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【風景】写真のような詩を書いて【人物】

1 :rough:2006/11/02(木) 18:05:46 ID:gdW1rdMb
風景が浮かぶような詩、何処か懐かしい詩を聞かせて。
下手でも良いから楽しんで書いて欲しいです。
読んだら感想返すかも。

荒らしや煽りはスルーしましょう。



2 :rough:2006/11/02(木) 18:18:13 ID:gdW1rdMb
祖父が死に 物を片付けた
天袋に書類を入れる
ふと手に触れた 錆びた銀の箱
ざりりと開けて溢れる紙
褪せて赤びた写真に写る
美しい祖母 強い祖父
過去の時間を閉じ込めた 
祖父が生きていたその証
私の知らない祖父が笑い、
私の祖父に時を向かう

(↑風景は浮かばないけど、こんなもんで良いから書いて。
  色んな人の詩が聞きたい)

3 : ◆CeJ6D/I4qE :2006/11/02(木) 18:25:34 ID:z6Ms6q48
良いスレかもな。

できたら何か書くよ

4 :rough:2006/11/02(木) 18:33:04 ID:gdW1rdMb
3>わ、有り難う嬉しいです。是非書いて欲しい^^

5 : ◆CeJ6D/I4qE :2006/11/02(木) 19:05:13 ID:z6Ms6q48
東の空がぼんやりと赤く染まる
世界はまだ寝ているようで
カラスが不満げに鳴いていた

小さく幼い緑葉を付けた一本の木が
渇いた風に流される

映像の断片達が
陽光を受けて輝く雪のように
キラキラと私に舞い降りた

それらは幼き日々のようで
自らが作りだした黒い夢のようでもあった


世界はまだ眠っている
私は薄暗い中を一人歩いた

6 :rough:2006/11/02(木) 19:20:29 ID:gdW1rdMb
おぉ〜!良い感じ、好きですこういうの^^
風景も浮かぶし、カラスの声まで聞こえそう。綺麗。
>それらは幼き日々のようで
>自らが作りだした黒い夢のようでもあった
この表現、何か分かる気がする。良い表現ですね。
>世界はまだ眠っている
>私は薄暗い中を一人歩いた
こういう終わり方も好き。朝方の静かな空気と、何かが始まりそうな
予感があります。こういう詩好きです。

ホントに書いてくれて有り難う〜!^^


7 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/03(金) 00:54:34 ID:LFxMCBQe
「麦畑」

景観は彼方
産み終えた穀物の青煙
碁盤に並ぶ雲
風が凪に撫で四次元とした
農民は影になり白い息を吐く
草集めを止め西の空に黄昏
空腹と眠さを抱えて
春の背中を探す

8 :名前はいらない:2006/11/03(金) 01:15:40 ID:VweiuqGM


16時03分。


窓から見える太陽は碧と紫の間で蜜柑色に輝いている。
何にも染められず自分の色を放つアナタに私は今日も恋がれている。

きっといつまでもこの恋が終ることはないだろう。




9 :rough:2006/11/03(金) 01:45:29 ID:OkIi2gtq
うわ、眼を離したすきに書き込まれてる^^じゃあ感想しちゃいましょうw

7>静かで雰囲気のある詩ですね・・・生きる強さみたいなのを感じます。
簡潔な言葉のなかに風景が刻まれていて素敵です。何処となくゴッホの絵画を彷彿とさせます^^
>農民は影になり白い息を吐く
というところや、
>空腹と眠さを抱えて
>春の背中を探す
という辺りが寂しげなんだけど力強くて良いvv「麦畑」という題名も懐かしくてGOOD!です^^

8>短いんだけど風景がぎゅっと篭っていますね!暖かく透き通った感じがしますよ。
空の色の描写や太陽の色が綺麗です、眼に浮かぶ。時間もぴったりでリアル感があります^^
染まった空の色と染まらない「アナタ」の対比も良いですねvv
>きっといつまでもこの恋が終ることはないだろう。
こういう切ない感じで締めるの私好きです。切なさも含めて風景、思い出って感じで。

皆さん素敵な詩を書かれますねvv読んでて純粋に楽しいです^^



10 :あばらや ◆61ynRipd12 :2006/11/03(金) 23:24:40 ID:YBlN9xy8
「撮影会:昼の部」

三つ編み弾んで風切り羽 白の少女が駆けていく
むぎわら サンダル ワンピース 蒼天直下の超特急
夏の日差しのアスファルト 笑顔かろやかに蹴飛ばして
急ブレーキの三叉路で 近所の街並み消え失せた

右手の道は底知れぬ水面 虹の遊園地が左手に
一心なんの迷い無く ハナ歌まじりで水しぶき

ブクブクブク…
 
アタイはしがないテーブル珊瑚さ いつも何かに押し潰されて
そうして死ぬまでこうべを垂れて 仄暗い海礁にへばりつく
 
ある日人の子やって来て アタイにちょこんと腰掛けた
熱帯魚ども皆浮かれやがって その子のまわりで躁ダンス
濃厚なプランクトンスープを一啜りすると
やにわにアタイにキスをした 

“ホントはね そんな時期じゃまだ ないんだよ やれやれ”

柔らかなスポットライトが世界を照らし出し 極彩色の花吹雪が舞い上がる
むぎわらを片手で押さえながら少女は すました顔して ピース

「カシャッ」

11 :rough:2006/11/04(土) 23:44:17 ID:2D9zgzlw
お、あばらやさんが書いてくれてる〜♪というわけで感想!^^

何か不思議な雰囲気が漂う詩ですねぇ、ぞっとするような綺麗さがあります。
少女の鮮烈な印象と色彩が交錯して、珊瑚や熱帯魚の色まで浮かびます。
読んでいるとふわりと足が浮くような眩暈がします・・・好きです、こういうの。
私には難しいことは分かりませんが、この詩の持つ雰囲気は独特です。
>柔らかなスポットライトが世界を照らし出し 極彩色の花吹雪が舞い上がる
>むぎわらを片手で押さえながら少女は すました顔して ピース
何処か危うげな美しさがありますね・・・冒頭の四行の少女のイメージとは
少しテイストが違っていて、不思議な感じがします。
全体的に小説を読んでいるときのような別世界感がありました。

最後の「カシャッ」が良いですね・・・ぴしっと終わった感じがしますし、
絵画として切り取られたような感じがします。撮影会という題名も良いです。

素敵な詩を有り難うございました^^読んでいて楽しかったです。


12 : ◆L4LyBSss3w :2006/11/05(日) 00:03:58 ID:OPT+3wo7
【Deja vu】

灰汁色の錆止め塗料が剥げ掛かった街灯に触れる
掌をざりん、と引っ掻く赤錆びの棘
鼻腔のいちばん奥が冷えるような鉄のにおい

懐かしさは、世界に属さない。

朽ちながら頑と立ち続ける鉄柱の確かさに
きし、きしと耳障りな音を上げて歪むちいさな現実
自分の指のかたちに突然吐き気を催して

違和感は、世界に属さない。

了解しなければいけない
ごつごつした未知さえも丸呑みに
断裂を押さえ込む防衛機制


灰汁色の錆止め塗料が剥げ掛かった街灯に触れる
掌を撫でる痛みに、何処かで触れた気がする

刹那の嘔吐感は噛み殺したままに。


13 :rough:2006/11/05(日) 00:35:44 ID:v+CYrGfV
新たな詩の書き込み発見^^感想いきますねー♪

読んでいて、何だかこちらもデジャヴを感じた気がしました。
全体的に孤独の匂いが漂っていますが、寒々しさが逆に気持ち良かったです^^
>掌をざりん、と引っ掻く赤錆びの棘
>鼻腔のいちばん奥が冷えるような鉄のにおい
これ、この表現よく分かります。「赤錆の棘」という表現がピッタリ!
「鼻腔のいちばん奥が冷えるような」というのも頷けます、的確で上手ですね。
>朽ちながら頑と立ち続ける鉄柱の確かさに
>きし、きしと耳障りな音を上げて歪むちいさな現実
錆びた鉄柱と現実の逆対比が良い感じです。本当に錆びているのは現実で、鉄柱は確かに立っている、という感じが面白い発想ですね。
>自分の指のかたちに突然吐き気を催して
これも私は経験があります、奇妙な感覚ですよね^^よくこれを詩にしたなぁと思います。
センス良いと思いますよ、それにアナタの表現は的確ですんなり頭に入ってくる。
後半部分も静かにまとめられていて雰囲気があります。デジャヴというタイトルに合ってる。
刹那に感じる、違和感と懐かしさ。ありますよね、それを上手く言葉にしています。

読んでいる私まで鉄の匂いを嗅いだ気がしました。
素敵な詩を有り難うございます^^

14 :しん ◆SHIN46tkbs :2006/11/05(日) 00:44:42 ID:SNim+wE6
>>9
ありがとね

15 :あばらや ◆61ynRipd12 :2006/11/05(日) 10:17:38 ID:2cwVkgtM
>>11
おう、感想テンキュー フォーユー
誰かが書いてたけど、視点を変えてしまうと詩じゃ無くなるんだそうな
それで小説っぽく感じるんだろうね
 
そんなことよりサマー一家から目が離せませんっ!!


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