじめとした垣根のあたり
なめくぢ へび かへる とかげ類のぬたぬたとした気味わるいすがたをみる。
さうしてこの幽邃な世界のうへに
夜は青じろい月の光がてらしてゐる
月の光は前栽の植込からしつとりとながれこむ。
あはれにしめやかな この深夜のふけてゆく思ひに心をかたむけ
わたしの心は垣根にもたれて横笛を吹きすさぶ
ああ このいろいろのもののかくされた秘密の生活
かぎりなく美しい影と 不思議なすがたの重なりあふところの世界
月光の中にうかびいづる羊歯 わらび 松の木の枝
なめくぢ へび とかげ類の無気味な生活
ああ わたくしの夢によくみる このひと住まぬ空家の庭の秘密と
いつもその謎のとけやらぬおもむき深き幽邃のなつかしさよ。

290 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/07 14:56 ID:SFV1K0J1
「秋日狂乱」 中原中也「在りし日の歌」より

 僕にはもはや何もないのだ
 僕は空手空拳だ
 おまけにそれを嘆きもしない
 僕はいよいよの無一物だ

 それにしても今日は好いお天気で
 さつきから沢山の飛行機が飛んでゐる
 ムム欧羅巴は戦争を起すのか起さないのか
 誰がそんなこと分るものか

 今日はほんとに好いお天気で
 空の青も涙にうるんでゐる
 ポプラがヒラヒラヒラヒラしてゐて
 子供等は先刻昇天した

 もはや地上には日向ぼつこをしてゐる
 月給取の妻君とデーデー屋さん以外にゐない
 デーデー屋さんの叩く鼓の音が
 明るい廃虚を唯独りで賛美して廻つてゐる

 ああ、誰か来て僕を助けて呉れ
 ヂオゲネスの頃には小鳥くらゐ啼いたらうが
 けふびは雀も啼いてはをらぬ
 地上に落ちた物影さへ、はや余りに淡い!


291 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/07 15:02 ID:SFV1K0J1
 ――さるにても田舎のお嬢さんは何処に去つたか
 その紫の押花はものにじまないのか
 草の上には陽は照らぬのか
 昇天の幻想だにもはやないのか?

 僕は何を云つているのか
 如何なる錯乱に掠められてゐるのか
 蝶々はどつちへとんでいつたか
 今は春でなくて、秋であつたか

 ではああ、濃いシロップでも飲まう
 冷たくして、太いストローで飲まう
 とろとろと、脇見もしないで飲まう
 何にも、何にも、求めまい!……




「濃いシロップ」が美味しそうだななどと思いつつ
中学生の頭にも映像が妙に焼き付いていて好きな詩だった。
ところで中原中也の詩にはよく「好いお天気」がでてきますね。


292 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/07 15:22 ID:SFV1K0J1
「心臓の由々しさ」 コクトー「詩集」より 堀口大學訳

 泉の水は流れる、犬の口のように由々しく。ばらには僕もおどかされる、何しろにっこりともしないので。樹木は立ったまま眠る。冗談なぞ言わない。例えば彼は自分の影に命令する、《横になれ、休息しろ、今夜また出発だ》。晩に、影はまた枝に登る、そして彼らは出発する。

 恋する者は壁に書く。

 自分の心臓を見たら、僕はもうあなたにほほえみかけることは出来まい。彼はこの無月の晩に働き過ぎる。あなたの上に寝て、僕は凶報をもたらす彼の駈歩(かけあし)を待ち伏せる。


「さとり」 コクトー「寄港地」より 堀口大學訳

 自分に不実をしてまでも
 惚れたりするのは馬鹿らしい
 それよりいっそ、はいろうよ
 さあ、はいろうよ、この見世へ
 ここなら正気をたがわずに
 誰にも恋が出来るんだ



「恋」がでてくる二篇です。

293 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :03/11/07 15:23 ID:SFV1K0J1
良スレ(・∀・)age!

294 :287:03/11/08 02:38 ID:K+pUC2VI
>>289
どうもありがとうございます。
ミステリアスで格好いいです。
>>292
ステキです。

295 :激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :03/11/09 02:08 ID:9ZQCX0fG
うぐ。。。著作権さえなんとかできればもっといろいろできるのだが。。。

296 :名前はいらない:04/02/10 03:02 ID:ZVM7cDYN
保守(´∀`)このスレ好き

297 :名前はいらない:04/03/07 04:32 ID:kovF34jK
春なので良スレをあげます。

298 :名前はいらない:04/03/12 23:23 ID:Z7ZnHPlv
あ、今日で伊東静雄の没後まる50年ですか? 明日から解禁?

ところで、ここに書きたい詩があるのですが、
作者がわからないので今はタイトルだけ。

「肋大佐の朱色の晩餐會」

実はこの詩が収められていたアンソロジーを探しています。
(明治から昭和30年代くらいまでの日本の詩、上下2巻)
タイトル等、どなたかご存じありませんか?


299 :名前はいらない:04/03/13 09:55 ID:yfvI8PBZ
激辛さんへアシスト↓

300 :名前はかまない:04/03/28 17:40 ID:bpicFnC7
300

301 :名前はいらない:04/04/05 14:19 ID:nk/Ia4u9
有名なのからいきます。

   わがひとに与ふる哀歌  伊東静雄

 太陽は美しく輝き
 あるひは 太陽の美しく輝くことを希ひ
 手をかたくくみあはせ
 しづかに私たちは歩いて行つた
 かく誘ふものの何であらうとも
 私たちの内の
 誘はるる清らかさを私は信ずる
 無縁のひとはたとへ
 鳥々は恒に変らず鳴き
 草木の囁きは時をわかたずとするとも
 いま私たちは聴く
 私たちの意志の姿勢で
 それらの無辺な広大の讃歌を
 あゝ わがひと
 輝くこの日光の中に忍びこんでいる
 音なき空虚を
 歴然と見わくる目の発明の
 何にならう
 如かない 人気ない山に上り
 切に希はれた太陽をして
 殆ど死した湖の一面に遍照さするのに

 

302 :風男:04/07/02 21:34 ID:7zYTFznw
久しぶりにのぞいてみました。(探すのに苦労した…)
なんと一年前の自分を発見しました。あれから1年、自分は、詩も音楽も
忘れてしまっていた気がします。また、良い詩を見つけて書き込みます。
それでは、復活期待age!!


303 :激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q :04/07/03 01:51 ID:euipVFXo
僕は僕で、なんだか詩から遠ざかる毎日です
見方を変えれば、一番近いのかもしれないけれど

生活が急変して僕はまだネット環境もないけど、またもりあがるといいな
このスレ。

304 :風男:04/07/04 21:56 ID:s/uC6BvY
  妹 よ        中原中也

夜、うつくしい魂は涕いて、
   ー彼女こそ正当なのにー
夜、うつくしい魂は涕いて、
   もう死んだっていいよう……といふのであつた。

湿つた野原の黒い土、短い草の上を
   夜風は吹いて、
死んだっていいよう、死んだっていいよう、と、
  うつくしい魂は涕くのであつた。

夜、み空はたかく、吹く風はこまやかに
  ー祈るよりほか、わたくしに、すべはなかつた‥ …

305 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/07/07 02:05 ID:ij5XoKeF

 「料理人」 高橋新吉

 料理人の指がぶら下っている
 茶碗拭きの鼻が垂れ下っている
   残飯生活に血なし
    葱の匂い
   包丁の嫉視
     燻すぶるものは
      くすぶれ


306 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :04/07/07 02:17 ID:ij5XoKeF

 …あっ、>>201を見てなかった。
 なんだかとっくに著作権の切れている人かと思いこんでました。
 しくった、ごめんなさい。

307 :名前はいらない:04/07/10 16:16 ID:fWtz3xgw
中也は早逝したけど、高橋新吉氏は長命だったんですよね。勘違いしても無理ないと思います。
賛否両論あるでしょうが、あまりに寂しいので、一度あげたいと思います。

308 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :05/01/12 23:13:20 ID:0P5hhXMd
「わらひのひらめき」大手拓次 

 あのしめやかなうれひにとざされた顔のなかから、
 おりふしにこぼれでる
 あはあはしいわらひのひらめき。
 しろくうるほひのあるひらめき、
 それは誰にこたへたわらひでせう。
 きぬずれのおとのやうなひらめき、
 それはだれをむかへるわらひでせう。
 うれひにとざされた顔のなかに咲きいでる
 みづいろのともしびの花、
 ふしめしたをとめよ、
 あなたの肌のそよかぜは誰にふいてゆくのでせう。



309 :名前はいらない:05/02/20 03:41:52 ID:YWXONPmw


310 :ヒカゲ ◆WvnW.qn0.A :05/03/03 20:24:41 ID:mR1oNdW5
age

311 :名前はいらない:05/03/05 12:20:47 ID:UsM5iHi4
「蝶」がでてくる近代詩はないですか?

312 :空色蛙(かえる):05/03/09 12:31:44 ID:1PbUdjY5
age

313 :名前はいらない:05/03/09 22:24:22 ID:VLKuypaj
>>311
「春」
蝶々が一匹 韃靼海峡を渡つて行つた。 (安西冬衛 )

314 :名前はいらない:05/03/10 01:32:37 ID:qkWDMq2c
あひゃひゃひゃひゃ。

315 :クロラ ◆oNwpnhIJYU :05/03/11 23:03:14 ID:9GmJ4TQI
こんなのもあります。

「花のスピイド」北園克衛

11

音楽をめぐり
無謀の片鱗を挙げる
眠りゆく都の石よ
蝶は愛する技術です


でも、蝶が一番印象的な詩といえば>>205かな。


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