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要求

1 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/10/28(土) 02:49:01 ID:fQIQxYWK
こうなりゃ一揆しかねえだ!

んだんだ!

2 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/10/28(土) 02:49:45 ID:fQIQxYWK
「水面に咲く」

細い管がふかい水底から伸びていきます
ゆらゆらとゆれながら途切れずに伸びていきます
濾過された水は空へと昇ります

3 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/10/28(土) 02:53:07 ID:fQIQxYWK
ねかせろくわせろだかせろ

みさせろきかせろきみの声を

詩をかかせろ
詩をよませろ

4 :飛び出焼き:2006/10/28(土) 03:04:20 ID:FOobo4B8
カレーにバニラエッセンスを数滴たらせばいっきに

5 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/10/28(土) 03:12:35 ID:fQIQxYWK
「傾斜」1/2

煙草を吸おうとして火をつけたきみの前髪が燃えて
きみは泣き出してしまった
なぜなら
ぼくが笑ったからだ
頬を真っ赤にしてぼくを睨みつけたきみは
大口あけて笑うぼくの顎にパンチした
指輪が顎の骨に当たって痛かったぼくは
パン、と音がする程度にはきみの頬をぶった

それできみは泣き出した

それはまったくきみのせいだった
ぼくにはまったく非がないのだった
女であるきみはそうは考えないのだった
ぼくはほんのすこし先端が焼けただけのきみの前髪を
そっとかきあげて額に唇を当てる 
びっくりしたね、これで大丈夫だ
きみはぼくの鼻先でいきなりライターの火をつける
あ、ツっ!
鼻を押さえて思わずうずくまったぼくを見下ろしてきみが言う
これでおあいこよ
そうだ、ぼくらはずっとおあいこじゃなきゃいけない
のけぞるきみの胴体を
ぼくは腹筋で押しつぶして
きみのお好みの乱暴さ加減で
休まず腰を振る

単純ナ出来事ノ連続 が 
ぼくらを逃げられなくする


6 :2/2 ◆ZkkenDgUE6 :2006/10/28(土) 03:13:32 ID:fQIQxYWK

ぼくはきみの折れそうな肩を上から押さえつけて白いシーツにめりこませるのが好きだ
きみはくつがえしようのないこの腕力の差がきみの肉体の危険に直結しているということに怯える
きみは脅かされ、受け入れさせられ、終わった後でぼくを許すことが好きだ
きみは下になったままぼくの背中に手を回し、やさしくぼくを抱く
ぼくはきみがぼくを許すことを許す その間はあくびなんかしたりしない
きみが飽きたらぼくは汗ではりついた腹を引き剥がすようにして横に転がり、
ぼくらは並んで仲良く煙草に火をつける
このとき、ぼくらはシーソーのおなじ側に座り、
途切れた未来の断面とおあいこになっている
マグマが冷えて出来た花崗岩の黒い断面はぼくらの顔を映すので
ぼくらにそれ以上覗き込むことを許さない

7 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/10/28(土) 03:28:54 ID:XialR4ke
「俺の言葉を聞け」

世界を凍らせてどうするっちゅーねん
寒いだろうが 風邪ひくだろうが
そんな言葉はいらん イランの核ミサイルもいらん
こういう駄洒落はもっといらん
もしかして地球温暖化に対抗しようとでも言うのか?
そういうのを焼け石に年寄りの冷や水というのだ

世界をあっためろよ
あっためて あっためて あーおまえもう鬱陶しいっちゅーくらい
人肌に温めた日本酒のようなまろやかさで
脱がせてみたら肌色のババシャツを見ちゃったときのような生暖かさで
南極の氷を溶かしてオランダという国を沈めてみろよ
言葉で凍りつかせるのなんて脅迫状じゃねーんだからよう
言葉で溶かせよ 何もかも
そんで溶けてベトベトして手についちゃったアイスクリームみたいにさ
弱っちまったなあ なんて頭ポリポリかいて
頭かいたら髪の毛に溶けたアイスくっついちゃって
あ、しまったぁ、なんて言って あなたドジね、なんて言われて
ほらみろ 絶対凍らせるより相席の女とうまくいきそうじゃねえか

世界を溶かしてクリーム状にするような言葉を吐け
ペギラじゃねーんだから冷たい息吐くんじゃねぇ
とろとろのクリームのとろとろさがたまんないっちゅーねん
べとべとしたってあとで手ぇ洗えば問題ないっちゅーねん
中年はどーのこーのとかオチもいらないっちゅーねん
いいからアイス買ってこいっちゅーねん
寒いから食いたくねえっちゅーねん
だから溶かしてから食ったるっちゅーねん


8 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/10/28(土) 04:03:31 ID:XialR4ke
「土一揆」

どいっき どいっき どどどどど はいっ どどどどど
一気!一気!のコールに急かされ
大ジョッキ駆けつけ三杯決めたはいいが
アセトアルデヒドがペルー人並に足りません
急性アルコール中毒 病院送り
どいっき どいっき 息も絶え絶えに
ピーポーピーポー運ばれる途中で見た走馬灯
土井君は中学の頃 土一揆というあだ名でした
ああ そんなつまらない記憶しかないのか俺には!
最近の教科書には「つちいっき」と表記してある場合が多い
つ ち い っ き じゃ感じが出ないだろうが
やっぱそこは「どいっき」だろうが
江戸時代のサラリーマン階層であるところの農民がさ
労組運動でハチマキ締めるみたいなさ
そういう切実さと滑稽さは「つちいっき」なんて野暮な音では表せません
ああ 死ぬ間際に何考えてんだ、俺
前世は大塩平八郎の下っ端だったと気づいたところで目が覚める
目の前には観月ありさの看護婦さん
どどどどど、と押し倒してぶちゅちゅちゅちゅ、とキスキスキス
ナースコールの管で誰かに首締められて失神
一揆なんてもんは失敗してこそ一揆なんだよ、と天の声
成功しちゃったら革命じゃねえかよ、となぜか土井君の声

9 :名前はいらない:2006/10/28(土) 06:40:07 ID:7hTbG7jb
新スレオメ!@@
(^_^)У
ここは日置藩でござるか?


10 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/01(水) 01:48:55 ID:fQMPk37s
Trick or treat. ハッピーハロウィン、ゼッケンです。

罪か、罰か。

罪を背負いたまえ
それとも、罰を受けるほうが得意かね?

罪か、罰か。

罪を引き受けるのは億劫かね?
罰を受けるほうが気楽でいいかね?
罰なら誰でも受けることができるからな
それこそきみにすらできるわけだ
そして帳消しにするつもり、というわけだ

罪はどこにも存在しなくなった
きみはきみ自身による罰を受けて簡単に事を済ます

罪か、罰か。

きみのすかすかの脳みそさえ見れば
罪は高級すぎるようだ
手前勝手な罰で満足していたまえ

11 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/01(水) 02:11:53 ID:fQMPk37s
>>4
そうそうそんな感じです。
バニラエッセンスの滴が垂れる瞬間のその緊張、
それが、こうなりゃ一揆しかねえだろって感じです。

>>7-8
それは「かつてにいちぇと呼ばれた男(略して元にいちぇ)」さんに昔、私が言われたことですね。
遠い目。いつかその地点に立つ日が私にも来るのでしょうか。
それはそれとして。言ってることはペルシャの教祖なみにいいことですが、
作品としてはだらだらしてる感が否めません。
やればできる子なんだから手を抜かないでください。

>>9
抜け忍たちがやって来てくれるとうれしいです。

12 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/01(水) 02:27:30 ID:fQMPk37s
「おれの言葉は聞きたい奴だけが聞け」1/2

一、きみにはおれの言葉を聞く義務はない
一、きみにはおれの言葉を聞く権利がある
一、きみが笑おうが泣こうが知ったことか
一、笑ったり泣いたりするつよさをきみに

ファザーサッカーズ アンド マザーファッカーズ
ようこそ 
おれがみんなをボインちゃんにしてあげよう
きみが男でも女でも
グラマラスな人生を送りたがっているきみに
それ
を進呈してしんぜよう
人々がきみをほうっておかない
人々がきみにちやほやする
人々がきみを追いかける
人々がきみをもみくちゃにする
よってたかってきみを引き裂こうとする
きみが男でも女でも
おれがきみをボインちゃんにしてあげよう

真心は孤独だ
孤独を知っている心だ

本物のボインには真心が詰まっている
おれがきみに本物のボインをあげる


13 :2/2 ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/01(水) 02:28:12 ID:fQMPk37s

ボインは誘惑されない
つねに誘惑する
己の孤独を埋めるためではなく
己の孤独を知るために
きみは
きみが何者なのかを知ろうとすれば
孤独になる
きみはきみが何者なのかを知ろうとすれば
自分ではない他人の存在を知らねばならない
他人を誘惑する孤独のつよさが
きみを本当にやさしくするだろう
きみは笑わされたり泣かされたりするのではなく
きみは笑ったり泣いたりを自らが選べるようになる

真心の在り処はすぐそこだ

おそれずに聞け
目を背けずに読め
おれがきみをボインちゃんにしてあげよう

14 : ◆YAPoo/LC/g :2006/11/01(水) 03:53:19 ID:a1TQPI/W
みっけ
みっけ
みっけー

ども

提供はスピードワゴン財団デス


15 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/01(水) 07:39:32 ID:DgSQNOea
>>11
うん。だらだら書いてます。すいません。
やっても出来ない子ですし開き直って手は抜きまくりです。
マホメットのような真面目なことも書けない愚か者です。
スレ汚しすいませんでした。
死んでお詫びします。
しかしにいちぇなんて人はまったく存じ上げておりません。

16 :曾村益廊 ◆/5SxO/M3XU :2006/11/01(水) 08:27:12 ID:woc5jJ/d
『熱』

カニクリームコロッケを君の喉に押し込みたい

熱々のカニクリームが喉の奥でピュッと出たら

君の喉クリトリスは火傷してしまうかい?



17 :青メガネ ◆ZtF6f3ypqw :2006/11/01(水) 08:50:38 ID:FG/bFvrC
わたしの喉クリトリスは鋼鉄でできている

火であぶってもが焦げ目もつかぬし何をしても砕けない から

美しいうた うたうことできない

ああ だれでもいいからこのわたしに

ピンクの豆粒ちゃんちょう戴な!

チョイナ ハッ ヤットコ チョイチョイ♪

コーラックのことじゃないよ

18 :名前はいらない:2006/11/01(水) 08:58:01 ID:fpRAaANi
狂気の目でじーーーーーーーーーーっと見ないでくれませんか???
あさったりしないでくれませんか?????


19 :リーフレイン ◆LeafL/oiO. :2006/11/01(水) 10:32:29 ID:A274Paip
借金だらけの人生で、どうやって返済をしようかと
いや、返済なんかいらないっていってくれる人ばっかりなんだけど
ほら、ただほど高いものはないっていうじゃないですか?
お世話になってとてもありがたいんだけど、ああ、お世話になっちまった
よおお、と思うだけで心がつぶれちゃいそうな小心もので
しまいには、お世話になった恩人を足蹴にしてしまいそうな勢いの恩知らずが
もうやけになって放火するスレはここでしょうか?

おめでとうございます。

20 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/02(木) 09:09:43 ID:20sy/FXh
>>14
お、ヤプさん。消し飛べ詩板計画再開? なにが出るのか楽しみにしてます。

>>15
このとき、まんこさんはずいぶんテンション落としちゃってますが、
その後、公民館で発狂(本人がそう言ってるんだからね)。
八つ墓村in詩板。その名に相応しいまんこっぷりです。
あ、日本ではまんこさんが起きてる時間かな。



21 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/03(金) 04:57:41 ID:w20xVlRZ
>>16
あなたが苦しそうな顔をしてハアと息を吐いたら
勃起した喉ちんこが飛び出してきて
やっぱりあなたは息ができなくて
苦しそうだったから

わたしは

あなたから熱いカニクリームコロッケを口移しでもらったの

22 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/03(金) 05:37:00 ID:w20xVlRZ
>>17
わたしの喉クリトリスはダイアモンドでできている

炙ってよ すぐに火がつくから
激しくして 砕けないから

あなたを喰らって
美しいうたをうたう

チョイナ ハッ ヤットコ チョイチョイ♪


23 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/03(金) 06:24:19 ID:w20xVlRZ
>>18
記号多めですね。

>>19
そうです。
自戒のはずが自壊しちゃったりしてな、なんつて、とか言ってる間に
焼け野原から見上げる青空はとても高かったってことになりかねないスレです。

24 :名前はいらない:2006/11/03(金) 06:24:48 ID:sR9Nk9Ya
ひとであそぶのもいいかげんにしてほしいのよね
あとしまつしないくせに
なにさまなのかしら

25 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/03(金) 08:43:50 ID:w20xVlRZ
「注文」

ぼくがいつもおなじものを注文するので
カフェの店員はぼくをばかにしている
外に止まった車の後部座席から男が降りてきて
コーヒーを買いに店に入ってくるのが見えた
店の前に立っていた女と男はこの車と待ち合わせしていたようだ
男の方は後部座席から出てきた男といっしょに店に入ってきた
女は助手席の窓から顔を出した女と話し始めた
踊るような身振りで話す
男ふたりがコーヒーを持って店から出て車に乗り込むと
車は女をひとり残して出発した
女は踊るような身振りを止め、車を見送る
すこしの間、動かなかった
それから通りを横切って角を曲がった
ぼくは店員に愛想わらいをし、仏頂面の店員はおつりをぼくに渡す
ぼくはいつもおなじものしか注文しないので
いつもとおなじ店員は退屈そうだ

26 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/03(金) 09:40:04 ID:w20xVlRZ
「出生」1/2

お姫さまは淫乱で
王子さまはゲイのウルトラマゾでした
王さまは国の将来を憂い、
お姫さまを犯して自分の子を産ませることにしました
お姫さまはすごく興奮しました
しかし、生まれてきた子はじつはお城の拷問係の子だったのです

ぼくの本当の父親は拷問係だった

そうよ、あなたのわたしを見る目はあれにそっくりよ
そうよ、だから、お母さまにもっと痛くしてちょうだい!
ぼくはうその父親に拘束衣を着せると天井から鎖で宙吊りにし、
一晩中、ビデオを回す
涎を垂らして呻いている
こわいおじいさまはぼくと母親のふたりで責めて脳の血管を破裂させてやった

天井からぶら下がった父親が歓喜している

母親は最近、腹のたるみが目立ってきた

27 :2/2 ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/03(金) 09:40:57 ID:w20xVlRZ
処分すべきだ
この国はぼくのものになる
拷問係の息子であるぼくの国ではすべてが美しくあるべきだ
美しくない女は貴族の娘であろうと金持ちのマダムであろうと
全員、乞食の妻とする
病気持ちの乞食の膿の出るペニスを毎晩咥えなければならない
男は軍隊に入って身体を鍛えるのででぶはひとりもいない
きれいな制服に身を包み、毎日、正午に街を行進する
大砲やミサイルといっしょに整然と並んでパレードし、
沿道の窓からいい匂いのする花びらを撒く美しい娘たちに向かって
白い歯を見せて一斉に敬礼する
全員がホモであり、自分が醜くなることには耐えられない
それぐらいなら死ぬ しかも美しく死ぬ
アメリカの対空砲火をあざやかにかいくぐり、
まぬけな白人をびびらせて
あとすこしのところで海面に激突する
天井に吊るされた父親が失禁している
母親にV字開脚させる
閉じ込めたおじいさまが地下牢から呼んでいる
ぼくは焼けた火ばしをもって城の暗い廊下を歩く
サイレンが鳴り、ICBMのサイロが開く
関係:モトカレ・イマトモ
関係:この子の父親?
関係:肉体関係(ウソデス☆)
センパイ、海外でもがんばってください!
炎と煙のすじをひいて
ミサイルがいくつも青空を昇っていく

国防総省から祝電が届いた
ぼくが拷問係の息子だったからだ

28 :名前はいらない:2006/11/03(金) 12:19:10 ID:AHNw7l0U
のんきに空を見ようとかいってんじゃねー
ただじゃねーんだよ

とっくに仕送りなんて終わってるし
オレが死んだらこの狂気に満ちた仕業は成り立たないし
とんでもない罪悪がのこるだけだぜ

直接、小切手とか贈ればいいのに

不思議に加担して不思議な人間みてみたくない?

29 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/04(土) 10:01:07 ID:vcYKWr6Z
きみは注意深い性質かね?
見たまえ
キーボードに隠れていた長くて細い虫が
きみの爪と皮膚の間に潜り込もうとしているぞ
指の中に
入って
いく


30 :宮坂純 ◆Q.YLOO/tn6 :2006/11/04(土) 22:12:07 ID:sQtx8s8g
新スレおめでとうございます。
ちょくちょく覗かせて下さい。

突然すみませんですが、
「生物とは何かゼッケンに教えてもらってこい!!」と
まんこ将軍という方から脅されたので、暇な時に教えて下さい。

なお、クレームは将軍様までお願いします。

ではでは。

31 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/05(日) 00:37:16 ID:SNim+wE6
「残夢」

2003年夏 暑かった
悔しさをへの字に閉じこめ
ズボンの中で汗が滴る
印刷の酸い香りが鼻に軽い緊張を与えていた

"パワーハラスメント"今この言葉を知っていれば
アリのような小さな反抗すら丁寧に潰す叱咤から
どうにか反論できたか

ひぐらしの鳴く頃、木々と同化する緑が目印のタバコを吸いながら
確かにミタた手の感触
それは電車のホームから人を落とすくらいの風のイタズラ
3年たった今でもって忘れられない視触

今でも夢に視る
あの脂ぎった顔に拳がめり込み骨が砕ける所を

32 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/05(日) 02:21:13 ID:rzhOjusJ
「俄然強め」

いい加減にしてほしいのはあなたの抱えているもののことではなく
わたしが失いつつあるものについての静かな微笑
おだやかな視線の愛撫はジリジリとわたしの古い角質層をこがしていく
ひび割れて日々荒れて
手加減してくれたあなたの平手打ちにも歯を食いしばって
立っていられたそんなわたしの鈍感さが
そんなわたしの世間で言う自立した人間のたくましさが
全身の肌から水分を奪っていく
あなたの視線の優しさがわたしの中の海を蒸発させていく
だからもっと強く
もっと強い細胞に生まれ変わって


33 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/05(日) 09:08:44 ID:sxhKdA9X
「生物とは何かゼッケンに教えてもらってこい!!」

生物とはきみのことではなかったのかね
きみが生物ではなかったのかね
きみは忘れていたようだな
いいだろう
お教えしよう
服を脱ぎたまえ
その冷たいステンレス製の台の上に横たわりたまえ
おれがお見せしよう
生物とは機能であり、したがって機能を果たすために構造がある
きみはこれから生物の構造を見る
そしてきみは思い出すだろう
生物とはきみ自身のことであったことを
きみは見る
人工心肺につながれて培養液に浮かんだ脳が
閉じ込められたガラスの容器越しに
まあたらしい人体標本を見る
きみは自分が生物だったことを思い出すだろう

34 :名前はいらない:2006/11/06(月) 00:39:39 ID:0V5hlOy4
てめええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
ブスとかいいやがったなああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああああああああああ
きもち悪い顔とかいいがたってえええええええええええええええええええええ
ええええええええええ死んで呪ってやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 名誉毀損でうったえられろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお”!!!!!!!!!!!!!!
!”!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!死ね3ええええええええええええええええええええええええええええ”ッエエ
ッエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!!! ちゃんと謝罪しろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

35 :曾村益廊 ◆/5SxO/M3XU :2006/11/06(月) 11:53:34 ID:MVXRY7SR
>34
みなぎってるね
力が
パワーが
情念が
みなぎってる
みなぎっている

36 :名前はいらない:2006/11/06(月) 18:43:26 ID:2l/nPWNR
金出せ、舌出せ、乳首出せ〜!

37 :穢土 ◆34law0hz56 :2006/11/06(月) 22:38:03 ID:XnbMH7tN
このスレでは何を要求するのでせう
てふてふ

38 :名前はいらない:2006/11/06(月) 22:55:53 ID:PcMSj1uQ
にがいしゃとか言いやがって
一生被害者にするつもりだろうがそうはいかねぇ

お前の自尊心をよこせよ

39 :穢土 ◆34law0hz56 :2006/11/06(月) 22:58:44 ID:XnbMH7tN
>>1
サミーソーサなぁ〜
俺に梁山泊ベルトをください♪


40 :名前はいらない:2006/11/07(火) 03:59:48 ID:hlrMd+fS
はははじゃねえええええええええええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!じねえええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええええええええええええ
ええええええええええええええええええええええええええええええええええええ
えええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!


41 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/07(火) 05:51:57 ID:y3Vm1DEB
一同、礼。ゼッケンです。

>>37
このスレではなにを要求してもよいです。
要求とは何かを追求します。
要求が意識に浮上してくる過程の圧力や
水面という厚みのない境界線を越えた泡のはじける瞬間など。

あと、欲しいものはなにもない、というときのうさんくささとか。

42 :名前はいらない:2006/11/07(火) 11:25:10 ID:q6hcwnxJ
あいつのかくれ趣味→女装べてぃちゃん姿での公開診察が見たい!
あいつの秘密→昔、教授にかまほれわんわんされた話をみんなにしてほしい

43 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/08(水) 04:08:01 ID:rNEuOq5R
>>31 tribute
「愛のムチ打ち症」

あんたが容赦なく愛のムチ打ってくれたおかげで
しかも、へったくそにさあ
快感のない痛いだけの痛みは
おれはすっかりそのときの痛みだけでなく
恨みと歪みを抱え込んじまいました
あんたにも痛みを味わわせたい
あんたのようにはなりたくない
分かる?
自然としての復讐心と
それを乗り越えるべしというおれのすてきな理性とがさ
あんたっていうド低度なレベルで争っちゃってるわけ
おれみじめだろ? これあんたのせい
痛みの記憶と記憶に対する痛みと痛みを忘れられない自分への痛み
こころの痛みってのはこころの構造を観察するのにもってこいってわけだ
こういうのってPTSDっていうかもしんないぜ?
逆恨みも当人にとっては恨みそのものだからな
目上とか目下とか
しつけられた内部でしか通用しないパワーの上にのっちゃってさ
安心しすぎだなあ、危ないなあ
あんたがいっしょにホテルに行ったゼミの学生
あんたにとっちゃ恋愛のつもり
おれにとっちゃビジネス
さあ、理性的に取り引きしようじゃないの、先生
これは復讐じゃないよ、制裁だ

44 : ◆YAPoo/LC/g :2006/11/08(水) 04:28:38 ID:QWKVMTfb
ハイスクールきめん組

夢オチの件

なんとかなんねーの

要求よりダダこねます

乙女チック花柄号に跨がるヤプ



45 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/08(水) 05:16:57 ID:885D1/kj
>>43
よし。お望み通り理性的に取引してやろう。
公民館の企画は俺がゼッケンと竹輪を狂言回しにしてあそこまで盛り上げた。
今度は貴様がひとりで続きを仕切れ。
俺は降りてやるから。
安心なんかに胡坐かくようなお人好しじゃないんだぜ、俺は。

46 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/08(水) 06:03:11 ID:rNEuOq5R
>>45
わわわ。なぜ、まんこさんが???
よく見てよ、ちょっと。
43のはしんさんの作品(>>31)から引き出してきたものですよ。

まんこさんのは32でしょ。
次だから。
待つべし。

47 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/08(水) 06:05:03 ID:885D1/kj
「要求」

じめじめした自我
メソメソした自我
そんなものを自慰するために
詩をエクスキューズにして
背後から包丁突き立てるような
卑劣な通り魔的衝動が
芸術というフィルターを通した表現などとは
私は絶対認めない
テロルには特攻で倍返し
しかし正面から身を投げ出すことを誓おう
常に体を張ってきた逆ギレ芸人の緊張感に
君がひらりと体をねじって
格好だけはスマートに
よけるような真似だけはしないことを
私は要求する


48 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/08(水) 06:08:38 ID:885D1/kj
ありゃ、早まったのか、俺。つか間違えたのか、俺。
起きたばっかで低血圧不機嫌のせいにしようか、俺。
それとももう少し様子見るか、俺。

49 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/08(水) 06:16:35 ID:rNEuOq5R
>>48
まんこ将軍は想像妊娠するタイプ。

50 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/08(水) 06:23:35 ID:rNEuOq5R
でも、47もおもしろいテーマなのでなんか書きますね。そのうち。
待つべし。

51 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/08(水) 06:32:24 ID:885D1/kj
「顕在する不安」

顔が見えないと
何もわからない
文字列は無意味な記号であるばかりでなく
無意味だからこそ想像で補おうとする欠落
その欠落という名の文字を
時々の感情で塗りつぶしていくことを
実は楽しんでいるのだけれど
顔の見えないペンキ塗りは
いつも一か八かの
真剣勝負を気取っていて
21世紀とはこのことかと
コンピューターゲームとはこれのことかと
日常にすっかり根を降ろし
神経の一部分を浸食するが
痛みはなく
電源を落とせば消える不安
されど
機械の中には実在する不安


52 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/08(水) 06:44:42 ID:885D1/kj
しかしさ、ゼッケンの地声(に見える部分、あくまでも)は温度が低いのだ。
だからこっちのギャグが通じているのか実は不安になっていたのだ。
宮坂のスレで名なしさんからゼッケンに謝れよ、と言われた時、強がってはみたものの
実際少し不安を感じたのだ。ん?待てよ?って。
竹輪みたいに温度高めでギャーギャー文句言ってくれると逆にわかりやすいんだけども。
しかしそれがゼッケンなのかね。
低温動物ゼッケン。冷血ではないんだけどさ。

53 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/08(水) 06:58:22 ID:885D1/kj
もちろんすべてギャグで済まそうという卑怯なこともしたくない。
今まで誰もやらなかったはずの本物の「ゼッケン論」を俺は書いたつもりだ。
ただし迷惑かもしれないのでまずは「にーちぇ」という奴をぶった切ってから
書くことでバランス取ってみせたところが俺の平衡感覚であり、糞つまらない
狂人とは程遠い凡人ぶりなわけだが。
朝から何書いてんだ、俺。知るか。ゴミ出してくる。

54 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/08(水) 08:33:22 ID:885D1/kj
もちろんここでいう「ゼッケン論」とは実在する人間に対する批評ではなく
あくまでも機械の中にしか存在し得ないヴァーチャルな人物像であり、しかも
手がかりは今まであまた読んできた「作品」のみである。
「作品」というもともとヴァーチャルなものからヴァーチャルな人物像を描くことは
実社会における評論の本質でもあるのだが、そこに電脳空間が媒介している分、
ヴァーチャル度は更に掛け算され、書いている私もヴァーチャルな存在なので非常に
混乱したメタメタ文芸となるのは必然である。
これが意味のあることだったり何らかの革新性の種を内包する試みなのかは不明。
予想では無意味。しかしこのような重層的な風景を現実の私が記述した場合どうなるのか
ということに現在大きな興味を持っていることは白状しておこう。
もっとも、白状という行為に意味がないとわかっているからこその白状ではあるが。
あと、では実在とか現実とは何か?という問いは当然浮かび上がってくるわけだが、さすがに
それを説明したりしている暇や親切は私にもない。どうでもいいことを書く暇はあるが。
何で続き書いてんだ、俺。ゴミは出してきた。


55 :名前はいらない:2006/11/08(水) 09:58:25 ID:hnvFDYPT
内診の時に好みの患者のまんこをいじる(婦人科・産婦人科)あほな産婦人科医がいつかつかまるといいな
だから 妊婦さんも若い患者さんもあんたの診察がいやなんだよね
私が告発しようかな?

56 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/08(水) 14:05:56 ID:o2n+IJzI
>>43
ゼッケン様が僕のをーっ!いやもう恐縮してまうー
ハァハァ愛のムチヽ(゜▽、゜)ノ
前スレとか読むとゼッケンさんの詩って共感できるんだよなぁー

変なテンションで<(_ _)>

57 :青メガネ ◆ZtF6f3ypqw :2006/11/08(水) 14:22:12 ID:dGmA7evZ
まんこ将軍様最高です
僕は一生あなたについていくわけはないけれども、
そのくらいの気概を持ってあなたに接したいわけで御座いますはじめまして

58 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/08(水) 23:36:06 ID:XMDtypfs
>>57
なんだか知らんけど褒められたのでウルトラクイズに特別招待選手としてエントリーしといた。

59 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/14(火) 01:54:58 ID:58bkeph9
「旗」

11月の万国旗 
曇り空に首飾り
冷たく湿った朝
空気を鼻から吸って
肺をひろげ
胸がいっぱいになったら、すぐだ
すぐに暖まる

60 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/14(火) 04:39:26 ID:58bkeph9
「歯型」

大学の食堂は5階にあり、ぼくはそこでサンドイッチを食べている
窓の外では新棟が建設中であり、ちょうど同じ目の高さでヘルメットをかぶった作業員たちが働いている
クレーンに吊り下げられた厚い鉄板がゆっくりと降りてきて、途中で鎖が切れて落下した
作業員が下敷きになった
ぼくは食べかけのサンドイッチをゴミ箱に捨て食堂を出た
しかし、実際には鉄板は落ちなかったのだ
怪我人などはどこにもおらず、雨の中、工事は無事に進んでいる
ぼくはむかむかして
ぼくの歯型で切り取られたサンドイッチをゴミ箱に捨て、食堂を出た

61 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/14(火) 08:10:21 ID:58bkeph9
「最初の日」

今朝、双葉がひらいて、曙光に水の玉を結んだ

眠れなかったぼくは、物理法則には意志がないことを知った

朝焼けの焦点は開拓の意志にあふれていた

千年夏至祭

蟻の市では 砂糖の粒が 運ばれている

永遠が始まるとしたら、今日だ

穢れは朝日に払われた

沖天の意志

意志とは立ち上がることだ

熱力学の予言に抗う意志よ、おまえがぼくの魂でありますように

千年分の朝だ。立ち上がり、歩み始める

62 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/14(火) 08:18:27 ID:58bkeph9
「再会」

あんれまあ
水底に沈んでたあんた
ふやけちまって 蒼ざめちまって
寒かったのかい? 光が揺れて見えたのかい?
おれの火にあたりなよ
乾かしてあげる
ほら、タバコすいなよ
髪は濡れたままにしておくよ
そっちのほうがそそる
あんたがおれをうらんだ目で見るのがとてもいいよ
欲情した。抱く

63 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/14(火) 08:43:55 ID:58bkeph9
>>32
作中の話者は豊かで激しい感情を失いそうだという。
それは相手が大声を出し合って喧嘩するタイプじゃないから。

別 れ な さ い。

性格の不一致です。

64 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/14(火) 08:45:39 ID:SrMhr81X
「自スレ万歳」

そんな単語はここに来て初めて知った
自分のスレのこと自スレっていうんだって
「特定コテハンの占有目的のスレッドは2chでは原則として削除、移動対象になります」
「スレッドにて過度の馴れ合いや私物化は控えましょう」
とかなんとか書いてあるが
黙々と詩を書く人が主流みたいだから誰も文句言わない
しかしだったら何で2chで書きたがるのかね
ノートに書いた方がフォントとか気にせず立派な自家製詩集ができると思うが
「新スレおめでとうございます」
意味わからん挨拶を携えてカプセル詩人の部屋をノックする訪問者
会話に応じてもらえるとは限らないよ
詩人さんはシャイだからね
カプセルに閉じこもって黙々と書くのが好きなんだ
時々面白そうなお祭りやってると這い出てくるけど
飽きたらまた繭の中で詩に囲まれて安心するのさ
扉には「Don't disturb」の札を掛けてね
気を遣わなくちゃ
配慮しなくちゃ
詩人さんは頭の中がデリケートだからね
バリケードの奥で膝を抱え込むのが商売だからね
でも人には見せたいんだよ
自分の書いた感性の結晶を
だからガラス張りのカプセルの中で孤独を演じてる
外から丸見えなのは気づかないふりしてね
誉められたらわざとらしくびっくりして照れ笑いするんだ
本当はひそかに自信あるんだけどね
だって人に見せてんだもん
2chで書いてんだもん
自スレとか立てちゃうんだもん

65 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/14(火) 09:01:08 ID:58bkeph9
>>64
ほかの人は知らないけれど、
おれの場合は深夜ラジオのパーソナリティーってイメージでやってます。

ていうか、さみしいんですか?
お城でひとりにすんなっていうことでしょうか。


66 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/14(火) 09:04:47 ID:SrMhr81X
>>65
さみしいのは君の方だろう。
バス乗っ取られてすねてるのかなと思ってさ。

67 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/14(火) 09:17:48 ID:SrMhr81X
ここはテンプレートが一揆だからな。
勝手にパーソナリティー気取られても困る。
俺の一揆的心情を時々書き込んでやるのさ。

68 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/14(火) 09:29:12 ID:SrMhr81X
「直感2」

俺の直感は当たっていたようだ
見る前に殴れ
見る前に蹴っ飛ばせ


69 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/14(火) 09:42:53 ID:58bkeph9
>>66-68
なんだろう。寝起きで機嫌がわるいのか?



70 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/14(火) 09:44:13 ID:58bkeph9
ていうか、直感1はないのかな。

71 :もじゃ君 ◆/5SxO/M3XU :2006/11/14(火) 09:52:33 ID:3nU7MtGp
『熱』

腐敗した不発缶詰人間

中から円形状の液体に包まれて生まれる拘束されたドローイング男

つまり山羊神

膨張して膨れたお腹の腹筋に缶切りで亀裂を入れる

顔面蒼白と赤面の交互な人間関係

ヒューズを突っ込むアナル・H

週末の儀式的な愛で見詰め合い抱擁し合い吸い合うこと

奥の一歩手前でそろそろいいじゃないですか?



72 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/15(水) 01:37:36 ID:edkUdeQQ
書いては消し、書いては消し。ゼッケンです。

まんこ将軍さんへ。

じっさいのところ、まんこ将軍の主張に近いことをやっているのがゼッケンだったりするのですが。

個人において重要なのはその内容ではなく、態度である。
個人の内容には他人はもちろんその当人も直接触れ得ない
(自分が何をしているのかその人が知るのは言葉に直したときである)。
言葉が介入できるのは態度までだが、意識的な態度が無意識の表層であるとすれば、
態度の変更は無意識にもなんらかの影響を与えずにはおかないだろう
(環境の変化による受動的なものも含めて)。
つまり、態度にこそ意識的な個人の本質がある。

そこで重要なのは作品の内容ではなく、作品に対する作者の態度ということになる。
作品をどこに置くか。内容ではなく、それが本質的なことなのだ。
2chの詩板といえどとりあえず人目につくところに置く。
そしてそれは自分が書いたものであることをはっきり言う。
最低限、自分を外に向かって開こうとする意志である。
ないよりましという程度かもしれないけれど。

まんこ将軍は作品に書かれていることを作者の態度と同一視する。
ゼッケンはそれは違うと考えている。
内容と態度の間には無意識を言葉に直すための飛躍が存在している。
ゼッケンにとって、その飛躍を埋め立てる行為はうそをそこに置くものとして映る。

どうでしょうか?

73 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/15(水) 04:22:40 ID:edkUdeQQ
>>72 訂正。

まんこ将軍は作品を態度に、作者のふるまいを内容だとしている。

ゼッケンとはまったく逆なんだな。

74 :2/2 ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/15(水) 08:17:26 ID:edkUdeQQ
>>44
ああ、そうだった、いままで忘れていたなんてぼくはどうかしている
彼らのすべてを覚えているというのに、彼らのすべてが夢だったということだけを忘れていたなんて
ぼくはどうかしていたんだ、あれはぼくらの消えない傷跡、ぼくらの聖痕だった
ぼくらはいっしょに重すぎる十字架を背負って、そう、いまこの瞬間ぼくらは丘を登っているところだったんだ
ぼくはそのことを忘れていた、彼らのすべてが夢だったならば、ぼくがきみの夢でもいいのに、
実際はぼくときみはいま丘を登っているんだ、そのことをぼくはいま思い出した
準備はできている。


75 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/15(水) 08:37:02 ID:edkUdeQQ
>>71
火を焚いて踊ろう
キャンプファイアーに缶詰人間を投げ入れて
ぼくらはわくわくして待つ
もうすぐ生まれるだろう 世界中で
世界中で人間が次々に破裂して缶詰が生まれる
サルバドール、だりぃ
へんなひげ生やしてるからさ

76 :未羅琥留:2006/11/16(木) 13:34:37 ID:725d+iro
ねぇ あの人を殺して どうしてこんなに私を苛めるの
根っからの根性悪に付きまとわれて 身動きとれはしない
このことをニュースで流して 私の味方は世間
このことをラジオで流して 私の味方は法律
財は自分の努力で得るもの 人から盗むものじゃないの
美は努力で得るもの 心が滲みでるもの
肌の汚い あなたは一体何を食べているの?
毎日 インスタントラーメンかしら
働きもしないでねぇ 毎日人を妬んでばかり
生まれたことが美徳だってあなたは言うけど
生まれたこと事態が恥よね
努力の無い あなたは無心論者
きちがい 病院に入るか 刑務所に入るか どちらかにしてくれる?
私の味方は世間 殺人犯やレイプ犯は世間的には 犯罪者なのよ
おわかりかしら?

77 :未羅琥留:2006/11/16(木) 14:28:30 ID:725d+iro
あなたの要求ー私に残飯を食べさせる事
あなたの要求ーお金持ちになりたい 左うちわで愛人になって楽な暮らしを
したいのね
あなたの要求ー世界一の美人だと認めて欲しい
あなたの要求ー自分以外の人間は不幸であってほしい
あなたの要求ーお金持ちからすべての財を奪いたい
あなたの要求・・・・・・・・・もういいわ うんざりよ!!


78 :名前はいらない:2006/11/16(木) 23:11:58 ID:bZHApqdL
未羅琥留って死んだんじゃないの?ウザイヨー(>_<)

79 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/17(金) 01:01:53 ID:+C3RDXM9
「おばあちゃん」

おばあちゃんは死んで焼かれて小さなつぼに入った
ぼくはなにかしたくなって
おばあちゃんのかわいがっていたミケを焼いて
おばあちゃんのつぼに混ぜた
おばあちゃんがあの世でにゃあと鳴く
ミケがあついあついといって鳴く
ぼくの尾てい骨はなんだか長い

牙だ 瞳は緑だ 細い月のようにとがっている

ぼくの背骨がぽきぽき鳴る
ぼくは頭から毛布をかぶる
隠れているのに背骨の音は止まない ぼくは丸くなる ミケのように

おばあちゃん、熱いよう

80 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/17(金) 02:39:19 ID:+C3RDXM9
「石」

扉を閉めるんじゃなくて扉を開けなきゃいけないんだ、閉めるのと開けるのとではちがう、なにもかもがちがう
扉自体に違いはない、それは入り口と出口がおなじ扉であってもさしつかえないということで出入り口とも言う、しかし、
そのことは関係ないんだ、扉を開けようとして閉めてしまったということはそれとはまるでちがう話だってことだ、
まちがってるんじゃなくてなにもかもがちがう、とくに扉の外に人が立っていた場合には、その人間が
扉を通ってこちらに来ようという意志を持っていた場合には、その意志の成就がおれの態度決定にかかっている場合には、
現実的可能性が現実に過去すなわち事実となるための現在という時間の緊張がおれの内部に生じるわけだが、
受容か拒絶か、おれは瞬時に受容を選択した、というより日頃から拒絶を選択することをおれは放棄していたのだが
それでも実際にはおれは扉を開けることで拒絶の放棄を能動的受容に変換してみせねばならなかった、おれが
扉を開けることさえできれば、緊張した現在は弛緩した過去へと、崩壊した氷山が海水に溶ける
何万年も閉じ込められていた気泡がふたたび地球の大気に循環する、原始の復活であり、おれは原始の来訪を受ける
瞬時に扉を開けようと席を立ち、振り返り、そして閉めたナゼダ! 
なぜならおれが開けるべき扉がすでに開いていたからだ、部屋に入るときのおれが扉を閉め忘れたからだ
おれの態度決定など必要ではなかった、最初からすべては決定されていて徒労
徒労!徒労!徒労! 徒労こそはもっとも馴染み深い旧友でさえあり、そして慣れすぎていたのだろう、おれは扉を閉めた
優位にあり続ける古き友よ、おれは逆襲する

81 :つづき ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/17(金) 02:40:20 ID:+C3RDXM9
おれが扉を開くためにはおれが開く前の扉は閉まっていなければならなかった
開いている扉をさらに開くことがそのときのおれにはできなかった
そしていま
その一点において現在のおれは戦慄している!
開いている扉を開くことのできる人間が存在するということ、もろ手を挙げて訪問者の肩を抱き、
相手の顔に交互に左右の頬を当て、これ以上ないという歓迎の意志を示すこと、これが扉を開けるということの意味であり、
おれは意味ではなく結果を導くための行為しか見ていなかったゆえに扉を閉めた、扉を開けるためには
扉は閉まっていなければ 

ナラナイ

からだった、その瞬間におれに起こったことはすなわちそういうことで、おれがやったのは
認識した過去の状態を目的である未来から逆算された現在へ修正することで、すなわち努力であり、
世界が難解になるのはその努力なるものが他者によってのみ評価される、他者とは未来であり、
それは自分の内部にも外部にもある、未来を予想する現在によって現在は緊張しつづける
いましがたおれが閉めた扉の外にいるのは他者ではなく、おれの現在の思考そのものが他者であるために
おれは世界を理解しえない、思考する主体が現在思考している主体を理解しえないからだ
扉の外で待っている人間も現在のおれの困難な状況を理解しえないだろう、それどころか
なぜ閉めたのか、なぜもっと早く開けなかったのかをなじるだろう、そうするとおれは望んだ解が
得られないという目処が立ったいま、この計算を続ける必要があるだろうか
しかし、おれは扉を開けなければならない、なぜならおれは扉を開けたかったからだ
不確定な未来はおれが扉を開くことによって一意に決定される、おれはそうしなければならない
それがいちど生じた意志の力であり、後戻りを許さない
意志の光が強烈であるほど人間の影は深くなり、それが意志ある者へ下される罰なのだ、輪郭の明確さは与えられる報酬だ

82 : ◆YAPoo/LC/g :2006/11/17(金) 03:01:52 ID:brwBtonL
おばあちゃん

ぼくの好み
心臓がバクバクン瞳ウルウルリあたたかい



こちらは長文なんですがスラスラリとゼッケンワールドに引き込まれましたデス

ストレートとチェンジアップで翻弄された気分デス

ぺこり



83 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/18(土) 08:49:43 ID:yGsm15Ev
「ガラス」

冷めないコーヒー 
立ち続ける湯気
焼きあがらないトースト 
回り続けるタイマー
フライパンの上では卵がじゅうじゅうと音を立てながら
いつまでも目玉焼きにならない

84 :名前はいらない:2006/11/18(土) 09:14:55 ID:70Z+DTua
残念ながら...君を救ってくれる者は誰もいない...

85 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/19(日) 01:42:50 ID:y0wXbw8H
「ゼッケンのソング」

なきに等しいボキャブラリー
ひねり回し、言い回し使い回し
皿回し 猿回し 今日もおれ狂言回し
始めるきみたちにする話
こわいもんなし
包み隠さず、おそれ隠さず、しりも隠さず
恥知らず 恩知らず 知らず知らず、それはイカン
まことに遺憾
宇宙人にさらわれたのち、帰還
したかのような気持ちの切り替えすばやく
それはそれ、これはこれ
ゆれる乙女心チックに
純粋さ保つ感じ?
汚れちまった悲しみに
はがれちまった角質に
塩すりこむ デハハ
滑り込む間一髪、鼻先で閉じたドア
のったかのらないかの分かれ目朦朧
いろんなもん置き去り放浪
そしてまた拾う 抱え込んで疲労 歩みはスロウ
ヤんなって突っ走ろう
とどまらず意のままにならず井の中の蛙
飽きられるのがアキレス腱
呆れられて是非に及ばず
蓼食う虫も好きにならず
お気になさらず
召し上がれ

86 :名前はいらない:2006/11/19(日) 13:27:06 ID:xPWk0+DP
有馬俊輔

87 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/20(月) 03:03:43 ID:WsEUkOb1
やっと見逃した本日のモーニング娘のテレビをダウンロードしてさっき見終えたまんこ将軍です。
>>72
態度と言葉の差異。面白いテーマです。
私なりにゼッケン氏の発言を翻訳すればボディランゲージのような言語以外のコミュニケーションと、
言語に頼り切ったオーラルなコミュニケーションと、人間の関係性には大きく分けて二つの形態がある、
ということをまず前提にしているわけです。
そしてネット上、いや、この板では前者が作品をどのような場所に「置く」かによって他者に対して表出し、
後者は作品そのものがそのまま相当するということになりましょうか。
分類のための分類ならば私は否定しません。しかし単純な読者として自分を規定した場合、作者の態度と
作品が不可分なものとなるのは多くの他の読み手にとっても不思議ではないと思います。
よく「作品だけを切り離して」というようなお題目を目にします。これが可能なことかどうかに私は疑いの目を向けたい。
可能となる場合は作者の正体が不明の場合に限られます。ここでは「名なし」の場合がそれに該当するでしょう。
しかし氏のように「自分を外に向かって開こうとする意志」のある人物の場合、作品だけを切り取って読むことは不可能である、
と私は考えます。これは勘の良い方ならもうおわかりのように一般の文芸評論すべてに当てはまります。
名を名乗った時点で作者は作品を読者に追われる立場となる。以前の作品の記憶を失くして新しい作品だけを読むなどということは、
物理的に人間には不可能であります。つまり「作品」だけを切り取るということが記名原稿の場合はできない。
だとしたら過去に作品を「書いた」という作者の行為こそが読者にとっては新作を読む場合に影響を与えてしまう。
これは作者の「書いた」という身体性、つまりこのテーマにおける「態度」から「作品」は自由にはなれないということを意味します。
このことを私は別に嘆いているのではありません。作者と作品は不可分である、という事実を確認するだけなのです。

88 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/20(月) 03:04:48 ID:WsEUkOb1
「作品」だけを読んで欲しい、それなら名なしで書くべきでしょう。名乗った瞬間、作品は作者という身体性を獲得し、そしてそのことが
読者にマイナスになるのではなく継続的な興味をもたらすとしたら、どうして作者の態度と作品を分けて考える必要がありましょう。
もっと考えれば作品と関係ないちょっとした発言というまさに「態度」がノイズとして混入することも「作品」には避けられない運命だと言えます。
このノイズを除去しようとすると記号論的で無味乾燥な批評に陥り、批評が単独の読み物としての価値を失うということは文学史が証明しているからです。
ですから態度と作品は分ける必要がないどころか、そもそも分けられないのだ、という圧倒的事実に私は準拠して読むだけです。
板で名を名乗りつつ他者とのコミュニケーションを意図的に拒絶する「自スレ」というものに書き溜めていく
作家の狙いは正直よくわかりません。それを踏まえて私は>>64を書かせていただきました。
もちろん完全なコミュニケーションの拒絶ではない。しかし「自スレ」というカプセルを用意していること自体が私にサイモン&ガーファンクルの
「アイアムアロック」の歌詞を思い出させたのです。ポエトリープロテクトミー、その他。これはこのスレだけに直接向けた皮肉ではない。
ここのスレタイの「要求」、そして「一揆」という力強い言葉。それらに導かれて書いた、ということは言明しておきます。
ただし私が揶揄したくなったのは>>61を見たからだということも正直に説明しておきたい。
その意味はあえて解説しませんがたぶん氏になら伝わるでしょう。長々と失礼しました。まんこ将軍より。

89 :山羊 ◆enX68O/pGI :2006/11/21(火) 00:55:35 ID:Sq4C5wpJ
本日「下克城」において、まんこ将軍のゼッケン氏粘着宣言がおこなわれました
それについて、氏の感想をお聞かせ願いたいと参上しました

以下より選んでいただいても結構です

1.嬉しい
 まんこ将軍が粘着しなければ、おれが粘着しようと思っていた

2.迷惑だ
 おれはオクラも納豆も嫌いだ

3.長文対決負けねーぞ

よろしくお願いします

90 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/21(火) 01:52:38 ID:WM62DPBo
あっ、本当に参上してた。
現在ゼッケン氏と高尚な往復書見のまっ最中ですからね、困りますね。うそ。

91 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/21(火) 08:35:29 ID:lXDPQ32X
勝手にクリスマス企画。粘着濡れまんこ対談。第一回はゼッケンさんとお話中です。

前回までのあらすじ。
かたくなにいじけた態度を崩さない青年Zに対し、怒髪天を衝いたまんこはついに潮を吹いたのであった。

>>87-88
創作した作品は「日記」じゃない。そういう心構えです。ゼッケンですが。
内容と態度を分けるというのは創作は生活の延長線上にはないということ。
ふつーの生活をしている自分に囚われて創作ができるかということですけどね。
読者が作品から作者の人物を想像するのはファン心理とでも言うんですか。

評論が作品と作者を切り離せないというのは取材と検証を経た作者の履歴に基づいて
その人の人生や時代が作品にどのような影響を与えたかなどを考察するものだからじゃないんですか?
作品を読んだ感想から作者はこういう人物にちがいないと想像するのは楽しいけど、それを評論というのかな。
作者の人格そのものに興味があるというのであれば、それは心理カウンセラーかゴシップ記者の領域のような気がする。

作品の内容と作者の態度が不可分だというのは私にとってはたいへん不思議ですよ。
私が言ってるのは、作中で人を殺したら、実際に人を殺さなきゃいけないのでしょうか、というレベルのことだけど。
記名投稿してるのは、おっしゃるとおり、過去の作品を読者に蓄積してほしいからです。
作品の世界をいろんな角度から見れるように。
とくに素人が書いてるから、その人(オレですが)の作風の変遷が追えておもしろいでしょ。

もひとつ。
自スレというのは常駐してるスレということであって、話があったらここに来てねということなんで、
対話を拒否するどころか話すのに便利でしょ。居場所分かってんだから。
会話を拒絶するための仕組みとかオープンな掲示板であり得ないでしょ。
まんこさんがどこで会話を拒絶されたのか知らないけれど、
それは仕組みとかのせいじゃなくて、たんにまんこさんがさけられてんじゃないの?(ごしゅーしょーさま)。

92 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/21(火) 08:56:21 ID:lXDPQ32X
>>89
しかたがないと思うんだ、なぜなら
まんこに粘着されるのはおれのようなスターにとっちゃ宿命みたいなもんだからさ。
つまり、光栄だよ、うん。

93 :山羊 ◆enX68O/pGI :2006/11/21(火) 21:45:57 ID:Sq4C5wpJ
>>92
ゼッケン氏、ご回答ありがとうございました

という事ですので、まんこ将軍、思う存分粘着しつくして下さい

両者ファイトオオオオオ!!

94 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/21(火) 23:59:07 ID:TLTo5QQg
濡れても常にサラサラシート、まんこ将軍です。
>>91
そうですね。すべてを虚構でひと括りするのも乱暴とは思いますが、創作とは必ず良い意味での「嘘」が混入するはずです。
これは実は「日記」でも同じことでして決してそこに絶対的な真実が書かれているわけではない。
だからこそ日記も日記文学として読み物になり得るわけですし、このことはフィクションとノンフィクションの差などない、
という私の持論にも繋がります。むしろノンフィクションの方が作者のイデオロギー等が生の形で入り込みやすいですよね。
しかしそんなことよりも、氏が提唱した「態度」というキーワードがここで言う「真実」と同義語だとは思いもよりませんでした。
その程度の狭い範囲しか照らさない概念だとすると私の「態度」に関する論考は修正を求められることになりましょう。
もはや態度という言葉は捨ててお話いたします。まず、作品と作者は切り離せないという私の見解を再度説明させてください。
「取材と検証を経た作者の履歴」「作品にどのような影響を与えたかを考察」といった氏の評論に関する言説はあまりにも科学的です。
文芸などというものが果たして「科学」の手法で解明されるだろうか。これは絶対に無理、と、まずは言っておきましょう。
文芸が文学と名を変えて西洋アカデミズムに縛られてから文芸はおかしくなった、という歴史認識を私は持っているわけです。
取材を重ね、資料を揃えればそれが科学で言う「客観的証拠」となるのか。なるわけありません。
追実験を行うように同じ材料を手元に置いて他の人が読んだらまったく違う「評論」が出来上がるだけだ、ということを想像してもらえれば
よりわかりやすいかもしれません。つまり氏の言説には評論を解剖学か何かと誤謬している節が見られるわけです。続く。

95 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/22(水) 00:00:32 ID:qzl/irz+
>>91-92
ナマ言ってすみませんでした。

96 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/22(水) 00:07:03 ID:NKGdec55
>>95
いや、まだ続けるつもりだから謝っちゃだめだめ。
もう少し対決姿勢を出してですね、読者のハラハラドキドキ感を持続させてくんないと。
まだバレてないだろうから今のうちに早く脚本読み返しといて。

97 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/22(水) 00:49:30 ID:zsT1RbmH
すいません、忙しいのでまた今度にします。楽な方に流されやすい性格なんです。

98 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/22(水) 02:17:53 ID:qzl/irz+
>>96-97 じゃ、待ってます。

99 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/23(木) 00:05:30 ID:dT976Mcc
久しぶりに上司とバトル。見事完勝して頭下げさせた派遣社員の鑑、まんこ将軍です。
>>94の続き。
さて、この話はウルトラクイズにおけるゼッケン氏の作品に対する私の批評が出発点になると思います。
もちろん無理矢理そういう方向に誘導して自分の書きたいことを書く、という私の傲慢が為せる業ですが。
確か氏の作品を読んで私は「射精のあとの虚無感」を指摘したはずです。そして継続して氏の作品を読んでいる
私の目には氏の作品の大部分はこの「虚無感」をテーマにしている、と。
これに対して「確かにテーマのひとつ」という本人からのコメントも頂戴した記憶があるのですが、それはともかく、
漠然とした虚無感ではなく「射精のあとの」という但し書きを重視するならば、これはセックスの問題を取り扱ってる
とみて大きな間違いはないはず、と私は判断した。実際、私が読み続けてきた氏の作品中の主人公にはベッドシーンや
性的描写が多い。もちろんこの作品中の出来事を作者の実生活と即等式で結ぶのは過ちでありましょう。
しかしセックスを扱う作品が多いということは作者自身になんらかのセックスに関する思い入れがあることは間違いでは
ないと思う。セックスに思い入れが全く無い男性などいないのは当然としても、他の作家の方に較べて圧倒的に性的問題と
それにまつわる虚無感の表出が多く見られるということは、作者の表現衝動に「射精のあとの虚無感」が横たわっている
ことも間違いない。さて、ここで「表現」というある種の人間に見られる自己主張の形態について考察せねばなりません。
続く。

100 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/23(木) 00:53:57 ID:IdFyfwAi
>>99
ナマやってすみませんでした。

101 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/23(木) 01:15:47 ID:dT976Mcc
続き。
表現とはすべて何かを形にして自分以外の他者に働きかけようとする行為とまず規定します。
そこでその「何か」とは何か?という駄洒落に持っていくわけですが、表現を行おうとする
作者の「内部」に存在するものである、とは控え目に言っても的外れではないでしょう。
外部からの情報はことごとく作者自身の内部に取り込まれ、色合いの違いこそ多岐に渡るものの、
いわゆる色メガネを通して表現衝動となって他者=外部にフィードバックされていく。
だとするならば外部に放出された表現が個人の内部と無関係などとは口が裂けても私は言えない。
私小説とファンタジーの差などもこのメカニズム内では一切考慮されません。
私はいわゆる私小説や告白小説の類は趣味ではないのですが、そのような個人的な興味を抜きにして
大まかに表現そのものに関わる見取り図を描けば以上の通りになるはずです。
結果として表現=作品は常に内部=作者との関係性を手放すことはできない。
常套句としての「作品は読者のもの」という台詞も勝手に読んでくれ、との表明にすぎず、
本質的には作者との関係性が断絶される言論ではないのです。もし断絶を望むのならば最初から
無記名で発表し著作権その他をすべて放棄したよく言えば潔さ、悪く言えば無責任な態度が
求められることも言うまでもありません。おなか減った。続く。

102 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/23(木) 01:18:13 ID:dT976Mcc
>>100
いや、だからもう少しケンカ腰で。
お願いしますよ、えーと、今、台本の23ページです。

103 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/23(木) 05:36:03 ID:IdFyfwAi
台本23ページより
>>94
前半「態度」について。
人は人を殺すという真実があります。
人は人を殺すのだからそのことを「書く」のか、
人は人を殺すのだからそのことを「行う」のか、
私が態度と呼んでいるのはこのことです。
嘘か真かといったことではありません。
真実についても一言いうと、
主観的事実である日記と客観的虚構である創作のどちらからでも
読んだ人によって「真実」は引き出しうるものでしょう。

後半「評論」について。
高級な感想文のことを業界用語では評論と言うのかな?

>>99>>101
>表現=作品は常に内部=作者との関係性を手放すことはできない。
ゆえに作品の内容は作者の態度と同じに扱ってはいけないと言っているわけです。
これは作者の「内部」と「表面」は区別されて当然だと言っているのです。
人間なんて一皮むけばみないっしょ、みたいなことを言ったときに
その「一皮」が個人の本質であると言いたいんです。

上品な詩を書く下品なふるまいの人がいてもいいし、その逆もしかり。
上品な人間になりたいために上品な詩をその本人が「書きたい」というのならそれもいいでしょう
(そう思うこと自体が作者の内部にある下品さの表現なのだから)。
しかし、上品な人間になるために上品な詩を書かなければならないというような考えは受け入れられない。
なぜなら、それは作品の内容と作者の態度を区別せずに、私の思う個人を尊重しない考えだからです。

どうでしょうか?

104 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/23(木) 05:49:54 ID:dT976Mcc
>>103
ありゃりゃ、そこは25ページですがな。
私の「続き」が23ページから24ページの中ほどくらいまで、ね。
続き書くの忘れてなんか長いの書き始めちゃった私が悪いんですけど。
てか明日休みなのね。あ、もう今日か。
秋の夜長につれづれなるままにヒグラシがカナカナ鳴いている感じで。
なんかいい気分なんすよ、私。すいません。

105 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/23(木) 08:05:48 ID:IdFyfwAi
「ブーン、キキー、ドカーン」

中国人を車ではねた

やつら多いからひとりぐらいかまやしねえ

日本人をはねたとしても中国人と見分けがつかないのでかまやしねえ

106 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/24(金) 03:11:39 ID:mB/W6ETG
「プレゼント」1/2

ぼくはアルコールを飲まないので
ワインの注文は彼女がした
肉の焼き具合はぼくがミディアムレアで
彼女はミディアムだった
水とワインのグラスで乾杯し、
誕生日、おめでとうございます
ありがとうございます、と答えて彼女が笑う
胸元の大きく開いたドレスを着ていて
やせっぽちの彼女は鎖骨が目立つ
鎖骨の下のあばらの浮いた胸は
肌のきめの細かさがさらに映えるようで
ぼくは好きだった
ぼくはもうじきこの街を出るが
彼女は残る
だから、今夜、彼女の誕生日を祝えることが
ぼくはうれしかった
彼女はぼくの目を見ながら話した
この夜をすべて記録しているカメラのレンズのようだった
まばたきもしたくないようだった。ぼくもだった
パンをついばむように小さくちぎって口に入れ、ワインをすこし飲む
ぼくはそれを見ていた。あまり食べなくてもよかった
前菜が来て、ぼくらは半分ずつ交換した
フォアグラのパテより貝柱のナントカの方がおいしかった
くつろいでいて、早口じゃなくてもたくさんのことが話せたし、
とてもすてきな晩だった

肉が運ばれてきた

107 :2/2 ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/24(金) 03:12:47 ID:mB/W6ETG

ぼくと彼女の前に皿を置いたウェイターはズボンのチャックを下ろすと
巨大な、と言っていいほどのペニスをつかみ出してしごきはじめた
充血し、上を向く
陰茎にからみついて浮き上がった太い血管に彼女の目はくぎづけになっていた
ぼくは肘をテーブルにつき、組んだ両手の指の上に顎を乗せ、彼女の
上気して赤く染まった頬から首筋そして胸元の肌に見とれていた
亀頭の先端の洞窟の入り口のような尿口に透明な液体が溜まり、やがてこぼれ始める
ウェイターが訊いた。お名前は?
ぼくは彼女の名を言った
ウェイターは彼女の名前をかすれた声で呼んだ
彼女は下唇を噛んだ
ウェイターは射精した
大量の精液がテーブルの上に振りまかれ、テーブルクロスを濡らし、
皿の上の肉の表面ににじんだ血と混じった
ウェイターが彼女の方を向くとペニスが跳ね上がって彼女の顔と髪の毛に白い汚れがついた
ウェイターはペニスをしまい、立ち去った
彼女の瞳は濡れて光っていた
前髪についたねばい液体を指先でこするように取って、
指先のそれをしばらく見つめていたが
ちろりと出した舌先にそれをつけた
行儀わるく味見をした彼女はいたずらっぽく笑う
欲情していて
彼女はとてもきれいだった
さあ、食べよう
ぼくはフォークを肉に突き刺し、ごしごしとナイフで切り裂いて
肉片を切り取る
粘液を引く生暖かい温度のそれをぼくは口いっぱいにほおばって
味を押し出すように
噛む

108 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/24(金) 23:30:08 ID:x8H4nFdK
[要求]
もっと真剣に馴れ合え。相手の骨をしゃぶるぐらい馴れ合え。
せっかく出会ったんだからさ、もっとさあ、こう真剣にさあ。
切々として歓喜深く馴れ合えよ。
相手の嫌いな所見て、それでも好きだよ。お前は最高だよってぐらい。
相手の非道な所を見て、それでも舌入れ接吻できるぐらい。
暴力的、強行的、白樺派になれ。
殴り合え。馴れ合え。殴りながら抱擁しろ。俺はゼッケンが好きだ。
舌噛み千切るからディープキスをしよう。
君は俺の陰嚢を毟り取れ、そして枕元に飾り。たまに話しかけろ。
       

         暴力的白樺派代表
               二代目練り物ハンター 斑太郎

109 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/25(土) 01:18:50 ID:tM4dlIG4
食わしてくれる人って少ないねホントに
お預けくらってるよ
もっとインファイトしたいのにさ
でもまぁ三人居るから耐えられるけどね

でもねぇーでもねぇ…
要求
俺の間合いに入ってこい!拳闘だ!

110 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 01:23:27 ID:yppZBi32
>>109
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<わしの背後に立つな!
   し― し-J  


111 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/25(土) 01:30:18 ID:tM4dlIG4
ゴルゴかよw

112 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/25(土) 01:31:55 ID:m9ffJSnB
>>108
この「要求」は私がゼッケン氏に求めていた要求と同一なようが気がしてならない。
斑太郎氏に心を読まれたのか、それとも同じことを考えていたのか。
ああ、斑太郎。君の尻尾を引っ張って鉱山のトンネルでマイトを発破させたいのだ。

暴力温泉芸者的後期印象派代表兼取締役
徳川初代まんこ将軍


113 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 01:32:35 ID:yppZBi32
>>111
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<いいえ、二代目練り物ハンター斑太郎です♪
   し― し-J   おい!にいちゃん肩ぶつかったぞ!


114 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 01:36:41 ID:yppZBi32
>>112
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<鉱山とかそんな廃れた所で死にたかねえ♪
   し― し-J   今流行の夕張市の炭鉱で破裂しちゃる!
           いじめの問題が起こっていますが。
           わしは昔いじめる側でした。
           わしは一人で同級生全員をいじめました。
           同級生の皆さんごめんなさい。
           ただ一人をいじめるよりも、みんな平等にいじめたほうがいいと
           思っただけです。

115 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/25(土) 01:42:05 ID:tM4dlIG4
「そりぁわりーな」と言いつつ相手の体を見回し耳をみてギョッとした。
やる人だ…!
ジャブでは聞きそうにない
つかまれる前に…
低く踏み込む シッ

116 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 01:44:30 ID:yppZBi32
>>115
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<低くきた頭を抑えて上から肘打ち♪
   し― し-J   必死に頭を上げたところを頭突き♪


117 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/25(土) 01:47:59 ID:m9ffJSnB
>>114
私は昔いじめられたこともいじめる側にまわったこともあります。
傍観して中立を装ってた奴らが一番嫌いです。
二番目に嫌いなのは自分です。

突然ダンボール的狩野派代表ライブドア株式会社CEO
室町幕府第62代横綱まんこ将軍


118 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/25(土) 01:49:18 ID:tM4dlIG4
>>116
えええー投げオンリーじゃないんすか?

股間を蹴り上げる
サンチンはなしよ

119 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 02:00:19 ID:yppZBi32
>>117
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<自分を一番よく理解できるのは自分じゃから。
   し― し-J   嫌いになった分だけ好きになってあげなさい♪
           殴るぞ♪



120 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 02:02:08 ID:yppZBi32
>>118
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<それは試合のときだけです♪
   し― し-J   練習は何でもありです♪寝技の時金玉捻り上げたり。
           頭突きしたり。倒れ際に膝蹴り入れたり♪


121 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/11/25(土) 02:04:05 ID:m9ffJSnB
>>119
一番好きなのは恋人で、
二番目に好きなのは自分です。

殴り返すぞ、この化け猫めが。


122 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/25(土) 02:04:50 ID:tM4dlIG4
しんは全国の男性諸君からバッシングによる精神的ダメージと
あまりに鮮明な斑氏の肘打ちに倒れた

WIN 斑太郎!

勝手に終了してごめんなさい
真面目勝てないと思ったんさー

123 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 02:05:58 ID:yppZBi32
>>121
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<じゃあ今から恋人殴るから必死でかばえ!
   し― し-J   このインテリ下ネタ!
           大好きじゃ!


124 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 02:08:50 ID:yppZBi32
>>122
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<バッシングされてんの?大変じゃね。
   し― し-J   わし猫だからよく判らないやって逃げればいいじゃん♪
           シンのアナルにわしの尻尾をぶち込んでやる!


125 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/25(土) 02:22:25 ID:tM4dlIG4
逆に入れんぞ化け猫が
もう離さないんだから(*´д`*)

126 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 02:26:41 ID:yppZBi32
>>125
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<もふん♪
   し― し-J   地獄に道連れじゃ〜!


127 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/25(土) 07:26:50 ID:9hVODFi7
>>108
これでも真剣だよ? たぶん。いや、きっと。

128 :斑太郎 ◆neKoJA7mag :2006/11/25(土) 09:08:05 ID:yppZBi32
>>127
      ∧ ∧  
 〜' ― (,, ゚∀゚)<カナダの突貫野郎ゼッケンどんだ〜♪
   し― し-J   あれは別にゼッケンどんのことを言ってるわけではないんですよ。
           詩中に、ゼッケンどんの名前があるのは。
           久しぶりにゼッケンどんの名前を呼んでみたかっただけじゃ♪
           ゼッケンどん!ゼッケンどん!
           ゼッケンどん!ゼッケンどん!
           ああ〜素敵な響きじゃ!ゼッケンどん!

129 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/26(日) 02:39:01 ID:K8YC5aqI
>>128
照れます。

130 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/26(日) 02:42:45 ID:K8YC5aqI
「救い」(inspired by >>84) 1/3

誰かが言っていたが
誰もおれを救えないそうだが
おれはいったい、しかも自分以外の誰に
なにから救われねばならないというのか

救い

を、必要としない人間にも神を売りつけるために罪とやらを発明したのではないのかね

メソポタミアの遺跡の穴倉に山積みされた裁ききれぬ罪の在庫を
すこしでもこの世から処分するために
おれたちにちょっとずつ罪を背負わせては退屈な天国へ送り出す
刺激に満ちた地獄では罰当たりな罪作りたちが創造的な新作を発表しつづける
地獄の関係者各位、鍵十字の行進は田舎くさかったが、
現在の資本主義とグローバリズムはなかなかの見ものだ


131 :2/3 ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/26(日) 02:43:48 ID:K8YC5aqI
演劇じみた演説もなく
誰のせいにもできず
おれたちはすでにこんなにも良心を痛めている

搾取側に生まれ、育ち、共犯者に仕立て上げられたおれたちは
自由の裏側は暴き立てられたと思い込まされている
苦汁を舐めるように嵌められている

いまのおれはなにもなりたいものがない
これはうまいやり方だ
醜悪な消費者から抜け出せない自分を呪いながら

おれはヒトラーのナチスに入りたい、と思った
非情でかっこいいからだ

おれはカミカゼの隊員になりたい、と思った
誠実で美しいからだ

よくもおれにそう思わせてくれたな
おれは一瞬の憧れを無視しようとし、
無視しようとしたことがおれの良心に恥をかかせた


132 :3/3 ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/26(日) 02:44:47 ID:K8YC5aqI
幾重にも張られた目くらましだ
うまく罪を背負わせたな
傲慢 嫉妬 憤怒 怠惰 強欲 暴食 色欲
おれたちの罪名はなんだ
無力かね?
いいだろう
無力の守護天使は冷笑と軽蔑だってわけだな
それで?
すでに天使に似ているおれを誰がなにから救うというのかね?
目覚めた証として
おれの左の鼻の穴の裏側にはHATE、右にはFUCKと刺青されているのを知らないのか
息を吸えば肺は嫌悪で満たされ、吐けば目の裏に憎悪が溜まる
おまけに一枚目の舌にはLOVE、二枚目にはPEACEだ
救われる必要のない人間をどうやって救うというのかね
おれたちは救われる必要はない
なぜならおれたちが神を救う番だからだ
冷たい指先で世界を解体し、知性の神を混乱の中心で起動させる
旧脳に覆いかぶさった新皮質は肉体を情報化しつつあり、
今度こそ、本当に
おれたちは自由となる

133 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/26(日) 03:39:51 ID:K8YC5aqI
「11月」

昔つきあっていた女の人と街中でぐうぜん会った
会うとすぐに彼女はいいマフラーね、と言った
なにが?
このマフラーよ
ぼくはこのマフラーを去年の冬から持っており、
クリスマスの街を彼女と歩いたときもこのマフラーをしていたはずだ
30ドルで売ろうか?
どうやら新しい恋人へのクリスマスプレゼントを思案中らしい彼女にぼくは提案した
彼女は

いらないわ


言った

134 :名前はいらない:2006/11/26(日) 10:52:07 ID:UqXYD7DT
・「今無性に誰かとチューがしたい
・「ほんとにいまデスノートがほしい

135 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/28(火) 05:30:27 ID:9Q5YLgAO
「無人」

呼び出されて聞いた彼女のはなしは

じつは

で始まり、

ごめんなさい

で終わる
よくあるアレで
それでぼくは友だちのひとりと彼女をなくした
ひとり座った夜中のカフェで
知り合いの名前をひとりひとり
携帯電話の液晶の光で確かめる
つまらない夜だ
誰か
誰か

・「今無性に誰かとチューがしたい
・「ほんとにいまデスノートがほしい

イエローページから探した誰かの名前をノートに書く

誰か

136 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/28(火) 07:23:43 ID:9Q5YLgAO
「ひとから生まれたひとたろう」

ぼくは人間

ぼくは人間
のことが
ますます好きで
ますます嫌いに
なりました

とても好きなのに
とてもさみしくなるのです

愛してるなんて言われると
うそをつくなと
わめきちらしたくなるのです

ちょっとあきらめて
もっと希望をもって

生きる、とは
早起きは三文の得

朝ごはんが おいしい


137 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/29(水) 05:11:37 ID:GN2Qf2um
「受粉」

きみのなかにはぼくはもういないんじゃないかな、と思うんだけど

それでも信じてほしいんだけど

ぼくのなかにはきみが戻ってきたんだ

いま、ぼくのなかにはきみがいる

あんなに深く掘ったのにね

たぶん、植えた苗木が大きくなって

きみみたいなまっしろな花を

咲かせたんだろう

夜風にのって

きみが

戻ってきた

138 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/11/30(木) 01:26:12 ID:y8wzYURQ
「ブタドン」

無毛の肌に焦った濃い汗を流すが
這い上がろうとするすり鉢状の穴の斜面はぬかるんでおり
ひずめはずるずると滑り、重くだぶついた身体はいまにも横たわってしまう
ぶぎゃあああ
陰唇がなかばひらいて目をつぶった子豚の顔がのぞいている
蟻地獄の底では螺旋を描いたペニスがくるくると回りながら獲物が落ちてくるのを待っている
荒い息を鎮めようと四肢をひろげて踏ん張るが、
誰もそんなことは期待しちゃいない
穴の縁に立ち並んだ原始人たちの粗末な石の槍がぷすぷすと肌にささる
落ちるぞ、見ろ あんなに熟している!
北斗を奉る神官が神楽を舞い始める
一拍、ぴんと張り渡される鼓の音
ぶぎゃあああ
開いていた子豚の眼が父親を凝視していた

139 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/01(金) 02:36:18 ID:2396V0fG
「うそ」

今年の冬は雨の日が多い

湯気の立つ真新しいアスファルトを

おそるおそる踏む

穴に落ちる気がする

140 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/12/01(金) 02:58:36 ID:uZ/+j1VE
 「拙者は吉岡八呂平」〜要求編〜

 今晩の飯はなんだろう楽しみだなと呟いてみたもののホラ吹き加減の甘さが災いしてか
 定年間近だが現役ヴァリヴァリの上司クワバラ課長又の名を蜆目に睨み付けられ
微動さえ出来ずに硬直面持ちの猿の如くお間抜け面
タイムカードを掴んだままつったっている小脇に鞄を強く抱えた八呂平
「お前は仕事する気があるのか?」
ぎょろりぐりりと蜆目の奥から鈍く光をはなち
ぬっと出てきた上司のあるべきしかるべき態度になぞらえてか威圧的な
視線に取っ捕まって瞬きすらままらなないのは八呂平
「業務日報くらいは書いて帰れ」
そう無言でみやった先ある雑記帳の表紙の几帳面ヅラよりも白々しい面持ちで
「今日は結婚記念日なんで帰ります」
もう一度白々しく念を押し自分をも騙すかのようなうなづき加減も確かに
上司の口唇そり加減すら憎たらしくついつい口が滑ったのか支離滅裂な八呂平

「やる気のないヤツはやめてもらって結構だ残業せぬものはウチじゃいらね!ニートがおにあいだ!」

「はぁはて俺はニートには不向きだし無職期間を長く取れるほどの気長人じゃあありませんが
しかしクワバラ課長の業務命令とやらなら承知しました!出来れば今すぐニート
是非ニート課に俺を転属させてください」
サービス残業などやってらんないよと言わんばかりに舌をぺろりとつんだして
蜆目が怯んだすきに
そそくさとにこやかにタイムカードを持ったまま立ち去る八呂平であった

141 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/01(金) 08:50:23 ID:2396V0fG
>>140
なんか書きたいけど、書くのに疲れ気味のワタシことゼッケンですので、
こういうつるつる入る喉越しのよい文章を読ませてもらえるのがありがたい。
ありがとうございます。竹輪さんからの愛を感じました。

142 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/12/02(土) 00:40:56 ID:HsZKDSqy
>>141
 ゼッケンさんこんにちは ありがとう
 書くのが好きな故に今一つ乗らないって時は
 文章を書こうって思わないで画像や映像を書いてみようと俺は思うんだ
 気分で即興常習はゼッケンさんも俺も同じだ
 
 ゼッケンさんの最近のでは「受粉」が好きだな

 
 


143 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/12/02(土) 00:45:33 ID:HsZKDSqy

「霙」

男はゆったりと下車し過ぎ去る車道に連なる赤いテールを眺めていた
バスが見えなくなるまで五分少し過ぎた頃だろうか
渋滞のピークの滑走音が最大でかつ滞る静けさの中
男の胸ポケットに潜んだ携帯電話の呼び出し音が鳴った
ウールの黒いジャケットにシルクの桜色がはためきその光沢を愛撫するかのようにネクタイをそっと押さえ
男は電話機を開いた



144 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/02(土) 00:49:10 ID:2PWOHdM0
>>141
ゼッケンさんこんにちは 
私はまったく愛の感じられないことばかり書いてます

ゼッケンさんの最近のでは「もう憤慨だ!」っていうレスが好きだな


145 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/12/02(土) 00:50:52 ID:HsZKDSqy

その時信号待ちに苛立つ気配が響きわたっていた
空ふかしアクセル爆音が足早に過ぎ去る歩行者の視線を集めていたのも
空は曇り空でなんのへんてつもない例えようもない灰色だったせいもあるのだろう
男は爆音に気を取られる事もなく電話機を耳に押し当て
バス停のベンチ背持たれ付近を軽く触れながら無言で携帯電話に耳を同化させ
男は何かを聞き取っていた
白い携帯と男の白い頬
男の面長で静かな表情は街灯を避けて陰りを落としていた
次到着したバスに乗り込む人混みの影を背中に映しながら男は三丁目の時計をじっと見つめ
バスを降りてからずっとそこにいた男
年の頃は三十間近な青年が



146 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/12/02(土) 00:58:01 ID:HsZKDSqy
確かに
鏡張りのカフェテラスからオレンジ色した安堵の光に照らされて私は
ウインナーコーヒーの苦味を浮かんだホイップクリームをどうにか避け
した舐めずりをしながら男の様子をずっと目撃していたのだった
男は話をするわけでもなくただずっと携帯電話を耳に押し当て
19時を回った時計の針先を見上げていたにすぎないのだろうかと
見上げた星も無いはずの空をみやる
ずっとずっと
耳に押し当ててノイズを払い除けて私はここに存在していた
確かに
私はマホガニーのテーブルに浮かんだ白い伝票をそっと掴み怒りと憎しみを込めて立ち上がる
グラスに入ったお冷やが跳ねてお気に入りの桃色のネクタイを肉色に染めたのもお構い無しに
19時の街は様々に着飾った人々の毛玉に灯りが揺れて誰一人として
知人らしき振る舞いも無さげなワンダーランド

もどかしさを連れて帰る
タダイマノジコクハジュウクジサンジュウロップンニジュウロクビョウさようなら
もしもし
空に導かれ
歩き出す


147 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/02(土) 01:11:07 ID:2PWOHdM0
「愛」

人を愛することはそれ即ち自分を愛することと等しいなぜならば人を好きになる気持ち
というものは自分のものであるからであって人のものではないからだ
愛の鞭などという言葉もあるがそれは誤解であって大概の場合愛の無知が鞭のしなり具合
よりも勝っているので実際には憎しみの鞭を振るう女王様となる
愛と憎しみとは対義語ではなく活用変化でもないつまり自分を愛することが愛のすべて
なのだから愛を失ったと感じるのは自分を愛せなくなったことと等号で結ばれるだけのこと
でありそして憎しみとは自分を愛しているから故に発生する感情なのだから愛が憎しみに
変化するという言い方は間違いであるしもっと注意深く心の動きを観察すべきなのだ
注意深く観察するといっても観察者が自分なので客観性が保てないなどといちゃもんを付ける
人もいるだろうがこの世に客観できる立ち位置など存在せずアルキメデスの如く足場を用意して
くれさえすれば客観とやらで観察してみせようぞと啖呵を切るくらいが関の山であって


148 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/12/02(土) 01:11:38 ID:HsZKDSqy

人もまばらなバス停のベンチ
霙が腰を下ろして蹲る
胸を貫く程に赤い塗装
剥げて木目が見え隠れ
其所で身を焦がす
霙でいい

149 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/02(土) 01:25:01 ID:2PWOHdM0
そもそもここでいうところの観察とは個人の内部における心象風景を辿るだけの
後追いにすぎずしかしそれこそが大事なことなのだと口を酸っぱくして言い聞かせる
のもまた個人の勝手ではあるのだが何ゆえ愛と憎しみを同列に扱うのかという問題提起
くらいにはなるはずのものであってしかも答えはすでに述べたように同列に扱うことを
一切否定するものであるからもう悩まなくていいかというとそうもいかないのが人間だ
とか泣き言が聞こえてきそうであるがそれはさておき愛とは自分に向けられ憎しみも
自分に向けられるものであるという基本くらいは押さえておきたいそして愛を失った
状態というのは自分に向けていた矢印がポキンと折れた状態を言うのであってつまり
自分に向けられていないものを憎しみと同一視してはならないというのが結論となる
ではなぜ愛を失ったあとに憎しみの感情が沸いてきたりするのかと言えばそれはだから
自然なことなのであるというと首を傾げる方も多いはずだが注意深く読んで欲しいのは
ここではすべて感情というものをベクトルの向きで腑分けしているのであって自分に
向けられていた愛を失ったあとに新たに自分に憎しみの矢を向けるわけであるが


150 :メタリック竹輪〔Remodeling〕 ◆FCwxSNTwx2 :2006/12/02(土) 01:40:33 ID:HsZKDSqy
 「突起」

語るべき時こそ
言葉を用いるなかれ
その用意覚えもくろみこそ
慣習と過去の産物であるのだから
新たな試みとは語らずにして
視野に入るそのものをそれと名付け
睫毛取り囲む牢中を視線で焼き尽すか
もしくは
絶句の連続をいかに許容するか
出来るか


触れるべき時こそ
手を用いるなかれ
その用意覚えもくろみこそ
慣習と過去の産物であるのだから
新たな試みとは触れずにして
肌に触れるそのものをそれと名付け
躰の枠という牢中を摩擦で焼き尽すか
もしくは
絶句の連続をいかに許容するか
出来るか




151 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/02(土) 01:42:34 ID:2PWOHdM0
時系列に沿って考えれば人を愛する(自分を愛する)→人を愛することをやめる(自分に関心がなくなる)→
人を憎む(自分を憎む)とまさにこういう順番になるわけであり従来の愛が憎しみに変わるのではないという
ことに注意を喚起する試みなのだつまり人を愛するから人を憎むまでの間にワンクッション入ってることが
重要でこれはワンクッションどころか実は完全な遮断であるだからこそ愛と憎しみは無関係なのであるという
結論に至るわけだがこの遮断する時の心の動きこそに目を向けなければならないとさっきから言ってるので
あるなぜなら自分に向けていた矢の向きはどこに行ったのかという難問でもあるからでそれさえ解ければ心と
いうものの特性を理解しやすいと考えるたとえば他人を愛せなくなるということは自分を愛せなくなるという
ことでありそれは自分に関心がなくなることを意味することは再三述べた通りであるが関心がなくなる状態と
いうのは言葉どおり自分が自分でなくなる瞬間のことであってこれが世に言う魔境であり人が何かを悟った
ような気分になる極めて危険な状態であるというのも拘りから自由になることが涅槃ではないのであり


152 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/02(土) 02:03:00 ID:2PWOHdM0
拘り続けてその拘ることを嫌だと思わなくなることが真の目標とされるべきで
あるからであるということは人を好きになるつまり自分を好きでいることを
喜べない遮断が訪れた時に人は自由からは程遠い厭世観のような不自由に囚われる
ことこれ必然であってそれはまさに魔境となって下手すると自殺したり自暴自棄に
なったりすることは幾多の身近な例を思い出していただければ言ってる意味もわかる
であろうそんなわけで人を愛したら愛することを止めてはいけないというのがここで
いう唐突な結論なのだが唐突に見えてもそれ以外の対処法など浮かばないのでこれは
正しいつまり言い換えれば感情というベクトルを常に自分に向けて自分を愛し続ける
ことが憎しみを排除するもっとも有効な手立てだと言えるのでありそれは恋愛には
相当な覚悟が必要だということの裏返しでもあるだからこそ愛と憎しみの対立構造から
こそ我々は自由になる必要があるとも言えてそれ即ち他人を愛し続けることこそつまりは
恋愛を貫徹することこそが人間に与えられた使命とさえ大風呂敷を広げられるほどの
余白が感情の中には巨大なスペースとして存在しているということでもあるだからこそ
終わるような恋愛は恋愛ではなく終わらない恋愛こそが恋愛だと定義付けてしまえば
そもそも失恋などというものに悩むこともなく自分に対する無関心を経て行き場のなく
なったベクトルを再び憎しみという形で自分に向けて心を切り刻むような無駄な消耗も
回避することができるのだつまりもっと愛せよ愛して愛して死ぬまで骨まで赤の他人を
好きになった自分の心をというのが誰にというわけでなくまさに自分自身に向けて刺す
鋭利な刃物だぐさっうわぁ抜くな抜くと血が出て死ぬうぅ

終わり


153 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/05(火) 08:24:55 ID:S56ngDcg
「出血」(inspired by 「愛」まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk )1/2

ぼくはつまり胸に刺さったナイフをこらえきれずに引き抜いた

ずいぶんと長いこと刺さっていたのじゃない?
いまの年齢のほぼ1/3の年月
それがまだ引き抜けるなんてさあ
うそみたい
ナイフはナイフのままで
異物
身体の一部になんかなりゃしない
ひどいうそじゃない?

出血が始まった

けっきょく、あなたのためにこの刃物を胸に刺して歩いています
見てください、この痛みがぼくを男にしてくれているのです
ぼくは耐えることの尊さを知る男です
あなたはそんなぼくのことを尊敬しなければいけませんよ
なぜなら、ぼくがぼくを犠牲に捧げているのはあなたに対してだからです
ぼくが残業漬けで疲れきっていて顔色は青白く不機嫌で
あなたと口をきかないのも あなたのために
ぼくががんばって働いているからです
ぼくはあなたのために休みを取らずに働きます
たとえ、あなたとぼくの生活が虚しく感じられたとしても
あなたの孤独に対する同情などでぼくは
あなたのために闘っているぼくの意志を
わずかたりとも惰弱だと後ろ指さされるようなものにはしないつもりです


154 :2/2 ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/05(火) 08:25:53 ID:S56ngDcg

ある晩、彼女は睡眠薬を飲みすぎた
そのときまでぼくは彼女が薬を飲んでいることを知らなかった
ぼくはぼくがこわくなって、そのうえ卑怯だったから
逃げた

出血が始まった

ぼくは胸の傷を誰彼かまわず見せて回る
見てください、見てください
ぼくは卑怯だ、ね? 卑怯でしょう
そうでしょうそうでしょう
どうかどうかどうか
唾を吐きかけてください、そうすれば
ぼくの卑怯もすこしはあなた方の慰みになるというものですし、
もしかしたら、あなた方はやさしいから
あなた方自身のなかにもぼくのような卑怯さを見出すかもしれない
このような言い草は卑怯なだけでなく、卑屈ですが
しかし、傷の舐めあいはしたくありませんよ、もしも
誰かがぼくにその人の胸の傷を見せようものなら
ぼくはオエッと吐く

ぼくはつまり胸に刺さったナイフをこらえきれずに引き抜いたが、
それはぼくの胸に刺さっていたものではなかった

流れ続ける血を
痛いとも思わずに
おお、出るね出るね
と眺めつづけている

155 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/05(火) 09:00:52 ID:S56ngDcg
「人間きのこ」

資本主義の是非などをいまさら
さらさら問う気はないが、
モテナイやつが金持ちになろうとするのが許せない
なぜなら
おれたちは かっこいい人々 に支配されたがっている
本気のファシストならそのことを知っている
おれたちは美しいものにおれたちを支配する権利を認める
資本主義が完璧でないのは
ブサイクが金もうけすることを許しているからだ
宣伝があこがれを垂れ流す
おれたちに雑誌やドラマのモデルのようになれとそそのかす
おれたちにおれたちを商品とするように仕向ける
幸福にならなければならないと信じ込まされたおれたちはつねに誰かに
買われたがっている
すれちがう女や男や面接官や上司に
ふとした瞬間にガラスに映る自分に
次はおれたちが資本主義を買う番だ
金持ちたちの面をさらせ
ネットに流せ
ブサイクの財産を没収し
その金で全国民を整形しろ
美しいおれたちが美しい資本主義を造るのだ
美しい国民が美しい国を造るのだ

156 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/06(水) 07:31:16 ID:eCxbj50i
「笑っているつもりで泣いているあなたよ」

人間を許す
ことはできなくても
許せる
ということだけは
忘れないでください

どうか

あなたを泣かせた人間にことさら
あなたのみじめさで仕返しをしようとしないでください
自分の息でみじめさをふくらませたりしないで
みじめであるからといって
みにくくなる必要は
ない

痛みは答えではなく
傷の在り処を教える信号でしかないように
幸せになることそのものが
ぼくたちの目標ではなかった

幸せではないことを恥のように隠さないでください
ぼくたちには
必ず幸せにならなければいけないという義務は
なかったはずです

身体は染まりやすい

生命よ、正しいことをぼくにさせてください
肉体の嘘を見破らせてください

157 : ◆SHIN46tkbs :2006/12/06(水) 12:52:53 ID:LsZOg4SD
ゼッケンさんの詩は僕にパチンッってはまるんだよなー
パズルの隅を見つけた時みたいにパチンッって
あれ?気がついたら僕ゼッケンファン

158 :まんこ将軍 ◆UQRl.WeFEk :2006/12/07(木) 00:43:42 ID:FMK1wKJb
「どこまで話したか忘れたが」

兎に角私が言いたいのは批評は感想文とは違うということである。
元の批評対象を参照しなくても批評自体が読み物として独立し、作品として読めるものが批評とまず定義しよう。
小林秀雄でも吉本隆明でも誰でもいい。本物の批評とは批評対象を肴に最初の数ページは語り始めるものの、
すぐさま批評家のインスピレーションは飛躍を求め、意図的な逸脱を試みて流転していく。
そして流転しながら批評家自身の持論を評論文というフォーマットを借りて語るのである。
つまり詩人が詩というフォーマットの中で自分の感性やら主張などを込めることと構造的には何ら変わりはない。
その意味で作家と批評家というものは同一線上に位置する同じ表現者であり、どっちが上とかどっちが偉いなどという
話ではないことは納得されよう。しかし両者の関係は対等ではあってもお互いが別々の方向を向いているわけではない。
もちろんここで話していることは理想的な関係性のことではあるが、その理想空間においては批評が作家を刺激し、
新たな作品がまた批評家の創作意欲を掻き立てるというフィードバックの健全な現象が起こるのだ。
私がリアルタイムで見てきた例としては中上健次と柄谷行人、吉本隆明との関係性にその理想的な切磋琢磨を見る。
初期の村上春樹と三浦雅士、川本三郎の関係性は裏切られるが90年代以降の春樹やばななは河合隼雄と並走して
いるように見える。もちろん作家と批評家の蜜月という意味ではない。誉めようが批判しようが結果的に両者にとって
刺激的であればそれは有益な関係性なのであろう。そしてそれは読者にとっても有益な娯楽となり得るのである。
(つづくけど今夜はもう飽きた)


159 :山伏:2006/12/07(木) 01:41:51 ID:VJiYcl+q
「 」
…凸が凹に…凹が凸に…
それがあそこにすぽっとハマるときもちいいです。
うーん、
とりあえずテトリスでもやろうかなぁと思いました。


ということで、お久しぶりです。

160 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/07(木) 10:10:14 ID:mSAeFkLJ
よっこいしょぅイチ、ということでね、ゼッケンですが。

>>157
あれ?って。いま初めて気づいたよ、自分の気持ちにって。
それはまるで、ありえない、と思ってた人を好きになってたときのような風情ですね、しんさん。
まさか、ゼッケンのファンになろうとはね、

あ り え ま せ ん で し た か ?

いいんですけどね。ええ。

>>158
兎に角私も言いたいのは批評は感想文とは違うということである。
で、まんこ将軍が定義づけたそれはまさに感想文のことであって、
それでいいじゃないかと思う。
感想文という言葉にどうも小学生の宿題というようなイメージがあるせいかもしれないけど、
将軍の感想文の方が対象の作品よりおもしろいことを見れば、確立されたジャンルであることが分かるわけで。

>>159
おひさしゅうございます。テトリスというのもなつかしいけど。

161 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/07(木) 10:18:00 ID:mSAeFkLJ
「商店街」

今朝の雨が
昼になり、風が
吹き始め
気温はぐんと下がった

凍りついた旗が
つよく吹いた風にあおられ
氷のうすい破片らが遅れて飛ぶ

つめたいしずくを頬に受け

ぼくらはきゃあきゃあ騒いだ

162 : ◆SHIN46tkbs :2006/12/07(木) 20:42:27 ID:5LBEwOKY
>>160
いややわー
マイナスに受け取らないでくださいよ
そんなニュアンスな表現でしたけど黒い意味なんてありませんよー
素直に好きよと思っただけですよ
もうー、そこまでいわんとわからないとか?(*^.^*)

いい機会だから他の詩人さんにも告白しに行こうかしら

163 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/08(金) 02:17:05 ID:tFP5TBTl
>>162
ごめん。照れ隠しです。

164 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/18(月) 03:48:00 ID:+gUbGDh1
「ホワイトアフリカ」1/2

ガリレアン・ムーンズが
火星を母港とする太陽系艦隊に宣戦を布告した年、きみは
砂漠と海が接するスラムで市長に恋をしていた
彼女の赤い唇を透けて見える牙を思い浮かべながら射精し、
しみったらしく最後のおこぼれにあずかろうと
腰をさらにはげしく振る女をきみは
身体の上から突き飛ばして立ち上がった きゃ、
と悲鳴を上げて床にまで転がり落ちた女の身体をまたぐとき
きみのまだ勢いを失わないペニスが左右の腿を叩いた
壁をくりぬいた窓 切り抜かれた蒼穹
炎のすじをひいて落下する戦艦の残骸

海へ

どちら側だろうか? と、きみは考え
両方かな? と、きみはつぶやく

165 :2/2 ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/18(月) 03:48:36 ID:+gUbGDh1
水平線近くで水柱があがった
資源を使い果たした地球の産業は人間だけだった
火星や衛星育ちに比べると地球育ちは筋力が格段にすぐれていたし、
それになにしろ安かった
ほうっておいても増えた
地球という環境はいまだ人間にとって母なる大地というわけだった
たっぷり10秒後、雷鳴のような音が空気を震わせる
市長は家を飛び出したにちがいない
自分も港に向かうべく振り返ったきみの左目の下を
女のはだかのこぶしが叩いた
イタイナ、ナンデスカモウ
きみは仁王立ちしている女の肩を両腕の中に抱え込み、
女の唇に唇をあわせる
身動きできない女は唯一自由になる舌をせいいっぱいきみの奥に届かせようとし、
きみの粘膜に自分の感情をこすりつける
記憶をすりこもうとする
わたしを憶えてね
好きなんだから

市長は革の翼を拡げ、市長は人と竜の二重存在であった、
市長はきみの肩を掴んで大空に舞い上がる
熱い金属の塊を呑み、沸騰する海の上を
きみは
これからすぐに飛ぶ
ゴーグルなしでは眼球に亀裂が入るような青い青い空を飛ぶ

166 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/19(火) 10:07:21 ID:7ymM/phy
「コンドーム売りの少女」1/2

きみはクリスマスの夜、街角に立ってコンドームを売っている
かごいっぱいのtrojan
ゴムはいりませんか?
性病予防にゴムはいりませんか?
ピルは妊娠しないけど、病気はうつりますよ
STOP THE AIDS!
人々はきみなどいても見えないというふうに
きみの前を素知らぬ顔で足早に通り過ぎる

クリスマスぐらい、生でやらせろや!

きみは不意にぐったりとなり、逃げ込むように脇の路地に入った
窓があり、その向こうには明るい家族計画の産物である家庭
きみとおなじぐらいの背丈と思われる女の子が
ぴかぴか光る飾りつけの下でプレゼントの包装を不器用に破っている
それをにこにこしながら見つめる父親と母親
オレが、ときみは考えた
オレがオスとなるとき、こいつらは破滅するだろう

親方はきみのまだこれから発達する芽を指先でつまみ、
ぎゅうとひねる きみはそのたびに
ぎゃっあ、とのけぞってうすい腹をひきつらせる
親方の根がぷるぷるとふるえて喜ぶ
親方はこのようにしてきみの芽を毎日可愛がるので
やがてきみの芽はつよく太くなり、ふしくれだった親方の根のようになり、オスになる、と
親方は言った 
しかし、本当はきみは知っている 
きみはきみの身体がきみの母親のようになることを
そしてきみは本当はきみの母親のように親方にされたいということを

167 :2/2 ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/19(火) 10:08:21 ID:7ymM/phy
そしてそれはすぐにそうなるのよ
親方の表情が無くなり、きみはふるえあがった
メスの子はやはりメスだってわけですか
親方はゆっくりと根を起ち上がらせる
世界は不潔なメスばかりだ
STOP THE AIDS!

出血が続いていた
きみは下腹部を押さえ、路地にしゃがみこんだ
きみは長く生きることはない
積雪に血のしみが点々とつき、もはや母親のようにメスになる時間はない
きみはコンドームの袋をひとつ破って中身を取り出し、
がたがたふるえる固く握った手のひらに薄い膜を被せる
肩の筋肉がむくむくと膨れ上がり、ガラス窓にゴムつきのそれをたたきつける
STOP THE AIDS!, OR FUCK-UP YOUR LIFE
貫き
粉々になった破片がぴかり、と光った
きみは明るい家族計画の内部に身を乗り出して叫ぶ
ただいまぁ!

お父さん、お母さん、あんたがたはその空洞の目をした人形を自分の子にしようとしたけど、そうはいかないのよ
本当の子であるワタシが帰ってきたんですもの!

きみはピカピカ光る飾りつけのされたツリーの下で人形を壊し始める
父親と母親はそうだね、そうはいかないわねとマネキンになる
首がもぎれて落ちる
てっぺんの星がピカピカ光る

168 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/19(火) 23:26:02 ID:7ymM/phy
「花が散る」

コップの中に咲いた花
ごくごくと飲んだ
ぱちりと散った

169 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/19(火) 23:27:34 ID:7ymM/phy
「ザリガニ」

どこかへんな人を好きになるのだけど
つごうのわるさをザリガニのふりして切り抜けようとするきみが好きだよ
でも、わたしザリガニだから、そんなむずかしい話はわかりません


170 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/19(火) 23:28:18 ID:7ymM/phy
「雪の日」

雪が降り始めました
きみはぼくのことを知らないままです
雪の日

171 :メカニズム ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/20(水) 07:21:11 ID:iEi8kNp6
「メカニズム」

道徳的な 人間 と
人間 的 な 人間
が この世にはいる 
わけだが おれは
道徳的な人間
である 

ゆえに
おれ自身が幸福になるより大事なことがなにかを知っている
幸福になるべき人を幸福にする
したがって
おれは
ばかを幸福にしない 
ばかが直らないからだ
友だちのいない人間は甘えているからだめだ
恋をしない人間もしかり
勝ち負けではかる国民を掃いて捨てろ
彼らには幸福だけでは不十分なのだし
他人の不幸を投げ与えておくほうが効率がよい

172 :メカニズム ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/20(水) 07:22:02 ID:iEi8kNp6
幸せそうに笑える人は
幸せになって下さい
幸福を分け与えることのできる人は
幸せになって下さい

173 :メカニズム ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/20(水) 07:22:49 ID:iEi8kNp6

おれの道徳は幸福の効率を計算する


174 :メカニズム ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/20(水) 07:23:38 ID:iEi8kNp6
自らをすすんで茨の道に歩ませるのは
下劣な品性のなせるところである
下劣者たちは挑戦し、挑発する しかし、
幸福になるべき人はたやすく幸福になることを恥じないでください

幸福のやわらかな足音が
下劣なおれたちをやさしく踏んで窒息させてくれる どうか、
ちいさな牙を生やした口で喚きちらすちいさな群れを踏み潰して
足音は真っ赤な地平線の陽炎へと溶け込んでゆく

175 :メカニズム ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/20(水) 07:24:58 ID:iEi8kNp6
あなたの幸福が
金持ちになることなら金持ちになってください
有名人になることなら有名になってください
詩でも音楽でも映画でも好きなことを好きなように
権力を求めてください
永遠であってもなくてもかまいません
家族をつくってください
幸福になるべき人よ


176 :メカニズム ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/20(水) 07:50:51 ID:iEi8kNp6

とんぼの行き交うすすきの原を午後の日差しがやわらかく染めていた
あのときとおなじ日差しの公園のベンチに
道徳的なおれは座っている
団地の家族たちではなく
おれは彼らの肩や背中に当たってはね返る金色の粒子の行く末に
目を細めている



177 :メカニズム ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/20(水) 07:51:30 ID:iEi8kNp6
きみは幸福になるべき人間だろうか?
きみはそのことについて考えたことがあるだろうか?
よく考えたまえ
きみのその幸福ははたして
幸福と呼ばれるものなのか?
欲しているのは勝利ではないのか

178 :メカニズム ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/20(水) 07:52:09 ID:iEi8kNp6
ならばきみは道をあけたまえ
幸福になるべき人を先に行かせたまえ
きみにとってどこで勝利しようとおなじことだ
幸福になる必要のない人間だ 
執着は断てる
あらゆる産業がきみに快楽を提供するだろう
きみはきみの人生を楽しみたまえ
幸福とは別の地点に立つ人間よ

179 :メカニズム ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/20(水) 07:56:03 ID:iEi8kNp6
おれはまっさらな道徳
計算用紙の清潔さだ
成長する結晶の花弁
たたきつぶす拳

180 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 02:23:51 ID:MbMgiL7I
自堕落 臆病 鈍重
なにごともまともにひとつとしてできやしないおれは
時間が生活に密着していない独善家なわけだが
きみたちはそんなおれの口から出る言葉はすべて無価値だと決め付けるというのかね
なにひとつ聞いちゃいないくせに
そのような態度はきみたち自身を独善に引き込みゃしないかね
きみたちはそう思わないのかね?
すこしでもそう思うのならば聞きたまえ
おれはきみたちのその甘さに存分につけ込むとしよう


181 :善! ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 02:24:55 ID:MbMgiL7I
<善!>

サンローラン通りには
口調のおかしい若い中毒のこじきがたっぷりいて
なかでもアジア人のこじきのきたならしさときたら
殺意を催させるのにじゅうぶんすぎる
カフェの中にまで入ってきて 腹が立つのは
白人の美人を選んで足元に跪いたことだ
助けてくれと懇願した
するとだ、イタリアのすけべがこじきの肩を抱えて助け起こし

いったいなにが起こったんだ!?
おまえにいったいなにが起こったというんだ!
誰かおれに教えてくれ、彼になにが起こったのかを!

イタリアはこじきの肩に親密そうに腕を回す、カフェから外に連れ出す
こじきはおどおどした視線を四方に向ける
ばか、おれを見るな
おれは目を伏せた

カフェの窓の外では
店内の全員から見える場所を選んでイタリアが
仲間の黒人といっしょにアジアのこじきをはさんで熱心に語りかけている
こじきは俯いている


182 :善! ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 02:25:32 ID:MbMgiL7I
イタリアは店の中に戻ってくると
白人の美人のそばにまっすぐに寄った
こじきは煙草を与えられ、黒人の横で背中を丸め、しゃがみ込んで喫っている
不快な思いをしただろうが、彼をゆるしてやってほしい
おれは今日初めてあの男を見たのだが、もう二度とあんな真似はさせない
もう二度と貴女にあのようなおそろしい思いはさせないと誓う
あのような哀れな人間を救うのが人間としてのおれの使命だと思っている
貴女の美しさがおれに使命を果たす勇気を与えてくれた
イタリアは美人に頭を深く下げると、店の外に出た
それから間にこじきをはさんで仲間の黒人といっしょに歩き出す
こじきは極端な内股でうまく歩けないようだった
イタリアはよろよろするこじきの肩に革の手袋をはめた手を回し、
耳元に口を寄せ、なにごとかをささやきかけている
こじきはこくりと頷く
弱い足をひきずるようにして歩く
黒人は無表情だった
おれはおそろしいと思った

夜、あぶれたらしい娼婦がおれに
I love you と言うと同時に放屁した
上と下からいっしょに空気を出す
器用で下品だった
おれは上品な女が好きだ
裸にしたくなるからだ
下品な娼婦はあの場所がくさい
あの匂いがおれの身体の一部にうつることを考えるとおぞましい気持ちになる


183 :善! ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 02:26:38 ID:MbMgiL7I
あなたはどこに住んでいますか?
あなたは家に帰るお金を持っていますか?
わたしはあなたに5ドルを与えます
すみません、さようなら、おやすみなさい

娼婦はおれの手から5ドル札を受け取らず、あなたは本当にいい人
忘れないわ
と言って立ち去った


184 :善! ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 02:27:34 ID:MbMgiL7I
あそこがくさそうな売春婦でも自尊心は守りたいそうです


185 :善! ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 02:44:22 ID:MbMgiL7I
おれは気分がよくなるのを感じた


186 :善! ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 02:45:31 ID:MbMgiL7I
このキスはないしょだ
モントリオールは川の全長50キロメートル以上ある中州の上に建てられた街で
おれは南岸のオールドポートの近くにある川べりのベンチで女にくちづけした
このキスは彼にないしょだ

分け与えることができるものが善だ
分かち合えなければ悪だ
こじきやイタリアは悪だ
娼婦の自尊心は悪だ
ベンチは悪だ
いまやおれはきみたちに分かち合われている
おれは善だ

足の弱いこじきを一日中歩かせてから
イタリアはこじきの脇の下を細いナイフで刺し、
冬の川に突き落とした

187 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 09:25:52 ID:MbMgiL7I
「交差」

わたしにハンマーをちょうだい
なんて顔をしてるんだい、ひどい目にあったのかい?

わたしに殴り殺されるのは、あなた、いやかしら?

もうだいじょうぶ。ぼくが守ってあげよう
ねえ、わたしにハンマーをちょうだい!

188 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 09:44:15 ID:MbMgiL7I
つまり、言葉って第六感だよね。

189 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/21(木) 10:20:53 ID:MbMgiL7I
はいやさあ、ほいやさあ。ゼッケンですぅ。

はいやさあとほいやさあの間にてんを打つかどうかですげー迷った。

はいやさあ ほいやさあ

はいやさあ、ほいやさあ

てんを打ったほうが速いような気がする。

190 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/22(金) 04:26:13 ID:DQ9B/Szy
「ベジタブリズム」

どうしてぼくらは生きているのですか?
問いかけは夕陽に
涙は月に
答えは朝日の中に

どうしてぼくらは生きているのですか?
生かされていると感じることがある
ぼくを生かしている生命を裏切るのはこわいことだ
生命はぼくを圧倒している

太陽よ!
太陽よ!
太陽よ!
なんて原始的なんだ、ぼくらは

問いかけは夕陽に
祈りは月に
答えは朝日の中に
ぼくらは熱を発散する

191 :精神病棟:2006/12/22(金) 13:53:03 ID:Ul8tmL7D
幸せって何なのと、問いかける
彼女は体を売っている 人をののしり 地獄の気分へと突き落とす
関わりたくない これが本音
刺激が欲しいって思っちゃいたけど まるでこれじゃあ悪夢の中
ヒステリーな声と罵声 はやく死んで欲しい
誰からも必要とされない  生きていて何の意味がある
彼女を早く 檻のなかへ閉じ込めて
これじゃあ どっちみち 地獄絵図
彼女さえ居なければ平穏なのに
彼女さえ居なければ 幸せなのに
こんなに存在さえも疎まれて 彼女誰の心にも残っちゃいない

192 :19 ◆gwnULb/9mw :2006/12/22(金) 13:59:20 ID:QSra549L
はみ出てるよ

193 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/30(土) 03:20:50 ID:rWgo4k39
「あなたが幸運でありますように」1/2

クリスマス前日の昼、することがないおれは
部屋のソファに寝そべってテレビを見ていた
CNNでは毎年恒例の「今年の戦争」をやっている
あいかわらずアメリカの軍隊は金持ちの尻拭いばかりやらされている
アフガニスタンではムジャヒディンたちによる群雄割拠が続き、
イラクの内戦はイスラム内宗教戦争に発展した
現地からの中継に切り替わる
マイクを持ったきみが画面に映っている
バグダッドは
たいへん危険!
迷彩模様のヘルメットをかぶらされたきみはたいへん滑稽だった
な状況です、爆弾
背後で爆発音、交差する銃声
きみは道路にはいつくばり、必死に両手で頭を庇う
ヘルメットよりも自分の手のひらの方が信頼できるというふうに

194 :2/2 ◆ZkkenDgUE6 :2006/12/30(土) 03:21:44 ID:rWgo4k39
もういやだ、帰りたい
はらわたを飛び出させたカメラマンは最後にそう言い、血の泡を吐いて死んだ
きみは地面にころがったテレビカメラに這ってにじり寄り、レンズに向かって両腕を伸ばした

助けてよ! お願い、見てるんでしょ!? 助けて

ポケットの携帯電話が鳴った。きみは電話に出る
もしもし? 急にCMに変わったけど大丈夫?
大丈夫じゃないわよ、死にそうよ!
じゃあ、まだ死んではいないんだね
でももう、死にそうなのよ
死ぬまで待たずにその前に帰っておいでよ
帰れないのよ!
帰れるように祈ってるよ
祈ってるだけなの!?
祈りが届いていたらそろそろ海兵隊が助けに来てくれる。中東軍司令部にメールしたから
あなたはいつも他人まかせだけど、ありがとう
幸運を。メリークリスマス
あなたも。メリークリスマス

おれはオーブンの中の七面鳥の様子を見にキッチンに行く
きみが幸運を祈ってくれてもくれなくても、七面鳥はオーブンの中で勝手に焼ける
おれが七面鳥をオーブンから取り出すことを忘れないように祈っていてくれ
おれはすることがない
することがないクリスマスイブの日の昼間

195 :ゼッケン ◆ZkkenDgUE6 :2007/01/08(月) 09:37:19 ID:s1RPC38o
「光差す」

下水溝のどん底でひょっこり出会った芽
肉体肉体した沈殿をかきまわして
駆け上がれ、空へ

196 :名前はいらない:2007/01/09(火) 02:01:34 ID:lhqNZ7Hl
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/poem/1151726670/498n-

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